- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > >
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- Q3781 相談者 ニックネーム:まぁゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
-
先日5歳の息子が、保育園の滑り台で遊んでいる際、後ろからきたお友達に突き落とされてしまい転落。下に落ちていた砂場用のプラスチックのスコップの上に落ち、右頬、鼻の脇から耳横まで切る大きな怪我をしてしまいました。
直ぐに、美容形成外科を受診し、縫合等の処置を受けました。(縫合した場所は傷の中でも深い場所、3センチ程度)
イソジンでの消毒、通常より細い糸での縫合を行ったとの説明で、内服の抗生剤を処方され帰宅しました。
2日後の受診では、酸性水が処方され、その際、実費になっても構わないので、なるべく早く、そして傷跡を少しでも残さないように治療していきたいと伝えたところ、サイトプロというものを処方され、現在、抜糸まで、1日2回酸性水で消毒後、サイトプロを薄く塗布。ガーゼ等では覆うなとの指示通り、治療中です。
現在の傷の状態は、乾燥しかさぶたが出来ている状態になっています。ネット等で調べると湿潤療法というものをよく目にしますので、このままの治療で大丈夫なのか等不安がつきません。
親としては、この大きく出来てしまった傷をどうにか治したい一心でいます。
美容皮膚科等にも相談すべきか?
さらに、専門的な病院はないか?
セカンドオピニオンは必要ないか?
等々、わからないことや不安だらけでいます。
少しでも情報を知りたくご相談させて頂きました。どうぞ、宜しくお願いします。
- A3781 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
どんな治療法であれ、信頼に値する医師が確信を持って行っている治療法を
非難するつもりもありませんし、現在正しいと考えられている情報が全て不変のものであると強調するつもりもありませんので、そのつもりでお読みください。
インターネット上に掲載する文章ですから責任をもってお答えしますが、私見と判断していただいても構いません。
創傷に対する酸性水の消毒は、水道水での洗浄と何ら変わりがないでしょう。
アトピー性皮膚炎に対する酸性水の有効性も報告はされていますが、創傷の消毒という観点で考えるなら、出血や浸出液があればそれに触れた酸性水は直ちに薄められ、中和され酸性水としての優位性は失われます。
また、「傷跡を少しでも残さないように治療していきたいと伝えたところ」
「処方され」た製品は薬としての「処方」ではなく化粧品としての販売でしょうし、個別に効能を確認をしたわけではないので評価は避けますが、化粧品としての製品に含まれるサイトカインを創部あるいは瘢痕に塗ることの医学的有効性は証明されていません。
さらに、「ネット等」でお調べになった「湿潤療法」は決して新しい治療法ではなく、形成外科領域の専門医が以前より必要に応じて通常に行ってきた治療法が
一般にも広まっただけであり、創の「乾燥」と「かさぶた」は創傷治癒の阻害因子になるので、今回ご相談の創傷に湿潤療法を選択しない理由はメールの内容だけでは明確ではありません。
実際に診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ませんので、「不安がつきません」とお感じになっているならば、主治医に他の治療に比べて今の治療法を選ぶメリットをお尋ねになると同時に、躊躇なく他の形成外科でも「セカンドオピニオン」をお求めになってください。
「セカンドオピニオン」は病院を替えるということではなく、安心して治療を継続するために、他にも治療法があるけれども現在選択している治療が正しいということを確認に行く作業であるとお考えになればよろしいでしょう。
残念ながら、外傷を受傷した限りは、全く瘢痕のない皮膚に戻ることはありません。
創の上皮化・抜糸までの処置も大切ですが、その後も瘢痕の経過観察、治療は続くでしょうから、何でも相談できる、不安を話せる、心から信頼できる主治医を見つけてください。
- Q3782 相談者 ニックネーム:MAE 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
-
40年近く前の中学1年の時に左大腿に先の尖ったガラス片が突き刺さる事故に遭いました。
箇所は足の付け根から約5センチ下部の前面、外観上の幅約10センチの横一直線、最大の深さは約7センチだったそうです。
静脈を切って大量出血があり、7針を縫う手術を受けました。
これが原因で今でも左足全体にピリピリした感覚があり、神経が鈍い感じになっており、足首が動きづらく、親指が反らない状態となっています。
- A3782 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「足の付け根から約5センチ下部の前面、外観上の幅約10センチの横一直線」の外傷なので、大腿神経あるいは閉鎖神経の損傷が想定されます。
一方、「左足全体にピリピリした感覚があり、神経が鈍い感じになって」いるという表現が左下肢全体の知覚異常を表しているなら、坐骨神経の損傷が疑われます。
「足首が動きづらく、親指が反らない状態」は脛骨神経、腓骨神経の障害によるものですが、脛骨神経も腓骨神経も元をたどれば坐骨神経由来の神経です。つまり、一般的に考えると、受傷機転と症状が合致しません。
ところが受傷が「中学1年の時」で、「最大の深さは約7センチ」で「静脈を切って大量出血」する深さならば、当時身体が大きくなかったと考えれば「ガラス片」の先が坐骨神経に届いた可能性もあるでしょう。
全ての症状が受傷直後からあるならば、診断は外傷性坐骨神経損傷でしょうし、受傷直後より症状が悪化していたり無かった症状が出現したりしているならば、診断は坐骨神経痛ということになります。
整形外科を受診して治療なさるなり、ペインクリニックで相談なさってはいかがでしょう。
- Q3783 相談者 ニックネーム:ちゃんぺー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
-
高校2年の時に足の裏(つま先のど真ん中)にウイルス性イボができました(かなり大きい)。
多分、プールで移ったものだと考えられます。現在大学2年となり、ウイルス性イボとは4年間闘ってきました。
今までにレーザー治療や手術等3回行ってきましたが治らず、今はブレオマイシンの注射を打って経過観察しているところです。
1回目と2回目のレーザーでは全く治っておらず、2016年9月上旬に行った3回目の手術に関しては半分治ったという感じでした。
今、経過観察しているのはその半分となります。
痛みは軽くなって歩けるようにはなりましたが、手術で縫ったからか分かりません
が、かなり突っ張った感があり、普通に歩けない状態です。
傷口も塞がれましたが角質が硬くなった皮膚でたまに周りのささくれのような小さな皮膚が引っかかるため剥がしたりしてしまいます。
この硬くなった皮膚はこのままでも治りますか?
あと、突っ張った感じはなくなりますか?
- A3783 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
疣贅によって表皮の新陳代謝サイクルが乱れて角質の肥厚が起きているのか、手術によって角質の肥厚があるのか、メールから読み取ることが出来ません。
手術によるものならば、「硬くなった皮膚」も「突っ張った感じ」も、術後6カ月以降に徐々に改善されるでしょう。
- Q3784 相談者 ニックネーム:フル 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
-
7年前左足首の内側でくるぶしの少し下を刃物で深く切ってしまい、神経や血管など切ってしまいました。
整形外科で手術後2~3年くらいで痺れが無くなると聞いていたのですが、未だ無くなりません。
指先は動くのですが、切る前よりかは力を入れづらくなったと思います。
足裏の内側足根小球の部分は未だ感覚が鈍く痺れが一番強いです。
痺れは足裏全体にあり、傷口を叩くと、特に中指と親指に電気が走るような感覚があります。この痺れはもう治らないのでしょうか?
- A3784 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「傷口を叩くと、特に中指と親指に電気が走るような感覚」はTinel’s Signと言って、障害された知覚神経の断端を指先などで叩くと、末梢に向かって放散痛が生じる症状で、神経の損傷部位を特定するのに有用です。
踵の知覚に異常がないなら、外傷に引き続き発症した足根管症候群なので、
後脛骨神経の枝の内側足底神経の障害で、長期にわたると筋委縮が起きて多少「力を入れづらく」なることも起こり得ます。
原因が神経の圧迫や絞扼によるものならば、それを解除すれば症状は消褪します。
整形外科を受診してください。
- Q3785 相談者 ニックネーム:ララ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
-
1月の始めにお家で布団を干そうとして滑ってしまい股間をイスの背もたれ部分に強打してしましました。
当日はものすごい痛みがあったものの冷やして安静にしていましたが翌日もジンジンと痛みもあり腫れもあったので病院に行ったら速入院して翌日手術になりました。
この間検診に行って抜糸、消毒などしてもらいまた。
通常生活に戻って大丈夫との事でした。
かゆみがあったので軟膏だけ処方してもらいました。
その時点でもチクチクしたりかゆみがありましたが今は少しづつですが落ち着いてきてます。
今気になるのはまだ硬い部分が陰部にありショーツに擦れると痛みがあります。
これも日にちが来れば体内に吸収されて元通りに治るのでしょうか?
- A3785 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
詳細が判らないので、主治医にご確認いただくのが最もよいのですが、一般的な経過ならば、「まだ硬い部分」が瘢痕によるものなら、受傷後3か月~6カ月にかけて徐々に軟らかくなります。
また、マラソンなどに使うスポーツ用のショーツならば、体にフィットするので、擦れないで済むかもしれないので、ご検討になってみてはいかがでしょう。
- Q3786 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入
-
昨年、12月12日に甲状腺癌の手術をしました。(左葉切除)
退院後に傷を見ると手術で切った後が(6~7cm)赤く盛り上がりミミズが張り付いているようでした。
今は、赤みが取れて、少し盛り上がった上に傷があります。
気になるのは、傷の周りの皮膚の下から盛り上がって皮膚が上がってきていることです。
(結構盛り上がっています。)
術後の検診で、主治医に聞いたところ軽くマッサージをしてください。と言われました。
マッサージした時は柔らかくなりますが、すぐに固くなってしまいます。
先日、当フォームで肥厚性瘢痕の事を書いた内容を少し見ました。私の場合も肥厚性瘢痕でしょうか?
時間の経過とともに傷も、盛り上がりも、軽快してゆくものですか?
- A3786 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
診察をしていないので、詳細が判らないのですが、肥厚性瘢痕ではないでしょう。
肌が伸びて瘢痕に緊張がかかると瘢痕は幅広いものになるので、
手術手技に優れた医師の多くは、引っ張られていずれ平らになることを見越して、皮下組織を寄せて「皮膚の下から盛り上」げて縫合します。
まだ術後1か月半ならば、盛り上がりは残っていてもおかしくはないので、「軽くマッサージをして」「時間の経過」を待っていただくのがよいでしょう。
形成外科を受診して、状態を確認してもらうとよいでしょう。
また、主治医から指示を受けるだけでなく、状況の説明と経過予測もお尋ねになってください。
- Q3787 相談者 ニックネーム:りりー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
-
昨年の夏に、気管切開をしまして、首のところに傷跡が残っています。
日に焼けないようにしているのと、なるべく隠して過ごしたいので、タートルネックなどを着て隠す生活をしています。
ですが来年に結婚式を控えていて、できるのなら少しでも目立たなくしたいと思っています。
私の友人で気管切開した方で、6年くらい経ってやっと少し目立たなくなってきたと聞いたのですが、もっと早く治す方法はありますか?
傷は、ぷくっと盛り上がってる部分と少し凹んでいる部分とあります。
- A3787 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「気管切開」の「傷跡」は、瘢痕と癒着によって「ぷくっと盛り上がってる部分と少し凹んでいる部分」が出来てしまいます。
瘢痕形成術と癒着の剥離で症状は解消され「来年」までには赤みや硬さも消褪して「目立たなく」なるでしょう。
形成外科を受診してご相談ください。
- Q3788 相談者 ニックネーム:ゆうき 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
-
水曜日に膝の骨軟骨種の手術をしました。抜糸は来週の金曜日予定です。今日は日曜日なのですが普通に歩いてもいいでしょうか?
- A3788 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
診察をしないで術後の指示は出せませんが、一般論としてお答えするなら、「水曜日」の「膝の骨軟骨種の手術」ならば「日曜日」に「歩いてもいいでしょう」。
詳細は主治医にお問い合わせいただくのが確実ですが、術後の注意点として特に止められていないなら普通に日常生活を送っても構わないでしょう。
- Q3789 相談者 ニックネーム:やも 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
-
3週間前に転倒し顔を打ちました。目の横、まぶた上と下(ほおぼね)あたりに傷が出来ました。
出血が2~3日止まらず、また顔もひどく腫れたので最初は気付きませんでしたが顔の腫れがひいてみると、傷の部分がへこんでいます。
出血が止まってから2週間ほど、透明の絆創膏(傷をかわかさずに治すというタイプ)を貼っていましたがそろそろ大丈夫かと昨日あたりから貼っていません。
傷のへこみは治りますでしょうか?
今後どのようにすれば良いでしょうか。
色素沈着もしております。一番の悩みはへこみです。
- A3789 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
皮下出血で「ひどく腫れた」のでしょう。
現在の「色素沈着」は、出血創が上皮化した後のものか、皮下出血後のヘモジデリン沈着によるものでしょうし、「傷の部分がへこんで」いるのも、筋挫創(筋裂傷)によるものか顔面骨骨折(ヒビ)によるものか、それ以外の原因があるのか、申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的な回答が出来ません。
形成外科を受診してください。
- Q3790 相談者 ニックネーム:tao 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
-
一ヶ月前に小3の息子が校庭で転ばされ、こめかみ近くを擦りむきました。
傷は深くなかったのですぐに傷口はふさがりました。
ただ、赤く残ってしまいました。赤いあざのような感じになっています。
その赤みをとるような薬はありますでしょうか?
- A3790 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
押すと白くなって離すと周囲からパッと赤みが戻るようなら、治癒過程の血管拡張と新生血管なので、受傷から3カ月以上経過したころから赤みが消褪していきます。
押しても色調の変化がなければ色素沈着のためで、受傷後3ヵ月までさらに濃い色になる可能性があります。
申し訳ありませんが、「赤いあざのような感じ」を診察しなければ、具体的にお答えすることが出来ないので、形成外科を受診してご相談なさってください。
Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
side