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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1351 相談者 ニックネーム:ぽこ 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性
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重症下肢虚血により、2度目の血管のバイパス術を予定していますが、前回に左足の親指以外は全てカット、右足も親指から壊疽があり治らないことから手術となりましたが、医師がデブリートマンを麻酔なしに行い。母は痛みに泣き叫ぶ程です。麻酔をお願いしてもしてくれません。この対処方は主流ですか?
- A1351 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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下肢の虚血性疾患の痛みは、軽度の痺れだけの場合から、動作に伴って痛むもの、安静にしていても痛むものなど症例によって様々です。
安静にしていても「痛み」を感じる場合、虚血に陥った組織から疼痛を誘発する物質が分泌され痛みを生じさせていて、その痛みがさらなる炎症や血管収縮を引き起こし虚血が重症化しているため難治性の皮膚潰瘍や壊死が起きている可能性があります。
担当の「医師」は、「重症下肢虚血により」知覚神経もダメージを受けているだろうから、末梢知覚は低下していて「痛み」の程度は小さいはず、「デブリードマン」の際に「痛みに泣き叫ぶ程」なのは、実際の痛み以上に、自身の身体に大きな侵襲が加えられていることから生じる不安が「痛み」感覚を増大させているだけだから麻酔は必要ないと判断なさったのかもしれません。
診察をしなければ具体的な治療法の提案は出来ないのですが、患者さんが実際に「痛み」を知覚するかどうかに関わらず、デブリードマンなど侵襲的治療の際には神経ブロックが必要と考えます。
末梢神経ブロックは、痛みを強力に抑制すると同時に、随伴する交感神経もブロックされるため血流改善効果が期待できます。
また、腰部交感神経節などをブロックすれば、より強く広範囲の血流改善が望めます。
腰部交感神経節を神経破壊薬でブロックすれば、血流改善の長期的効果が得られます
治療は、患者さんとご家族と医師の信頼の上に成り立つものなのですから、担当の「医師」に、現状の評価と痛みの程度の客観評価、今後の経過予測と治療計画をお尋ねになって、患者さんとご家族のご希望もしっかりとお伝えになってみてはいかがでしょう。
- Q1352 相談者 ニックネーム:みゆ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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3歳子どもです。顔の切り傷についてです。
傷口は塞がりましたが、ケロイド体質のため切り傷の傷跡がケロイドにならないか心配しております。
医師に相談すると、皮膚科で処方して頂いてる(季節性湿疹のため)ザイザルを飲んでいるとケロイドの予防になる。とおっしゃって頂いたのですが、ザイザルでもケロイドには有効でしょうか?
もしリザベンの方が有効であれば湿疹がおさまりつつあるのでリザベンに変更して頂こうかと考えております。
有効性に大差はないでしょうか?
また、傷跡のケロイド予防や紫外線予防にアブソキュアサジカルは有効でしょうか?マイクロポアテープもあります。
どちらか有効でしょうか?
- A1352 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ケロイド体質」とありますが、肥厚性瘢痕ではないでしょうか。
「ザイザル」は肥厚性瘢痕やケロイドへの適応はありません。
「アブソキュアサジカル」は創が上皮化を完了するまでの創傷被覆材で、肥厚性瘢痕予防や「ケロイド予防」の効能はありませんし、「紫外線予防」にもなりません。
瘢痕を幅広くする方向に外力がかかると瘢痕は幅広くなり、盛り上がった肥厚性瘢痕が形成される傾向があります。
肥厚性瘢痕やケロイドの予防にはまず、瘢痕に緊張がかからないよう局所の安静が必要です。
不確実な情報で自己判断をして誤った治療やホームケアをしないために、形成外科を受診して現在の状態と今後の経過予想句を説明してもらい、正しいケア法を具体的に指導してもらってください。
- Q1353 相談者 ニックネーム:yurimint 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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本日、右胸に溜まった膿を出す手術をしたのですが、傷口を縫わない開放創の状態の為、右腕を動かすと出血しガーゼや下着が血で真っ赤に染まります。
クリニックに問い合わせをしたところ、「膿を出すために開放創をしてる。」とのことですが、傷口からさらに感染をするのではないかと不安になります。
このままの状態でも感染せずに傷口は塞がりますか?
- A1353 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「傷口からさらに感染をする」ことはありません。
創状態を診察しなければ正確な回答は出来ないことをご理解のうえ、以下をお読みください。
「右胸に溜まった膿」、「傷口を縫わない開放創」という情報から、粉瘤などの感染性皮膚腫瘍の切開排膿「手術」と推測します。
感染が周辺組織に波及している場合、「膿を出すために開放創」にすることもあります。
健常組織を見極めるため、あえて十分な止血をしなかったのかもしれません。
「ガーゼや下着」が鮮血で「真っ赤に染」まりシミがどんどん広がるようなら比較的活発な出血の可能性があるので直ちに受診すべきですが、安静にしておけば問題ないが「腕を動かすと出血」するということならば現在は出血していないが創内に血腫が出来ていてそれがにじみ出てシミを広げているのでしょうからガーゼのうえからタオルなどを当て圧迫しておき1日安静にして明日受診してください。
担当医は、感染が落ち着き、排膿が無いことを確認してから縫合するつもりなのかもしれませんし、自然に肉芽が増生・上皮化し創閉鎖するのを待つつもりなのかもしれません。
担当医の治療方針をご確認なさってください。
「胸」は肥厚性瘢痕やケロイドが形成されやすい部位なので、瘢痕の経過まで含めて治療計画をたてていただくとよいでしょう。
- Q1354 相談者 ニックネーム:神奈月あおい 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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約一年ほど前に炭酸ガスレーザーで直径約1cmほどのほくろの除去を行いました。縫合はありませんでした。
半年ほど経ったあたりで皮膚が盛り上がり始め、少し肥厚性瘢痕のようになってしまいました。高さは1mm〜2mmくらいです。
現在は少しでも平坦に戻すためにステロイドテープ(エクラープラスター)を貼っています。
赤みはもうなく、肌色になっているためもう炎症はおさまっているかと思うのですが、このようにすでに炎症がおさまった肌色の肥厚性瘢痕にもステロイドテープは効果があるのでしょうか?
むしろテープを貼ることでやや赤みが出やすくなるので、このまま使い続けるべきか悩みます。
- A1354 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕ならば、「ステロイドテープ(エクラープラスター)」は有効です。
「ステロイドテープ(エクラープラスター)」をお持ちということは、形成外科や皮膚科で肥厚性瘢痕という診断があって処方されたということなのでしょうから、「このまま使い続けるべきか悩」むなら、処方してくれた病院でご相談いただく方がよいでしょう。
- Q1355 相談者 ニックネーム:ララ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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約2週間前に胃癌による腹腔鏡手術を受け、1週間前に退院しました。
退院して家に帰り、犬がお腹にのりお臍から血が出ました。
血は止まりましたが、浸透液が出始め、1週間経った今も出ています。今は臍手術の時に使ったと思われるボンドかテープみたいなのが溶けてきていて黄色い液体となっています。
病院に電話をしましたら、傷の痛みや液量が増えなければ大丈夫と言う事で、次の診察まで待っている状態です。
このまま臍に軽く絆創膏を貼って、診察まで待ち続けて良いのでしょうか?ちなみに臭いは、お臍の中の臭いに似ています
- A1355 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合不全による浸出液あるいは血流不良で融解した脂肪が、「黄色い液体となって」います。
「お臍」の周囲の赤み、腫れ、熱感、痛みが無ければ、シャワーで創を洗い、湿潤療法専用の創傷被覆材を薬局やコンビニエンスストアなどで買って貼っておくだけで構いません。
創は腹腔内へ続いていることはないので、創の清潔を保つためシャワーで洗浄する処置が最適です。
もちろん「腹腔鏡手術」をした「病院」の言う通り、「臍に軽く絆創膏を貼って、診察まで待ち続けて」も構いません。
ただし、「傷の痛みや液量が増えなければ大丈夫」という言葉は、直ちに受診しなくてはいけない状況ではないですという内容を伝えただけで、次の「診察」予約まで待たなければいけないということではないのですから、ご心配が募るようなら早めの予約を取り直して受診なさることをお勧めします。
- Q1356 相談者 ニックネーム:ひじき 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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10ヶ月の男の子です。コンクリートの床でハイハイしていたとき、顔から転けて鼻のてっぺんに擦り傷が出来てしまいました。
血はすぐ止まったものの8mmほどの擦り傷を筆頭に小さな擦り傷がまとまってできてしまいました。
毎日ヒルドイドやワセリンで保湿は続けていましたが、絆創膏などは嫌がって貼れず、真冬で鼻水をよく垂らすので鼻を吹く時に傷口を拭いてしまうことも多々あり…。
3週間経ち傷は塞がったものの、今も赤い線や傷跡の凹みが目立ちます。
これは薄くなる傷なのでしょうか? レーザーなどでしか治らないでしょうか?
- A1356 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷の瘢痕は、受傷後3ヶ月までは赤みが強く、6か月に向けて赤みはやや軽減しますが、それ以降も泣いたり身体が温まったりするたびに赤みが強くなる症状が数年続きます。
凹みは成長とともに軽減し目立たなくなるのが通常ですが、鼻の場合、真皮まで欠損していると凹みのまま残ることもあるので、暫くは保湿を続けて、状態の変化を注視しておいてください。
直ちに治療を必要とするわけではありませんが、定期的に形成外科で経過を診ていただくとよいでしょう。
- Q1357 相談者 ニックネーム:はなまる 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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ドアに指を挟め、痛み腫れは治まりましたがm爪が正常に生えてこなく、凹凸のある爪が出てくるようになりました
皮膚科で塗り薬を処方してもらいましたが、治る気配すらありません
ちがう病院に行きたいのですが何科に行ったらいいですか?
- A1357 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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正常な爪母組織、平らな爪床と正常な厚みの爪甲の相互関係、指先を使う行為があって、平らな「凹凸」の無い健常な「爪」が形成されます。
また、「凹凸のある爪」が平らな爪に生え代わるには、手指の場合少なくとも6か月ほどかかります。
爪の治療は、爪に関する知識と技術を持ち、爪の矯正装具を用意している医師が担当する必要があります。
皮膚科、形成外科、手外科を標榜する整形外科、いずれの病院でも構いませんが、電話等で爪の矯正治療をしているかをお問い合わせになってからおかかりになってください。
- Q1358 相談者 ニックネーム:ゆうり 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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1ヶ月と10日前に、転けてコンクリートにおでこを強打し、コブダイ級のタンコブが出来て、救急相談に電話したのですが、切れて出血がある訳じゃないので様子を見る事になりました。
かなりの大きさのタンコブも30分も冷やしたら半分くらいにはなったのですが、それでも右眉毛の上部分はデカいタンコブが残り1ヶ月以上に渡り、内出血が続き、だんだん小さくはなってきました。が、まだ小さいタンコブと右は少々目が潰れた感じの開き方で、まだ眉毛上はほとんど動かない感じです。
痛みは時々針で刺したような感じがするのと、目の上に何かくっついているような感じは未だに取れません。
病院へは行ってませんが、こんな感じで順調に治ってるのでしょうか??
もう病院に今更でも行った方がいいのでしょうか?
- A1358 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に皮下血腫は3週間以上の経過で吸収されますが、血腫が大きい場合、線維化して膨らんだしこりになってしまう場合もあります。
また、額の打撲による瞼の浮腫みが完全に吸収されるには3か月程度かかることも少なくありません。
「おでこ」の膨らんだしこりがそのまま「小さいタンコブ」として残ってしまうかどうか、浮腫みが吸収されて「右は少々目が潰れた感じの開き方」が解消されるかは、今後の時間の経過を待っていただくしかないでしょう。
記載が無いので「右」の眼瞼を完全に閉じることは出来ているのでしょうが、「眉毛上はほとんど動かない感じ」で、「痛みは時々針で刺したような感じがするのと、目の上に何かくっついているような感じ」があるなら、顔面神経の損傷の有無を確認して貰ってください。
一度、形成外科を受診して、現状の評価と今後の経過予測をお尋ねになってみることをお勧めします。
- Q1359 相談者 ニックネーム:n 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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アザについて相談です。先日姉と喧嘩をして出来た複数のアザが、5日たった今でも消えません。
まだ受診はしていなくて、1週間は様子見しようと思っています。ですが、いつもより治りが遅い気がしています。
病院に受診した方がいいのでしょうか?
もし受診するとしたら、整形外科か、形成外科、または別の科のうち、どこに受診したらいいですか?腫れは2日程で大分引きました。
5日経った今はあざのところを触ってみると、痛みはほとんど無くても、若干しこりがある感じがします。
アザの色は赤紫色や、緑に近い紫、赤、です。
- A1359 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下出血は、赤黒い感じから紫になり黄色になって、3週間かそれ以上かけて吸収されます。
形成外科でご相談いただくとよいでしょう。
- Q1360 相談者 ニックネーム:しみず 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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今月の頭、包丁で親指の腹を深さ2mm、幅1cm、長さ1cmほど切り落としました。
傷は皮一枚で繋がっている状態であり、直ぐに繋がってる部分から皮を戻し被せ、そのまま圧迫して病院に行きました。
病院では消毒後にサージカルテープを用いて傷口の上に皮を固定し圧迫、その上から包帯とサージカルテープを巻いて固定という方法で治療をし、傷口は塞がっていきました。しかし、現在治りつつある傷口をみると、楕円形の切り口の下側の部分だけ、外形的に不自然な形で皮膚が形成されています。
具体的には、文章だけでは説明が難しいのですが、切断された皮の「辺」が指の切り口の「辺」とピッタリ付くのではなく、切断された皮の「辺」が内側に丸まり、小さな袋のような形を形成して指の切り口と繋がっているような感じです。
当該傷口部分の断面図としては、数字の「2」の様な状態をイメージして下さい。(下の直線が指側の皮膚、上の丸い部分が切り落とされた皮側、再生した皮膚が袋のような形を生成し、左下の部分で元の皮膚と接合)
従って、現在は形成された皮膚が綺麗にくっつかず、再生した皮膚同士が触れ合いパカパカしている状態なのですが、これは放置していれば皮膚の表面同士が同化して元通りになるのか、それともこのまま固まって歪な形で固定されてしまうのか、もしその場合何か手段があるのかを知りたいです。
- A1360 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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受傷後2週間以上経過しているので、上皮化は完了していますよね。
剥離創を皮弁の状態で戻せば、楕円状の皮弁は辺縁が収縮するため丸まって生着します。
創縁同士が合わさらなければ、指原の側が上皮化し、皮弁になった側の端が浮いている状況になります。
皮弁の側の浮いた部分は8週以上の経過のうちに脱落します。
指先を使う作業の際に皮弁の浮いた部分が引っかからないように、テープ固定などをしておき、徐々に乾燥して硬くなっていく皮弁の端の角化部分をごく僅かずつ切除していけばパカパカしている状態はいずれ解消します。
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