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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q31 相談者 ニックネーム:きりん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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2024年3月中旬、車道から歩道に自転車で乗り上げた際に転倒し左足首を捻挫しました。(今まで両足首で合わせて10回以上捻挫しており、捻挫グセがついています)。今までとは違い、足をついて体重をかけるだけで痛みがありました。
翌日に整形外科を受診し、歩けるなら大丈夫と言われ、サポーターと湿布の処置で2-3週間で痛みは引くと言われました。
その後、痛みが引かず再受診するも2-3週間様子見と言われる、を2-3回繰り返したため不安になり、別の整形外科を受診しました。
そこでは、捻挫に加えて若干剥離骨折しているが、今更固定しても逆に固まって良くないと言われ、サポーターと湿布の処置を受けました。数週間〜1ヶ月ほどそれで様子見し、今度はリハビリが必要と言われたため5か月間、週1で通いました。痛み・腫れは若干残っていましたがリハビリ期間が終了したため通院をやめました。
その後現在まで、無理をすると外くるぶし、内くるぶしに痛みを感じます。可動域の制限もあります。
さらに、昨日より左足外側くるぶし下の横向きになっている骨付近が痛むようになりました。
これは何が治っていなくて痛むのでしょうか?
どのような処置が必要でしょうか?
湿布や自宅トレーニングで治るのか不安です。
- A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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足関節を内反(内返し)して外踝付近で損傷しやすいのは、前距腓靭帯、踵腓靭帯、背側踵立法靱帯、前脛腓靱帯です。
その中でも、前距腓靭帯は歩行時や運動時に脚関節の安定性を保つために働いていて、内反捻挫で最も損傷しやすい靱帯です。
また、内反捻挫で前距腓靭帯が損傷しなくとも、靱帯付着部の外踝で剥離骨折が起きることがあります。
足関節の捻挫(靱帯損傷)と考えていたが、実は剥離骨折であったということも少なくありません。
剥離骨折は、骨がめくれるくらいの不全骨折が殆どですが、完全な骨折で靱帯に引っ張られて骨折片の転移が起きることもあります。
外踝下の横向きになっている骨付近が痛むのは、短腓骨筋腱が第5中足骨に付着する部分の炎症かもしれません。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは診断が出来ないため、治療法やリハビリの具体的な提案も出来ません。
正しい診断で、正しい固定、正しいリハビリをしなければ、後遺症が残ります。
整形外科でしっかり診てもらう必要があります。
- Q32 相談者 ニックネーム:トコ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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1ヶ月半前に鼻筋にある原因不明のしこりを除去しました。皮膚科で瘢痕だと言われ何度も何度もステロイドを打たれましたが改善せず、形成外科の他院で切開手術をお願いしました。2センチ以内で5針縫いました。しこりの正体は細かい白い塊がポロポロでました。なお悪性ではないけど、人工物と言われましたが、美容注入系などはした事がないので、何か分かりません。
傷跡の上端が膨らみが大きく、切開部分に沿ってではなく全体に赤黒みが消えません。また内出血もあります。
まだ何かしこりが内部にあるから腫れているのでは。。と不安が消えません。
- A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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切除した「しこり」は病理検査で「人工物」と診断されたのでしょうか。
病理検査で「人工物」と確認されたのでなければ、「美容注入系など」の経験は無いのですし、「瘢痕だと言われ何度も何度もステロイドを打たれましたが改善せず」、切除した「しこり」の中から「細かい白い塊がポロポロ」出たという状況から、石灰化上皮腫や類皮嚢腫が疑われます。
おそらく、「形成外科」では「鼻筋」の「しこり」を正中線に沿って紡錘形に切除したのでしょうから、「傷跡の上端が膨らみが大きく」残っているのは、「何かしこりが内部にあるから腫れているのでは」なく、皮膚の伸展性が弱い部位で紡錘形に皮膚を切除したための歪みと考えられます。
また、「切開部分に沿ってではなく全体に赤黒みが消え」ないのは、術後によくある炎症後色素沈着でしょう。
術後「1ヶ月半」で、「内出血」の跡もまだ残っているのですから、「膨らみ」や「赤黒み」が目立たなくなり、気にならなくなるまで、「切開手術」をなさった「形成外科」で定期的に経過を診て貰い、適時適当なケアのアドバイスを求めることをお勧めします。
- Q33 相談者 ニックネーム:アカ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性
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電気ケトルの湯気で左手首を火傷しました。火傷して1、2時間は痛みもありましたがその後痛みは退きました。
翌日から五百円玉程の大きい水泡が出来、皮膚科でゲンタシン軟膏を処方して頂きました。10日後に再受診して萎んできた水泡を潰して頂き、フィブラストスプレーを処方してもらいました。
痛みはありませんが水泡の下はまだ上皮化しておらず、水泡を潰した周りはシミのようになっています。おそらくDDBレベルの火傷のような気がします。
現在、フィブラストスプレーで対応していますが、これは今後何もしないよりは火傷跡を薄くしたり、皮膚治癒促進に役立つでしょうか?
また、フィブラストスプレーは穴が開くような褥瘡に対して肉芽形成をする作用があると聞いて火傷部分が盛り上がってこないか懸念しています。
- A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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Ⅱ度SDBの熱傷です。
潰瘍ではなく表皮欠損だけなら、トラフェルミン(「フィブラストスプレー」)の適応ではありません。
厳密には適応外使用ですが、熱傷「部分が盛り上がって」くることはありません。
主治医は、診察・診断のうえで、治療方針と治療法を決定しているのですから、使用する薬などに関する疑問や質問は、主治医にご確認ください。
頂いた情報からは、感染と擦過を防ぎつつ湿潤療法を選択するとよいように考えますが、手関節部は手を使わないつもりでも日常生活で動いてしまうことも少なくないので、治療法は主治医とよくご相談なさって、予測される治療経過も同時にお尋ねになれば不安は解消されるのではないでしょうか。
- Q34 相談者 ニックネーム:SUUU 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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2ヶ月前、乳房部分切除の手術をしました。その時浸潤液が溜まってちゃぷちゃぷ聞こえるほどありましたが徐々に吸収されそんなもんだと思ってました。その後放射線治療が始まる頃は傷の周りはまだ硬く液も少し溜まってましたがそのまま放射線を受け最終週くらいでその部分がカチコチに硬くなりかなり腫れました。終了から1週間くらいから徐々に悪い症状も収まる話ですがこの腫れ大きさは少し小さくなったものの収まりそうもなくどうも膿んでいるような気がします。中が痛痒い。つぱって腕が動かしづらく痛い。そのまましてて収まるのでしょうか?
これまで盲腸で手術後1カ月の時縫合の所がカチカチになり腫れてたら先生が穴開けて血がブワッと出たのを思い出したのでもしかしたらなんか溜まってる?と気になりFAQでも1カ月先でも膿が溜まって出してもらったと聞いて心配になりました。
主治医はこれまでも徐々に吸収されるから様子見ましょうと言われるのでまずは様子見てますが気になったらいつでも来てくださいと言ってくれてます。
しかし遠方でもあり仕事もあるので様子見で良さそうなら次回の検診日までそのままにしますが次回は来月後半です。早めに受診した方が良ければ行こうと思います。
- A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下漿液腫と考えます。
感染を併発していなければ、「次回の検診日まで」待っても構いません。
発赤・発熱・疼痛などの局所所見や、全身倦怠感・全身熱発などの症状が生じるなら、感染の疑いがあるので、直ちに受診してください。
ただし、多くの患者さんの最大公約数てきな術後経過ではなく、ご自身の経過だけに限ってお考えになるべきでしょうから、少しでも不安があったり、「どうも膿んでいるような気が」するなら、確認のため受診することをお勧めします。
- Q35 相談者 ニックネーム:こころ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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昨日、久しぶりに二の腕の内側を切りました。
むしゃくしゃしてたのと久しぶりなのとで思っていたより深く切ってしまい、肉?の隙間から黄色っぽいオレンジ色のようなものが見えてしまいました。
かなりぱっくり開いてしまっています。切ってから約19時間経っていますが血が少量まだ出ています。(多分血しょうも出ているので止まってからまた傷が空いてしまっているのだと思います)
切った直後に洗っていま絆創膏をしているのですが自宅でできる対処法などありますか?
また、どういう状況になったら病院にかかるべきでしょうか?
- A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下脂肪が、「肉?の隙間から黄色っぽいオレンジ色のようなもの」として見えています。
創縁が開いたままなら、肉芽増殖や上皮化に日数がかかるうえ、幅のある瘢痕が残ります。
濡れタオルや湿潤療法専用の創傷被覆材などを使って創が乾燥しない様に保ったまま、直ちに形成外科を受診してください。
- Q36 相談者 ニックネーム:うっかり 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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仕事中でお辞儀をした際に、金属の小さな突起物に頭を打ってしまい、たんこぶほどではないですが、小さく赤く膨れて、じんやりと血が出る状態になってしまいました。
この部分から髪の毛が生えなくなってしまわないか不安です。
瘢痕性脱毛症はどの程度の怪我から発症するものなのでしょうか。
- A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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創の治癒過程において、皮膚および皮下組織の欠損部を瘢痕組織が埋めた状態が瘢痕です。
瘢痕には毛根組織が存在しないため、「瘢痕性脱毛症」が生じます。
「小さく赤く膨れて、じんやりと血が出る状態」ならば、表皮の挫創から血が滲んでいるだけでしょうから、「髪の毛が生えなくなって」しまうことはないでしょう。
- Q37 相談者 ニックネーム:もねこ 患者様(相談対象者) 年齢:0歳5か月 性別:女性
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先日生後5ヶ月の娘が自分で顔を引っ掻いてしまい、頬から血が出て瘡蓋になりました。
幅2mm、長さ2cm程度の大きめの傷です。
引っ掻き傷はよくあることだと思い、そのまま通常通りの生活をし、保湿のみいつもよりしっかりめに行って過ごしました。日焼け止めは毎日乳児用のものをしようしていました。1週間ほど過ぎ、瘡蓋が自然と取れたのですが、白く跡が残ってしまいました。
凹凸はない傷です。日焼け止めを塗っていますが、傷以外の箇所は若干日焼けをしており、傷の部分だけ日焼けせず白い傷跡が出来ています。色が抜けてるような感じだと思います。
顔の目立つところにあるため、気になっています。
成長と共に目立たなくなりすでしょうか。
今からでも受診した方が良いでしょうか。
家ではベビー用の保湿剤を使っていますが、ワセリン等のほうが良いのでしょうか。
- A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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真皮浅層までの切挫創のため、メラニン細胞の欠損が起きて線状瘢痕が「白く跡」になっています。
乳幼児期の瘢痕の多くは、成長に伴い、長期経過のうちに、周囲からメラニン色素が供給され、且つ、メラニン細胞の移動が起きて、「白い傷跡」が「目立たなく」なります。
普段は「ベビー用の保湿剤を使って」ください。
ご心配ならば、形成外科を受診して定期的に経過を診て貰い、具体的なアドバイスを貰うとよいでしょう。
- Q38 相談者 ニックネーム:melon 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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1週間ほど前にストレスからリスカをしました。左手の人差し指です。リスカをして2日ほど経った頃に見てみるとキズが白っぽくなっていて薄い跡が残ってしまいました。この跡は残ってしまいますか?
- A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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線状瘢痕です。
受傷時に出血があったでしょうから真皮まで到達した切創と推測され、真皮層の欠損部分に瘢痕が形成されています。
一般的に、目立たなくなるまでに数か月~数年という長い時間がかかりますし、全く瘢痕が無くなることはありません。
リストカットは、瘢痕が完全に無くなることは無いうえ、第3者が見てもリストカットの痕と判る場合が多いため、リストカットをなさった方は数年後あるいは数十年後に必ず後悔なさっています。
逃げ場のない気持ちを整理することは必要ですが、どんな理由があっても将来の自身にとって損になるので、自傷行為はおやめになってください。
周囲に合わせるのではなく自身が打ち込める趣味を見つけるとか、自治体の匿名の悩み相談システムやスクールカウンセラーなどをご利用なさるのも、自傷行為を避けるためのひとつの方法でしょう。
- Q39 相談者 ニックネーム:たかし 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:男性
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頸髄損傷で不全麻痺になり、寝たきりで介護施設に入居しており、違う介護施設に入居した3日後に酸素77まで下がり、施設の看護師が施設で約5時間半、様子を見ていたので、私が施設野看護師に救急搬送を依頼して救急搬送されました。
結果は敗血症ショックで人工呼吸器挿管してICUで治療しておりましたが、誤嚥性肺炎の治療で退位変換療法の時に左の上腕と左大腿骨が骨折しました。
それから高熱があり、再度敗血症ショックになりましたが、気管切開をして、敗血症ショックからは脱出しました。
しかし、大腿骨の骨折は保存療法になり、大腿骨の付け根の骨が斜めになっており、そこから皮膚に当たって褥瘡が出来てポケットになり約10センチ近くの空洞が出来、骨が見えている状態になっています。
胃ろうで腸管栄養を点滴とハイブリッドで入れいますが、下痢気味で胃ろうの吸収が悪くタンパク質がうまく取り込めていないので、褥瘡の皮膚の改善にも影響が出ている様です。CPRの数値は今日現在は改善傾向になる様です。
今後は本人の栄養状態次第だと言われております。栄養状態が悪いと穴は塞がる事は無いと言われました。
骨折がなければ、この様な事態にはならなかったと思いますが、今後更に穴が大きくなると、全身状態が悪化して、生命に関わると言われましたが、大腿部の褥瘡の穴の改善は難しいのでしょうか?
- A39 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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褥瘡の治療は、全身の栄養状態の改善も大切ですが、褥瘡が出来ている局所の管理が最も重要です。
具体的には、荷重や擦れの解除、感染の制御、浸出液コントロール、外用薬の選択など、褥瘡の状態を正確に評価し、患者さんの療養状況をしっかりと把握して、治療方針を決定する必要があります。
栄養状態が悪ければ治らないということではなく、難しい治療ではありますが、適切な管理をすることで、褥瘡の治癒も見込めます。
頂いた情報だけでは褥瘡の状態の詳細が把握出来ませんし、療養施設として可能な管理体制も分からないので、具体的な治療法の提案は出来ません。
主治医に今後の治療方針と経過予測をお訊きになり、積極的な治療のために形成外科のセカンドオピニオンを求めることが可能か尋ねてみてはいかがでしょう。
- Q40 相談者 ニックネーム:なにわ男子様 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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今日初めてリスカをしました。その後絆創膏で隠しました。この後はどうしたらいいですか?
- A40 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染を合併しないため、瘢痕を目立たせないため、形成外科を受診していただくのが最良の方法です。
どうしても自身でケアをするなら、以下のようにしてください。
リストカットの切創は、キッチンペーパーや洗い立てのタオルなどを当てて圧迫止血をして、水道やシャワーの流水で洗います。
切創の創縁をピタリと合わせて離れない様に。止血テープや傷口閉鎖装置などと呼ばれるテープを切創に対して垂直方向に貼って固定します。
傷あと用のテープではないので、注意してください。
テープは切創が開かなければよいので、創全体を覆うのではなく、テープ同士の間隔を開けて浸出液がテープの下に溜まらないようにしてください。
その上から湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ります。
手関節や腕を動かしても創縁が開かないようなら、テープ固定無しに、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っても構いません。
後は、湿潤療法専用の創傷被覆材の使用法をよく読んで、浸出液が溜まり過ぎないよう、感染を起こさないよう、注意しつつ創閉鎖、上皮化を待ってください。
創閉鎖、治癒後は、瘢痕を目立たなくするために、傷あと用のテープなどを貼っておくとよいでしょう。
リストカットは、色素沈着、肥厚性瘢痕、成熟瘢痕、ケロイドなどの形で、必ず将来まで残り、多くの場合、リストカットの痕と他人から判ります。
リストカットの痕を目立たなくするための治療を望む方は少なくありませんが、どんなに素晴らしい治療法でもリストカットの瘢痕を全くゼロにすることは出来ません。
今感じている不安や不満、どこにぶつければよいか分からない感情などから一時的に逃避するためのリストカットがリストカット痕として残って、あなたの将来にとって損になるのです。
他の方のリストカットの相談でも書いていますが、10代は様々な理由で悩み、時には何か普通とは違うことをすれば悩みと対峙しなくて済むように考え、行動してしまうことが誰にでもあります。
我々も、その年代を経験してきて、そのころの自分を振り返ってアドバイスしているのです。
どうぞ、将来のご自身の損になる自傷行為はおやめください。
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