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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4511 相談者 ニックネーム:ペコ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2歳になったばかりの娘がいるのですが、先月イスから落ちた拍子に、テーブルの角で左目のななめ上を切ってしまい、傷口が深いと思ったので慌てて救急病院につれて行き処置をしてもらいました。(傷の長さは7~8ミリぐらいです。)針で縫うのかと思いましたが、先生は縫合はせず、傷口を指で寄せながらダーマボンドという接着剤でくっつけてくれました。
今、1ヶ月が経ちますが、傷口はまだ赤みが残っており、今後もこのまま赤く残ってしまうのではと思うと、不安で仕方ありません。この赤みは、徐々に自然な肌色に戻っていくのでしょうか。それとも、今後もずっとこんな状態で残ってしまうのでしょうか。
ダーマボンドというものがどのようなものなのかよく分からないため、質問させていただきました。
- A4511 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ダーマボンド」は表皮の切創を伸びない薄い膜で覆い閉鎖する接着剤で、創周囲の肌の緊張により開いて皮下組織が露出してしまうような創には使えません。
受傷部が「左目のななめ上」ならば、「傷口を指で寄せ」るだけでほぼ一本の線の様に創を閉鎖できたはずですから、創の開きを防ぎ湿潤環境で治癒させる目的で「縫合はせず」「ダーマボンドという接着剤でくっつけてくれた」処置は正しい判断だったと考えます。
まだ受傷後「1ヵ月」しか経っていないのですから「傷口はまだ赤みが残って」いる時期で、一般的に「今後も」受傷から3ヶ月までは赤みが続き瘢痕がやや硬くなる傾向があり
ますが、それ以降は徐々に赤みが減り柔らかくなっていくので心配はありません。
ご心配ならば、処置をしてくださった病院でも他の医療機関でも構わないので、形成外科を定期的に受診して瘢痕の経過を診て貰うとよいでしょう。
- Q4512 相談者 ニックネーム:mana 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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幼い頃の水疱瘡の凹んだ跡が眉間にあります。直径5mm程度で深さ1.5mm程度のものが3つです。
レーザー治療などで盛り上がった系の傷跡の治療法は目にしますが、凹んだ傷跡の治療は行われているのでしょうか。私の場合、少しでも目立たなくする方法はどんなものが考えられますか?
- A4512 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「凹んだ傷跡」を「少しでも目立たなくする」には、凹みの辺縁をなだらかにする、凹みに何らかの物質を注入する、凹みの部分の皮下組織を増殖させ再構築する、凹み部分を切り取って一本の線状に縫い合わせるなどの治療法が「考えられます」。
具体的には、ピーリングやアブレージョン、フィラー注入、PRP注射やフラクショナルレーザー、瘢痕形成術などの治療法を組み合わせます。
診察をしたうえで、それぞれの瘢痕に合わせ治療法の組み合わせを検討することになるので、
具体的な治療は形成外科や美容外科を受診してご相談ください。
- Q4513 相談者 ニックネーム:ひつじ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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32才の時に脳の血管腫のため、頭の開頭手術をしました。最初は傷口も順調だったのですが感染していることが判明し、その後、再手術を半年後に行い(ちなみに再手術は2回で1セットだったため同じ箇所を計3回手術したことになります)手術は無事成功しました。
でもその時の傷跡が<まるでヘアバンドのように長さは18センチぐらい幅は1.5センチぐらいでしょうか>当たり前かもしれませんが4年以上経った今もくっきりと残っています。
普段は髪型と粉上のヘアスプレーみたいなもので何とかごまかしていますが、ずっとこのままでいくのかと最近、うんざりしてきました。
ヘアスプレーみたいなものは割と高価ですし風に吹かれる度、ビクビクしてしまいます。
それに髪を洗って乾かす度、美容院に行って説明する度、ヘアバンド上の傷を見ると絶望的な気持ちになります。
・・先生に質問なのですがインターネットを見ているとこのような傷を根本的(?)に改善するには植毛する方法と皮膚を縫い合わせて傷口を小さくする方法と大きく分けて2つの方法があるように感じられました。
私のような術後傷跡にはどちらの方がリスクが少ないでしょうか?改善が見込めるでしょうか?
- A4513 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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メール内容から推察すると、瘢痕切除、縫縮手術が第一選択の様です。
ただし、傷跡が全く無くなるわけではありませんし、一部幅広い瘢痕になる可能性があります。
幅広い瘢痕を防ぐためあるいは縫合線に沿って髪が分かれてしまうのを防ぐため、皮弁法を併用する場合もありますし、残った瘢痕に自毛植毛をしてもよいでしょう。
まずは形成外科を受診して相談して下さい。
医療機関の受診は、具体的に治療するために受診する場合と、どんな治療法があるのかどの治療を選べばよいのか説明を訊くために受診する場合があるのですから、悩んだらまず受診してみることです。
治療法の決定には、頭皮の硬さや髪の向きも重要なファクターですから、担当医任せにするのではなく、ご自身でよく理解して、担当医と共にじっくりと検討して下さい。
- Q4514 相談者 ニックネーム:ほたて 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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2ヶ月前にガスコンロの火で、鎖骨、右肩から腕の内側の関節あたりまで2度の火傷をし、通院中です。
現在は手のむくみ、水ぶくれはなくなり鎖骨はヒルロイド、肩は、カデックス、腕はゲーベンを毎日病院でふき取り塗りなおしてからガーゼをつけてもらい、夕方自分で{痛みと左手の為綺麗にふき取れないのですが}ふきとり洗い流しクリームをぬり、モイスキンパッドでおおっています。ケロイド予防ににリザベンを服用しています。
最近ひきつりを感じ腕が真上まで上がらない事に不安を感じております。
主治医の先生は出来る範囲でいいですとの事ですが、自分で綺麗にクリームをふき取れない事が治癒を遅らせているのではないか?形成外科を受診したほうがよいのか?なやんでいます。主治医の先生は信頼していますが、どうかアドバイスをお願いします。
- A4514 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしなければ、具体的なアドバイスは出来ませんが、ゲーベンクリームを毎日2回「ふきとり洗い流し」ている処置は、「主治医」が熱傷創を診て判断なさっているのでしょうが、必ずしも必要のない処置かもしれません。
なるべく早い時期に形成外科で相談することをお勧めします。
他院でセカンドオピニオンを求めるのは、「主治医を信頼して」いるかどうかとは、全く次元の違う話で、専門医にセカンドオピニオンを求めたいと主治医に相談しても良い位です。
また、セカンドオピニオンを求める以前に、主治医に治療の手技を指導して貰うだけでなく、
「不安」を持っていることを訴えて現在なさっている治療の意義と必要性を説明して貰っても良いでしょう。
- Q4515 相談者 ニックネーム:ミッフィ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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子供が一年前に熱湯で火傷を負い形成外科でお世話になっていました。
今は火傷個所に茶色い縁が残っています。そして、発熱時やお風呂等で体が温まった時に茶色い縁の中が赤くなります。茶色い縁と温まった時に赤くなるのはもう少し経過すれば消失するのでしょうか?
火傷跡は子供の成長と共に、拡大していくのでしょうか?
- A4515 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「茶色い縁と温まった時に赤くなるのは」、時間の経過と共に目立たなくなります。
また身体が大きくなるので、「火傷跡は子供の成長と共に、拡大」します。
外傷や熱傷の治療は、上皮化して頻回の通院が必要無くなった時点から、瘢痕を目立たなくさせるための治療に移行するので、特に性急な治療をしないとしても、今後も定期的に「お世話になって」いた「形成外科」で経過を診て貰うとよいでしょう。
- Q4516 相談者 ニックネーム:tigermask 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性
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私は、口蓋裂をもつ30代の男です。これまで感じたことはなかったのですが、最近、縫い目のところ(鼻の穴近く)が、なんだか非常に痛みます。これは加齢によって、何か皮膚の収縮性がなくなってきたために起こってる現象なのでしょうか?
ちなみに3歳くらい?に手術してから、1度も修正手術はしていません。そのため、割と傷跡は目立つと思います。縫い目が押すと痛みを感じます
- A4516 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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頂いた情報だけでは判断が出来ないので、正しいアドバイスには診察が必要です。
「最近」というのが1~2週前からなら、皮下に小さな膿瘍が出来ている可能性があります。
抗生物質の内服で軽快する可能性もありますが、埋没糸が膿瘍の核になっているかもしれないので、皮膚科か形成外科を受診するとよいでしょう。
- Q4517 相談者 ニックネーム:みらい 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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子供のやけどの跡について相談したいと思います。
子供は1歳4か月で、味噌汁がかかり前胸部、右前腕をやけどしました。すぐに水で5~10分ほど冷やし様子を見て、次の日に皮膚科を受診しました。
リンデロンVG軟膏を塗り、傷口は良くなりましたが、やけどの跡が残っています。皮膚科の先生は、胸部の跡は残るねと言っていますが・・・どうなのでしょうか?
胸部の傷跡は、3cm×2cmの大きな傷口は赤い状態で乾いてます。あと数か所小さい斑点になっている所は、白くなっています。また白い真中がピンクの状態です。腕のやけどのあとは、薄茶色になり皮がむけてきました。
まだ、小さいので新陳代謝も活発であると思いますが、皮膚再生も無理ですか?
もし、無理であればやけどの跡が薄くなる方法はありませんか?
- A4517 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷後2週間を待たずに上皮化しているので、熱傷の程度はII度SDBと考えられ、目立つ瘢痕が残る可能性は少ないでしょう。
軽度の色素脱失や色素沈着は起きるかもしれません。
ビタミンCなどを積極的に摂ると多少は有効かもしれませんが、今は時間の経過を待つのが得策です。
3~6ヶ月程度は、紫外線の予防をしておいてください。
診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ないので、お掛かりの皮膚科あるいは形成外科を定期的に受診して、経過を診て貰うと良いでしょう。
- Q4518 相談者 ニックネーム:モナド 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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眼瞼下垂手術を受けた2週間後に泣いて瞼が腫れてしまいました。瘢痕等に影響はあるのでしょうか?
- A4518 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「2週間後に泣いて瞼が腫れ」たとしても、問題は無いでしょう。
「眼瞼下垂手術」は、術後2カ月以上経過して脹れが完全に退かなければ本当の評価は出来ませんし、瘢痕が目立たなくなるには3カ月以上必要です。
また、2年程経過するうちにほとんど瘢痕が目立たなくなります。
手術は術後の経過観察や術後ケアまで含めて完成されるものですから、術後に不安が生じた際には、定期的な診察以外でも主治医を受診して相談なさることをお勧めします。
- Q4519 相談者 ニックネーム:キキ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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腋臭症手術を受けました。剥離法といって、皮膚を切開しアポクリン腺を根幹から切除する方法であり、術後はほぼ植皮の状態です。
術後血腫ができ皮膚壊死になってしまい、とても醜い状態で、傷が閉じるのは2カ月半かかると言われました。
傷にはソフラチュールを当て毎日イソジンゲルを塗ってガーゼを変えるように言われましたたが、私は看護師でもありこの治療法には不安です。
浸潤療法をしてもらいたいと思うのですが、このような場合でも当てはまりますか?
- A4519 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「術後血腫ができ皮膚壊死になって」しまったということは創部に壊死組織が存在するわけですから、厳密には、一般的な湿潤療法の適応ではありません。
ただし創を適確に観察して、適時、デブリードマンや抗生剤の投与など創状態に合わせた治療ができる環境(すなわち毎日、専門医を受診できる)ならば、湿潤療法(≒閉鎖療法)も可能です。
創閉鎖後の治療までを見越して治療方針を決定している可能性が大きいので、「不安」と「湿潤療法をしてもらいたいと思う」気持は、直接、主治医に相談してください。
看護師さんということですから、追記させていただきます。
治療法の選択は、なぜその薬あるいは治療法を選ぶかも大切ですが、それと同等あるいはそれ以上に、なぜ他の薬や治療法を選ばないかという理由も大切です。
同じ病気や同じ創状態でも、担当する医師によって治療法の選択が異なるのは、患者さんを取り巻く生活環境、患者さんの理解の程度、使用できる医療材料の限界、医師の知識と経験などが、異なるからです。
不明な点や疑問は、直ちに担当医にお尋ねになるのが最良の解決策です。
- Q4520 相談者 ニックネーム:ブルドッグ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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以前、腹壁瘢痕ヘルニアで相談した者です。あれからセカンドオピニオンと言ってよいかわかりませんが、何軒かの病院の形成外科を受診致しました。丁寧に傾聴と回答していただける医師に出会う事でき、受診しております。
疾患部は2度目のオペから1年が経過したにもかかわらず、左半身腹部の鈍痛と一箇所ピンポイントの痛みと触るとプクプクした感触がある為、再度CTを撮って頂いたところヘルニアの再発は無いとの事。痛みの原因は単純に考えれば前者は内臓の癒着による放散痛と後者が神経肉腫(呼び名が間違っているかもしれません)が出来ていると言われました。
医師からは「腹壁瘢痕ヘルニアの再発は一年経過しているのでもう再発を恐れた生活をする事は無い。手術後の内臓の癒着は通常癒着を取るオペはしない。再度の癒着がある為。神経肉腫も通常オペしない。慎重にオペをしたとしても目に見えない微細な神経をまた切ってしまい再び神経肉腫が出来てしまう場合がある。難しい問題です。」と言われました。
「それを踏まえ腹部の見た目をきれいに治すオペを受けますか?形成外科が出来る治療はここまでです。」と言われました。自分としては痛みの無い元の身体に戻りたい(無理かと感じますが・・・)のですが、無理なのでしょうか。
現在の痛みは何かの拍子に始まり就寝するまでずっと痛みが続いてしまいます。のたうちまわる様な痛みでは無いけれどストレスを感じて辛いです。痛み止め薬は長期に使用出来るリリカを服用しております。
- A4520 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「内臓の癒着による放散痛」なのか、「神経鞘腫ができている」のか、診察をしなければ診断は出来ないので、アドバイスも出来ません。
「痛みの無い元の身体に戻りたい」、「ストレスを感じて辛い」ので治療を求めるならば、やはり他の医療施設でセカンドオピニオンを求めては如何でしょう。
また、痛みのコントロールということならば、ペインクリニック(麻酔科)を受診してみても良いでしょう。
セカンドオピニオンを求めるというのは、ご自身が求める答えを提示してくれる病院を探したり、自身が望む治療をしてくれる病院に転院するということではありません。
他の専門医に、ご自身がお掛かりになっている主治医の見解と治療内容を伝えて、現在の疾患の状態や治療方針について再度検討して貰い、アドバイスして貰うということなのです。
その意見を持って、主治医の元にお戻りになって頂いても構いません。
疾患に対する治療方針というのは必ずしも一つではないのですから、あらゆる条件付けのもと様々な治療計画を提案して貰い、主治医と共に検討して下さい。
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