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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q1741 相談者 ニックネーム:や 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3歳7ヶ月女児です。
1ヶ月程前にスーパーのカートから落ちてしまい顔面を強打しました。右頬の頬骨周辺とこめかみを強く打ってしまい、こみかみからは丸一日少量の出血がありました。すぐに皮膚科・形成外科の先生に診てもらいこめかみは処置をして頂いて、あとは様子見となりました。
2週間程でこめかみと右頬の広がっていた部分は綺麗になってきたのですが、(赤→青→紫→黄と色の変化をして現在は黒)
本人は押すと痛いと言う日もあれば痛くないと言う時もあります。このまま放置して様子を見ていてもよいのでしょうか。
又、ぶつけた日から3日後に原因不明の蕁麻疹が全身に出ました。2日程で消えましたが、関係あるのでしょうか。

A1741 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頬付近を強打した場合、頬骨骨折や頬骨弓骨折、眼科底骨折などが起きることがあるのですが、頬の変形や複視が無かったならば骨折はないのでしょうから、不幸中の幸いでした。
「右頬骨の部分」が「赤→青→紫→黄と色の変化」をしたのは、皮下出血が吸収される通常の経過です。
「現在は黒」とすれば、「右頬骨の部分」の打撲と擦過傷による炎症後色素沈着でしょう。
「押すと痛いと言う日もあれば痛くないと言う時も」あるのは、小さなお子さんなので繰り返し訊かれれば痛い気がするというだけで、実際の痛みはないと考えて構いません。
「ぶつけた日から3日後に原因不明の蕁麻疹が全身に出」て「2日程で消え」のは、抗生物質の経口投与があったなら薬剤性のアレルギーの可能性も否定できませんが、食事など全く別の原因かもしれないので、気にする必要はありません。
「右頬骨の部分」の炎症後色素沈着で「黒く変色」している部分は、日中は紫外線対策をしっかりして、就寝時はヒルドイドソフト軟膏などのヘパリン類似物質クリームを塗りこんでおくとよいでしょう。
おかかりになった病院の担当医が形成外科医ならば、外傷の上皮化で治療が終了したとは考えずに、瘢痕や色素沈着が目立たなくなるまでの治療計画を立てているはずですので、定期的に経過を診て貰い適時・適当なアドバイスを求めることをお勧めします。
Q1742 相談者 ニックネーム:ジン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:   

内痔核と痔瘻の手術をして一月半が経過。
術後以降、便を整える為に食事規制されていますがなかなか便が整わないので肛門周囲がただれ、今は痛みを通り越し、ずっと強烈な痒みをともなっています。
掻ける場所ではないのでめちゃくちゃ我慢しながら痒みを耐えています。
肛門科の先生に訴えても、そこは手術のキズ跡じゃないからと向き合ってくれません。
なのに、先日受診したら「肛門の周りが赤くただれてますね。これは便が軟らかいからただれるんです。ただれたら次没食子酸ビスマスをガーゼであてといてね」と言われました。
術後ガーゼ交換でさんざんビスマスを常用しています。一月半経過した現在もです。
今までもただれの痛みや痒みを訴えてきてるのに、まるで初めてただれに気づいたかのような対応をされ、対処方法はビスマスをガーゼであてといてねと今までと同様の方法。
先生からしたら本人が、軟便にならないように食生活に気をつけることが第一なんでしょうが、硬便が出るようになるまでこの痒みを耐え続けないといけないのでしょうか?痒みはこれまで同様ビスマスしか対処方法ないのでしょうか?
いい加減軟膏とかべつの薬を処方して頂いて赤みと痒みを鎮めたいのですが…全然処方してくれません。軟膏くださいと強く訴えた方がいいのでしょうか?
肛門周囲のただれを早く治す方法や対処方法を教えていただきたいです。

A1742 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「内痔核と痔瘻の手術」は術式によって異なりますが、一般的に術後4週から8週程度で創は完全閉鎖し通院が必要無くなります(術後6か月間ほど通院が必要な術式もあります)。
「内痔核と痔瘻の手術」は手術が上手くいくことも大切ですが、むしろそれ以上に術後の便を緩すぎず硬すぎないようにコントロールすることが重要です。
つまり、術後の便を緩すぎず硬すぎないようにコントールできる病院が「内痔核と痔瘻の手術」が上手な病院といえます。
便の性状を主治医に伝えて、事細かく上手な食事指導をして貰ってください。
また、「ただれの痛みや痒み」が辛いので「ただれを早く治す方法や対処方法を教えて」くださいと、しっかりとお伝えになるとよいでしょう。
同時に、手術部位の経過が順調なのか、今後の経過予測などをしっかりと説明してもらってください。
主治医に、肛門の術後治療と一緒に肛門周囲の皮膚の接触性皮膚炎の治療をしてもらうのが最良の選択です。
主治医が接触性皮膚炎の治療に積極的でないなら、肛門の術後ケアと肛門周囲皮膚の接触性皮膚炎の治療は同一時期に必要な別の疾患とお考えになって、皮膚科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q1743 相談者 ニックネーム:いけ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

足のつねを転けて怪我をし血が出るすり傷で水で流し傷口に薬を塗りガーゼをして治したのですが家にあった薬を塗り塗り薬かはっきりと覚えてないのですがステロイドの入ってたものやったのか?傷は治ったけど1ヶ月経つのですが紫ぽくなりなかなか跡が消えず目立ちます。治っていくものでしょうか?

A1743 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下出血によるヘモジデリン沈着と炎症後色素沈着でしょう。
6ヶ月から数年の経過を経て徐々に薄くなります。
皮膚科あるいは美容皮膚科を受診して経過を診て貰ってください。
ヘパリン類似物質クリームを根気よく使ってみてもよいでしょう。
Q1744 相談者 ニックネーム:モコ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

大きさは3mm程で、少し盛り上がりのある黒子が口の横にあったのですが、以前顔の医療レーザー脱毛を受けた際黒子に反応してしまったようで、黒子の色素だけが抜けてしまい、盛り上がりだけ残ったため、それを除去して頂きたくて5月下旬に「炭酸ガスレーザーCO2RE」にて黒子除去をして頂きました。

現在5週間以上経ちましたが、除去した部分が凹んでおります。(ニキビ跡のクレーターのような感じです)

治療を受けたクリニックでは1~2カ月で凹みは改善するとの事で、まだ2カ月には達していませんので気長に待つべきなのはわかっているのですが、凹み具合に全く変化が見られなくなってきて、あと3週間で2カ月になるのに本当に改善するのだろうかと不安になってきました。

ネットで黒子除去後の凹みについて調べてみましたが、凹みは1カ月程度で解消すると書かれている先生もおられれば、3~6カ月かかると書かれている先生もおられて、凹み改善期間にも大きく差があり混乱しています。

また、先生によってはそもそも凹まない程度に削り、再発したらもう一度治療する方が凹むリスクが少ないと書かれている方もおられ、もしかすると深く削られすぎたのではないかと心配です。

(1)5週間経ってもまだ凹んでいるという事は、私の場合、深く削られすぎた可能性も考えられますか?
(2)凹みはどの位の期間で改善するものなのでしょうか?
(3)凹みが残ってしまった場合、目立たなくする治療法はありますか?

A1744 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ホクロ(母斑)の母斑細胞は真皮層まで存在するため、母斑を完全に除去するとすれば真皮層の深さまで削る必要があります。
真皮層まで到達した創は、真皮構造が完全に再生することはなく、瘢痕組織として治癒します。
母斑の除去は、母斑細胞がどの程度の深さまで存在するか、どの程度まで除去するか、どういう創処置をするか、どれくらいの期間で上皮化したかなど多くの条件で術後の状態が異なるので、それぞれの医師の治療方針も術後の経過も説明が異なるのです。
申し訳ありませんが、整容に関する具体的な治療を、診察をせずに一般論でお答えすることは出来ません。
施術を受けたクリニックは1~2カ月で凹みは改善するように施術をしたのでしょうから、2ヶ月まではお待ちになるべきでしょう。
また、整容に関する施術をするクリニックは、望まない結果になった時の対処法・治療法を用意しているのが通常です。
焦らずに、施術をなさったクリニックで経過を診て貰い、まんいち凹みが残ってしまった場合はフラクショナルレーザーやマイクロダーマニードル施術など次の治療方針を説明してもらってください。
Q1745 相談者 ニックネーム:あーみー 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

おしりに粉瘤が出来、昨日手術しました。
手術前は座ることも困難だった為炎症性で直径6センチ程で大きめでした。
手術で皮膚も含めて取った為、縫うこともできず、かなりの範囲がえぐれている状態です。
粉瘤のことを色々調べてみましたが、このような処置が見当たらなかったので不安になりました。
このような処置の仕方もあるのでしょうか?

A1745 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染性粉瘤そのものと炎症で壊死した表皮を切除したのでしょう。
「直径6センチ程」なら、直ちに縫合をした場合10cm以上の長さの縫合線になるでしょうし、「おしり」の形が歪んでしまう可能性があります。
肉芽増殖を待って、縫合するかそのまま上皮化を待つ方針ではないでしょうか。
担当医に今後の治療計画と、予想される経過をお尋ねになってください。
Q1746 相談者 ニックネーム:meme 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

指に軽度の火傷をし自分で湿潤療法で治療中です。
当初から痛みは和らぎすぐに無くなりました。
火傷した時に部分的に皮が剥けた後、残った皮膚が1週間たちふやけてきています。
また、他の箇所が水膨れの後なのか、患部の皮膚が表層に一枚白くふやけて残っています。
まだ湿潤療法のバンドエイドを貼った方が良いのでしょうか?
貼るとしたらいつまで貼らないといけないのでしょうか?

A1746 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤み、腫れ、熱感、疼痛の増強が無ければ感染の合併は無いので、一般的な経過とすれば、2週間でふやけた皮膚の下で上皮化する可能性が高いでしょう。
上皮化が完了すれば、湿潤療法は終了してかまいません。
Q1747 相談者 ニックネーム:まま 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

除菌ティッシュを使用して、少々カビっぽいところの拭き掃除をしていて、包丁まではいきませんが鋭利なものに指先を切られてしまい、包丁で少々深く切った後のように出血。
手・指自体は汚れてはいなかったので、洗うより先に出血が怖く、患部をなめていました。
指を心臓より高くしてたためか5分くらいでほとんど出血はなくなりある程度出血が止まってから、
一応傷を少し開き気味にして流水で洗い、傷がすぐ修復するようにと以前外傷用に処方してもらったバラマイシン軟膏をつけ応急処置しましたが、病院に行ったほうがいいでしょうか。
傷によるズキズキはありますが、指は曲がります。
掃除中の事故なのに洗うより先に止血の為なめてしまっっていたことが気になっています。

A1747 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
そのままご自宅で自己ケアをしておいて構わないということを確認するために、形成外科を受診してください。
申し訳ありませんが、切創の部位や程度、外傷の原因になった「鋭利なもの」がどれくらい汚染されていたか、「以前外傷用に処方してもらったバラマイシン軟膏」がいつごろのもので正しく保存されていたかなど、詳細な情報が把握出来ないため、「病院に行」く必要は無いというアドバイスは出来ません。
Q1748 相談者 ニックネーム:なみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

頭頂部の脂腺母斑の手術を1年前(3歳)にしました。形成外科です。
膿が溜まり破裂して、再縫合せずに今は皮膚になってます(毛が生えてない)
膿が溜まる原因を教えて頂きたいです。
もし吸収糸のアレルギーであればまた膿が溜まる可能性があるのか等心配です。

そして、1年経つので再度手術予定です。
中は吸収糸を使うと思いますが、外側も吸収糸を使用するのはデメリットが多すぎるのでしょうか?
伸展性がない頭皮なので少しでも縫合してる期間を長くしたい気持ちがあります。。。

A1748 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染のため「膿が溜まり破裂」したのではないでしょうか。
「吸収糸のアレルギー」ではないと考えます。
「頭皮」は「伸展性」が小さいので、次の手術では単純縫合ではなく皮弁形成して縫縮する可能性もあるでしょう。
縫合線に緊張がかからなければ、中縫い、表皮縫合とも「吸収糸」を使用するかもしれませんが、緊張が強ければ「吸収糸」はお勧めしません。
中縫いで表皮をしっかりと寄せることが出来ていれば、表皮縫合の抜糸を遅らせる必要はありません。
「形成外科」におかかりになっているのですから、担当医は最適な縫合糸を選択しているはずです。
小さなお子さんのことでご心配とは存じますが、お悩みの内容は的を射てないようです。
縫合糸のご心配をなさるより、感染を予防する効果を少しでも期待するなら、術前1週間程度は薬用シャンプーをお使いになってみてはいかがでしょう。
また、前回の術後と同様のことが起きないか心配しているということを担当医にお伝えになれば、前回の術後経過について感染の原因も含めて説明していただけるでしょうし、次の手術でどういう対策をとるかも教えていただけるでしょう。
Q1749 相談者 ニックネーム:ととろ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

現在生後6ヶ月になる息子についてです。
足首にある異所性蒙古斑のため、2ヶ月前に皮膚科にてQスイッチレーザーを施術していただきました(後日談にて一番弱い出力)。その日の夜には小さな水疱が出現し、翌朝には一部大きな水疱になってしまいました。皮膚科に連絡し診察してもらい、ゲンタシンとワセリンを処方してもらいました。しかし、夜には水疱が潰れ、皮がめくれてしまい、2つの軟膏とガーゼの処置により、約3週間で痂皮化したとのことで、診察が終了となりました。その時点では、水疱が破れた箇所だけ強いピンク色でした。日焼けには十分気をつけていたつもりでしたが、現在は薄茶色に変化しています。(色のみの変化で、隆起や引き連れは起こしてません)
これは二度熱傷と同等のことが起き、炎症後色素沈着をおこしてしまったということでしょうか?皮膚科には相談しましたが、何をしなくても1年位で消失すると言われました。しかし、1年という月日は長く本当に消えるのか不安です。もし、何かできることがあれば教えていただけると幸いです。

A1749 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷による炎症後色素沈着です。
通常、レーザー施術後6か月までに色調は軽減します。
レーザー治療は、色素脱失、色素沈着、瘢痕形成などの合併症を生じる可能性はゼロではありません。
特に異所性蒙古斑は、色素脱失をきたしやすいので慎重な治療が必要です。
整容に関する治療は、施術をして治療が終了するのではなく、施術をしたときから術後のケアや治療が開始されるのですから、「何をしなくても1年位で消失する」まで定期的に経過を診ていただいてください。
ヒルドイドソフト軟膏などヘパリン類似物質クリームを塗りこむと保湿効果が得られますし、炎症が抑制されるので、色素沈着の改善に有効です。
Q1750 相談者 ニックネーム:とき 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2日前にパソコンに眉間をぶつけてしまい、滴る流血をしました。
しばらく止血をして、血は止まりました。
そのあとモイスト絆創膏をしているのですが、触ると痛みやジンジンした感覚が取れません。
特にアザなどにもなっていないのですが、病院を受診した方がいいでしょうか?また何科に行けばいいでしょうか?

A1750 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲による皮下組織(鼻根筋あるいは皺鼻筋)の挫滅損傷があったのではないでしょうか。
通常、時間の経過とともに症状は軽減します。
形成外科を受診して、骨や神経に異常が無いことを確認してもらうとよいでしょう。

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