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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1931 相談者 ニックネーム:mas 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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はじめまして。小学3年生の子供を持つ父親です。
膝に湿疹ができ、リドメックスとヒルドイドを塗っていますが、湿疹の部分が白く抜けてしまいました。
皮膚科では、薬を塗り続けて下さいと言われ、継続していますが、あまり良くなりません。
そのまま続けた方が良いのでしょうか?
- A1931 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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リドメックス」は、strongestからweekまで5段階に分類されるステロイド剤のうち4番目のmildに属する外用薬で、軟膏・クリーム・ローションの3つのタイプにより吸収のしやすさは多少異なりますが、いずれのタイプも比較的副作用の少ないステロイド剤です。
「ヒルドイド」は、ヘパリン類似物質を有効成分とする血行促進・皮膚保湿剤です。
「継続していますが、あまり良くなりません」という文章が、著明な改善はないが多少良くなっているということなら、「そのまま続けた方が良い」でしょう。
また、「湿疹の部分が白く抜けてしまいました」という文章が、「リドメックスとヒルドイドを塗って」いる部分全てでなく「湿疹の部分」だけならば、薬の副作用でなく「湿疹」による症状や後遺症かもしれませんから、「湿疹」の治療のため「そのまま続けた方が良い」でしょう。
ヒト乳頭腫ウィルスによる尋常性疣贅ならば、ステロイド剤の使用は中止したいところです。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは症状の詳細が把握できないため、具体的なアドバイスが出来ません。
おかかりになっている「皮膚科」で「湿疹の部分が白く抜けて」いること、「あまり良くな」っていないと感じていることをはっきりお伝えになって、診断、現状の評価、今後の経過予測、治療方針をお尋ねください。
「湿疹」と言っても視診だけでは確定診断が難しいことも少なくありませんし、診断が同じでも治療方針が異なる場合もあるので、他の皮膚科でセカンドオピニオンを求めてみてもよいでしょう。
- Q1932 相談者 ニックネーム:runa 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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1ヶ月前に臀部のシリコンバッグ抜去手術を行った為、両側のおしりと太腿の境目に6センチ程の手術痕が出来ました。伸縮する部位の傷は肥厚性瘢痕になりやすいと知って、予防できる事は全てやりたいと思っています。テーピングは2ヶ月は続けようと思っているのですが、もっとやり続けた方が良いでしょうか? また、腿裏からお尻を出来るだけ伸ばさない様に半年とか生活した方が良いのでしょうか? ヨガをやりたいのですが、再開はリスクになってしまうでしょうか?
- A1932 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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股関節や腰を最大限に屈曲しても、瘢痕に大きな緊張がかかることはないので、肥厚性瘢痕になりやすい部位ではありません。
「テーピング」は3か月以上継続なさってはどうでしょう。
「ヨガ」も、3か月以上経過してから、「テーピング」をしたままで「再開」したほうがよいかもしれません。
「予防できる事は全てやりたいと思って」いるなら、手術をした病院など形成外科で定期的に経過を診てもらい、適時・適当なアドバイスを求めることをお勧めします。
- Q1933 相談者 ニックネーム:夢 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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子宮体癌の腹腔鏡手術しました。
お臍の中に血の固まったカスのような物が付いていてびっくりしました。お臍を綺麗にしました。中から血の混じった膿のようなものが少し出てます。
病院に行く時間がないため薬局でクロマイーN軟膏を買って来て塗ってます。
様子を見て良くならなければ病院で診てもらうつもりです。原因と処置の仕方を教えて頂きたいです。
- A1933 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腹腔鏡手術後数週間以上経過してから、臍部の縫合不全や皮下血腫、縫合糸膿瘍が明確になることは少なくありません。
シャワーで洗浄して、洗濯したてのタオルや清潔なティッシュペーパーなどで拭いてください。
数日で自然に創が閉鎖することもありますが、細菌感染することもあるので、手術をした病院か形成外科に診てもらってください。
- Q1934 相談者 ニックネーム:ぷぅ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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肛門近くに粉瘤ができ炎症が治まったところで摘出しました。
炎症が始まった1月中旬よりトイレの後シャワーで洗い、イソジン、またはアルコール綿での消毒その後抗菌軟膏を塗りガーゼを貼るを続けています。
抜糸後も1週間は同じ事をするようにとの指示なのですが、こんなに長く軟膏を塗り続けてもいいのでしょうか?また消毒やガーゼも抜糸後1週間も必要なのでしょうか?
- A1934 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「肛門近く」の「粉瘤」の「炎症が治まった」直後に周囲の組織に硬結が残っている状況で「摘出」手術をした場合、「抜糸」までに2週間以上必要なことも少なくありません。
「炎症」が無い状態での「粉瘤」「摘出」なら「抜糸」後に「消毒やガーゼ」は必要ないのが通常ですが、ご相談の状態は「抜糸」はしたけれどまだ完全に創閉鎖していないということなのかもしれません。
申し訳ありませんが、お住いの地域の衛生環境の情報が判りませんし、診察をしなければ手術創の詳細が把握できないので、具体的なアドバイスは出来ません。
術後の瘢痕はあまり気にならないなら、診察をしたうえで創状態に適した指導をなさっている主治医の指示に従っておいた方がよいでしょう。
以下は、日本国内で提供される標準的医療の情報です。
化膿していない粉瘤ならほとんどの場合、局所麻酔手術で粉瘤を潰さないまま完全に摘出できます。
また、粉瘤に穴を開けて内容物を排出した後、粉瘤のカプセルを破れないよう(残さないよう)引っ張り出し圧迫して自然に創閉鎖上皮化を待つ方法もあります。
化膿した粉瘤は、抗生剤と抗炎症剤を服用して、炎症が治まるのを待ちます。
粉瘤が大きく周囲に炎症が波及して痛みが強ければ切開排膿しますが、粉瘤のカプセルは溶けて摘出困難なことが多いため、粉瘤の内容物が完全に排出するまで切開創が閉じないようガーゼの端や半分に割ったチューブなどをドレーンとして切開部に設置しておき、数日後に排膿が治まるのを待ってドレーンを抜きそのまま創閉鎖を待つか縫合処置します。
化膿が治まった後の粉瘤は周辺組織の硬結が消褪するまで半年ほど待って、完全に切除摘出手術をします。
粉瘤と直接の関係はありませんが、手術創でも外傷でも感染していない創の処置は、汚染されていない流水で洗い流すだけで消毒や抗生剤軟膏は必要ありません。
生体に使用する濃度の消毒薬は殺菌作用の継続についてやや懐疑的ですし、むしろ創の癒着閉鎖や上皮化を阻害するかもしれません。
軟膏は創の湿潤環境を保つことが出来るので、肉芽形成や上皮化を促す目的で使用する意味はありますが、可能ならば軟膏無しで湿潤療法(ウェットドレッシング)専用の創傷被覆材を使用したほうがよいでしょう。
感染している場合や感染を疑われる創は、流水で洗浄後にイソジンなどポピドンヨードを使って消毒をすることもありますが、ポピドンヨードは創面を乾燥させるうえ化学熱傷の可能性もあるため必要以上に長時間の使用はお勧めしません。
抗生剤の軟膏も、発赤、腫れ、熱感、疼痛などの感染の兆候が無ければ長期継続しないのが通常です。
- Q1935 相談者 ニックネーム:ちこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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スライサーで右手中指の先を1㎜程すってしまいました(面積は12mm×6mm程度)。キズパワーパッドを10日ほど貼り(途中2回貼り替え)、傷もふさがったため、現在はそのまま様子を見ています。キズパワーパッドをはがした直後から指先がしびれており、1日経過してもしびれがおさまりません。しびれがある場合は病院にいったほうが良いでしょうか?
- A1935 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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指先の知覚受容器および神経末梢の損傷のため、神経断端が刺激され「指先がしびれ」るのでしょう
時間の経過とともに「しびれ」は軽減するのが通常ですが、念のため、手の外科を標榜する整形外科や形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q1936 相談者 ニックネーム:ari 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳8ヶ月の息子がおでこをぶつけ、ステープラーで4針止めました。
気が動転していたこともあり、聞き忘れてしまったのでお聞きしたいことがあります。
現在絆創膏を貼っていますが、先生には翌日からは本人が嫌がれば絆創膏を貼らなくて良いと言われました。
しかし嫌がらない場合には貼っていただいた絆創膏をそのまま貼りっぱなしで良いのか、1日1度は貼り替えても良いのかと後から疑問に思っています。
- A1936 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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担当の「先生」の「翌日からは本人が嫌がれば絆創膏を貼らなくて良い」という言葉は、カバーはしてもしなくてよいという意味でしょう。
「嫌がらない場合には貼っていただいた絆創膏をそのまま貼りっぱなしで」構いませんし、「貼り替えても」構いません。
診察をしなければ外傷の詳細が把握できないため、以下はあくまでも一般論としてお読みください。
額の外傷は、目立つ瘢痕が残りやすいという理由からステープラーを使用すべきではないと考えます。
また、幼児は顔のステープル(ステープラーの針)や縫合創を触ったり引っかいたりすることも多いため何らかのカバーをしておいたほうがよいでしょう。
外傷の瘢痕を目立たなくしたければ、受傷直後の治療開始時点で上皮化後の瘢痕とその治療や自己ケア、最終的にどの程度の瘢痕が残るかなどを想定して治療計画を立ててくれる病院におかかりになってください。
緊急の際に病院を選ぶことが出来なくとも、翌日以降に形成外科など外傷や瘢痕の治療を専門とする病院におかかりになることは可能です。
- Q1937 相談者 ニックネーム:デコポン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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3日前に電気アンカを右大腿に当ててうたた寝し、気が付くとヒリヒリしましたが、赤味も無く仕事に行ってしまいました。それからドンドン痛みが増して「低温火傷」だと確信しました。赤味や水疱などの見た目の変化が3日経過するのに全然ありません。なので右大腿部全体が痛む感じで範囲がハッキリしません。しかし痛みが酷く激痛で、市販のイブプロフェンを朝昼夕に内服していますが、全く軽快せず悪化するようです。ズボンの布が擦れるのも痛く、眠れません。低温火傷は数日後に症状が現れる事があると聞きます。これから皮下組織が壊死して皮膚表面が変化するのでしょうか?見た目何とも無い激痛が続く低温火傷は病院を受診した方が良いですか。
- A1937 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「電気アンカ」などを直接肌に当てて放置すると、必ずしも高熱でなくとも、表皮や真皮浅層は血流と空気で放熱されますが、真皮浅層より深部の真皮と脂肪層、筋層は蓄熱により低温熱傷を生じることがあります。
肌の表層ほど知覚神経が細かく張り巡らされていないので、熱傷に気付くまで時間がかかります。
「ズボンの布が擦れるのも痛く、眠れ」ないほどの「激痛」が「全く軽快せず悪化するよう」なら、「見た目の変化」が「全然」無くとも表皮熱傷もあるのでしょう。
直ちに形成外科か皮膚科あるいは一般外科を受診してください。
- Q1938 相談者 ニックネーム:める 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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左胸外側上部の乳腺葉状腫瘍摘出手術を受けました。4cmほどの傷が脇の下らへんに縦にまっすぐあります。
術後2週間ほど経った後から今までニチバンのアトファインというテープを5日に1回変えながら貼り続けています。そのため傷自体はきれいに治ってきましたが、もうすぐ3ヶ月経つ今、とにかく傷や傷周りがかゆくて気になります。傷は盛り上がるというよりは、裂けたように谷になってくっついているような見た目です。
テープのせいで荒れてるのかなと思っているのですが、テープのない生活は摩擦などで痛んだりしないか不安です。特に赤くなったりなどはしていないのですが、ただひたすらかゆみがあり気になり始めると痛がゆい感じになったりします。
何か対処法はありますでしょうか。
- A1938 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「テープのせい」で「傷や傷周り」の「かゆみ」が発生していると考えます。
1週間ほどテープを中止することをお勧めします。
腕の動きなどで瘢痕周囲の皮膚が引っ張られ強い緊張がかかる部位ではありませんし、ブラジャーなどの下着をつけておけば胸の重みで瘢痕に緊張がかかるということもないでしょう。
手術からおよそ「3ヶ月」経過しているのですから、瘢痕が「摩擦などで痛んだり」することはありません。
「傷は盛り上がるというよりは、裂けたように谷になってくっついているような見た目」なら、「かゆみ」が消褪した後も「テープ」は必要ないでしょう。
ご心配ならば、手術をした病院か形成外科あるいは美容皮膚科で一度診ていただいてください。
- Q1939 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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帝王切開で出産しました。10日後くらいから傷口が赤くなってきて液みたいなのが出てきてます。
産婦人科で見てもらったのですが傷口はきれいだから問題ない、お風呂終わったら乾かしてとだけ言われ、薬も何も貰わず終わりました。
ですがどんどん悪化していき歩くたび痛くて前かがみになって歩かないと歩けません。
傷口も赤みが酷くなってきて赤い場所が硬くなって化膿してます。
赤くなってる傷口は少し開いてきてる?のかヒリヒリして痛いです。
- A1939 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合糸膿瘍あるいは感染による創哆開でしょう。
感染を制御するため、抗生剤の内服、外用、点滴などが必要な可能性があります。
直ちに、出産なさった産婦人科あるいは形成外科を受診してください。
受診までは、創をシャワーで洗っても構いませんが浴槽のお湯に浸かるのはおや めください。
- Q1940 相談者 ニックネーム:ミニミニ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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昨年12月の末ごろにバレーボールで左足をグネって次の日足の腫れが酷く近所の整形外科へ。その時骨折しているどたけ言われロキソニンの湿布を貼って包帯のみの処置。
何度か通院したんですがよくならず大きな病院に行くことに。そこでの診断がリスフラン靭帯損傷、第1TMT関節亜脱臼骨折と言われる。1月25日に靭帯修復術、観血的関節脱臼征服固定術の手術。その後2月4日に退院。移動は松葉杖で左足はギプスで。
2月9日に抜糸の為受診。縫ったところが化膿しており抗生物質の点滴8時間おきにしないといけないらしく即入院。
2月12日に血液検査をして糖尿病ではなく数値も大丈夫とのことで化膿してるとこを局部麻酔で全部とり、フィブラストスプレーとプラスタンディン軟膏で様子を見る。毎日足浴の後にスプレーと軟膏ガーゼに包帯でシーネ固定。
2月15日に先生が傷を見て2月16日に退院。
その日からシャワーの許可が出ました。なのでシャワーの後フィブラストスプレー→軟膏→ガーゼ→シーネ固定をしています。この処置をして肉はかなり盛り上がってきたのですがぽこっと一部盛り上がりがあります。液と出血もガーゼについており昨日は血の塊みたいなのがガーゼについでした。これはいいことなのでしょうか?
個人差はあると思いますがいつ頃から上の皮覆われてくるのでしょうか?
- A1940 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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血流の良い良性肉芽が形成されているので「出血もガーゼについて」いるならば、周辺の表皮が増殖して創が塞がるのを待ちます。
肉芽が「ぼこっと一部盛り上が」っていると伸びてきた表皮が盛り上がり部分で反転してしまうことがあるため、診察の際に肉芽の増生をコントロールする治療が検討されるのではないでしょうか。
創状態を詳細に診なければ、「いつ頃から上の皮覆われてくる」かを推測することは出来ませんし、植皮をしたほうがよい場合もあります。
下腿の潰瘍は上皮化・治癒に時間がかかることも少なくないので、主治医に今後の治療方針をお尋ねになるとよいでしょう。
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