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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4021 相談者 ニックネーム:さむ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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妻が、昨年の7月に甲状腺摘出手術を受けました。
その際首に横幅10センチ程度のメスが入り、今まで自然治癒力を期待して様子を見守ってきました。
しかし、もう間もなく1年が経過しようとしているにも関わらず、傷の赤身はひかず、傷口がもりあがったような状態になってしまっています。
もともと、ピアス跡が盛り上がっていたことから、担当医にはケロイドになる可能性は秘めていると言われていたものの、まだ33歳という年齢を考えると何とか治療できないか、という思いでいっぱいです。
現在は、コンシーラー(ファンデーションのようなもの)を塗り、できる限り肌色に近い状態にしてはいますが、皮膚の盛り上がりもあるため隠しきることはできず、本
人は相当なストレスを抱えています。
少しでも効果がありそうなことであれば、チャレンジしてみたいとかんがえていますが何かいい治療法はないでしょうか。
- A4021 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ケロイド」なのか肥厚性瘢痕なのかメール内容だけでは判断できませんが、形成外科を受診していただければ治療可能です。
瘢痕の状況によってさまざまな治療法があるので、治療するかどうかは治療内容を理解したうえでゆっくりと検討することにして、まずは複数の形成外科でどんな治療法があるかをお聴きになってみてはいかがでしょう。
瘢痕あるいはケロイドの治療は、形成外科領域においては最も基本的であり、一方で最も究極的な治療なので、形成外科専門医ならばあらゆる治療法に精通しているがそれぞれの形成外科医で勧める治療方針は異なるかもしれません。
焦ることなく、最も信頼できるとお感じになった形成外科医を主治医として、一緒に考えて治療方針を決定してください。
- Q4022 相談者 ニックネーム:ヒロ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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2月15日に左アキレス腱断裂、アキレス腱踵骨付着部と他の一箇所です。2月19日に手術はしました。
術後10日で全抜糸、再度ギブス固定。
3月9日ギブスカット、その時一針抜糸忘れあり抜糸する。
抜糸時すぐに糸の穴から滲出液あり、ガーゼ固定をし帰宅、3月10日に入浴後創部が濡れたのでガーゼを剥がすとかさぶた瘡蓋が剥がれ穴が開いた。
創部の培養検査を行なったが菌はマイナスであり、デュオアクティブやハイドロサイトなどの創傷処置に使うものをしようしていました。
5月9日にあと少しのキズが治らないのでフィブラストスプレーの使用を開始しました。
5月11日にもフィブラストスプレーを塗布
5月13日のよる創部が発赤、腫脹、発熱出現
5月14日受診 皮膚壊死でアキレス腱も見えている状態で感染の可能性あるためセファメジン1gとクラビット内服に併用を開始するも発赤、腫脹は消失。
創部の浸出液はおさまらず。培養からMSSAが3+でました。
アキレス腱を止めているボルトとワイヤーが見える状態となるため5月31日に手術にて抜釘術を行いました。
術中にとった培養検査でもMSSA3+でした。
その後抗生物質もセファメジン初めは1gでそのご11日間2g3回/日しました。
キズは2回/日生理食塩水で洗浄し、ガーゼをベタベタに濡らし湿潤状態を保つことを繰り返しときには、フィブラストスプレーをしたり、デュオアクティブをしたりしていました。
6月12日の培養でもMSSAがでて一向に状態がよくなっていない状態です。
6月14日から内服に変更になりリファンピシンとミノマイシンになりました。
6月15日の創部の洗浄からは、フィブラストスプレーをやめ、洗浄とイソジンゲルを使用しました。
医師は血流が悪いところなのでねと説明します。
治療方針が色々かわかり不安です。
こんな時は、どんな方法がよいのか教えてください。
- A4022 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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アキレス腱の手術からずいぶん時間が経過しているので、アキレス腱の治療は必要ないのですよね。
そうであれば、感染創を塞ぐ治療ですから、まずはMRSA-にしなければいけないので、洗浄と抗生剤の点滴が基本になります。
感染がコントロールできれば、アキレス腱を筋膜弁や筋皮弁などでカバーするか、VAC療法などで治療可能です。
「治療方針が色々」かわっているのは、創状態に応じて臨機応変に対応なさっているのでしょうが、開放創の治療に詳しい専門機関でセカンドオピニオンを貰っても宜しいかもしれません。
主治医にご相談になってみてください。
- Q4023 相談者 ニックネーム:野球小僧 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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5日前に野球の試合でスライディングをした際、膝を擦りむきました。
下記のような経過をたどり、現在も傷口は化膿しているように見えます。
これまでの対処が悪かったのでしょうか。
また、このまま自然治癒に期待してよいものか助言をお願いします。【5日前】
野球の試合中に右ひざを擦りむく。若干の出血あり。試合中にとりあえず水道水で洗
浄。
3時間後帰宅し、シャワーで傷口を洗浄。患部にキズパワーパッドを貼った。
患部は気持ち熱く感じられる。【4日前】
キズパワーパッドから滲出液のような液体がはみ出て流れ出す。
この日だけで4回キズパワーパッドを取り換える。
2回目の貼付と3回目の貼付の間に、キズパワーパッドがなくなったためドラッグストアへ購入しに行く際、1時間程度ガーゼで患部を保護した。【3日前】
朝、起床するとキズパワーパッドから滲出液が溢れそうになっていたのではがす。
すると、前日までは赤みが勝った透明な浸出液が溜まっていた内部に膿?のような黄色い液が溜まりだす。臭いはなし。
キズパワーパッドの説明書に膿のようなものが見られたら使用をやめるよう記載されていたことから、念のため使用をやめた。その後はガーゼにて保護【2日前】
夜間の就寝時は傷口に何もつけず。昼間はガーゼで保護。野球の試合に出場。
夏場なので汗はかいた。
帰宅後、ガーゼに少なからず膿のようなものが確認できた。
傷口の周りに赤く腫れが見られ、押すと痛む。傷口自体は赤くなっている。【昨日】
腫れが目立つようになり。しばらく座ってから立ったりすると膝周りが痛む。
傷口には何もつけず短パンで行動【今日】
日中は傷口をガーゼで保護。腫れは少々収まった感はあるが、傷が膿?のようなもので黄色く覆われる。
膿のようなものは少しずつではあるが現在も出続けている。
やはり膿のようなものに臭いはなし
- A4023 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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湿潤療法は一般的になりつつありますが、湿潤療法は、湿潤療法を開始していいか、湿潤療法を継続していいか、の見極めがとても難しい治療法なのです。
「5日前」に「シャワーで傷口を洗浄」、「患部にキズパワーパッドを貼った」のは正しい治療ですし、「4日前」に「浸出液」が多かったため「キズパワーパッド」を「4回」貼り換えた行為も、浸出液が周辺の健常皮膚に付くとかぶれを起こすので正しい対処です。
「3日前」の「黄色い液」が正常な経過の白血球の死骸なのかどうか判断が難しいところですが、「2日前」に「傷口の周りに赤く腫れが見られ、押すと痛む」のは感染の兆候とも考えられます。
「昨日」から「腫れが目立つように」なっていますし、「今日」も「膿のようなものは少しずつではあるが現在も出続けている」のであれば、感染と創状態の悪化の可能性もあるので、直ちに病院を受診していただいた方がよいでしょう。
- Q4024 相談者 ニックネーム:ゆうゆう 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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鼻の真ん中に赤ニキビができたのを潰してしまい、1箇所ポツンとクレーター跡として残ってしまったため、去年の秋頃に形成外科で2回フラクショナルレーザーをうけました。
その後処方されたハイドロキノンを3ヶ月ほど塗り、自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていたので、
色素沈着はかなり薄くはなりましたが、斑な感じで残っていて完全には消えません。
レーザーをあてた所の皮膚もかなりデコボコしていて傷跡のように残り、化粧もうまくできません。
化粧をすると逆に、レーザーをあてた所の形がはっきり目立ちます。
よく見ると一部は周りの皮膚よりも若干白く盛り上がり、皮膚がテカテカしています。おかげで化粧もすぐにとれます。
レーザーをうける前より明らかに、関係のないところの皮膚までデコボコになり、毛穴もブツブツでかなり汚い鼻になりました。
鼻は一番目立つ所だけに、毎日鏡を見るのが本当に辛いです。
近所の皮膚科に相談に行きましたが、気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ、とてもショックを受けました。
この斑な色素沈着や、テカリ、肌のデコボコした傷跡みたいなのは、このままほかっておいてもいいのでしょうか?
- A4024 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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フラクショナルレーザーの種類、照射設定によっては、「肌のデコボコした傷跡」のようになることもあり得ます。
「自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていた」というのが、ご自身の判断で行っているのなら、「ピーリング」が多少なりとも影響を与えたことも否定できません。
一般的に「斑」な状態の「色素沈着」の治療は、単調なシミの治療より難しい判断が求められます。
診察をしなければ詳細はわかりませんが、「近所の皮膚科」で「気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ」たならば、周囲の人にはご本人が感じるほどには違和感はないのかもしれません。
そうであれば、特に治療をせずに時間の経過を待てば、徐々に目立たなくなるものですし、化粧することを前提に、色素脱失に近い形にレーザー照射した方が、かえって目立たないということも考えられます。
ひとつの治療だけですべての悩みが解決できるわけではなさそうですから、複数の美容皮膚科、形成外科を受診して治療方針を提案してもらい、医師任せにするのではなく、ご自身で全ての治療法を理解し、納得して治療を受けてください。
- Q4025 相談者 ニックネーム:めりー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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6ヶ月ほど前に家の中でバランスを崩し、家の柱の角のところに背中をぶつけてしまいました。
その時にいびつな楕円形のような擦り傷が背中の真ん中より少し上の背骨の近くに出来てしまいました。
キズパワーパッドで対処していましたがかぶれてしまい傷口付近が赤く腫れたので慌てて止めました。
現在の傷口は凹みなどは無いのですが少し赤茶色のようになっている為見た目が凹んで見えます。
ヘパリンZクリームやアットノンなど試せるものは全て試していますがあまり変化が無いように思います。
何か他に出来ることはありませんか。ダンスをやっていて背中が開く服などを着るのでなるべく目立たなくしたいです。
- A4025 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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炎症による色素沈着です。
基本的に保湿をして時間の経過を待っていただくのが一番ですが、ビタミンCやレチノール外用、あるいはレーザー治療も有効である可能性があります。
皮膚科、美容皮膚科、形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q4026 相談者 ニックネーム:ゆうたんまん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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1か月前に二重全切開手術をしました。
3週間ほどして皮膚切除した目頭の辺の切開線が固くなり、そこから斜め外側に向かってしわのようなものが刻まれるようになりました。
ギャザーみたいな感じです。これは残ってしまうものでしょうか?
なぜこうなってしまうのか教えてください。
- A4026 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後の腫れが退くと同時に、「切開線」の瘢痕が「固く」なったので、デザインの歪みが「しわのような」「キャザーみたいな感じ」になってしまったのでしょう。
3ヶ月までは瘢痕が硬いので著変はないかもしれませんが、6か月に向けて目立たなくなり、2年経過するころには全く分からなくなっている可能性が高いと考えます。
手術をなさった病院で術後の経過を定期的に診ていただくことをお勧めします。
- Q4027 相談者 ニックネーム:トコ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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火傷の経過が悪く、治療法などのご相談。12月31日未明に火事、大腿部を5パーセント二度?の火傷を負い今日までワセリンで潤い療法を続けてます。
潤い療法の方が傷痕が残りにくいと言われての選択。4月まで順調だったのですが、5月から火傷箇所が大きくなり、腫れてジュクジュクしてます。火傷初期の肉の匂いもしています。火傷してない箇所にも広がってるようで、何かしらの細菌に侵されてる感じです。
火傷の名医さんがいたのですが転勤され、近所の皮膚科はみんな乾燥療法。どうすれば良いか分かりません。
- A4027 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷後5カ月経過して上皮化していないのですから、Ⅱ度深達性熱傷だったものと推測します。
感染を起こしているのか、不良肉芽のため上皮化しないのか、あるいは周囲の皮膚が浸出液でかぶれを起こしているのか、診察をしなければ判断が出来ませんし、具体的な治療法のアドバイスも出来ません。
感染があれば閉鎖療法はお勧めできませんし、湿潤療法をするにしても頻回の診察と慎重な態度が必要です。
このままではさらに長期の治療が必要になるかもしれませんし、条件によっては植皮手術をした方がよい場合もあり得ます。
多少遠方であっても、一度、形成外科を受診してセカンドオピニオンを求めてください。
形成外科への通院が困難なら、通院可能な範囲の病院あての紹介状を書いてもらってください。
- Q4028 相談者 ニックネーム:いち 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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今日の昼間に、仕事(大工)中に誤って、エアー式の釘打ち機を左手の中指先に打ってしまいました。
仕事の最中ということもあり、とりあえず水洗いして絆創膏を付けて対処しました。
夕方、自宅に戻りお風呂上がりに消毒液を付けて新しい絆創膏を貼り直しました。
中指に痛みがあるのは勿論なのですが、他の指が痺れてきました。
このままでも大丈夫なのか、病院に行ったほうがよいのか、教えてください。
- A4028 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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骨折あるいは感染による浮腫によって「他の指が痺れて」きた可能性があります。直ちに「病院に行っ」てください。
お返事遅くなって申し訳ありません。
当ページは、新鮮外傷の緊急的なご質問には対応していないことを、お許しください。
一般的に、外傷受傷当日は「お風呂」に入って体を温めることはおやめになるべきですし、受傷部位はなるべく高い位置において浮腫みを防ぐように、可能ならば受傷部位をタオルにくるんだ氷嚢などで冷やすように心掛けてください。
「エアー式の釘打ち機」で使用する新しい釘でも多少とも機械油がついている可能性がありますし、古い釘だと破傷風を引き起こす可能性があるので、建築現場での外傷は、特に何もなく治癒するのがほとんどだとしても、可能な限り早期に一度だけでも病院を受診しておくことをお勧めします。
- Q4029 相談者 ニックネーム:ちーたん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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半年程前に娘がドアノブの角に頬をぶつけました。当初は腫れの方が気になりすぐに冷やし腫れは治ったのですが、その後傷を放置していたら透明に痕が残りました。
あまり気にならない程度だったのですが、だんだん赤みを帯びて赤茶色に。
皮膚科では紫外線を帯びたせいで、いずれ成長してから美容整形するしかないと言われました。
傷は思ったより深かったようです。
現状は膨らんだりしておらず、色のみ気になるものです。
顔であるためなんとかしてあげたいのですが、美容整形するしかないのでしょうか。
- A4029 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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紫外線による色素沈着ではなく、瘢痕が新生血管により「赤みを帯びて赤茶色に」なっているのでしょう。
ロングパルスYAGレーザーなど赤みに反応するレーザー治療で、目立たなくなります。
直ぐに治療するかどうかは後程ゆっくりと検討すればよいので、
まずは形成外科、美容皮膚科などを受診して考えられる治療法をいくつも提案してもらって下さい。
- Q4030 相談者 ニックネーム:Rara 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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生後半年の頃にストーブで右手指3本を火傷しました。
11歳までの約10年間 形成外科で、脇腹から2枚 ビキニライン 両足の裏より皮膚移植、変形を防ぐ為に指に針金を入れたり、移植した皮膚を切り開いたりと、日本全国から患者が集まる程の名医と呼ばれる先生に10回ほど手術をして頂きました。
両親に自分が手の事で辛い思いをしている事を悟られたくなく、費用も気になり、私から治療を終了しました。
幼児期 思春期も越え、最後の手術から25年経った現在 今更と思われるかも知れませんが、少しでも治したく、かと言って 治るかわからないのに 受診し 写真を撮られたり、病院関係者であろうが、色々な人に手を見られたくなく、こちらに相談させて頂きます。手のひらに移植した脇腹の皮膚は茶色く、成長に合わせ指の関節部分に追加した足の裏の皮膚は肌色です。
脇腹の皮膚なので、手のひらなのにうぶ毛が生えています。4指の爪は丸くなり、親指の爪は 分厚く普通の爪切りでは切れません。
手を開くと 最後の皮膚移植から成長したのか、親指と小指がつっぱり 小指は曲がっています。
指の股には カッパのように水かきがあります。
冬には移植した脇腹の皮膚と足の裏の皮膚の繋ぎ目がひび割れます。
両手の手のひらを合わせると第一関節の長さ 右手指は短いです。
移植の為に剥いだ跡は皮膚を寄せてありますが、一番広範囲だった脇腹には100針以上あります。
健常者のようになりたいなんて贅沢は言いません。どこまで治せるのか教えて下さい。
- A4030 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「手のひらに移植した脇腹の皮膚は茶色く…」
レーザーで脱色をすることも可能かもしれませんが色調が斑(まだら)になる可能性が極めて高いのであまりお勧めはできません。
ハイドロキノン軟膏などの美白剤を長期に使用すると、色調は薄くなります。
また、植皮部分の表皮を剥削し培養表皮の移植をすると、「茶色」くなくなります。
「手のひらなのにうぶ毛が生えて…」
レーザー脱毛やフラッシュランプによる脱毛、RF脱毛などを繰り返すと多少なりとも有効ですが、「うぶ毛」が対象だと永久脱毛とまで言えるような著明な効果は期待できません。
ブラジリアンワックスや除毛クリームが効果的です。
「4指の爪は丸くなり」
使わない指の爪は「丸く」なるので、環指の指先を使えるようにする必要があります。
「親指と小指がつっぱり」っていることから、植皮面積が足りていないことは明らかですから、植皮を追加するだけでも手指の使い勝手は相当改善されるはずです。
「親指の爪は 分厚く…」
爪母の変形ならば爪母形成が可能かもしれませんが、爪白癬ならば抗真菌剤の投与が必要です。
「親指と小指がつっぱり 小指は曲がって…」
植皮が足りないことは明白なので、必要かつ十分な面積の植皮を足した方がよいでしょう。
「小指」は曲がったままだと洗顔時に目に指が入り、伸びたままだと鼻孔に指が入ってしまいます。
指関節の可動域を確認しつつ手術の計画を立てる、慎重さが必要です。
「指の股には カッパのように水かきが…」
指間部は想像以上に大きな面積の植皮が必要です。
植皮量が足りないのと、植皮の縫合線の向きの問題があるかもしれません。
皮弁で指間が形成できるなら、それも検討すべきです。
「繋ぎ目がひび割れ…」
縫合線には皮脂腺が無いので、ハンドクリームや保湿剤はずっと必要なはずです。
ただし、毎「冬」、同じように「ひび割れ」るとすれば、縫合線が太すぎるのと、やはり十分量の植皮でないため縫合瘢痕に必要以上の力が加わっていると考えられます。
植皮を足すと同時に縫合線を直線でなくすようにすれば「ひび割れ」なくなります。
「第一関節の長さ右手指は短い…」
成長障害によるものではなく、手掌および手指、あるいはそのどちらかの植皮面積が足りないため、関節裂隙が狭くなっている可能性が高いので、これも植皮をすればある程度は解決されるでしょう。
「皮膚を寄せてありますが…」「脇腹には100針以上…」
改めて手指の治療をするとすれば、Tissue Expanderなどを使って広い面積の植皮片を確保するとよいでしょう。
「脇腹には100針以上…」
縫合糸の跡が残っているのでしょうか。
瘢痕切除のうえ再縫合すれば、縫合糸跡は残りません。
今回のアドバイスはメールから想像し得るものということであって、診察をした医師から別な治療法の提案があるかもしれません。
あなたの「治るかわからないのに 受診し 写真を撮られたり、病院関係者であろうが、色々な人に手を見られたくなく」という想いもわからないではないのですが、形成外科の治療は、言ってみれば、何もないところに家を建てるのではなく家の状態を見て、予算と期間を考慮しながら修繕計画を立てるようなものなので、診察をしなければ始まりませんし、多くの目と頭脳を寄せ集めてできるだけ患者さんの望む方向の結果が得られるようにあらゆる方法を考え検討するものなので、ある病気に決まった治療をするものとは訳が違うのだということをご理解ください。
複数の形成外科を受診して意見を訊いて、ご自身が信頼を置く医師を見つけ、その医師とともに治療方針をたて、治療し、経過を見て治療方針の再検討をするということを、繰り返せば、必ず今よりはよくなります。
目標は、「健常者のように」なることではなく、特別に気にすることなくニコニコ笑って生活できるようになることなのですから、ぜひ前向きに考えてください。
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