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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q71 相談者 ニックネーム:ミキ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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3月17日木曜、愛犬に噛まれました。木曜16時頃、左手人差し指の第一関節の前後を愛犬に噛まれ流血。圧迫止血でもなかなか止まらず、予定があったため絆創膏で圧迫して外出。痛みはあるものの腫れはなし。
金曜の朝、腫れ上がり痛みに堪えれず整形外科を受診。消毒、抗生物質の注射と抗生物質の飲み薬3日分、痛み止めを処方してもらう。
土~月は病院に行けず。月曜の朝に薬切れる。
火曜、水曜、再度 消毒と注射をしてもらう。水曜で注射は終わり。薬は痛み止めのみ処方してもらう。
木曜から消毒のみ。痛み止め(ロキソニン)は効きが悪い。効いている時間は3~4時間。
痛みがピークの時は人差し指以外にも痺れや左手指の関節痛があり、左肘も違和感。
腫れは一向に引かず、痛みは酷くなっているように思う。何もしていなくても痛い。
担当の先生は、抗生物質の飲みすぎは効きが悪くなる為、今まで服用した抗生物質が効くのを待とう。とのこと。
傷自体は見た目も悪くなく、指の赤みもひいているように見えるが腫れは変わらず、痛みは増している。
という状態です。
病院の先生やスタッフの方はとても親切で話しもしやすく嫌ではないのですが、全く変わらない現状に不安と、痛みに対するイライラで疲れます。
今後、どのような選択肢があるのか、またこのままの治療法で良いのか教えていただきたいです。
- A71 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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犬咬傷は、受傷直後に創の最深部までをしっかりと洗浄することが必要です。
受傷9日目でも「腫れは一向に引かず、痛みは酷くなっているよう」ならば、皮 下の感染が強く疑われます。
皮下で進行性の感染があれば、抗生剤の投与は絶対に必要です。
抗生剤の多くは内服も点滴も数時間で代謝・排泄されるので、「今まで服用した 抗生物質が」後から「効く」ということはありません。
おかかりになっている「整形外科」の「担当の先生」は、感染はコントロールで きたので炎症が治まるのを待つという方針なのかもしれませんが、メールのご相 談内容から受ける印象は積極的な感染制御治療が必要と考えます。
もちろん実際に診察をして判断なさっている「整形外科」の創状態の評価・治療 方針が正しい可能性は高いのですが、今後も信頼して今おかかりの「担当の先 生」に治療を任せるためにも、いちど他の病院でセカンドオピニオンをン求めて みてもよいのではないでしょうか。
- Q72 相談者 ニックネーム:ピエトロ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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3週間前に飼い犬に人差し指を強く噛まれ、近医で消毒してもらいました。
受傷時からずっと第一関節のしびれ、ヒリヒリするような痛みが続いています。医師に神経は1日1ミリずつ回復するから3週間程度で治ると言われましたが、今も変わりません。ずっと輪ゴムできつく縛られているような感覚です。
指は動かせますが、パソコンのキーボードを押すなど軽い刺激でも深部に痛みが走ります。
手専門の整形外科では、細い神経なので外科では何もできない、しびれは一生続くと言われました。このまま回復しないでしょうか。
- A72 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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咬まれた部位はDIP関節部でしょうか、末節の指腹でしょうか。
しびれ、輪ゴムできつく縛られているような感覚は、知覚鈍麻でしょうか。
ヒリヒリするような痛み、軽い刺激でも深部に痛みが走るのは、知覚過敏でしょうか。
ずっと痛みが続いているというのは、1日中痛むということでしょうか。
指は動かせますが、パソコンのキーボードを押すなど軽い刺激でも深部に痛みが走りますというのは、圧をかけたり叩いたりした時だけ痛むということでしょうか。
申し訳ありませんが、いただいたご報告だけでは症状の把握が出来ないため、具体的なアドバイスはできません。
受傷後3週間ならば通常、まだ浮腫みがあって知覚鈍麻がありますし、深部軟部組織損傷のせいで圧痛もあるでしょう。
また、指末梢神経の損傷だけでなく、指先の無数の知覚受容体の損傷があるでしょう。
したがって、現在の症状は数か月から数年の期間をかけて徐々に軽減すると考えます。
鎮痛薬で疼痛をコントロールすると同時に、ビタミンB12を気長に服用してください。
- Q73 相談者 ニックネーム:やっちん 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
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3日前に母が右手親指の付根部分を飼い犬に噛まれました。血液が飛び散るほどの出血で止血まで少しかかりましたが今は市販の絆創膏だけで済ませてる状況です。
痛みは特に無いようですが、手の甲から手首にかけて腫れが有り本人は少しづつ良くなってると、あまり気にも留めていません。
放っておいて大丈夫でしょうか?
- A73 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「腫れ」、発赤、熱感、疼痛は感染の兆候です。
ご本人の仰る通り「少しずつ良くなって」いるなら問題ないでしょうが、皮下で感染が急激に進行することもあるので形成外科や一般外科を一度受診して、治療の必要性の有無を確認してもらってください。
- Q74 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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私の家では、2歳のトイプードルと1歳のトイプードルを飼っています。どちらも♂です。
一昨日に2匹が喧嘩し始めて、止めに入ったところ人差し指の第1関節(指の甲?)辺りを噛まれました。犬が意図的に噛んだのではなく、私がいきなりとめに入ったのでその勢いで噛んでしまったのだと思います。
少し血が出てたので患部にワセリンを塗り絆創膏を貼りました。
一日経過した今日もまだ傷がふさがらず汁が出てます。
説明が難しいのですが、皮膚が少しめくれてるじゃないですが、なんていうか、切れてる?ようにも見えます。
昨日までは患部を押すと痣を押した時ような痛みがありましたが、それと比べるとだいぶマシになったと思います。
ワクチンも打ってますし大丈夫だとは思うのですが、とても心配になってご相談させていただいています。傷が塞がるかどうかも不安です。
- A74 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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最も勧められるのは、直ちに形成外科を受診することです。
ご自身で経過を観たいなら、痛みが軽減しており指関節の動きに制限が無ければ腫脹は著明でないということですから、創を水道水できれいに洗い、ワセリンなどを塗って創の湿潤環境を保っておいてください。
感染の兆候の疼痛の増強、赤み、腫れ、熱感のいずれかが出現したら、必ず直ぐに形成外科や皮膚科あるいは整形外科や外科の病院を受診してください。
室内で飼っている小型犬でも、噛まれると神経や腱・筋肉の損傷が起きたり感染を伴ったり、外傷後の瘢痕が残ったりすることはあるので、今後はいきなり手を出したりしないでください。
参考までに、小型犬は興奮していても、床を雑誌でたたくなどして傍で大きな音を出せばほとんどの場合ピタっと動きを止めます。
- Q75 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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家の中で飼っている猫を庭に出したら、リードに慣れないせいか、急にパニックになりひっかかれました。まあまあ深くやられました。ポタポタ血が出ましたが、水で洗い天然塩を塗って血は止まりクイックパットをはりました。
手の甲のひっかかれてない場所が一部分黒っぽくなっていたので、ぶつけた記憶はないのですが猫を止めるのに必死で、どこかにぶつけて内出血しているのかなと思いました。2日経って手の甲を見ると、黒っぽい範囲が手の甲の半分くらいに広がっていました。 痛みなどは全くないです。
このまま様子を見て大丈夫でしょうか?
- A75 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「黒っぽい範囲が手の甲の半分くらいに広がって」いるのは、皮下出血でしょう。
治療は必要ないかもしれませんが、猫による感染症などが発症することもあるので形成外科や皮膚科を受診なさることをお勧めします。
- Q76 相談者 ニックネーム:けい 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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一昨日、飼い犬に右手甲を噛まれました。傷は2ヶ所で、とても小さいものでした。流水で洗い流し、イソジンをジャブジャブかけて消毒しましたが、その夜中からジンジン痛みだし翌日(昨日)に皮膚科を受診しました。中指と薬指の付け根に受けた傷が腫れ出していて『血管の細かい部だから菌が広がった』という説明を受けました。抗生物質の『ロキシスロマイシン錠150mg』7日分を処方され飲んで2日目の夜ですが、中指、薬指が赤くパンパンに腫れ酷い突き指をしたような状態です。不安で自分なりに検索したのですが、特に犬に噛まれた時に使われる抗生物質があるようで、処方された抗生物質がそれに該当するのかどうか気になっています。破傷風についての話もいっさいしていただいてなくて不安です。抗生物質の効き目は何日目くらいからあるのでしょうか。1週間後にコロナワクチン接種の予定をお話したところ『別物だから接種は大丈夫』と言われましたが、副反応で発熱した場合、傷(化膿部)があれば酷く痛むことが想像され、心配です。
- A76 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下深部まで到達している犬咬傷は、感染を起こすことも少なくありません。
表皮の損傷が小さいため、「流水で洗い流し、イソジンをジャブジャブかけて消毒」しただけでは深部損傷部の洗浄は出来ません。
受傷直後に抗生剤の予防的投与がなされることも少なくありませんし、ご相談のように翌日以降に感染兆候が確認された場合は通常より多い用量の抗生剤服用や点滴投与が必要です。
ただし、いずれの抗生剤を使ったとしても全ての感染を簡単確実に予防、感染制御できるものではありません。
マクロライド系のロキシスロマイシンは犬咬傷の感染予防投与として選択肢のひとつです。
感染症を合併した際は、原因菌を特定し、投与する抗生剤を抗菌スペクトルを顧慮して選択しなおす必要があります。
感染兆候があるのですから、しばらく連日の受診は必要でしょう。
受診翌日に「中指、薬指が赤くパンパンに腫れ酷い突き指をしたような状態」になっているならば、感染のコントロールが出来ていないのでしょうから、おかかりになった皮膚科を直ちに再診するか形成外科を受診してください。
破傷風トキソイドの接種もしておいたほうがよいでしょう。
犬咬傷の治療中という要件はCOVID19コロナワクチン接種の禁忌事項にはなっていませんが、全身症状と局所症状を接種前の予診担当の医師に相談していただければ接種の可否を判断してもらえます。
- Q77 相談者 ニックネーム:みゆ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性
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昨年12/19に母が大型犬に洋服の上から噛まれ膝から下の腕の皮膚が筋肉が見えるくらい引き裂かれました。腕の6割位の皮膚です。救急で病院に行き縫合してもらい、順調に回復?している様子です。1/7に抜糸をし、今日で通院は終わりと言われました。破傷風の予防接種のみ通院する予定です。救急の先生は筋肉の部分的な断裂もあり、予想以上にひどいので、外来で検査などしてもらうようにと言われましたが、外来の先生は腕が動かせているから必要ないとの事でした。
傷は見るからにカサブタもあり、抜糸をしたので出血もあります。
これが普通の治療なのでしょうか? 私が見る限りまだ治療が必要に思えます。
- A77 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「外来の先生」の判断は、「出血」もすぐに止まるし腕や手指の運動機能制限もないので、自身の外来を受診していただいても加療することはないということなのでしょう。
確かに、手指の知覚低下が無く、手指、手関節、肘の可動制限も無いならば、咬傷受傷部の圧痛は時間の経過とともに徐々に軽減されるでしょうから、瘢痕の整容的治療だけが残ります。
形成外科を受診していただくとよいでしょう。
以下は、一般論としてお読みください。
「救急で病院」におかかりになった際は、緊急で為すべき初期治療だけをしてもらえると考えてください。
「救急」の担当医は全ての疾患や外傷の最新治療に精通しているわけではないので、翌日以降はご自身でそれぞれの疾患や外傷の専門科におかかりになるか、「救急」の担当医に紹介状を書いてもらうとよいでしょう。
また、どんな疾患でも外傷でも患者さんと主治医が相談して治療方針を決定するのですから、受診時に症状の説明や勧める治療法とどういう状態を治癒として目指すのかなどを明確にわかりやすく説明してくれる医師を主治医として選ぶ必要があります。
地域による医療内容の差は十分に承知していますが、よい主治医を選ぶのは患者さんの権利であり義務でもあることをご承知おきください。
- Q78 相談者 ニックネーム:かれん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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犬に人差し指の第一関節から第二関節の間の柔らかい場所を噛まれて2日経ちました。噛まれた日に緊急で病院行きました。出血の量が凄く止血するのでいっぱいで自宅では流水で洗い流すことが出来なかったのです。病院に着いて洗ってもらえるのかと思って自宅で洗っていないことを伝えたら局所麻酔してイソジンを塗ってゲンタ塗って縫合されました。噛まれてから一度も洗い流してません、、、2日経過して痛みも増してきて指がパンパンに腫れてます。ホッチキスで留まっているので不安すぎて石鹸で泡立てて洗いました。今日違う病院に行く予定です。ホッチキスで留まってるからなのか傷の部分が白くなっています。洗わずに消毒軽くされて2日経過してしまったので不安です。違う病院にいくのに、この説明はしたほうがいいですか?また白くなっているのは化膿の可能性などありますか?
- A78 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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犬咬傷なので、受傷直後に「イソジン」で創の深部まで洗うことが必要です。
受傷翌日に感染が無いことを確認してから縫合する選択肢もあったのかもしれません。
「傷の部分が白くなって」いるのは表皮がふやけているだけでしょうが、「2日経過して痛みも増してきて指がパンパンに腫れ」ているので、感染を合併していないか厳重な確認が必要です。
「違う病院」を受診なさるならば、全ての経過をお伝えになってください。
- Q79 相談者 ニックネーム:あこ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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生後3ヶ月の狂犬病ワクチンをまだ打っていない子犬に噛まれました。
おもちゃで遊んでいる時に噛まれ、小指に5ミリ程の引っ掻いたように噛まれたあとがあり、出血がありました。傷の深さは1ミリほどです。
五分ほど流水でながし、消毒をしました。
狂犬病ワクチンを打っていないので心配です。
- A79 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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出生地が日本で日本国内で飼育されている生後3か月の飼い犬が狂犬病ウイルスに感染している可能性は限りなくゼロに近いと考えられます。
狂犬病ワクチンは咬まれた後でも有効なので、ご心配ならば、なるべく早くワクチン注射3回を済ませてください。
- Q80 相談者 ニックネーム:けい 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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一週間ほど前、飼い猫に数カ所指を咬まれ病院にて消毒と抗生剤を服用し、傷は塞がり腫れも治まったのですが、触ると腫れぼったいような痺れるような感覚異常があります。
感覚異常はどのくらいで治るのでしょうか?
- A80 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷後1週間ならまだ浮腫みが残っているのかもしれませんし、受傷時に神経損傷があったのかもしれません。
また、バルトネラ菌感染症の猫ひっかき病なども完全には否定できません。
受傷の程度、治療経過、現在の症状の詳細が明確でないので、申し訳ありませんが具体的な診断もアドバイスも出来ません。
手の外科を標榜する整形外科、あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
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