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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q671 相談者 ニックネーム:あいうえお 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

1年半程前に、机の角に右足の小指をぶつけました。その際、小指に大した腫れ等もなく、指が変形したようでもなかったので、骨折やヒビなどでは無いと思い、病院には受診せず、放置しました。小指に腫れ等は無く、普通に曲げ伸ばしはできるのですが、右足の小指の爪に、白い縦線や横線が入り、荒れているように見えます。 しかし、1年半経った今なお、日常的に、足の小指の先端部分にズキズキとした痛みや違和感を感じます。
この痛みや違和感の原因としては、どのような可能性が考えられるのでしょうか?
また、仮に、受傷時に、骨折やヒビが入っていて、変形治癒や偽関節等になっていたとして、今から病院に行って、手術等の治療で、痛みや違和感を改善できる可能性はあるのでしょうか? 日常生活には支障はないのですが、痛みや違和感をなくしたいです。

A671 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲が原因か明確には判りませんが、足爪の根元の爪母部分に不整があるため「爪」に「縦線」が生じます。
定期的に爪母部分に繰り返しの刺激を受けると、「爪」の「横線」が生じます。
刺激の原因は、運動、サイズの合わない靴、誤った爪の手入れなどが原因のことも少なくありません。
診察をしなければ、原因の推測が出来ません。
形成外科あるいは足外科を標榜する整形外科や外科におかかりになってください。
Q672 相談者 ニックネーム:おでこ負傷 患者様(相談対象者) 年齢:3歳7か月 性別:女性

3歳女児のおでこの傷についてです。
金曜日16:00頃、子供用キックバイクで転倒し負傷。おでこにアスファルトの小石がめりこんだような5mm程度の陥没。出血はあまり激しくなくジワジワと長時間続く。
かかりつけの皮膚科に電話し、就寝時にキズパワーパッドを貼って翌日土曜日午前に皮膚科受診。
縫っても1〜2針とのこと、その場で洗浄の上、汚染も無さそうとのことでステリテープでテープのみでの縫合。予備のテープ少量とゲンタシン軟膏処方。何日かそのままでいい、剥がれたら傷を寄せながら貼り直す、ゲンタシンは塗っても塗らなくてもいいとの指示。
その日の夕方、滲出液や出血が少量出続けてステリテープが緩んでいたので貼り替え。
翌日曜日も同様の理由でステリテープ貼り替え。
翌月曜日午前、別の皮膚科形成外科受診。これ以上ふさがらないのでテープはやめてゲンタシン軟膏を塗ってガーゼで覆うとの指示。その場で消毒され軟膏とガーゼの処置。
3時間後にガーゼを剥がすと傷に張り付いて乾燥が進んでいたため、水で洗浄の上、独断でステリテープ止めとその上から絆創膏に切り替え。
翌火曜日、別の皮膚科形成外科を受診。ステリテープは3日間付け続けないと意味がない、乾かさないようにして早く治す方向に切り替えるとのことでゲンタシン軟膏を塗って絆創膏を貼る処置。キズパワーパッドなどは炎症などの判断が素人では難しいのでおすすめしないとのこと。

以上が経緯です。
例えば縫った場合は1週間程縫ったままにしたり抜糸後も傷の固定が望ましい場合があるため2〜3週間程度はステリテープで傷口を寄せておくことは有効なのではないかと素人としては考えてしまいますが、受傷から3日以上たってしまった場合は続けても意味がないのでしょうか?ちなみに傷自体はまだ乾燥は無く陥没部分に血のかたまりがたまっていて2mm程開いている状態です。
また、湿潤療法に切り替えるときも、医師から指示されたゲンタシンを塗ってガーゼや絆創膏の場合すぐに乾燥してしまう気がするのですが、その方法で十分なのでしょうか?
日中は園にいるためこまめな対応は難しく、潤いを保てる保護法が知りたいです。

どこの病院でもきれいに元に戻ることは難しいとは言われ覚悟はしておりますが、傷跡を少しでも小さく目立たなくしてあげたいと思い、何か出来ることはないかとこちらにご相談させて頂きました。

A672 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
実際に創の診察が出来ないうえ、対面でない状況で、具体的な創処置を指導することは極めて難しいことをご承知おき頂いたうえで、以下をお読みください。
砂利などの異物も無く、感染も無い状態なのですから、「陥没部分」の「血のかたまり」を水道水でしっかり洗い流してください。
凹みと隙間を解消するため創縁をしっかり合わせて、多少の滲出液があっても剥がれない様に長めのサージカルテープで固定します。
サージカルテープの長さより大きめに湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
表皮の欠損があって創縁を合わせることが出来ないなら、水道水で洗浄し水分を拭いた後、そのまま湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ります。
上皮化が完了したら、瘢痕に張力がかかって肥厚性瘢痕になるのを防ぐため3~6か月程度、紙絆創膏を貼っておいてください。

赤み、腫れ、熱感などが無いのですから感染の恐れはないでしょう。
また、浸出液は多くないでしょうから、湿潤療法の適応です。
軟膏にガーゼでは、創の湿潤環境を保つことは困難です。
受傷時に創縁を合わせておけば、線状の瘢痕で済みます。
瘢痕を幅広くする方向に外力がかかる部位の場合、瘢痕周囲の皮膚の安静と保湿のため紙絆創膏を貼ったりシリコンジェルシートを貼ったりして肥厚性瘢痕の予防をします。
失礼ながら、自身が満足できる指導を求めて病院を渡り歩くドクターショッピングのパターンになっています。
治療法の選択にご自身が積極的に関わることは非常に良いことなのですが、診察の際に治療法を指示して貰うだけでなく、その治療法を選択する理由と経過予測をお尋ねになれば、安心して治療を継続できるのではないでしょうか。
日頃から、信頼できると感じる主治医を探しておくとよいかもしれません。
Q673 相談者 ニックネーム:ごんちゃんママ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

壁瘢痕ヘルニア手術後、臍の横にテニスボール位の漿液腫が出来てしまい、1年経ちますが大きさは変わりません。
触ったり当たったりすると鈍い痛みがしばらく続きます。また長く歩くと、同じように鈍い痛みが起こります。
主治医は「穿刺吸引はしない。メッシュ感染の可能性のあることはしない」と断言しており、私としてもメッシュ感染は怖いと思っています。でも、この状態でずっと生活をしていくのかと思うと、本当に憂鬱になります。
穿刺吸引してもメッシュ感染を起こさない方法はないのでしょうか?
医師の技量でメッシュ感染は起こるのでしょうか?腕の良い医師に治療してもらえれば大丈夫なのでしょうか?

A673 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
多くの場合「漿液腫」の内腔は線維組織の豊富な膜で覆われているので、超音波検査などで「メッシュ」が「漿液腫」の内腔に露出していないことが確認できれば、内容液の「穿刺吸引」が可能かもしれません。
もちろん、「医師の技量」も「腕」も関係なく、「主治医」の言う通り「穿刺吸引」による「メッシュ感染の可能性」は否定できません。
「漿液腫」そのものは「痛み」は無いのが通常なので、「触ったり当たったり」「長く歩くと」生じる「鈍い痛み」は、腹壁の知覚神経が刺激されるためのものでしょう。
厚みのあるスポンジと腹帯などで圧迫を継続すると内容液は時間をかけて吸収され、内腔も癒着して「漿液腫」が無くなることも少なくありません。
他の病院を受診し、「腹壁ヘルニア」の再発でなく「漿液腫」であることを確認して貰い、「穿刺」も含め治療法をご相談なさってみてはいかがでしょう。
Q674 相談者 ニックネーム:ハヤ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

開腹で卵巣嚢腫の手術をし、現在術後10日目で自宅療養をしております。
傷は臍下約10センチほどで20年前に子宮筋腫の手術を受けており、今回は薄く残っていた前回の手術の傷をもう一度切開して手術をしたということでした。術後7日目に抜鈎しましたが抜鈎の跡が赤く点々とあり、かゆみを伴っていたのでレスタミンコーワクリームを処方され、かゆいだろうからテープなどは貼らなくてよい、と言われました。現在は肌着などの外的刺激があると痒いので、レスタミンコーワを塗りその上からカーゼを乗せてテープは使わず腹帯で固定しています。そこで質問なのですが、シャワーで傷を洗っていると恥骨の方にある傷口の約2センチほどの糸の中から白いニキビのような物体がポツポツと顔を出すのですが、液体でもなくにおいもありません。お風呂上がりで体温が下がるとその白いものは姿を消します。これはどのような現象なのでしょうか?抜鈎した日のシャワーではその白いものに加え傷口も若干口を開けているような感じでしたので気になってしまいました。そこ以外の傷口は綺麗に縫われて閉じているように見えますが、その白い物体の出る付近は盛り上がっており、あまったお肉を頑張って縫いました?というような印象で鰻の骨せんべいのようになっております。またこの白い物体が出てくる部分はかゆみが強くテープなどは貼れません。2週間後に術後初めての診察がありますので主治医に白い物体のことや薬、手当の仕方などを訪ねようと思いますが予備知識の意味でもご教示いただけたらと思います。

A674 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
推測の域を出ませんが、縫合不全のあった部位が瘢痕治癒した際に、皮脂腺開口部を塞ぐ形で上皮化を完了したのかもしれません。
入浴で瘢痕が温まり赤みが増すと、皮脂腺開口部は白いままなので「白いニキビのような」形で「ポツポツと顔を出」し、「体温が下がると」目立たなくなるのではないでしょうか。
申し訳ありませんが、「傷口の約2センチほどの糸の中から」という状態も症状の詳細も把握できないため、明確な回答が出来ません。
「2週間後に術後初めての診察が」予定されているのですから、曖昧な「予備知識」を手にすることなく、実際に「診察」をして診断と治療法を明確に提示してくださる「主治医」にご確認いただくことをお勧めします。
Q675 相談者 ニックネーム:踊同ン 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

10年ほど前に鼠径ヘルニアのメッシュを埋め込む手術をしました。
最近、雨の日になると手術跡が痛い時があります。
また、これは術後からずっとなのですが、メッシュが入ってる部位周辺の触覚がありません。
放置しておいて大丈夫なのでしょうか?

A675 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「鼠径ヘルニア」の「メッシュ」リペア法の施術は、鼠径部を切開する術式の場合、表皮知覚神経末梢を損傷するので、「触覚」の一時的な低下が起こり得ます。
知覚神経の再生とともに、「雨の日になると手術跡が痛い」と感じるようになってきているのかもしれません。
また、埋設された「メッシュ」はずっと残るので術直後に異物感や違和感が生じることもあるのですが、通常メッシュが身体に馴染んでいくとともにそれらの感覚は段々と薄れていくことが多く、術後「10年ほど」経過して「雨の日になると手術跡が痛い」と感じるようになったのなら「メッシュ」の端が当たって「痛い」のかもしれません。
一般的に「痛み」の原因を探ることは難しいので、症状の悪化が無ければ「放置して」おいても構わないでしょう。
ヘルニアの再発も有り得るので、念のため受診・精査なさることをお勧めします。
Q676 相談者 ニックネーム:ゆき 患者様(相談対象者) 年齢:3歳9か月 性別:男性

植物でかおに眉から唇まで引っかき傷ができました。一週間立って治って入るのですが細く引っかきほんのり傷が盛り上がっています。傷と同じ細く盛るかんじ。光が当たると範囲も広く強調されて気になります。これは馴染んでいるのでしょうか?
エアウォールテープuv日中は貼って紫外線対策、ヒルロイドぷろぺとを朝晩塗ってます。
盛り上がりが気になります。このままリストカットのようになるのでしょうか。

A676 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
治癒傾向であるのは確かですが、肥厚性膿瘢痕を経て白く平らな成熟瘢痕として残る可能性が否定できません。
形成外科を受診して、定期的に経過を診てもらってください。
Q677 相談者 ニックネーム:sachi 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

【経緯】
今年の5月7日に、スーパー銭湯の岩盤浴コーナーに4月26日に新設された、スタッフのいない自動ロウリュ+ナノミストの岩盤房(サウナの一種?)を初めて利用しました。専用の半袖半ズボンの服を着用ありです。
かなりの高温で100℃前後はあったかと思いますが、まさかロウリュで火傷をするという発想がなく、皮膚が焼けるよなヒリヒリとした痛みがありましたが、20分おきに約5分間、合計3回入りました。
この時、顔の赤みがありましたが、もともとお風呂上がりなどは顔が常に赤くなるため、気にしていませんでした。
スーパー銭湯は夕方から夜に滞在し、そのまま帰宅し、就寝するころになっても顔の赤みが引かず、少しヒリヒリした痛みが出てきたため、氷水を入れたビニール袋を顔にあてて冷やしました。
翌日5月8日に、赤みが引かなかったため、皮膚科を受診しました。
診断名は低温火傷で「アズノール軟膏0.033%」を処方され、1週間ほど様子を見ることとなりました。この時点での症状は「頬と瞼の赤み、軽度のヒリヒリ感」でした。頬に熱があったため、軟膏を塗りガーゼを貼って、タオルで包んだ保冷剤で冷やすよう指示がありました。
5月13日に、赤みが引かず(色味の強さはほんの少し落ち着きました)、赤みの範囲も「おでこ、顎、髪の生え際など」に広がったため、再度、皮膚科を受診しました。引き続き「アズノール軟膏0.033%」と追加で「ロコイド軟膏0.1%」が処方され、また1週間ほど様子を見ることとなりました。
低温火傷は徐々に火傷の範囲が広がっていくとのことでした。
5月18日の現時点、症状はまったく改善されません。
赤みの範囲や強さが毎日違い、治る気配がありません。

【相談・質問】
①ロウリュの熱風で火傷をすることがあるのでしょうか?皮膚科の先生は、私の肌が白いタイプで他の肌タイプの方より赤みが目立ち、白いタイプは皮膚が薄いから火傷になりえるとのことでした。
スーパー銭湯に前例があるか確認したところ「ない」とのことでした。
②赤みの範囲や強さが毎日違います。あまり気温が高くなくても顔だけ熱を感じます。また、お風呂上がりや歩いた後など、体温が上がっているときは更に赤みが強くなります。これが低温火傷ということなのでしょうか?
③私は少し運動したり気温が高いだけで、頭と顔からシャワーを浴びたような大量の汗が出ます。また顔もすぐに赤くなります。私のこの体質は今回の低温火傷と関係はありますでしょうか?
④自分で肌が弱いという感覚はなく、これまで肌のトラブルはほとんどありませんでした。
スキンケアや日焼け止めもドラッグストアで買える普通のものを使用しています。
皮膚科の先生より、症状が落ち着くまでは肌に優しいものに変えるようにと言われましたが「敏感肌」や「無添加」と記載があるものを使えばよいのでしょうか?
また日頃より、外出する際は日焼け止めのみでファンデーションは使用しておりません。日焼け止め以外も使用した方が肌にはよいのでしょうか?
⑤このような症状は治るのでしょうか?また、この火傷が私の肌が弱いことが原因ならば、肌を強くする方法はあるのでしょうか?

A677 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ロウリュ+ナノミスト」ということは、スチームバスあるいは熱気浴の様なものなのでしょうか。
湿度が比較的高い状況で「かなりの高温」なら、露出部位に熱傷が生じる可能性があります。
熱傷の範囲は現状より広がることはありませんし、重症度が増すこともないでしょう。
もともとメラニン色素が少ないために「肌が白い」人は、通常でも、身体が温まれば、血管拡張による「赤み」が強くなります。
熱傷により血管拡張と新生血管が生じているので、より強く「赤み」は出やすいはずですし、「赤み」の消褪にも時間がかかります。
一般的に、「肌が弱い」という言葉は、角質層の損傷と乾燥肌を表現しています。
痒みがあれば「ロコイド軟膏0.1%」を塗っていただければよいでしょうが、自覚症状が無ければ保湿と以前通りの通常のスキンケアで構いません。
以上は、頂いた情報だけで推測しお答えしているので、「皮膚科の先生」とは見解が異なっているかもしれません。
おかかりになっている「皮膚科の先生」は、貴方の肌を診察したうえで診断し治療と指導をなさっているのですから、指示やアドバイスの詳細は「皮膚科の先生」にご確認なさってください。
Q678 相談者 ニックネーム:オク 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

2年前に髄膜腫摘出のため開頭手術をしました。術後は傷と少し離れた場所にストレスからか生まれて初めて小さな円形脱毛ができましたが、数ヶ月ほどで毛が生えてきて治りました。傷痕も頭頂から耳裏まで伸びる形でしたが、無事に毛が生えてきて2年経った今では長さも馴染み傷痕は分からないほどになっていたのですが、ふと気付くと最近頭頂の方の傷痕に沿って毛が生えていない事に気づきました。術後、一時期は生えていた毛がまた抜ける事はあるのでしょうか?
また、原因はあるのでしょうか?
ちなみに、美容室にて術後半年以降から定期的に縮毛矯正、ヘアカラー、トリートメントは行っています。

A678 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮を縫合閉鎖した際の瘢痕に毛根組織は存在しないので、細い線状の瘢痕禿髪は残っていたはずです。
表皮の伸展力が小さい頭頂部は、表皮に緊張がかかると瘢痕が幅広くなってしまうことが少なくありません。
2年の経過で頭頂部の瘢痕が幅広くなると同時に、40歳代の女性に多い髪の細毛化と本数の減少で、地肌が目立つようになったのでしょう。
まばらにでも毛根が存在していれば、ミノキシジルなどの発毛剤を試してみてください。
瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成術は、単純に縫合しただけでは再度同じ程度の瘢痕禿髪が生じることも少なくないので、皮弁術などの特別な手技が必要です。
自身の毛根を瘢痕部に移植する自毛植毛術も可能です。
形成外科を受診してみてください。
Q679 相談者 ニックネーム:きゃっとちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1週間ほど前に沸かした親を足にこぼして火傷してしまいました。

親指の付け根から中指の付け根辺りで指3〜4本くらいの範囲です。小さい水ぶくれと親指サイズの水ぶくれができ、次の日には潰れていたのでキズパワーパッドを貼って過ごしました。
火傷をした次の日、その次の日は全く痛くなかったのですが、火傷をして3日目からむくみなのか腫れなのか足が真っ赤になってしまい痛くて歩くのがつらいほどです。
今日で6日目で、火傷をした所はまだ赤いですが、おそらく新しい皮膚ができている途中で触っても痛くありません。
ただまだ腫れ?むくみ?がひどく、やはり歩くのは少しつらいです。
火傷の後はこんなにも腫れるものなのでしょうか?感染も疑いましたが、膿などは見つからず傷自体は痛くありません。
腫れを早く引かせるにはどうしたらいいでしょうか?

A679 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
足を下にしない様に、座位で足を高く上げておいてください。
熱傷部を擦らないようにしてください。
形成外科におかかりになってください。
Q680 相談者 ニックネーム:まる 患者様(相談対象者) 年齢:1 歳 性別:男性

1歳になる子供が目の下を猫に引っかかれ1センチほどの切り傷を作りました。
出血はあったものの幸い感染はなく、この2週間でかさぶた→ピンク色の傷跡に治りつつありました。
が、昨夜興奮して長時間泣いたせいか、今朝見たらまた傷跡がくっきりと赤色の線に戻っていました。
きれいに跡を残さず治ってほしいのですができることはあるでしょうか。

A680 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕は受傷後6か月まで、運動をしたり泣いたりお風呂に入ったりして血流が良くなる度に、赤みが強くなります。
3~6か月間、保湿と紫外線対策をしてください。
外傷の治療は、創を乾かさずかさぶたを作らせないように治す湿潤療法が標準になっています。
また、盛り上がった肥厚性瘢痕の予防のため、3か月程度、外力による緊張がかからないようにした方が有利です。
きれいに跡を残さず治ってほしいとお望みなら、今からでも遅くないので一度、形成外科を受診してケア法の指導をして貰ってください。

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