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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q351 相談者 ニックネーム:hayumi 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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職場で80度のお湯を耳、背中、足にかぶり、労災なのですが現在はえ労災指定ではない病院にかかっています。
消毒、ゲーベンクリーム、ガーゼで治療し、20日程経ちましたが、肩の熱傷が酷くまだガーゼが引っ付いたり、膿のようなものがガーゼについているような状態なのですが、痛みが強いので痛み止めを下さいと言ったにも関わらず、職場復帰をしても良いと言われました。仕事が力仕事で休憩以外はずっと腕を動かすような仕事なのですが(クラフトビールを作っているのでビールケースを10段積み上げたり等)悪化したりしないものなのでしょうか?まだ赤く血も出るような状態で仕事しても大丈夫なのでしょうか?
- A351 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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熱傷創は、擦れや感染によって悪化します。
受傷から「20日程経ちましたが」「まだ」上皮化していないことから、上皮化までにはまだ相当の日数が必要なことは明白で、上皮化後には必ず肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮が生じると推測できます。
上皮化完了まで日数を要する場合、いつ「職場復帰」をするかは、創状態のみならず通院環境、患者さん自身の個人的事情、職場事情、仕事の内容などを勘案して判断が求められます。
「肩」の創が「まだ」「酷く」「ガーゼが引っ付いたり」する状態で、「ビールケースを10段積み上げたり」するような「ずっと腕を動かすような仕事」をすれば創状態が少なからず悪化するであろうことは容易に想像できます。
職場復帰するとしても、仕事内容を考慮してもらう必要があるでしょう。
重症熱傷は上皮化して治療が終了するのではなく、肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮が解消されて通常に近い社会生活が可能になって初めて治癒と言えるのですから、現在の創治療も将来を見据えた治療計画に沿って為されるべきです。
出来るだけ早く通常の仕事や日常生活に戻るために、直ちに形成外科におかかりになることをお勧めします。
- Q352 相談者 ニックネーム:さあみ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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3年前、子どもの喧嘩の仲裁に入った時に右足首の内側をかなりの力で蹴り上げられました。手の平ほどの大きさで鬱血し靴が履けなくほど腫れ上がりました。すぐに病院を受診し、レントゲンを撮ってもらったところ、「骨に異常は無いが血腫ができている」と伝えられ、湿布を貼って過ごすようになりました。湿布を2ヶ月ほど貼ると腫れは引いてきたのですが、未だに怪我の部分を押したり何かで重みがかかったりすると痛みます。歩行等は問題ないのですが、3年経った今でも痛みを感じる時があるため、再度受診した方がいいのか気になっています。
- A352 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「3年経った今でも痛みを感じる時がある」のですから、その原因を明確にするため、「再度受診」することをお勧めします。
「病院」で「骨に異常は無い」と診断して貰えたとのことですが、受傷直後の「レントゲン」だけでは骨折線が確認できないこともあります。
今回のご相談に限らず、どんな症状でも、「病院」を「受診した方がいいのか」迷ったときは、自己判断で躊躇することなく、必ず身近な病院などで相談してください。
- Q353 相談者 ニックネーム:ぷち 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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飼犬の老犬(17歳、老犬なので狂犬病含むワクチン接種をしていません)に左人差し指の第一関節(中指側)を噛まれました。痛みと出血あり、数分後に血を絞りながら流水で15分洗浄し、泡立てた石鹸で洗い、その後イソジンで消毒し、家にあったゲンタマイシン軟膏を塗り、絆創膏をして就寝しました。
翌日、遠方の手外科に行き見せたところ、化膿しないようにバラマイシン軟膏、クラビット、フロモックスを出されました。患部は犬歯が刺さったのが一箇所で傷は1.5ミリくらい、深さは2ミリくらいです。手外科では軟膏を塗り、絆創膏をつけ、特に消毒もせず処方された抗生物質を飲むようにと連休明けに見せるように言われました。破傷風のワクチンは打ちませんでした。
犬は室内でのみ飼っており、外には一切出ない犬です。
又、家ではその後も患部を毎日石鹸で洗い、イソジンで消毒し、軟膏をつけ、リバノールガーゼで覆っていました。抗生物質の内服もしています。
今日で噛まれてから丸2日たちましたが、痛みは少しずつ減っており、患部は、噛まれたところの皮がとれ、傷が小さな三角になっていますが、腫れたり膿んだりはしてません。ただ昨日から微熱が出て頭痛がします。37.3℃から37.1℃をいったりきたりしてます。昨日日中暑い中、外を歩きあまり水も飲まなかったため、熱中症かもしれませんが患部が治りつつあっても破傷風の感染やその他の感染など考えられるのでしょうか。又、受傷から4日目などでも今から破傷風ワクチンを打っても間に合うのか教えていただけると幸いです。
- A353 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「患部が治りつつあっても破傷風の感染やその他の感染など」の可能性はあります。
室内犬でも口腔内には多種の菌が生息します。
また、「破傷風」菌は土壌に生息する菌ですが、室内の外傷なら感染しないと言い切ることは出来ませんし、感染してから発症するまでの潜伏期間は3日~3週間程度です。
破傷風は今でも1年に100人程度の発症がありますし、破傷風のワクチンの効果は10年程で切れてしまうので、今回の受傷で感染していないとしてもこれを機に破傷風トキソイドの注射をお願いしてもよいでしょう。
- Q354 相談者 ニックネーム:みんみ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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2023年4月に甲状舌管嚢胞の摘出手術を受け、1年5ヶ月が経過しました。
嚢胞と舌骨と筋肉の一部を切除し、傷口は外から見る限りではきれいに治ってきました。
しかし、切開した部分の皮膚感覚がいまだに戻ってきません。
その部分を触っても他の部分とは明らかに違いがあります。
去年の再診の際主治医にお聞きした時、手術の時に神経を触っているのでどうしても切断されてしまうこと、そして神経は1日1ミリの速さでまた伸びてくるので、時間の経過を待つようアドバイスされました。
(現在もう通院は終わっています。)
しかし、まもなく1年半も経つ時期なのですが、触っても感覚がなく、もはやこのままずっと感覚は戻らないのかと諦めも出てきました。
一般的に首の皮膚の場合、知覚鈍麻はどのような経過をたどるのでしょうか?
- A354 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮膚の切開に伴い知覚神経の末梢枝の切断があったかもしれません。
鋭利な刃物による皮切創を単純に縫合しただけなら、時間の経過とともに知覚は徐々に回復します。
正中系嚢胞の摘出の際に舌骨を部分切除しているので、皮下に線維化した瘢痕組織が存在するでしょうし、表皮層にも瘢痕があるのが通常です。
瘢痕組織のある部位で元と同じように末梢神経網が再建されることは無いので、手術部の皮膚感覚が周囲と全く同じになることはありません。
しかし、数年~数十年の経過のうちに、殆ど知覚の差を感じないようになることも少なくないので、気長にお待ちになってください。
- Q355 相談者 ニックネーム:アカ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性
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1ヶ月半前に裏ハムラの手術を受けました。
右目はクマが良くなったように感じるのですが、左目に関しては右目のクマと比較すると、少し赤色っぽく、僅かに膨らんでいてクマ自体もゴルゴ線中心に残っています。術前とあまり変わった印象はありません。
また、時々ピリつく痛みや違和感も残っています。
主治医からは3〜6ヶ月で良くなっていくと言われていますが、ネット等では術後1ヶ月で見た目上は概ね完成系であると書いてある所が多く、左目は改善しないのではないかと不安に思っています。これは改善していく可能性もまだ有るでしょうか?
- A355 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後3週までに術直後の浮腫みが解消されることが多いので、「ネット等では術後1ヶ月で見た目上は概ね完成系であると書いて」いるのでしょう。
皮膚や皮下の線維化や瘢痕が落ち着くまでに少なくとも6か月程度必要なので、術後の結果を評価するのは半年以上経過してからが妥当でしょう。
「裏ハムラの手術」を担当した「主治医」が「3~6か月で良くなっていく」と説明しているのですから、今後も定期的に経過を診て貰ってください。
- Q356 相談者 ニックネーム:つんこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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1週間前に犬の散歩中、離して散歩してる犬がいて、うちの犬の近づいて来たので、うちの犬が興奮し離して散歩してる犬を噛むかもしれないのでリードを短く引っ張り立った状態になりました。立った状態のまま興奮してるので私の太ももに爪が何度も刺さり刺さった状態で動くもんで、かなりの激痛と爪の跡の傷ができました。帰ってマキロンで消毒して2時間後見たら傷の周りが内出血で赤紫になり時間が経つにつれ内出血の範囲が最大15㎝✖️8㎝の長方形の内出血になりました。皮膚科に行って念の為採血とペニシリン、抗生物質を処方されました。血液検査結果は異常なかったですが3㎝のつこりがあり腫れていて少し熱もあるようです。当たると痛みもあります。皮膚科からは様子見でと言われましたが何となく足の浮腫もあるような気がします。そのまま放置で大丈夫でしょうか?
- A356 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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1週間前の受傷で、「内出血の範囲」が当日より狭くなっているか「内出血」の色調が薄くなっているなら、殆どの場合「そのまま放置で大丈夫」です。
「3㎝のしこりがあり腫れていて少し熱もある」うえ「当たると痛みも」あるのですから、念のため、お掛かりになった「皮膚科」あるいは形成外科など外科系の病院を受診してください。
ちなみに、「皮膚科」の「様子見で」という指示はご相談者の聞き間違いで、実際には『様子診で』という意味ですので、気になる症状があっても無くても経過を診て貰うのが正しい対応です。
- Q357 相談者 ニックネーム:りゅん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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10年前に髪の毛をクリップでまとめてたのですがクリップが物に引っ掛かり後頭部がハゲてしまいました。その後大きくなり始めて毛根もなく2センチ×4センチのハゲになりました。
治療法は有りますか?
- A357 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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40歳代で「クリップが物に引っ掛かり」牽引性抜毛が生じ瘢痕性禿髪になったとしても、「その後大きく」なることはありません。
「後頭部」に小さな「ハゲ」が出来て「その後大きくなり始めて」「毛根も」ない「ハゲに」なったなら、円形脱毛症の可能性が高いでしょう。
皮膚科を受診してご相談なさってください。
治療法の選択に、日本皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドラインを参考にしてください。
- Q358 相談者 ニックネーム:いろはに 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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アレルギー性鼻炎があり耳鼻科に通院しております。
鼻粘膜表面の炎症を起こしやすく外用剤を処方していただくことが度々あります。
微出血(血の瘡蓋)や粘膜の赤みが主症状なのですが1箇所傷付けてしまったのか気が付いたら瘢痕または肉芽のようになってしまった箇所があり視診でその部分も診ていただいてるのでその箇所も含め塗布、もちろん用量を守りながら使用しているのですが軟膏を塗って翌日に塗布した部分に昨日の軟膏が残りがちです。
一部カピカピした感じで固まりやすくウェット綿棒で擦らずおさえるように取ってまた塗り直すことを2、3回したところ瘢痕のようなものが若干膨らんだように見えこの塗り直し方は変えた方がいいかと不安になってしまいました。質問なのですが軟膏を塗布して塗り直す際前回塗布した分が患部に残っていても気にせず追加して塗布した方がよいものでしょうか?
あと市販のドライノーズスプレー(ノンステロイド、生理食塩水系)をスプレーして洗浄してから塗り直すことも考えたのですがこのような使用方法はいかがだと思われますか?
- A358 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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症状と外用の種類によって使用法は異なります。
申し訳ありませんが、塗布なさっている軟膏がどういうものかわからないため、お答え出来ません。
処方してくださった耳鼻科主治医にご確認なさってください。
- Q359 相談者 ニックネーム:はじめ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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私は、小6の時に急性虫垂炎になり手術後…手術した傷口が化膿しました。それから8年経った現在、その傷口が時々痛むようになり、膿を出すためにホースを入れていた…傷口付近が赤いと凹みがでてきました。どうすればいいでしょうか?
- A359 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の癒着が「凹み」と「時々痛む」原因かもしれません。
「傷口付近が赤い」のは何かの原因で炎症があるのかもしれませんが、手術から「8年」経過していれば脂肪融解は考えにくいので、着衣で擦れているとか触り過ぎという可能性はないでしょうか。
頂いた情報だけで診断は難しいので、形成外科や一般外科を受診してご相談なさってください。
- Q360 相談者 ニックネーム:みーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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形成外科にて目頭に出来基底癌細胞を取り除き、耳の前の皮膚を移植しました。2週間経過しました。移植部位は約6×8ミリの大きさです。マイクロポアを貼っています。耳の前は3日に1回、目頭は毎日張り替えています。保湿を毎回行っています。目頭の皮膚の赤みは強くないものの、移植した部位や縫合の跡が若干盛り上がってきました。痒みが軽度あります。痒みがあり入眠中は、マイクロポアを外したくなってしまいます。日に当たらない夜間ははらなくても大丈夫でしょうか。それとも、マイクロポアは貼っておいた方が良いでしょうか。
- A360 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕の予防目的で、「マイクロポアを貼」るよう指示が出ているのでしょう。
肥厚性瘢痕が生じやすいのは、縫合線を幅広くする方向に肌の緊張がある部位、肌の安静が保ちにくい部位です。
手術部位の肌の局所安静のための「マイクロポア」で、紫外線対策のためではありません。「痒みがあり」気になるなら、夜間は貼らなくてもよいと考えます。
目の周りは瘢痕の収縮で目の形が変わったりすることがあります。
形成外科医は術後の瘢痕の経過を予測して治療計画を立てています。
瘢痕を目立たなくするための治療は継続中なのですから、形成外科主治医にご確認いただいた方がよいでしょう。
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