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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1641 相談者 ニックネーム:ジン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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5月半ばに内痔核、複雑痔瘻、肛門狭窄の日帰り手術を個人病院の肛門科で行い、毎日通院しています。術後は家で食事や便や2時間置きのガーゼ交換と自己管理が大変なのですが、中でもガーゼ交換の際にガーゼに次没食子酸ビスマスをこんもりと乗せ患部にあたるようにいきみながらつけてくださいと言われ、そのようにやっているのですが、術後2週間くらいは軟便が続きその結果肛門周囲がただれてヒリヒリ。時には痒みをともなったりして、もしかしてビスマスが合わないのかな?と思い先生に相談すると、「ビスマスの量が少ないんですよ。それに貴方の場合便が軟らかいし、いつも診察時お薬塗布する前ペーパーに便がついてるからね、これは便が軟らかいからつくんです。便をしたらしっかりいきみながらトイレットペーパーを肛門に押し当てて、しっかり乾かしてからビスマスをしっかりつけといてね」と言われます。
結局ヒリヒリすることを訴えてもそのヒリヒリする患部には触れずに、便とビスマスの量や付け方を指摘されて終わります。
その後、先生の言うようにやっているのですが一向にただれのある一箇所だけが治らなくてずっとヒリヒリしてます。鏡で見ると赤く深めの亀裂が出来ててお風呂でシャワーしてもしみるし、もちろん便をしたあと肛門を拭く際にそこが引っ張られ切れて血が出ます。内痔核と痔瘻の傷あとは順調にいってるんですが、ただれの一箇所だけがいつまでも治らず、先生に言っても向き合ってくれない。内痔核と痔瘻の傷あと順調なのは嬉しいし、先生にも感謝しているのですが、それと同時にただれ一箇所の亀裂部分ここにも気を配って治して欲しいのです。
だからおしり拭く時にいつもそこが裂けて痛むし、出血もするからあまりしっかりと拭ききれていないのかもしれません。でもそこから菌が入って新たな病気になるのはイヤだからやっぱりしっかりふき取っておかないといけないし。痛みに耐えながらも拭き取るしかありません。
看護師さんにも相談するのですが、看護師さんもほぼ先生と同じことしか言ってくれません。ただガーゼ交換の時、前のビスマスが付着してるからそれを取って、肛門をしっかり乾かしてから新たなビスマスを塗布してガーゼあてて。と言われます。付着したビスマスをきれいに落としきるにはお風呂に入らないと出先ではなかなか難しいと思います。でも付着してるビスマスの上から新たなビスマスを付けても意味ないし、余計痛くなると思うから頑張ってと看護師さんに言われます。
頑張ってと言うのは簡単ですが、本人としては出先でトイレすることもガーゼ交換することも不衛生そうでためらってしまうし、出かける気力もうまれません。ガーゼ交換おさらばするまでは極力家で引きこもっていたい。
ただれの亀裂部分に関しては今の病院に通院しながら他の肛門科を受診したほうがいいのでしょうか?
一向に治らない亀裂傷にはビスマスがしっかりこびりついていてお風呂でふやかして取るんですけど、それでもしぶとくまだ付着してます。
しかたなくその上からビスマスを新たに塗布してます。亀裂傷はこのままで治るのでしょうか?
他に相談できず不安でしかありません。
ビスマスの注意事項に発疹、かゆみ等過敏症状が現れたときは使用中止を要する場合もあります。医師または薬剤師に相談くださいとあります。
でも先生は中止するどころかビスマスの塗布量が少ないと言って薬を見直しする気配は一切ありません。一方本人はビスマスが合ってないんじゃないかと思い、先生にそのことを伝えるのですが結局また便とビスマスの量と塗布のしかたの話しになって診察が終わります。
本人的にはビスマス合ってないと思うので使いたくないのに先生はビスマスをもっとたくさんしっかりつけてくださいと逆の意見を言ってきます。他の肛門科も受診するべきなのかその必要はないのかわかりません。第三者の意見が欲しいです。
- A1641 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「本人的にはビスマス合ってないと思うので使いたくない」ということですが、「かぶれ」とアカギレ(切れ痔)の原因は「次没食子酸ビスマス」の「過敏症状」でなく、軟便による接触性皮膚炎でしょう。
痔の手術は、術後の「便」を軟らか過ぎず硬すぎずコントロールする技術が極めて重要です。
既に術後3週間以上経過しているのですから、術後治療から同じ治療内容で継続しているとはいえ、現在は「内痔核、複雑痔瘻、肛門狭窄」の術後のために「次没食子酸ビスマス」を塗っているのではなく、「かぶれ」とアカギレ(切れ痔)の治療のために「次没食子酸ビスマス」を塗っていると考えてください。
担当医との会話が成り立っていないようにお感じになっているのでしょうから、いただいたメールから会話の内容を整理して、対策を考えてみましょう。
「ヒリヒリすることを訴えてもそのヒリヒリする患部には触れずに、便とビスマスの量や付け方を指摘されて終わ」るとありますが、「ただれのある一箇所だけが治らなくてずっとヒリヒリして」いるのは「ビスマスの量が少ない」からと回答があります。
そのうえで、「術後2週間くらいは軟便が続きその結果肛門周囲がただれてヒリヒリ」したように、「便が軟らか」くて「肛門」に残ってしまうと「かぶれ」が悪化するので、「便をしたらしっかりいきみながらトイレットペーパーを肛門に押し当てて、しっかり乾かして」くださいと担当医は指示しているのです。
「出先でトイレすることもガーゼ交換することも不衛生そうでためらってしまうし、出かける気力もうまれません。ガーゼ交換おさらばするまでは極力家で引きこもっていたい」と思っていることも担当医や看護師に伝え、温水洗浄便座などの上手な使い方を指導してもらってください。
「一向に治らない亀裂傷にはビスマスがしっかりこびりついていてお風呂でふやかして取るんですけど、それでもしぶとくまだ付着して」いるため「しかたなくその上からビスマスを新たに塗布して」いるということも報告すべきでしょう。
あなたの、治りが遅いし痛いのでアドバイスが欲しいという言葉は担当医に届いていても、同じ治療を続けることに不安があるという気持ちは届いていないのでしょうから、言葉にしてしっかり伝えてください。
「他の肛門科も受診するべき」とは思いません。
- Q1642 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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3歳の娘です。1ヶ月ほど前にベッドの上で飛んで遊んでいて、バランスを崩し、丸みを帯びたベッドの淵でおでこを強打しました。おでこが凹み、すぐに冷やしました。凹みはすぐに戻りましたが、今度は少し腫れて内出血になりました。医師に見てもらい、様子見ということで、次第に腫れもひきました。ほとんど内出血はひいてきたのですが、1ヶ月少し経った今でも、ずっとうっすら内出血が消えません。ちなみに触ると、しこりのようなものが出来ています。これらはもうずっと良くならないのでしょうか。しこりは触らないと分からないのですが、成長と共に皮膚が伸びて内出血は、気にならないようになってくるのでしょうか。
- A1642 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ずっとうっすら」残る「内出血」の黄色味は、8週ほどかけて吸収されるのが通常です。
「触らないと分からない」「しこりのようなもの」は皮下血腫後の繊維化でしょうから、いずれ「触れ」ても分からなくなります。
不安なら、」形成外科や美容皮膚科で定期的に経過を診て貰い、ヘパリン類似物質クリームなどを処方してもらうとよいでしょう。
- Q1643 相談者 ニックネーム:かーさ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:
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一か月前からリスカを始めました。
いつもカッターで少しずつ肌を削りながら傷をつけています。
切った後はティッシュで血をふき取り、絆創膏をはっています。
絆創膏を取ってみると黄色い汁みたいなものが絆創膏についていたりします。
これは何ですか?体にどこか悪いところでもあるんでしょうか?
また、傷口には消毒をしたほうがよいのでしょうか?
- A1643 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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切創、皮膚剥削創からの滲出液(浸出液)です。
滲出液には、サイトカインやケミカルメディエーター、細胞成長因子などの成分が含まれていて、傷の順調な治癒に重要な役割を果たしています。
また、滲出液の中の白血球などの免疫細胞は感染を制御する役割を果たしていますし、浸出液が分泌されれば創傷面の湿潤環境が保たれ、傷の治癒が早まります。
水道の流水やシャワーで創を洗い、線維を残さないように洗濯したてのタオルやティッシュペーパーあるいはキッチンペーパーなどで創を擦らないように水分を吸い取って、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
通常の絆創膏は、創を乾燥させるのでお勧めしません。
赤み、腫れ、熱感、疼痛の増強は感染の兆候なので、それらのいずれかがあれば直ちに形成外科などを受診しなければいけません。
リストカットやアームカット、レッグカットは、必ずそれとわかる瘢痕(傷跡)が残ります。
どんな治療をしても瘢痕が無くなることはないので、ほとんど全ての方が、瘢痕を隠して生活することになります。
自分自身に損をさせるリストカットなどの行為はお辞めください。
- Q1644 相談者 ニックネーム:むー 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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飲食店で2ミリのガラスの破片で指を切りました。
すぐ止血はしたものの消毒して処置しましたが何時間経っても痛みます。破片は入ってないと思いますし、たかが2ミリの傷です。何時間経っても動かしたり触れたり洗い物で痛みます。
このような2ミリの傷、破片が入ってない傷を皮膚科または形成外科のお医者様からしたら、どのような対応とられますでしょうか
- A1644 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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少なくとも12時間程度、対側の肩に手を置くなどして、心臓より手を高く位置させます。
もちろん、痛みを誘発する「動かしたり触れたり洗い物」はしてはいけません。
皮膚の創が小さく深い創は、創深部の洗浄や消毒が出来ないため、感染を起こすことも少なくありません。
12~24時間、局所の安静を保つことをお勧めします。
- Q1645 相談者 ニックネーム:ごまぱん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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沸騰した麦茶での火傷。右大腿部正面から内側までと関節部周囲です。熱傷Ⅱ度との診断。
受傷当日は近医の皮膚科を受診し、大量の水ぶくれを潰す処置を受け、軟膏を塗布しガーゼで保護、感染予防のため抗生剤を処方されました。
翌日、湿潤療法を行うクリニックを受診。ポリウレタンフォームにて保護開始。
1週間後には、大腿部の外側の部分は上皮化しましたが、脚の付け根周囲は、擦れてしまうため上皮化しておらず、浸出液が出ているところもある状態となりました。ちょうど下着の当たる部分には、キリキリとした鋭い痛みを感じます。主治医からも、被覆材が密着せず治しにくい部分であると言われ、ワセリン塗布を開始したところです。
受傷の4日目頃から、歩行時に大腿部にピリピリした痛みと鈍痛があり歩行が困難になります。皮膚がむけている痛みは理解できますが、日毎にひどくなる鈍痛は動作による血行の影響なのでしょうか。安静時は、痛みは収まっています。
私の職場は立ち仕事のため、仕事復帰予定が立てられず困っています。仮に鎮痛剤を服用し仕事が出来たとしても、治癒が遅れたり痛みが長引く事になるかと心配です。
この大腿部の痛みはいつ頃まで続くと考えられますか。また、関節部周囲が上皮化するまでは安静が必要でしょうか。上皮化後に痛みを軽減するために出来る事がありましたらご指導願います。
- A1645 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ポリウレタンフォーム」は浸出液が多い場合に効果的ですが、皮膚への粘着性が無いため「擦れてしまうため上皮化」を阻害します。
「皮膚がむけている痛み」がある、「歩行時に大腿部にピリピリした痛みと鈍痛があり歩行が困難に」なるという症状は、「湿潤療法」のメリットを生かしきれてないということです。
「安静時は、痛みは収まって」いるのですから、「日毎にひどくなる鈍痛」は「擦れて」上皮化が進行していないことが原因と推測されます。
「鎮痛剤を服用し仕事が出来たとしても」「下着の当たる部分」が「擦れて」しまうなら、「治癒が遅れたり痛みが長引く事になる」ことは確実です。
「ポリウレタンフォーム」を固定する工夫をしたり、別な創傷被覆材に替えたり、擦れない下着にしたりなどの工夫が必要でしょう。
頂いた情報を整理すると、おかかりになっている「クリニック」は、関節付近や擦れる部位の熱傷治療に長けている施設ではないようです。
熱傷治療の経験が豊富な形成外科を受診してください。
- Q1646 相談者 ニックネーム:さとう 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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3年前くらいにホクロの摘出手術を行った際に縦に2〜3cm程の傷が残ってしまい現在フラクショナルレーザーを10回程受けたのですが、傷跡が治る見込みがありません。その場合もう少しフラクショナルレーザーを続けた方がいいのでしょうか?それとも整形や他の手術を受けた方がいいのでしょうか?どのような場所に施術に行ったらいいのかも教えてもらえれば幸いです。
- A1646 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肌質改善くらいの設定で「フラクショナルレーザー」の施術をなさっているのではないでしょうか。
「フラクショナルレーザーを10回程受けたのですが」全く「傷跡が治る見込みが」ないということならば、そのままの機種・そのままの設定で「もう少しフラクショナルレーザーを続け」ても改善は期待できないのではないでしょうか。
CO2フラクショナルレーザーやマイクロニードル施術が有効かもしれません。
ある程度幅のある線状の瘢痕ならば、瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術の適応もあります。
診察をしなければ具体的な治療法の提案が出来ません。
複数の形成外科、美容皮膚科を受診して治療法を提案してもらい、全ての治療法のメリット・デメリットを理解して、最も信頼できると感じる医師を主治医と決めて、しっかりと希望を伝え主治医とともに納得のいく治療計画を立ててください。
- Q1647 相談者 ニックネーム:emma 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性
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祖母のことで相談させていただきます。
20年ほど前、私の祖母が首から下のすべてを、熱湯で大火傷してしました。
当時、全身の皮膚移植を行い治療をしました。現在は、足の甲や背中の一部など、皮膚がまわりに引っ張られるような形でつっぱっており、裂けて膿がでているようなところもあります。
特に足の甲は、立ち上がるときなど、力をいれると熱をもってじんじんするように痛むそうです。20年前に火傷を治療した病院に相談に行きましたが、どうすることもできないと言われ、塗り薬とガーゼで毎日処置をしています。
祖母はかなり痛がって、夜も眠れないような状態です。
傷をふさいだり、痛みを抑える方法はありますでしょうか?
また、現在は毎日ガーゼを貼っていますが、剥がすときに傷に張り付いて痛そうです。
市販のキズパワーパッドなどを貼るのはよくないでしょうか?
- A1647 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染が無ければ「キズパワーパッド」など湿潤療法専用の創傷被覆材を貼って構いません。
また、拘縮を解除する手術が可能かもしれませんし、ステロイド外用やヒルドイド外用、ステロイド注射、フラクショナルレーザーなどで足背の肥厚性瘢痕を治療すれば「力をいれると熱をもってじんじんするように痛む」症状は軽減されます。
形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q1648 相談者 ニックネーム:ゼニガメ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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9-10歳の頃におでこを金属機器にぶつけて、その所の骨が凹んでしまいました。ぶつけた当時は、痛みもありましたが、特に問題なく治りました。現在、痛み等の症状はありませんが、凹みが大きく広がっていっているように感じます。成長期はすでに終えているので、これ以上凹みが大きくなることはあるのでしょうか。それと、数年前に頭のCTを別件で撮ったのですが、脳に異常はないとのことでした。関係はないのでしょうか。
- A1648 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「9-10歳の頃におでこ」を骨折して頭蓋に「凹み」変形が残っているということでしょうか。
「凹み」の残る頭蓋に皮下組織が癒着しているため皮膚にも「凹み」が出来ているなら、「成長期はすでに終えているので、これ以上凹みが大きくなることは」ありません。
また、頭蓋は滑らかで「おでこ」の皮膚の瘢痕が「凹」んでいるなら、「おでこ」に緊張がかかる動作や表情で瘢痕が大きくなる可能性はゼロと言い切ることは出来ませんが、通常なら10年以上経過してから「これ以上凹みが大きくなることは」ありません。
ご心配なら、新たにCTを撮影して、「数年前」の「CT」と比較すれば頭蓋の経過が確認できるでしょう。
「凹みが大きく広がっていっている」かは、以前の写真と見比べていただくしかないでしょうし、今後の経過を慎重に見守っていただく必要があります。
形成外科や美容皮膚科で、顔の3D画像を撮影・比較できる施設もあるので、受診してご相談してみてください。
- Q1649 相談者 ニックネーム:しょちゃ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:
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5年前の肥厚性瘢痕の伴う傷跡へのリザベン投薬について。 私は5年前に精神病を患い、カミソリで自身のホホを縦に切ってしまいました。傷は深いです。その後その傷は線に沿って膨らみ真っ赤になりました。それからマスクをしたりして誤魔化していましたが、5年経った今、治療をしたいと思い地元の皮膚科さんに診てもらいました。その際頂いたお薬がデキサメタゾン軟膏とリザベンカプセルでした。 ただ、リザベンに関しては「治ったらいいなというつもりで飲んでください」と言われました。もう5年も経った傷跡にリザベンは効果はあるのでしょうか?自身で調べてみましたが不安が残ります。
- A1649 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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トラニラストは「5年も経った傷跡」にも有効ですが、直ちに目に見える効果が得られるわけではないので医師の指示に従い長期的に継続してください。
瘢痕治療は、内服薬や外用薬だけでなく、物理的な圧迫や保湿、レーザー治療、瘢痕形成術など様々な治療法を組み合わせた治療計画を立てる必要があります。
また、「ホホを縦に」「深」く「切って」受傷し「その後その傷は線に沿って膨らみ真っ赤に」なったという経過の瘢痕なら、瘢痕を切除してW形成術や連続Z形成術などの手術をした方が目立たなくなるかもしれません。
形成外科を受診してご相談なさった方がよいでしょう。
- Q1650 相談者 ニックネーム:やえ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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腹式子宮筋腫核出術を3月頭に受けました。
経過は順調で、術後7日で退院しました。
退院後10日ぐらいで傷から飛び出ている糸の結び目のような物に気付き、術後3週間の診察時に相談をしました。
吸収糸のため、吸収を待つよう指示されました。その後、様子を見ていましたが、術後2ヶ月で同部分が化膿し、再受診しました。
その際も、見えてる糸は内部が吸収されると、表面の糸は瘡蓋のように取れる、それを待つよう言われ、化膿部の消毒以外の処置はありませんでした。6月で術後3ヶ月が過ぎたものの、この糸は取れる気配なく、糸の周囲は他の傷跡にくらべ少し赤みがあります。
また、擦れたり圧がかかるとチクチクした痛みもあります。
そのため、ガーゼを当てて保護しています。質問1.吸収糸が溶けて露出部が取れるのにはどのくらい時間がかかるものなのでしょうか?
質問2.出ている糸を放置しすぎると、取れなくなる等の問題はありますか?
質問3.正直ストレスを感じており、この糸が取れるものなら取ってスッキリしたいのですが、形成外科でみていただけるのでしょうか?
- A1650 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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形成外科や皮膚科を受診して抜糸してください。
吸収糸といっても多種あり、加水分解される期間は種類によって異なります。
張力がかかれば5日程度から2か月程度の期間で切れますが、完全に吸収されるには6か月以上必要なものもあります。
強く緊張がかかることの少ない腹壁の縫合痕に、表皮縫合糸を残しておく意味はありません。
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