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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q3871 相談者 ニックネーム:haku 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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約8ヶ月前に『乳腺腫瘍摘出手術』を受けました。
抜糸した数日後に傷口が開きジュクジュクした状態でしたが、主治医に「これで大丈夫」と言われてそのままの状態で傷が治るのに2ヶ月くらいかかりました。それが今になって傷痕が痛んだり痒くなったりするようになって傷のした辺りがプックリ膨らんできて膿が出てきました。
これは放置しても大丈夫ですか?
- A3871 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「傷痕が痛んだり痒くなったりするようになって」いるのは、肥厚性瘢痕かもしれません。
また、「傷のした辺りがプックリ膨らんできて膿が出て」いるのは、縫合糸膿瘍などの可能性があります。
縫合糸膿瘍の場合、一次的な炎症で治まってしまうかもしれませんが、何度も繰り返すこともあるので、早急に受診なさることをお勧めします。
- Q3872 相談者 ニックネーム:リード 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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7ヶ月前洋服にコンロの火が燃え移り、二の腕に三度の火傷を負いました。
引きつりが酷かったのでZ形成術だけして、今は4㎝×12㎝の赤く血が浮き出た瘢痕?があり表面はテカテカして乾燥しています。
日中はそれほど痒くないのですが、時々夜になると痒みで目が覚めてしまいます。
通院している医師から幾つかの手術を提案され、Z形成術をしてもらった病院や他の個人病院の医師からは火傷を負ってから半年しか経っていないので、1年は様子見た方がいいのでは?
と言われました。出来れば手術したくないのですが、重度の火傷でも圧迫療法で治る可能性はありますか?
今は寝る時だけクリームを塗ってエフシートを当てています。
- A3872 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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Ⅲ度の熱傷を保存的に(手術をせずに)上皮化させた場合、肥厚性瘢痕になります。
症状として「痒み」や「引きつり」は必発で、数年から数十年の間に「痒み」は軽減しますが、瘢痕が周辺の健常皮膚と同等まで軟らかくなることはありません。
「通院している医師」や「Z形成術をしてもらった病院や他の個人病院の医師」らに意見を訊く際は、治療の提案だけでなく、機能面や整容面の改善など何を目的とした治療なのか、治療せずに放置した場合どんなデメリットがあるのか、他にどんな治療法があるのか、勧める治療法のメリット・デメリットをしっかりとお尋ねください。
拡張血管や新生血管のための痒み対策だけなら、レーザー照射が有効な可能性もあります。
- Q3873 相談者 ニックネーム:のびた 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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一年以上前に子どもの頃からある肩のしこりを切除しましたが 、縫合跡ではないニキビのような
赤い盛り上がりのある跡が残りました。
僅かにむず痒く 掻くとニキビの芯の様なものがポロリと取れて またしばらくすると出来てきます。
手術をした皮膚科や他の皮膚科にも行きましたが 、そのニキビの様なところをむしりとられるだけで根本的な治療はしてもらえませんでした。
多少の跡はしょうがないと思いますが、肩の目立つところにあるので これからの季節 非常に気になります。
例えば他の科や大学病院に行けば 多少は目立たなくなる様に治療してもらえるものでしょうか?
因みにしこりはカルシウムの塊だそうです。
- A3873 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「カルシウムの塊」は石灰化上皮腫です。
「縫合跡ではないニキビのような赤い盛り上がりのある跡」が「僅かにむず痒く」という記載からは肥厚性瘢痕のようですが、そうであれば「手術をした皮膚科や他の皮膚科」が「むしり」とる処置をすることはありません。
「僅かにむず痒く 掻くとニキビの芯の様なものがポロリと取れて またしばらくすると出来て」くるという状況は、縫合糸を核として炎症が起きているような症状です。
また、「手術をした皮膚科や他の皮膚科」で「ニキビの様なところをむしりとられるだけ」なら、もともとの手術とは関係なく、同じ部位に疣贅が出来ているのかもしれません。
診察をしなければ診断が出来ないので、具体的なアドバイスが出来ません。
皮膚科あるいは形成外科にお掛かりになって、処置をしてもらうだけでなく、診断名あるいは原因をお訊きになってください。
はっきりと診断できれば、「多少は目立たなくなる様に治療してもらえる」はずです。
- Q3874 相談者 ニックネーム:MTN 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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今年の六月の下旬、学校で、調理実習をしていた際にキャベツの千切りをしていた際誤って親指の先を切ってしまい、先生に絆創膏を、貼ってもらおうと思い行きましたが、
手を離した瞬間血が止まらないと言うことで、学校にある保健室で見てもらいましたが止まる気配がないということで、近くの病院である整形外科で治療してもらいました。
そこに着くまでにちは止まるかと願っていたのですが
一向に止まる気配がないということで縫うことになり何とか血は止まりました。次の日ガーゼが汚れていたので綺麗にしてもらうため包帯とガーゼを外したら、親指の肉と皮が削ぎ落とされていてゾッとしました。
こうなってしまった指は全治何ヶ月となるんでしょうか教えてください。
皮と身はどの様な感じで治っていくのですか?
- A3874 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に、指尖部外傷の場合、湿潤療法で相当量の欠損まで再生されます。
表皮と真皮が削げた程度なら、どれくらい組織欠損が起きたかにもよりますが、治るまでの期間は、2週~4週間(時にはそれ以上)とお考えください。
新鮮外傷の評価と経過予測は、診察をした医師でなければ、
具体的な回答が出来ないものです。
詳しい説明は、「整形外科」の担当医にお尋ねください。
- Q3875 相談者 ニックネーム:こみさん 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:男性
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33年前聴神経腫瘍の開頭手術を受けました。
手術自体は好結果で、その後複数の病院でMRI検査を受ける機会があるごとに、状況は異口同音素晴らしいと評価されています。
しかし手術直後から縫合部のひきつった感じの痛さに悩まされてきました。ただ初期は痛みの程度や間隔は間遠で、手術を受けた病院でも残念だが機能は保持されているので、我慢の範囲であり対処の方法無しとの回答でした。
この縫合部はその後瘢痕化し、徐々に痛みも1週間程度に1回から増え、現在は毎日となり、痛みの程度は強くなっています。
この間各所の脳外科、整形外科、脳神経外科、ペインクリニックや鍼灸医等を受診しましたが、鎮痛剤による対処以外に方法がないとの結果に終わり、その効果が顕著でないまま今日に至っています。
この間痛みを軽減するため、癒着した瘢痕部を自分の指で押して少しでも和らげると楽になる感触を得ていたので、2016年初頭、マッサージ師に瘢痕部を中心に、周辺部のマッサージをお願いし、。多少楽になる期間もあったのですが、痛みは増すばかりで、脳神経外科医の受信を受けたところ、頸椎部の狭窄、ヘル二アがあることを指摘され、カラーの使用、鎮痛剤の投与による治療を受けています。このころまでは週1~2回程度のゴルフも楽しんでいたのですが、流石にこれも止めています。
痛みは明らかに手術後の瘢痕部からのものが強く、できれば薬だけではなく、根本的な対処策がないものかと求めています。
- A3875 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕による痛みなら、術後数か月後をピークに軽減するのが通常ですが、瘢痕拘縮が強くなったための牽引痛ならば、数年から数十年にわたり継続することも考えられます。
トラニラスト内服やヒアルロン酸外用、ステロイド注射、ティッシュエキスパンダーを使用した瘢痕形成術などの治療を検討してください。
また、末梢知覚神経が切断された痛みならば術後徐々に軽快しますが、神経断端腫などが出来ていれば触れたり投打したりでかなり強い痛みが生じることもあり得ます。
「痛みは明らかに手術後の瘢痕部からのものが強」いとお感じになっているのですから、形成外科を受診してください。
- Q3876 相談者 ニックネーム:うみ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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一ヶ月前頃看板で右手の人差し指を深く切ってしまいました。
神経と腱と動脈を切ってしまい縫合手術を受けました。
1ヶ月間固定をして先日固定を外してもらったのですが、傷跡のところにしこりのようなものが確認できます。(触ると少し痛いです)
このしこりと痛みは期間が経てばそのうち無くなるのでしょうか?
- A3876 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合線に一致した皮膚の「しこり」なら、ドッグイヤーでしょうか。
縫合線の皮下に存在するしこりなら、神経断端腫の可能性も無いわけではありませんが、それならば、「触ると少し痛い」程度ではなく叩打で響くような痛みがある筈です。
申し訳ありませんが、外傷の部位もわからず、手術内容もわからないので、「傷跡のところ」の「しこりのようなもの」の状態が全く想像も把握もできません。
主治医に「しこりのようなもの」が何なのか診断をお尋ねになってください。
- Q3877 相談者 ニックネーム:かわ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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大腸がんで手術後ストーマーパウチを使用していますが、なかなか自分にあったパウチがみつかりません。
今は、ストーマーのまわりに傷がついてしまい交換時にガーゼ等で保護していますがうまくいっていません。
いい方法がありましたら、教えてください。
- A3877 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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トラブルの詳細が判らないので、具体的なストーマケア法ではなく、根本的な知識とケアを手に入れるためのアドバイスをさせていただきます。
ストーマ装具が合わず「ストーマのまわりに傷がついて」しまう理由は、ストーマ部位の形状と硬さ、しわや窪み、肌の状態、汗、便の性状、装具の貼り方・剥がし方、アクセサリーの種類と使用方法などなど、列挙しきれないくらい多岐にわたります。
したがって、ストーマ装具によるトラブルの解決には、患者さんのストーマケア方法の入念な聞き取りと、専門家の診察および観察による原因究明が必要です。
また、ストーマ装具を変更しても、根本的な解決法にならない場合もあります。
ストーマ装着の皮膚トラブルに対する装具変更を検討する場合は、トラブルの原因を究明することが最も重要なので、ストーマ外来を受診して、ストーマ療法士や皮膚・排泄ケア認定看護師に診て貰うことをお勧めします。
- Q3878 相談者 ニックネーム:ヒロ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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恥ずかしい話ですが、子供の頃から少し前までほぼ毎日風呂どきに浴槽の中で陰嚢を掻き壊し続けてきました。毎日かさぶたが剥がれては血が出るの繰り返しでした。
最近になって慢性的な刺激は皮膚癌の原因になると知り、まだ10代ですが不安です。
十数年間同じ場所を掻き壊し続けたらどのくらい皮膚癌になりやすくなりますか?
またどのような症状が出たら皮膚科に行けば良いでしょうか。
- A3878 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「かさぶた」は創傷治癒の妨げになりますし、「毎日かさぶたが剥がれては血が出るの繰り返し」であれば表皮・真皮の細胞分裂は活発に行われていますが、それだけの理由で「皮膚癌」の発生を心配する必要はないでしょう。
確かに、細胞の入れ替わりを繰り返すうちに、ごく稀に正常でない細胞分裂が行われることもあり得ますが、通常ならば正常でない細胞は自然死します。
潰瘍から皮膚癌が発生した場合、多くは有棘細胞癌(扁平上皮癌)で、癌が発生した場合、しこりが出来たり、触るとボロボロ崩れるような潰瘍が出来たり、出血したりと症状は様々ですが、大雑把に言えば『明らかに今までとは違う。おかしい』と素人でも感じるような外見になります。
ご心配ならば、早いうちに、皮膚科や形成外科を受診して、表皮に異常所見が無いことを確認して貰っておけばよいでしょう。
- Q3879 相談者 ニックネーム:ayaka 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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10年前に右手薬指付け根の腱を9割切ってしまい手術しました。
最近仕事で包丁をよく使い使い過ぎか、痛みます。
今日にわたっては青アザができ包丁を握るのも痛みます。
また腱が切れかかっているのか心配です。
- A3879 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「10年前に右手薬指付け根の腱を9割切って」しまった原因が疾患ではなく外傷なら、「最近」の「痛み」と「10年前」の「腱」の損傷とは関係ないと考えます。
「青アザができ」たのが「今日」で、それ以前から「痛み」が出現しているので、最も疑わしいのはいわゆる腱鞘炎ではないでしょうか。
腱鞘炎とすれば、「10年前」の「手術」も多少は影響している可能性がありますが、基本的には「使い過ぎ」が原因です。
「腱が切れかかっている」ことは無いでしょうから急ぐ必要はありませんが、治療をせずに手指を使っている限りは改善しないので、なるべく早いうちに手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q3880 相談者 ニックネーム:ゆう 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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小学生の頃に転んで擦りむいた太ももの傷痕ですが、今でも5mmくらいのしこり?のように赤黒く盛り上がっています。
怪我した当時は自宅で消毒するのみで受診はしていません。
これまでは特にしこりがあっても気にしていなかったのですが、最近になってチクチク痛痒い感じがして気になっています。
早く受診して治療したいとは思うのですが(治療の必要があれば)、現在授乳中のため治療ができないのではと受診をためらっています。
子どもの月齢からして、断乳は少なくともあと半年くらいかかりそうなのですが、早目に受診する必要はあるでしょうか。
今になってチクチクしだしたため、何か傷痕が悪いものになっているのではと不安になっています。
- A3880 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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太ももの肥厚性瘢痕は、お子さんの面倒を見るようになって膝をついて作業することが多くなったため、瘢痕に掛かる緊張が大きくなって「最近になってチクチク痛痒い感じがして」いる可能性があります。
また、妊娠・出産なども影響しているかもしれません。
見た目の大きな変化が無ければ「傷痕が悪いものになっている」可能性は極めて低いと考えますので、「早めに受診する必要」はないでしょう。
ただし、授乳中でもできる治療はあるので、一度形成外科を受診してみることをお勧めします。
今後お子さんをお育てになるにあたって、お子さんのこと、ご相談者様ご本人のこと、ご家族のことで病院にお掛かりになることもあるかと思いますので多少アドバイスをさせていただきます。
治療をするかしないか、どんな治療をするか、するとしてもいつするかなどは、患者さんの都合で考えるものです。
もちろん、病気について、治療の必要性の有無について、治療法について、患者さんは情報を持っていないのが通常です。
したがって、「治療ができないのではと受診をためらって」いる暇があったら、さっさと受診して専門医の意見を求めればよいのです。
また、同じ専門を標榜していても、それぞれの医師によって勧める治療法、予測する治療経過は異なるものです。(お稽古事に流派があるのと同じことです)
主治医として全ての判断をお任せできる医師を見つけることが出来れば良いのですが、それが無理なら、複数の医師から意見を貰って比較検討してご自身の条件に最も適している治療法を検討してください。
どんな病気でも、治療について専門家の意見を貰うことなく自分だけで悶々とする必要はないので、どうせ悩むなら専門家の意見を訊いてから具体的に検討してください。
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