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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4161 相談者 ニックネーム:ぐちゃ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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約2週間ちょっと前に拳骨で目元を思い切り殴られ、血が吹き出し、1.5㎝くらいの抉れた傷を負ってしまった者です。
殴られてからすぐ病院へ向かい、3時間後くらいに縫っていただきましたが、傷が相当深く、後に残ると言われました。傷の中にさらに小さな穴が空いており、骨まで達しているようだ、と言われました。落ち着くには半年はかかるそうで、抜糸後はテーピングをしなさい、とのご指示でした。
美容液やアイクリーム、乳液など塗ってその上からテープを貼り、2.3日に一度くらいで取り替えるようにしていますが、傷は塞がってはいるものの、くっきりと抉れた線が残っており、見るたびに酷く落ち込んでおります。この傷を目立たなくするには、やはり美容外科に行くべきでしょうか。どのような治療が有効か教えていただけますと有り難く存じます。
また、水泳などは皮膚にダメージを与えるかもしれないので、控えた方が良いでしょうか。
- A4161 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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日常生活での注意点は紫外線対策だけで、「水泳など」しても問題ありません。
「テーピング」は、盛り上がってこないように圧迫、力がかからないよう
局所安静、色素沈着や色素脱失を防ぐために紫外線予防の目的に貼るものなので、かぶれない程度に貼りっぱなしにしておくのが効果的です。
申し訳ありませんが、症状によって治療法の組み合わせは違うので、診察をしなければ具体的な治療法のアドバイスはできません。
美容外科と形成外科の違いは、正常な形態でもご本人が望む状態で無いときに外観・整容的修正を加えるのが美容外科で、何らかの異状や修正・矯正が必要な状態の治療をするのが形成外科です。
お悩みの状態は、形成外科専門医の資格を持つ美容外科、あるいは美容外科に精通した形成外科の診察を受けてご相談なさるのが最良と考えます。
- Q4162 相談者 ニックネーム:hikaru 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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「培養真皮」について質問です。
現在、にきび跡や傷痕修正のために行われている「培養表皮移植手術」がありますが、これは自身の皮膚から採取して作成した永久生着する”自家培養表皮”を使用し、外観を美しく修正するための”整容”目的で行われているのを存じております。
これに対し「培養真皮」は永久生着することのない同種培養真皮を使用し、重度のやけどや重い皮膚かいようを対象とした”一時的な創傷被覆材”として使用され、整容目的では使われないもの、と認識をしております。
この「真皮培養」は、現状の医療技術では、永久生着する自家培養真皮を上記したようなにきび跡や傷痕を対象とした”整容目的”で使用することはできないのでしょうか?
現状、技術がまだ追いついていなくて整容目的で使用されないのか、それとも将来再生医療が発展していったとしてもそもそも使用されないものなのか・・・。
- A4162 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「同種培養真皮」は、繊維芽細胞と真皮細胞の増殖の足掛かりとして患者さん自身のものではないコラーゲンやヒアルロン酸を使用しているため、移植しても「同種培養真皮」そのものは「永久生着」することなく、自己の真皮組織が再構築(修復)される際に吸収されます。
同種培養真皮を移植することにより、治癒過程で、正常に近い真皮構造が作られはしますが、今のところ、損傷以前の真皮と全く同じ組織構造にはなりえないため、「同種培養真皮」を「整容目的で使用する」ことが無いのです。
いずれ、正常真皮と同じような構造の培養真皮が使われるようになり真皮の再生が可能になれば、「整容目的で使用」されることもあるのかもしれません。
いずれにしろ現段階において、培養表皮移植も培養真皮移植も、将来、自己の皮膚の再生を可能にする治療(例えばPRP治療など)が可能になるまでは、極めて有効な治療として、積極的に検討すべき治療法のひとつと考えます。
- Q4163 相談者 ニックネーム:yellow 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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去年の暮れに唇を薄くする整形手術をしました。
糸は吸収型なので抜糸は必要ないと言われ2週間抜糸せず過ごしましたが笑ったりしたときに傷が少し開きました。
その後すぐクリニックに行きくっついているとこを抜糸してくれたのみで何も処置はありませんでした。
2週間くらいたって傷跡はなくなりました。その1ヶ月後くらいに傷跡にそって透明の腫瘍ができました。
笑うと引きつりとても痛いです。
総合病院の耳鼻科に行くと薬のアレルギーと言われ抗アレルギーの錠剤を出されましたがよくなりませんでした。
気温や熱い飲み物を飲むとひどくなります。食べ物によってもひどくなるときがあります。
また別の病院に行くとばい菌や感染ではないか調べたところ何もなく食べ物のアレルギーだと言われステロイドのクリームを唇の外側に塗れと処方されましたがよくなりません。現在食べ物もお米と野菜しか食べていません。少しましになりましたが未だ唇に違和感はあります。
1ヶ月くらい前からその腫瘍から粘液も出てきています。そして唇に糸の跡と切った跡も目立ってきました。
- A4163 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「透明の腫瘍」は粘液嚢腫でしょうか。
通常は粘液嚢腫で「笑うと引きつりとても痛い」という症状はありません。
診察なしに診断は出来ないので、的確なアドバイスをしかねます。
耳鼻科、口腔外科、形成外科のいずれかで継続的に診てもらった方がよさそうです。
- Q4164 相談者 ニックネーム:doki 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性
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78歳の施設入所している要介護5で寝たきり状態の母のことですが
2週間前に足の第2趾が変形して血流も悪いため関節が突き出てしまいました。
1週間前に手術は不可能と創傷ケアセンターの医師に告げられました。
医師はイソジンで毎日処置しなさい。そして毎日石鹸で洗浄、靴下はかせて保温しなさい。と言われました。しかし施設の看護師はイソジンはよくないからアクロマイシンとソフラチュールで様子をみていきましょうといわれました。
どちらが正しいのでしょうか?
- A4164 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染が無ければ、「イソジン」「アクロマイシン」とも必要ありません。
創状態を診ていないので具体的な指示は出せませんが、創部を清潔にし、浸出液を創面に保って創面を乾燥させずにおく湿潤療法を検討なさっては如何でしょうか。
看護師さんが勧めるように「アクロマイシン」軟膏を塗布するとすれば、軟膏による保湿効果を期待しての使用ということになります。
足趾など膝関節より末梢の部位は血流が悪いため、創傷治癒に比較的、時間がかかります。
とくに「寝たきり」の方は栄養状態もよくないことが多く、適切な創処置を選ばなければ創傷治癒の遷延を招きかねません。
適時、創状態を観察して、創状態にあった治療法、治療材料を検討することが、早く創を閉じるための最も重要な要素なので、申し訳ありませんが、メールだけでは具体的なアドバイスが出来ません。
一般的に、褥瘡は、除圧と湿潤療法で治癒可能です。
創治療は、患者さんご本人、ご家族、担当医、看護師、介護士など、治療に関わるメンバー全員で治療方針を検討するのが理想ですが、「施設入所」の「寝たきり状態」の患者さんでは専門医療機関の受診は困難でしょうから、創部の写真を撮って、形成外科でご相談なさってはいかがでしょう。
形成外科でセカンドオピニオンを貰い、必要ならば紹介状(治療方針の指示書)を書いて貰ってください。
- Q4165 相談者 ニックネーム:natu 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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昨年夏、交通事故にあい唇を裂傷。形成外科で処置してもらいました。
約1ヵ月半後の再診で唇のシコリと食べこぼしが気になる事を話すと、時間の経過でシコリは軟らかくなるからとの事でした。
約1年になりましが、腫れと変形が有ります。
それより、食事がしみて痛いのがどうにかならないか、何科に受診すれば治るのかを教えてください。
- A4165 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「食事がしみて痛い」ということは神経の損傷が考えられます。
口腔外科、形成外科、麻酔科(ペインクリニック)のいずれかで相談なさってください。
- Q4166 相談者 ニックネーム:bonnba 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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子供が兄弟とふざけていて耳の後ろを打撲してしまいました。
柱の角だったせいか火傷のようになってしまって水ぶくれになってしまいました。裂かずに時間が経って皮がはがれたんですが
そこの部分だけ皮膚が薄いピンク色になってしまっています。
そのままこの色で残ってしまわないかとても心配です。普通の皮膚の色にまで変わってくれるのでしょうか。
- A4166 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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熱傷で水泡が出来たときと同じ状態です。
一般的に、時間の経過とともに徐々に色調が回復します。
毛穴や汗腺に一致した部分から、まだら状に色調が回復することもあります。
皮膚科か形成外科を受診して定期的に経過を診てもらうとよいでしょう。
- Q4167 相談者 ニックネーム:まゆちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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12月頃、右手人差し指の腹の第一関節を削ぐように損傷しました。
その後ずっとバンドエイドを貼っていたのですが、治ったと思いバンドエイドをとったところ、指の腹の表面の皮がバリバリに乾燥していて、ボロボロと剥けました。
剥けた下の皮膚は赤くて、すごく敏感になっていて、表皮ではない感じで、皮膚の奥には小さな赤い点々が見え、毛細血管が固まっているように見えました。
今はその部分に表面がボコボコとした、指紋のような皮膚が出来てはいるのですが、敏感なのは変わらなくて、左手の人差し指の表皮とは全く違います。
お風呂に入って他の指はしわしわになるのに、その部分だけはしわしわになりません。
表皮が正しく形成されないことはあるのでしょうか。
- A4167 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手掌は表皮が厚いため、表皮剝削創の治癒過程で一過性に「表面がボコボコとした」状態になることも少なくありません。
時間の経過とともに通常の状態まで改善するのが一般的ですので、傷つけないようにしていただければいずれ目立たなくなります。
ご心配ならば、形成外科あるいは手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q4168 相談者 ニックネーム:meigetu 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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5年前に夫がバイクで転倒、向う脛に5×10cm程度の創傷となりました。
化膿が収まった後、盛り上がりは起きず、テラテラ光る薄い皮ができましたが、かゆみがあり白くなるまで掻いてしまいますので、皮膚もめくってしまって掻き壊し状態で厚くなりません。
保湿保護になるかとヒルドイドや馬油、シアバターなどを塗っていますが、これでよくなるでしょうか。
かゆみをとる方法を教えてください。
- A4168 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕に皮脂腺が無いため、乾燥して、「かゆみ」の原因になっています。
ボディクリームやハンドクリームなどで、常に保湿をしておくことが大切です。
もちろん「ヒルドイドや馬油、シアバターなど」でもかまいません
「掻き壊し」を繰り返すことはよろしくないので、痒みが強いときは保湿剤を塗るだけでなく、ステロイド外用薬を塗ったり、抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めを内服した方がよいでしょう。
- Q4169 相談者 ニックネーム:AHN 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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10年前に右頬にしこりができ、総合病院(皮膚科)にて切除した際の2.5cm程の傷・ドッグイヤーが気になります。
とくにドッグイヤーが気になるので美容整形に行くと、再度切るといわれ、傷も伸びるので怖くていけません。
何か切る以外の方法はあるのでしょうか。
本当に古傷なので、光の具合によってふくらみが見えるくらいなのですが、蚊にさされたの?と聞かれるので、気になります。
- A4169 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ステロイド剤の注射やフラクショナルレーザーが多少は有効な場合もありますが、「ドッグイヤー」の修正手術が最も効果的です。
「光の具合によってふくらみが見えるくらい」ならば、手術の前にステロイド注射を試みてみてもよいかもしれません。
「傷も伸びるので」とありますが、「10年前」の「しこり」の「切除」瘢痕がまだ目につくのでしょうか。
「ドッグイヤー」とは別に通常でも瘢痕が分かるならば、ドッグイヤーと共に瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術をした方がよいかもしれません。
確かに瘢痕は「伸び」ますが、2年程で目立たなくなるのが一般的です。「ドッグイヤー」だけを修正することも可能です。
患者さんが納得しないものを無理に治療するということはないのですから、「怖くて」という気持ちもわかりますが、どうぞ複数の形成外科、美容外科を受診して相談なさってください。
- Q4170 相談者 ニックネーム:まゆむ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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娘は、生後10か月の時に左手のひらに加湿器の蒸気で火傷をし、1才になるのを待って、足のつけ根の皮膚を移植しました。幸い、それ以降ひきつれることもなく成長と共にうまく皮膚も伸びています。
しかし、移植した皮膚が茶色く目立つようになりました。小学校に上がる際、それまでつけていた手袋も嫌がり、学校ではなるべく左手を握ったかたちで過ごしているようでした。
友達にも全く言わなかったようで、体育の授業でバトンパスの練習や、マット運動の後転、友達同士で手相の話題が多い時など、その都度周りに見られるのが嫌で、泣いて学校を休んだりしていました。
傷跡などを隠すファンデーション等の講座も受け、使ってみましたが、学校生活ではすぐに取れてしまい、使わなくなりました。いろいろ調べてみたところ、シミなどを取るレーザーでは消えないことが分かり、色を薄くする方法は何かないかと悩んでおります。
ips細胞に期待をしてはいますが、思春期の今、なにかしてやれることはありませんでしょうか。今のところ、日焼け止めクリームをしたり美白クリームをつけたりするぐらいしか、思い当たりません・・・。
「この傷をなかったことにしてほしい」と泣く娘を見るのがとても辛いです・・。
- A4170 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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蒸気による手掌の熱傷は深達度の深いものになることが多いため、植皮手術はいたしかたなかったものと考えます。
また手掌の全層植皮は色調が濃くなる傾向が強く、植皮部を色素沈着がおきない部位からの全層植皮へ置き換える手術が必要になることも少なくありません。
植皮の面積にもよりますが、足踝の下から採皮して全層植皮を置き換える手術が一つの解決策になります。
また、肌の新陳代謝を促すレーザー(ロングパルスNd:YAGレーザーなど)で沈着したメラニン色素の排出を促進することで、少しずつでも色素沈着の解消が望める可能性もあります。
美白剤も積極的にお使いになった方がよいでしょう。
また、数十年の時間経過のうちに色調は徐々に薄くなるのが一般的です。
残念ながら今のところ「傷をなかったことに」は出来ませんし、一朝一夕に色調の改善も出来ないので、皮膚科、形成外科、美容皮膚科、美容外科などを専門とする医師を受診し、信頼を置いて心から悩みを相談できる主治医をお探しください。
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