- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > >
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- Q2531 相談者 ニックネーム:z 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
-
炎症後色素沈着を早く治したいんですけど皮膚科に塗り薬や内服薬などは、あるんですか?
- A2531 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
ビタミンC、レチノール、ハイドロキノンなどの外用薬があります。
診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ないので、どうぞ美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
- Q2532 相談者 ニックネーム:1歳7ヶ月男児ママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
-
90度のお湯の入った水筒500ミリを被り、1歳7ヶ月男児が火傷しました。水で2.3分冷やしましたが、右頬と右たぶ、右上腕前面と右腋窩、右腋窩上部の胸部に水泡と一部水泡がやぶれて、表皮剥離部は赤い色になっていました。浅達性2度熱傷で小児10パーセントと診断あり10日間入院しました。毎日生食で洗浄し、頬と右上腕と右腋窩と右胸部の傷にフィブラストスプレー噴霧し、周囲にはプロペト塗布し、デュオアクティブET貼付しました。最初の3.4日は浸出液も多く、1日2回張り替えていましたが、4日目からは1日1回、同上処置を繰り返し10日後、右頬と右上腕、右腋窩上部胸部も上皮化していたため、フリーとしました。右腋窩だけ、浸出液はありませんがまだ白っぽくふやけていたため、デュオアクティブET貼付したまま退院となりました。本日14日目には右腋窩も白っぽいふやけなく上皮化しておりフリーとなりました。退院処方はプロペトで1日2回塗布、日焼け止めクリームを塗るようにとなっています。主治医からは、茶色い色素沈着や肥厚性瘢痕は残らないが色素脱失は起こるだろう。そして、色素脱失は予防も治療もないといわれました。そこで質問ですが、ネットで調べたのですが色素脱失は皮膚の細胞が壊されたことによりメラニンが作られないために起こるのでしょうか?色素沈着にはバイオイルやエンビロンなどビタミンAやE、Cなどの美白化粧品が効果あると言われていますが、色素脱失は何も予防法や改善法はありませんか?日焼け止めと、上記バイオイルやエンビロンを塗布しようと思っていますが、病院でもらったプロペトのような油脂性軟膏の方が傷跡を綺麗にするのにはよろしいのでしょうか?上腕は肥厚性瘢痕になりやすいと書いてあったのですが、たまに掻いてしまうため、保護のためにシリコンジェルシートは貼っても大丈夫ですか?1日2回保湿剤塗布なのでお風呂上がり保湿剤塗布して、貼付して、朝起きてまた1度剥がして保湿剤塗布して貼付すると刺激にはなりませんか?
- A2532 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
熱傷治癒後の肌に心がけていただきたいのは、保湿と紫外線対策です。
保湿と紫外線対策が出来るなら、材料は何を使っても構いません。
色素沈着はメラニン色素が過剰に産生されたかメラニン色素が真皮層に沈着したために、色素脱失は表皮基底層に存在するメラニン細胞が外傷によって損傷・脱失したために起こります。
プロペトもバイオイルも保湿を目的として塗布するのですが、質感は全く異なるので、生活習慣に合わせて使い易い方をお使いになればよろしいでしょう。
エンビロンはレチノール誘導体を含有するので、熱傷後の特殊な状況とはいえ必要もないでしょうし、幼小児の肌への使用はお勧めしません。
いずれの部位も2週間以内に上皮化が完了しているので肥厚性瘢痕になる可能性は低いと予測しますが、ご自身での掻把を防ぐ目的のためにシリコンジェルシートを使っても問題はありません。
シリコンジェルシートだけでも保湿になるので保湿剤塗布は必要ありませんが、むしろ汗によるかぶれに気を付けてください。
ケアの如何にかかわらず一時的に炎症後の色素沈着が起きることも少なくないのですが、恒久的な色素沈着を防ぐため紫外線対策をしてください。
色素沈着が起きた際、主治医に相談のうえビタミンCなどの美白化粧品をお使いいただいても構いません。
色素脱失が起きても、周辺からメラニン細胞やメラニン色素が入り込んで色素脱失斑が小さくなる可能性がありますし、毛穴に一致した部位のメラニン細胞から色素が供給されていくこともあります。
熱傷は上皮化して治療が終了するのではなく、不便なく生活が出来て、瘢痕や色素沈着・色素脱失などが気にならなくなるまでが一連の治療なのですから、熱傷治療の初期段階から上皮化後を見据えて治療を計画する必要があるので可能な限り専門医にかかることをお勧めするのです。
もちろん今おかかりになっている病院の担当医で構わないのですが、信頼できるとお感じになる医師を主治医として、定期的に経過を診て貰い、気になることは全て主治医にご確認いただき、主治医と二人三脚で気長に治療を続けてください。
- Q2533 相談者 ニックネーム:よしだ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
-
2週間前に仕事中、中指を深めに切りました。直ぐに病院に行き、外科の先生に見てもらい血管も切れてるとのことで部分麻酔で縫合手術しました。
それから1週間後に抜糸をしテーピングで止めている状態でした。
それからまた1週間後の昨日に病院に行った際、まったく傷口がくっついていないのに、くっついてると言われ、付けていたテーピングやガーゼ全てとられ、なにもない状態で帰ってきました。
傷口が開いていたので菌が入るかもと思い、手を清潔にした後直ぐに市販で売ってるガーゼの絆創膏を貼ったのですが、違う病院に行った方がいいでしょうか??
- A2533 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「まったく傷口がくっついていない」ように見えているのに「外科の先生」に「くっついてると言われ、付けていたテーピングやガーゼ全てとられ」たとすれば、まるでアカギレのように、真皮層あるいは表皮深層までは創閉鎖が完了しており、角質層から表皮全層が閉鎖されていないということなのでしょう。
日常生活で創縁が引っかかると痛みもあるでしょうから、「市販で売ってるガーゼの絆創膏を貼っ」た対処は正しかったと考えます。
診察をしなければ創状態の詳細が把握できないので、具体的なアドバイスが出来ません。
おかかりになっている病院の次の診察まで創縁が引っかからないように気を付けて保湿をしておけば問題ない可能性が高いのですが、ご心配ならば形成外科など「違う病院」におかかり頂いてもよいでしょう。
- Q2534 相談者 ニックネーム:kyoko 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
-
先日形成外科で鼻の下の傷跡修正手術を行い三日前に抜糸しました。
その後のケアとして朝晩のバイオイルを進められたのですがテーピングはしなくていいと言われました。
抜糸後はテーピングだと思っていたので不安です。ケアはバイオイルのみで平気でしょうか?
- A2534 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
治療を受ける患者さんはもちろん治療を担当する形成外科医も、瘢痕を目立たなくするという目的を達成するための様々な手段を検討のうえ、最適な方法として瘢痕形成術を選択するのです。
つまり、瘢痕形成術を施術する形成外科医は、手術をして治療が終了と考えているわけではありません。
抜糸をした時点から、瘢痕を目立たなくするための治療が始まっているのです。
「朝晩のバイオイルを勧められ」、「テーピングはしなくていい」と指導があったなら、「鼻の下」の瘢痕に外力がかかる状態ではないので、保湿だけで構わないということなのでしょう。
あなたの「形成外科」主治医があなたの術後の状態を診て判断しているので、指示通りで構わないと考えます。
良く動く部位の「傷跡修正手術」の場合、「抜糸」後に瘢痕の安静を保つため「テーピング」が指示されることがありますが、診察なしの一般論は、あなたにとって必要ないはずです。
- Q2535 相談者 ニックネーム:とと 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
-
一年前、妊娠5ヶ月の状態で、開腹による卵巣嚢腫の摘出手術を受け、臍を中心に縦に15センチほど切開しました。
傷は術後一ヶ月程度でふさがり、その後、経膣分娩により出産を終えています。
妊娠が進み、腹部の膨らみにあわせ手術の傷跡も一時的に大きくなりましたが、産後、4ヶ月ほどでもとの傷跡程度の大きさに縮み、現在は若干周りの皮膚を引っ張っているような状態です。
妊娠中、傷がふさがってからは特に痛みは感じていなかったのですが、産後数日後から、傷の内部にチクチクうずくような痛みを感じるようになりました。
産院(手術を受けた病院ではない)に相談したところ、子宮収縮に伴う神経の修復による痛みではないか、とのことで様子を見るよう言われたのですが、今のところ痛みが治まる様子が無いので、再度受診するべきか悩んでいます。
痛みは腹部に力の入る動きをした後に起る事が多く、思わず動きを止めてお腹を押えたくなる程度です。しばらく横になれれば痛みは消えていきます。
- A2535 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
腹壁瘢痕の拘縮が原因で「痛みを感じる」ことはありますが、「思わず動きを止めてお腹を押えたくなる」ほど強い「痛み」であったり「しばらく横に」ならなければ「消え」ないくらい「痛み」が継続したりすることは多くありません。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは、腹腔内の痛みなのか腹壁瘢痕に原因する痛みなのか判断が出来ません。
先ずは形成外科を受診して、腹壁瘢痕の診察をしてもらってください。
腹膜の牽引痛などであれば、何らかの治療をするか経過を診るか婦人科の診察・診断が必要になるでしょうから、手術をした婦人科におかかりになるか、形成外科から婦人科を紹介して貰うかなさってください。
- Q2536 相談者 ニックネーム:やすヒーロー 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
-
小さいころ後頭部をぶつけてしまい5円ハゲができてしまいました。
現在まで髪で隠している状態ですが散髪するにも短髪にできず昔から悩んでいました。
短い髪形(坊主など)にしてもハゲの部分が目立たないようにすることは可能でしょうか?
- A2536 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「5円ハゲ」を「目立たないようにする」には、瘢痕形成手術か植毛手術が適応です。
「後頭部」の瘢痕形成術は、瘢痕を切除して一本の線状に縫合した場合、再度、幅の広い禿髪瘢痕が形成されることが少なくないため、皮膚を伸ばすティッシュエキスパンダー埋入などの処置や回転皮弁などの特殊な手技が必要なことが少なくありません。
植毛術は、自身の毛根を採取して移植する自毛植毛手術でなければいけません。
複数の形成外科あるいは自毛植毛専門クリニックで相談して、納得のいく治療を受けてください。
- Q2537 相談者 ニックネーム:リク 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
-
肩の手術をして抜糸する前に退院したんですけど傷口のガーゼがとれてしまって悩んでます
手術してから6日たってますけど他のガーゼなどあてたほうがいいでしょうか?
- A2537 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
一般論としてお答えするならば、縫合糸が衣服に引っかかって痛むなどの症状が無ければ、必ずしも「他のガーゼなど」は必要ないでしょう。
赤み、発赤、疼痛は感染の兆候なので、自覚があれば直ちに受診してください。
- Q2538 相談者 ニックネーム:さくら 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
-
4日前、一歳半になる子どもが5段ほど階段から落ち、おでこの真ん中に階段の角でぶつけたであろう傷ができました。
幸い、割れるような傷ではなかったのですが、強く打ち、打傷というのでしょうか…スパッと擦り傷ができてしまいました。
すぐにワセリンを塗ってラップで蓋をしたので、傷口は塞がったのですが、しっかり3センチほど、傷跡が赤黒く残ってしまっています。
近くの皮膚科では取り合って貰えず、処置がありませんでした。
ただ、少しの引っ掻き傷や、瘡蓋も全て跡になってしまっていて、親の私もそうなので…跡になりやすいタイプだと思っています。
今後どのような対応をしていけばいいのでしょうか、、
それと、傷の治癒にもとかいてありますが、ヒルドイド軟膏は効果ありますか?
- A2538 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「少しの引っ掻き傷や、瘡蓋も全て跡になってしまって」いる状態が、どの程度の外傷なのか、残っている「跡」が色素沈着なのか、肥厚性瘢痕なのか、ケロイドなのか、それ以外の状態なのか、情報が少ないので判断が出来ません。
また、まだ「一歳半」ならばいずれの外傷も1年半以上経過していないわけですから、長期的な経過の参考にはなりません。
受傷したのが「割れるような傷では」なく「擦り傷」で、受傷後「4日」で上皮化が既に完了しているなら、今後3か月から6か月程度の期間、保湿と紫外線対策に努めていただければよいでしょう。
ちなみに、「すぐにワセリンを塗ってラップで蓋を」なさったことは緊急的な処置として正しかったのですが、今後同様の外傷を受傷した場合に、万一の感染や不測の事態を想定するならば医療用材料をお使いになる方がよいと考えます。
- Q2539 相談者 ニックネーム:やま 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
-
5歳の弟が家の中で足を滑らせ転倒した際に机の角に当たり左の鼻の穴の下に1cm程の深い傷を負いました。両親は傷を残したくないと病院へ行って糸で縫うと決断をし、病院の緊急外科にいったのですが、この場合この判断は正しかったのでしょうか?また、自然に治るようなものなのでしょうか?
- A2539 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
開放創の隙間を、線維芽細胞が豊富な瘢痕組織が埋めることによって外傷後の瘢痕が形成されます。
したがって、創縁を完全に閉鎖して安静を保つことができるなら、縫合でもテープ固定でも大きな違いはありません。
よく動く部位など、創を開く方向に緊張がかかると判断した場合に、縫合を選択するのです。
また、「机の角に当たり」「糸で縫う」かどうか迷うほどの「深い傷を負」ったとすれば、硬いものにぶつかったための割創なので必ず創縁に挫滅部分が存在します。
創縁に挫滅がある創は、鋭利な刃物で切った創と違い、創縁を完全に閉鎖できないことも少なくないため、縫合しても瘢痕が残りやすい傾向があります。
病院で縫合処置をなさったなら、ご「両親」が「病院へ行って糸で縫うと決断」した「判断」が「正しかった」かどうかは関係なく、診察をした担当医師が縫合をした方がよいと判断したということなのでしょう。
おかかりになったのが「緊急外科」ならば、抜糸を待たず直ちに形成外科を紹介して貰うことをお勧めします。
- Q2540 相談者 ニックネーム:なみき 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
-
2020年11月に帝王切開をしました。16cm横切開です。
退院後の創部のケアは特に必要ないと担当医師から言われました。
創部は発赤腫脹ありましたが、術後だから仕方ないと、痛みを我慢して育児をしました。
退院一ヶ月検診時、産科医に上記症状を訴えましたが、経過観察と言われました。しかし、創部の発赤腫脹疼痛は変わらず二ヶ月が経過しました。ケロイドか肥厚性瘢痕かもしれないと思い、ネットで対処法を検索し、シリコンテープで保護すると良いとのことでしたので、実行して過ごしました。
2021年4月、術後五ヶ月が経過しました。創部の中央部だけ肥厚軽減されません。
季節柄、かぶれたのか、発赤が増強しました。
創部に触れると疼痛はまだ残っています。周囲の皮膚5cm辺りまで圧痛もあります。
一旦シリコンテープの貼付を中止し、ワセリン塗布していますか、今度は衣類の擦れで痛いです。術後五ヶ月経過しているのに創部の治癒は思わしくないと感じています。
創部の痛みはこんなにも軽減されず続くものなのでしょうか?
そして、創部周囲の皮膚と内臓まで痛くなるものなのでしょうか?
もしかして子宮や筋層の縫合部に原因があるのかとも不安です。
この場合は、産科医の退院後の対応を考えると、形成外科を受診したほうが良いのでしょうか?
- A2540 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
おかかりになっている「産科医の退院後の対応」から、無事に「帝王切開」を終え産褥期を過ごせれば「産科医」の使命は完了とお考えになっているのでしょう。
腹部の症状は「子宮や筋層の縫合部に原因がある」のではなく、「肥厚性瘢痕」に原因するものでしょうから、形成外科におかかりになってご相談なさってください。
Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
side








閉じる