傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q151 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

形成外科医は何をしても許されるのでしょうか?
確かに命に係わるような治療はしないですが、顔を酷く傷つけられたら生きていく希望が持てなくなります。
どんな治療経過でも「時間がたてば改善する」と言いいますが、その間数年間治るか分からない傷を見ながらストレスに耐えて生活していけというのですか。
これは形成外科医の失敗したときの常套文句なのですか?

A151 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
顔の手術にかかわらず全ての治療は、患者さんにとって身体的、精神的、時間的、金銭的に負担がかかるものであることを、全ての医師が認識しなくてはいけません。
「命に係わるような治療」でなくとも、先天異常と後天性組織欠損の再建および機能回復の治療を専門としてより良く社会生活を送るために必要な治療に係わる形成外科医は、治療結果を毎日目の当たりにする患者さんやご家族の気持ちを考えて、より細かく気を配って治療を計画し、手術を施行すべきでしょう。

さて、手術をした場合、どんなに素晴らしい技術をもってしても瘢痕を無くすことは出来ません。
一般的に傷跡が無くなったという状態でも、目立たなくなるまでに少なくとも6ヶ月~2年以上の時間を要し、その上でも極めて目立たない瘢痕だけは存在するわけです。
それでも形成外科医はスカーレスヒーリング(瘢痕の無い治癒)を目指して、日々瘢痕やケロイドの研究をし、技術の研鑽を積んでいるのです。

術後の瘢痕でお悩みならば、複数の形成外科を受診して、幾つかの治療計画を立てて貰っては如何でしょう。
また瘢痕が改善するわけではありませんが、リハビリメイクで傷跡を見えなくすることで、笑顔で生活が遅れている方も大勢おられます。
より良い解決策が見つかるようお祈りいたします。
Q152 相談者 ニックネーム:bnbn 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2011年12月中旬に自転車から転倒し顔を怪我しました。鼻下2ヶ所と左鼻筋の皮膚欠損(陥没)です。現在2012年2月中旬では陥没は塞がりましたが、盛り上がっており、赤みがあります。
当初から通っている形成外科病院ではヒルドイトを処方されています。
セカンドオピニオンを聞かせてもらうために1月初旬に別の形成外科に行ったところ、デルモデートを処方されました。強い薬なので、顔に塗って大丈夫か確認しましたが、先生はキズの部分に綿棒で塗れば大丈夫とのこと。
ヒルドイトを処方してくれた先生はステロイドを処方するつもりはなく、3ヶ月間はできるだけ自然に直したいとおっしゃっております。

相談は
1 顔に最強ステロイドであるデルモデートは処方されるものでしょうか?
2 顔に使っても大丈夫でしょうか?
3 当初は不安ながらデルモデートを塗っていましたが、毛細血管が出てきたので、今は使っておりません。セカンドオピニオンの先生は毛細血管が浮いている症状を見たうえでも、再度デルモデートを処方されました。

A152 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ストロンゲストあるいはベリーストロングの「ステロイド」外用薬は「顔」には使わない方針の医師もいるようですが、使ってはいけないということではありません。
ご相談の状態は「盛り上がって」いる肥厚性瘢痕ですから、指示通り「キズの部分」だけに「塗れば大丈夫」でしょう。

「毛細血管が出てきた」のは「ステロイド」外用の副作用というより、受傷後2ヶ月の通常の経過でも起こりえる症状と考えた方が妥当かもしれません。
診察をしないで、ご相談の状態への最適な治療を提案することは出来ないので、不安な点あればその都度、担当医にお尋ねになることをお勧めします。

現在行っている治療あるいは提案された治療に関して、セカンドオピニオンをお求めになる姿勢は好ましいものと考えますので、「セカンドオピニオン」の正しい利用の仕方をお伝えします。

専門医にセカンドオピニオンを求めるのと、患者さん自身が最初から求めている言葉を口にしてくれる医師を探すドクターショッピング(ウィンドウショッピングみたいなもの)は、
全く別なものだということをまずしっかりとご理解なさってください。

「当初から通っている形成外科病院」の治療に対して質問、疑問、不安があるならば、まずは担当医に、なぜ「ヒルドイド」を選んでいるのか、他の治療法はないのか、なぜ他の治療法を選ばないのかをお尋ねになって下さい。

このうち最も重要なのは、なぜ他の治療法を選ばないのかという質問です。
すなわち、考えうるすべての治療が多少なりとも症状を緩和する可能性があるのに、何か一つの治療を選ぶには、それなりの理由があるはずです。

担当医から十分な説明がなかったり、不安が払しょくできなかったりした時には、ぜひ他の専門医にセカンドオピニオンを求めるべきですが、その際は別な治療を提案して貰うのではなく、現在行っている治療に関しての賛否、その治療が支持できないとすればその理由をお
尋ねになるべきです。

他の治療法(ご相談の場合はデルモベート)を提案していただいても、どちらの治療法を選ぶか(ヒルドイドでよいのかデルモベートを使うか)悩むだけのことになり、今回ご相談頂いたように、セカンドオピニオンを求めた為に自身の治療に不安が生じる結果になってしまいます。

通院しやすいという理由でもフィーリングが合うとお感じになったからでも構わないので
ご自身で選んだ医師を主治医と決めて、全ての疑問に答えて貰い、セカンドオピニオンを参考に主治医と患者さんが話し合い、共に考えて治療法を決定するという手順をとってください。
Q153 相談者 ニックネーム:しょういち 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

僕は、半年ほど前から唇の皮剥けに悩んでいます。
原因は熱いものを飲んだ時に少し皮が剥け、それが気になって周りの皮まで少しづつ剥いてしまったからだと思います。
僕はフルートを専門にやっていて音楽の大学に通っているのに、皮剥けが治らず、フルートが吹けないので休学していて、フルートも長い間吹いていません。
いまは皮膚科に通って、常にプロペトで乾燥しないように保護しています。
でも皮膚が再生されている感覚がなく、ツルツルした状態です。まだ薄く皮も剥けます。
このままプロペトを塗り続けてちゃんと皮膚が出来るでしょうか? プロペトは塗りはじめて3週間目です。
逆に乾かした方がいいとも聞きます。どうしたら皮膚がもとに戻るかわかりません。

A153 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
唇も肌と同じように、古くなった細胞は垢として表面から落屑します。
通常は顔を洗った時や食事などで擦れて落ちてしまうため意識されることはありませんが、
ご相談の様に「少し皮が剥け、それが気になって周りの皮まで少しずつ剥いてしまった」際などに新陳代謝が更新し「まだ薄く皮も剥け」る状態になることがあります。
軽いヤケドをしたのと同じ状況なので、「ツルツルした状態です」が、決して「皮膚が再生されて」いないわけではありません。
プロペトは唇の保湿の役目で、唇表面の保護には有効ですし、乾かすと「皮が剥け」る症状が更にひどくなる可能性もあります。
唇とマウスピースの微妙な触感が管楽器の音色に顕れるのかもしれませんが、音楽を専門になさっているのですからこそ、現在の状態を気にし過ぎることなくフルートをお吹きになっては如何でしょう。
Q154 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:男性

頬に事故後の傷跡があります。長さは6?程です。引きつれもなく、傷方向は皺からもそれほどずれてないようです。
セカンドオピニオンでいろんな形成外科に行っているのですが、病院によって手術法が違うので迷ってます。
ある医師はそのまま切り取ると言い、ある別の病院の医師は収縮するのでジグザグに切り取ると言います。みなさん形成外科認定医の資格を取得されてます。
直線の傷にするより、ジグザグにする方がやはり凸凹段差などが残りにくいのでしょうか?
また長い傷にはジグザグは有効なのでしょうか?

A154 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
残念ながら、今のところ瘢痕を完全に無くすことは出来ません。様々な治療法を組み合わせて瘢痕をより目立たなくするための検討をするのですが、担当する医師によって治療方針が異なることも少なくありません。

診察していないので、ご相談の瘢痕の治療にどのような方針が良いか具体的にお答えすることは出来ませんが、瘢痕形成術後を「直線の傷」にせず「ジグザグにする」のは、柔らかい膨らみのある「頬」で、手術瘢痕が一本の皺として目立つのを防ぐ目的が大きいのではないでしょうか。
一本の線状にしたとしても長さが「6cm程」ならば、「収縮する」のを防ぐという意味合いは小さいように考えます。
また術後の瘢痕を「ジグザグにする」場合も、元の瘢痕を「ジグザグに切り取る」こともありますが、瘢痕を直線状に切除して正常な組織の損失を極力少なくするのが一般的な手法です。

複数の医療施設で治療法を提案して貰って検討するのは大変良いことと考えますが、それぞれの治療法の利点と不利益を十分にご理解なさらずに複数の治療法を並列して比べると、誰でも「迷って」しまいます。

「セカンドオピニオン」を上手に利用するには、ご自身が信頼できるとお感じになった担当医の提案する治療方針を持って他の機関を訪れ、その治療方針をどう評価するか、その治療を支持する理由あるいは支持しない理由を説明して貰い、元の担当医とその意見を再検討すると良いでしょう。
Q155 相談者 ニックネーム:やよい 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

中学1年生の娘の事です。体育のバレーボールの授業でボールが顔に当たり掛けていたメガネがズレて、恐らく小さなネジによって鼻に2センチ強の傷が出来ました。
皮膚科で診察を受けました。看護師さんは縫うほどであれば形成科をとおっしゃっていましたが、医師に診ていただくと傷が浅く出血も止まっていたので塗り薬を3種処方していただ
きました。

A155 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察していないので、一般的なアドバイスだけになります。
外傷後の瘢痕(傷跡)の治療と経過は、受傷機転にかかわらず(「縫った傷」だろうが、そうでなかろうが)違いは無く、紫外線防止と圧迫固定が有効です。
ご相談のケースは、鼻根部分のおそらく比較的浅い外傷で、特に外力の加わる部位ではないので、ご本人が嫌がるようならば「マイクロポア」を貼らなくても特に問題は無いでしょ
う。
担当医の「その必要は無い」という言葉も、「縫ってないので」「必要は無い」のではなく、真皮深層までの外傷ではないので、瘢痕が幅広くなる可能性は少なく、瘢痕の固定は必要なしとの判断によるものと思われます。
ただし「日焼け止めをキチンと塗ること」は、大切です。
担当医の指示通り、SPF50の商品が理想です。
「プールの授業」は「日焼け止め」を塗ってプールに入ることを学校が許すならば問
題無いのですが、水質の劣化を嫌って日焼け止めの使用を止められた場合は「マイクロポア」などを貼っておいた方が良いでしょう。
「マイクロポア」は瘢痕に「直接傷に貼」っても問題ありませんが、剥がすときには良く濡らして皮膚を傷めない様にそっと剥がすか、周りから剥がれてきて汚くなるまで数日間貼りっぱなしでも構いません。
お嬢さん自身に安心していただくためにも、形成外科を受診なさって、診察して貰ったうえで、今後の自己ケアおよびキュアのアドバイスを貰っては如何でしょう。
Q156 相談者 ニックネーム:キャメロン 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1か月程前に目尻から下瞼にかけてタテに約1cm程の裂創を負い、2時間後ぐらいに緊急外来で形成外科の先生に縫合していただきました。(二層縫合がされたかどうかは不明です。)
4日後に抜糸は済み、現在は3Mのテーピングをしています。やはりまだ縫合跡は真っ赤で、傷が固い状態なのですが、傷跡を少しでも綺麗にするため又は柔らかくするために、マッサージをしたり、保湿のためオイルを塗ったりしても傷には支障はないでしょうか?

A156 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「1か月程前」の「目尻から下瞼にかけて」の「約1cm程の裂創」ならば、通常「まだ縫合跡は真っ赤で、傷が固い状態」です。
「マッサージを」開始する時期は、瘢痕の部位、状態によって違うので、診察なしのアドバイスは控えさせていただきます。
「保湿のためオイルを塗ったりしても」特に問題はありませんが、「3Mのテーピング」は出来なくなります。
日々の経過を診たうえで治療方針が決定されるのですから、形成外科を定期的に受診して、担当医の指示に従って下さい。
Q157 相談者 ニックネーム:ちびまる子 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

上唇の脂肪腫(出てきた中身はこめ粒程度)を切開して出しました。
吸収糸て1針縫ったそうですが、真皮縫合でもないのに、吸収糸で縫合され、唇の外に出ています。
笑ったり、食べ物を少しでも大きな口で食するとピリッと痛みがあり、出血するそうです。
飛び出た吸収糸に血液が付着し、剥がすに剥がせないといった状態です。
唇の上に飛び出ている吸収糸はいつ頃なくなりますか?

A157 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤唇を吸収糸で縫合することはよくあります。
(むしろ、真皮縫合に吸収糸を使うことは多くありません)
吸収糸と言えど、糸に緊張がかかっていたり浸出液の多い部位であったりしなければ、自然に切れるまで数週間かかることも少なくありません。
洗顔や歯磨きの際に水に濡れると、張り付きを防げますし、切れやすくなります。
1週間程度で自然に脱落しなければ、抜糸してもらうとよいでしょう。

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