- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > >
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- Q1991 相談者 ニックネーム:てるさん 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性
-
75歳になる母親が頭部をコンクリートの地面にぶつけ、大きなたんこぶを作りました。
病院受診したところ、CTなどの検査結果異常はないと診断されました。翌日腫れは引いてきましたが患部から汁がにじんできました。対処法を教えていただけると助かります。
- A1991 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
漿液腫の内容液が滲出しています。
表皮剥離はありませんが、皮膚が薄いので、表皮欠損創と同様の処置をしたほうがよいでしょう。
湿潤療法専用の創傷被覆材を貼って過剰な浸出液を吸収させてください。
滲出液が外に漏れなければ貼りっぱなしで構いませんが、浸出液が漏れて皮膚に付いた際は、かぶれを防ぐため水で濡らして表皮を擦らないよう傷つけないように創傷被覆材を優しく剥がし貼り換えます。
1~2週間程度で治癒するでしょう。
形成外科か皮膚科で診ていただくことをお勧めします。
- Q1992 相談者 ニックネーム:幹さん 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性
-
10年ほど前に実施した「前立腺摘出」の下腹部手術跡が2年後辺りから徐々に赤くはれだしました。進行が急激ではなかったのと特に目に付く場所ではなかったため特に治療もせずにいたのですが、5年後辺りには下腹部全体がケロイド状になってしました。
その後は更なる周辺への広がりは止まったのですが、今度はケロイド状の皮膚の内側が「うっ血状態」になった後出血…ということの繰り返しになってしまいました。結局、今さら病院へ…という気持ちにもならず年齢のこともあって何もせずに現在に至っています。
安定したケロイド状態ならそれはもう受け入れますが、「うっ血と出血の繰り返し」を止める手立てはあるのでしょうか…?
- A1992 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
縫合線の瘢痕を越えて増殖していることからケロイドの診断で正しいと考えます。
潰瘍形成を繰り返す瘢痕やケロイドは瘢痕癌の発生母地になる可能性があるので、形成外科で診てもらう必要があります。
同じ部位で「うっ血と出血の繰り返し」があるなら縫合糸膿瘍かもしれないので、核になっている縫合糸の摘出が必要かもしれません。
その度に潰瘍の発生部位が異なるなら、血管の処理のためフラクショナルYAGレーザーなどの適応があるかもしれません。
診察をしなければ具体的なアドバイスができないので、形成外科担当医と治療方針をご相談なさってください。
- Q1993 相談者 ニックネーム:とっしゃん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
-
4日前に仕事中、右手中指を機械で挟んでしまい、爪の中心が横に真っ二つに割れて、浮いています。かなり出血しましたが止血、消毒をして病院へは行きませんでした。
その後アロエ軟膏を塗り、完全防水で保護しています。痛みはありますが普通に動かせています。少し腫れと痺れがあるのですが、病院へ行くべきでしょうか?
- A1993 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
赤み、腫れ、痛みの増強、熱感は感染の兆候なので、直ちに受診が必要です。
一度、手の外科を標榜する整形外科を受診して、中指末節骨の骨折が無いか確認した方がよいでしょう。
- Q1994 相談者 ニックネーム:オータ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
-
プラスドライバーを薬指の付け根(手の平がわ)に突き刺してしまい、深く抉れてしまいました。 傷口の一部に黒い筋があり、よく見ると2mm程度の穴でした。穴がせまくて骨までは見えません。
突き刺した直後から指の痺れがあり、傷の痛みは全くありません。
整形外科を受診しましたが、レントゲンを撮って軟膏を塗るだけでした。
骨部分まで皮膚を貫通してしまった場合、縫合せずに自然治癒するものでしょうか?
指の痺れも自然に治っていきますか?
- A1994 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
縫合は必ず必要ということはありません。
「プラスドライバー」の先端に油が付いていたり汚染されていたりした場合、感染が疑われるので縫合をしないで1日経過を診ることもあります。
また、創が開く状態でなければ縫合せずとも創は閉鎖します。
ご報告いただいた「突き刺した直後から」ある「指の痺れ」が、触れても感覚が鈍い知覚鈍麻のことならば指末梢神経の損傷が疑われます。
指末梢神経の損傷なら、環指指尖部の拇指側と小指側のどちらかだけが「痺れ」ているはずです。
環指指尖部の拇指側と小指側の両方が同じように「痺れ」ているなら、浮腫みが原因かもしれません。
おかかりになったのが「整形外科」ならば、神経損傷も念頭に診察をしているでしょうから、次回受診した際に、「指の痺れ」が続いていることをお伝えになって、創と指の状態の説明と今後の経過予測をお尋ねになるとよいでしょう。
明確な回答が無ければ、直ちに、手の外科を標榜する整形外科や形成外科でセカンドオピニオンを求めてください。
- Q1995 相談者 ニックネーム:ナス 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
-
1年ほど前に事故でおでこに傷が出来ました。
入院した時には眼窩底骨折と鼻の骨折の処置だけでおでこはキズパワーパッドのようなものを貼っただけで未だに膨らみと傷が治っていません。時間ができたので治そうと思うのですが入院していた病院(総合病院)で治すべきでしょうか?また何科に通うべきでしょうか?
- A1995 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
形成外科におかかりになってください。
事故の時に治療をなさった病院でもほかの病院でも構いません。
- Q1996 相談者 ニックネーム:TONO 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
-
昨年10月に交通事故で左膝他数カ所の打撲、足首内側に深くえぐれた穴のような傷が出来ました。整形外科で治療中です。
穴は5ミリほどの深さで、当初自然に塞がるという医師の言葉で皮膚の治りを早くするという薄茶色のシートで保護、1週間ごとにそれを取り替える治療をしていましたが、なかなか塞がらず、12月末に縫合しました。その時の傷は深さは変わらずでしたが、幅1.1センチほどになっていました。
2週間ほどして抜糸しましたが、その1週間後に傷の表面が少し開いていました。深さは1ミリほどで、医師は「どうしてもこうなる。自然に塞がる」と言い、また薄茶色のシートで保護しています。
このままで大丈夫でしょうか?縫えば塞がると思っていたので、なかなか傷がくっつかないのが不安です。
- A1996 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
一般的に、下腿は血流やリンパ流がうっ滞しやすいため、外傷が潰瘍化したり創治癒が遷延したりすることが少なくありません。
また、下腿は皮膚の伸展性が小さいので、縫合線を開く方向に緊張がかからないよう縫合処置には細心の注意が必要です。
おかかりの「整形外科」の「医師」の仰る通り「深さは1ミリほど」の「傷の表面が少し開いて」いる状態が「自然に塞がる」かもしれませんが、元の外傷が受傷後2か月以上創閉鎖せず潰瘍化したのですから、再び潰瘍化がおきる可能性も否定できません。
局所陰圧閉鎖療法による肉芽増生・上皮化を検討したほうがよいかもしれませんし、皮弁手術、植皮手術などが必要かもしれません。
主治医に相談して、一度、形成外科や皮膚科で診てもらってはいかがでしょう。
- Q1997 相談者 ニックネーム:あさりん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
-
2歳2か月になる息子のことでご相談です。
<傷の経過>
昨年の8月下旬、息子が転んで、おでこをアスファルトにぶつけて傷ができました。
現在も傷跡が赤い状態で、触ると少し固くしこりがあります。
正面から見ると数ヶ月前よりは赤みもひき、傷の輪郭がぼんやりとしてきましたが、見る角度によって赤みの度合いが変わり、濃く線状に見える角度もあります。
その周り(瘡蓋があった範囲)は、通常の皮膚の色よりも白くなっています(傷跡は縦に3ミリ程度)。現在は皮膚科で処方されたヘパリン類似物質クリームで保湿しています。<質問事項>
①傷跡の事を調べると、多くの場合、3ヶ月は赤い状態が続き、その後6ヶ月ほどで赤みがひいてくることを知りました。しかし、ある記事に、傷が治る時にできる毛細血管が消失せず、赤みが残ってしまうことが書いてありました。6ヶ月を過ぎても赤みが残った場合、もう赤みは消えないのでしょうか?
②見る角度によって赤みの濃さが変わるのはなぜでしょうか?
③お風呂後や泣いた後に赤さが増すのはわかりますが、それ以外で赤みが濃いことがあります。どういった原因が考えられますか?
④白くなってしまっているところはもとの肌色に戻る可能性はあるのでしょうか?
⑤寝ている間に傷跡を引っ掻いてしまうことがあります。傷跡の治りが悪くなることはあるでしょうか?ミトンを試しましたがとってしまいます。また、テープを貼ることも考えたのですがかぶれる事が心配で躊躇っています。
- A1997 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「お風呂後や泣いた後に赤さが増す」ならば、原因は新生血管の増生か毛細血管の拡張です。
瘢痕が肥厚して平らでないため、「見る角度によって赤みの濃さが変わる」のでしょう。
いずれ「赤み」は消褪し、目立たなくなります。
表皮基底層まで損傷があってメラニン細胞が障害されたため「白くなって」いるならば、色調が完全に「もとの肌色に戻る」ことはないかもしれません。
メラニン細胞の再生、周辺皮膚からのメラニン色素の侵入、浮腫みの減少などにより、色調の違いも時間の経過とともに目立たなくなります。
幼児の顔の瘢痕を保護するために「テープ」を貼ることは非常に有効な対策ですが、受傷後5か月ほど経過しているのですから、保護の必要はないでしょう。
「テープ」を貼るなら肌に優しい粘着剤を使用した紙絆創膏をお選びいただければ、「がかぶれる」ことはほとんどないはずです。
以上はいただいた情報だけで判断した一般論です。
実際に診察をしなければ貴方のお子さんの瘢痕についての評価は出来ませんし、診察した医師でなければ症例ごとに異なる詳細なアドバイスをすることも困難です。
おかかりになっている「皮膚科」の担当医にご確認いただくか、形成外科を受診してセカンドオピニオンを求めてください。
- Q1998 相談者 ニックネーム:ほなほな 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
-
昨日、ペットに噛まれてその日に消毒とガーゼ保護をしてもらい、抗生剤の点滴をしました。ガーゼ保護してるところは数時間ほどで上まで血が滲んできてて、今日も朝にガーゼを変えました。また、一番深く噛まれた所は腫れもあります。この場合、もう一度病院に行って、何かしてもらう必要がありますか。また、ずっとガーゼでの保護で良いのでしょうか。
因みに、抗生剤の薬を4日分渡されたので、、今日から飲んでいます。
- A1998 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
牙で噛まれた場合、創の最深部が感染巣になることがあるので、縫合せずに1日程度経過をみることも少なくありません。
ただし翌日に、感染が無いことの確認が必要です。
おかかりになった病院を評価するわけではありませんが、翌日の受診を指示していないこと、どんな状態なら直ちに受診しなくてはいけないかなどを具体的に指示していないこと、自宅のケアをいつまですべきか目安を伝えていないことなどから、動物の咬傷の治療に慣れている病院ではないのかもしれません。
直ちに形成外科などを受診してください。
- Q1999 相談者 ニックネーム:かりん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
-
子供が自転車で用水路に落ち、顔に怪我をしました。休日だった為、水で洗いワセリンで保湿しました。
翌日、皮膚科を受診したら、イソジンを塗られました。その翌日も経過観察で受診し、再度イソジンを塗られその上からディオアクティブを貼られました。
傷口にタオルの繊維も付いており、さらにイソジンの上からディオアクティブを貼っていいのか尋ねるましたが、いいと言われました。
この処置は正しかったのでしょうか。顔の傷なので心配です。
- A1999 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
現在おかかりになっている病院の医師は実際に創を診察しているのですから、最も正しい判断で治療なさっていると考えるべきでしょう。
不安な点、疑問点は担当してくださっている。医師に直接ご確認なさってください。
以下は、一般的な創処置の情報としてお伝えいたします。
「傷口」の「タオルの繊維」はシャワーなどで洗い流してください。
熱感、赤み、腫れ、痛みの増強という感染の兆候が無ければ、イソジン消毒は必要ありません。
イソジン消毒をした場合、イソジンを洗い流してから洗濯したてのタオルかティッシュペーパーで水分を拭き取った後にデュオアクティブを貼ってください。
- Q2000 相談者 ニックネーム:あひる 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
-
約1週間前に手の甲(親指人差し指に近い)をカッターで怪我をして、形成外科にて5針縫いました。
多少むくみはあるものの、腱も神経も異常ありませんし、傷口も腫れたりせず落ち着いています。
あと数日で抜糸予定なのですが、親指の肌の色が若干青く見え、気になっています。爪の色や裏側は普通の血色です。普通に動きます。
病院には時間がたてば良くなると言われましたが、このまま抜糸して経過観察で良いものか心配です。
- A2000 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
皮下出血のためかもしれません。
いずれ回復するでしょうから、経過を待っていただいて構わないでしょう。
Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
side