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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q4001 相談者 ニックネーム:いっきゅうさん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

近い将来子供の傷痕切除手術をする予定でおります。額2センチ弱です。担当の先生にお任せする予定ではありますが、子供の事なので不安です。知識がない為教えて下さい。
額(真ん中です)直線の傷痕の手術は縫合とボンドだとどちらが跡が残りにくいでしょうか?
又、直線縫いとジグザグのような縫合はどちらが向きでしょうか?
普通の縫合と傷痕治療の縫合は何か違うことはあるのでしょうか?

A4001 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
鋭利な刃物でスパッと切った切創以外の外傷の創縁は必ずしもシャープではないため、創縁をきれいに合わせて縫合しても瘢痕が出来てしまいますが、瘢痕形成術は瘢痕を表皮層から真皮層あるいは脂肪層までシャープに切除して皮下で縫縮し、表皮には緊張がかからない状態で創縁のズレが起きないように表皮を縫合します。
表皮に緊張がかかっていなければ、糸による縫合でもボンドでも構いません。
額の瘢痕が横方向ならば直線に縫縮した方がよいでしょうが、縦方向ならばジグザグにすることもあります。
症例によって手術の詳細は異なるので、一般論をお尋ねになるより、主治医にお願いしてお子さんの瘢痕の治療法を具体的に説明していただくとよいでしょう。
Q4002 相談者 ニックネーム:ほけんの先生 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別: 

小学校で養護教諭(保健室の先生)をしています。
 校庭で転倒し、擦過傷を負って子どもが毎日来室します。大きめの砂粒で擦って、深めの傷をつくってくることもあります。
 これまで学校現場では、傷口を水で洗い、消毒をして、絆創膏やドレッシング材を貼るという手当てが一般的でした。しかし、湿潤療法の考え方が広がってきている今、家庭でも学校でも「傷口の消毒はせずに治す」を薦めていきたいと考えています。
 学校で行う手当ては、応急手当であり治療ではないため、医療現場で使用するような薬剤やドレッシング材を使用することは出来ません。家庭で行える手当ての範囲で、学校でも手当てをしていきたいと思っています。
 家庭や学校で行う擦過傷の手当ての仕方と、手当てに使用する比較的安価で購入しやすいドレッシング材を教えて欲しいです。

A4002 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
湿潤療法自体は創傷の専門家たちにとって特に新しい治療法ではないのですが、ようやく一般開業医や一般家庭に広がってくるようになったと同時に、誤った湿潤療法によるトラブルも散見されます。

よくある「校庭で転倒」した「擦過傷」ならば、「傷口を」水道の流水で「洗い」、洗濯したてのタオルか清潔であろうティッシュで水分を拭き取って湿潤療法専用の創傷被覆材を直接貼付してください。
異物の存在する創、感染の可能性のある創、刺創、咬創には、湿潤療法や閉鎖療法は適しません。
もちろんこれまで通り、「学校で行う手当ては、応急手当であり治療ではない」ことを保護者にお伝えになって、病院で診察をしてもらうよう促してください。
湿潤療法や閉鎖療法のトラブルのほとんどは、浸出液のコントロールが上手くいかないためと感染が原因です。

個別の商品の紹介はしておりませんが、「比較的安価な購入しやすいドレッシング材」は通常の薬局でも簡単に手に入りますし、比較検討なさりたければお手数ですがインターネットで検索してください。

また、創傷に伴うものとして、日本では破傷風の予防注射はほぼ100%済ませている筈ですが、国際的に小児を受け入れるようになった昨今は、グラウンドの外傷に対しては破傷風も気にかけておく必要があるかもしれません。
Q4003 相談者 ニックネーム:みみこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

コンクリートの上で転倒し、変な転び方をした為、手の甲にすり傷を負いました。傷跡は1センチ四方の赤みのある肥厚性瘢痕になってしまいました。

発症後3ヶ月半がたちますが、まだ赤みがあります。瘢痕はどれくらいで白く目立たなくなるでしょうか?

瘢痕のケアとしましては、日焼けしないように手袋をしたり、絆創膏を貼っています。
あと形成外科でもらった、ヘパリン類似物質クリームを塗ったり、シナール配合顆粒、鉄、亜鉛、ビタミンCなどのサプリメントを摂っています。

目立つ場所なので、傷跡の経過が心配です。

A4003 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
自然経過のままで「肥厚性瘢痕」が白くて平坦な成熟瘢痕になるには、数年から数十年の時間経過が必要です。

受傷後「3ヶ月半」なら最も赤みが強く瘢痕が大きくなっている時期ですから、今後6ヵ月に向けて症状は軽快していくでしょうが、早急に改善を望むならレーザー治療が可能です。

治療をしているのですから形成外科の主治医にご確認いただくとよいでしょうから、
定期的に経過を診てもらってください。
Q4004 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

先週20日に知り合いの女性が大きくなってきた黒子を手術により切除しました。
傷口はまだ抜糸していないため多少の突っ張りはありますが、患部には自宅で傷薬をかけ、ガーゼを当ててシール状のもので覆っております。
左前腕を上から患部を覆うように貼り付けておつおりますが一周はせず、下側で皮膚が見えておりますが赤く腫れて痒くて仕方がないそうです。
患部直近でもあり下手なことが出来ないため困っております。

A4004 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷薬」(消毒薬)によるかぶれでしょうか。
メールだけでは症状の詳細が判らないので、具体的なアドバイスが出来ません。
術後4日経過しているならば抜糸も可能ですし、ましてや消毒薬は必要ないでしょうから、創部を水道水で洗浄後、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付していただければよいでしょう。
まだ抜糸予定の日程でなくとも、手術をした病院を受診してください。
Q4005 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

8月頭に原チャリで事故をしておでこを縫いました。
埋没の糸での治療でした。赤みと凸凹がなおりません。
注射で治療をしていましたが、もううたなくていいといわれたんですが、うちはじめてから今にかけてなにも変化がありません。
もとの綺麗なおでこになるような治療方法を教えてください。お願いします。顔に傷があることが耐えられないです。

A4005 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
残念ながら全く瘢痕のない「もとの綺麗なおでこになるような治療方法」はありませんが、様々な治療を組み合わせて時間をかけて治療すれば瘢痕を目立たなくすることは可能です。
治療をするかどうか、どの状態を治療の終着点とするかは患者さん自身が決めるものですから、「もううたなくていい」というのは「うちはじめてから今にかけてなにも変化が」無いので、『この治療を続けるのは止めてほかの治療法を検討しませんか』という提案だったのではないでしょうか。

診察をしなければ具体的な治療法のアドバイスは出来ないので、先ずは主治医に状態の説明と今後の治療方針を確認し、他の形成外科でも意見を聴いて、それぞれの治療法のメリット・デメリットの両方をご自身で十分に理解し、主治医と決めた医師と一緒にじっくりと治療方針を検討してください。
Q4006 相談者 ニックネーム:ちえ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1ヶ月半前に早期破水で緊急帝王切開で出産しました。
おへその下から恥骨辺りまで縦に切開しています。
術後一週間で抜鉱し、創部が目立たなくなるよう茶色い細いテープを、創部と垂直になるよう貼っていました。
テープは、取れたら貼り替えるようにして、そのまま3ヶ月から半年張り続けるよう指導を受けました。
1ヶ月検診でもテープは貼ったままで、創部の痛み等無かったので、創部の診察はありませんでした。
しかし、最近になってテープが取れてきたのでテープを貼りかえようと思い創部を見ると、下腹部あたりの一部で血豆がかさぶたになったみたいになっていて、
そこから傷跡が広がっているように見えます。
今の所強い痛みはありませんが、引っ張られるような痛みはあります。このまま放置しても大丈夫でしょうか。

A4006 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の埋没糸が原因の可能性があります。
また、「恥骨辺り」は、幅広い瘢痕や肥厚性瘢痕が生じることも少なくありません。
手術をした産科あるいは形成外科を受診してください。
Q4007 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

20歳のころに、座り仕事で、表皮嚢腫が尾てい骨のあたりにできてしまいました。
最初は大きなニキビができたような感じで思っていたのですが、日に日に痛みが強くなり、化膿して腫れ上がった箇所が箇所なだけに座ることもままならず、皮膚科にいくと、表皮嚢腫との診察を受け、膿をだしてガーゼをつめるという処置をしてもらいました。
その後抗生物質などを処方されて数か月様子を見ましたが、何度も化膿するため、日常生活にも支障をきたすので、外科手術を受けることになり、4日ほど入院して、切除しました。
術後少し痛みはありましたが、無事に回復し、傷痕も少し残っていますが再発はしていません。
ですが、その同じ個所が10年ぶりに時々痛くなるようになってきました。確認しても化膿や腫れはみられません。でも同じような痛みがあります。これは再発の可能性があるのでしょうか。
切除部は大きく化膿したこともあり、2cmほどメスで切って袋を取り出したと聞いています。
大きく切ったところに負荷がかかっているから痛いのでしょうか。
だとすればこの痛みは一生続きますか。我慢できるレベルではありますが、今後子供を産むことを考えたりすると心配です。

A4007 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
確かに「傷痕」(瘢痕)が擦れたりぶつかったりして「大きく切ったところに負荷がかかっているから痛い」可能性もありますし、「表皮嚢腫」(粉瘤)の「再発の可能性」もあります。

「20歳のころ」は酷く「化膿して腫れ上がった」ためか「4日ほど入院して、切除」したようですが、一般的に「表皮嚢腫」(粉瘤)は小さいうちならば「抗生物質」を投与すれば症状が治まることも少なくありませんし、化膿する前ならば外来の数十分程度の切除手術で治療出来ます。

早いうちに皮膚科か形成外科を受診なさることをお勧めします。
Q4008 相談者 ニックネーム:    患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

私は昨年の12月に乳ガンの全摘出の手術を受けました。
現代に至るまでリハビリもしましたが 癒着がひどく傷の下に大きな石が張り付いているようです。
傷は脇を 肩を 腹を 引き込みます。手術を受けた方はパンパンに張っています。
これて私の人生も終わってしまったのかと悲しくなります。
主治医から形成外科を紹介され行きましたが「一か八かです」と言われました。
他の形成外科も行きましたが同じようなものです。
一か八かで手術をする事に恐怖を感じます。何かいい方法はありませんか。

A4008 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
癒着を剥がし、筋脂肪弁を皮下に挿入すれば、「傷の下に大きな石が張り付いているよう」な症状は改善されます。
また、同時に腋の癒着を剥がせばリンパ流の滞留が軽快し、多くの場合、「パンパンに張って」いる状態も解消され、腕を動かす苦痛も軽減されます。

小さな手術ではありませんが、ご自身の筋肉や脂肪を使って乳房再建を行っている施設にとっては通常手技のうちの手術ですので、「一か八か」という選択ではありません。
どうぞ当ホームページの『医療機関のご案内』なども参考になさって、いくつかの形成外科で相談してみてください。

■医療機関のご紹介
http://www.woundhealing-center.jp/kikan/index.php

また、お独りでお悩みになっているより、全国にいくつも『乳癌の患者の会』がありますから、ご参加になって、不安の共有や情報交換をなさってみてはいかがでしょう。
Q4009 相談者 ニックネーム:もともと 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

生まれつき娘の左肩に黒あざがあり(直径2㎝ほどで毛がはえていました)、4歳の時に形成外科にて切除しました。
その傷跡の縫い目がギザギザにデザインされていてよく目立ちます。
傷跡の幅も広がっていて皮膚の表面も他の皮膚と異なります。
少しでも目立たなくする手術はありますか?
手術適応となった場合、仕事を休んで治療が必要になりますか?
(腕を固定しておくなど、期間はどれくらい必要でしょうか?) 

A4009 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を切除して縫合しなおす瘢痕形成術が可能です。
瘢痕の大きさによりますが、ティッシュエキスパンダー(組織拡張器)の挿入が必要かもしれません。
治療の詳細および治療期間は治療法によって相当な違いがあるので、形成外科担当医とよく話し合ってください。
Q4010 相談者 ニックネーム:aoko 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

4年前に交通外傷により、頭髪の生え際(前額部)から後ろへ(後頭部方向に)8センチほど挫滅創を受け、その頭髪部は外傷性の禿げになりました。
受傷後、患部の神経の痛みの治療を優先し、禿頭の形成手術を延期していたのですが、1週間前にやっと、形成外科にて禿げている創傷部を切り取って縫い縮める手術を受けました。
術後は10センチの長さの手術痕となりました。
今回の手術後は、創部に塗布するバラマイシン軟膏のみ処方されております。
そこで今回のご相談なのですが、私は現在、肥厚性瘢痕の予防に効果があるとされるリザベンは処方されておりませんので、念のため主治医にそのことを相談し、肥厚性となる可能性は皆無ではないと思うので(素人考えですが)、リザベンを処方していただけるよう、お願いしたほうがよろしいでしょうか。
主治医のお考えもあると思いますが、失礼にあたらないよう、ご相談してみたいと考えております。
事故直後に通院していた今回とは別の形成外科では、しばらくリザベンを飲んでおりましたので、今回は必要がないのかしら?と少し不安に感じましてご相談させていただきました。

A4010 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「リザベン」はケロイドや肥厚性瘢痕の治療に投与するのが本来の使用法なので、保険診療のうえでケロイド・肥厚性瘢痕の予防に使ってよいかの判断は意見の分かれるところです。
一方で、「リザベン」の成分トラニラストは肥厚性瘢痕の原因と考えられているサイトカインという物質を抑制するので、より確実な効果を得るために、受傷後赤みや盛り上がり、痒み、痛みが出現し始める前に、早めに「リザベン」(トラニラスト)を服用し始めることも少なくありません。

瘢痕の治療は出来る限りの治療を組み合わせて為されるものですし、頭部の皮膚は伸展性が小さいため肥厚性瘢痕にはなりにくくとも幅広の瘢痕になり易いので、様々な治療法について主治医とよく話し合って治療方針を決定してください。

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