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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者:にこまる 年齢:30代後半 性別:女性
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4日前にほくろを除去しました。
除去がケアとして傷を保護するテープ(マイクロポア)が剥がれたら 軟膏を塗り直し、傷パワーパッド?のような シートをはり、上からマイクロポアを再度貼るよう指示がありました。
今回テープが剥がれたので薬を塗り直そうとしましたが、ほくろ除去後の陥没に傷パワーパッドが食い込んでしまっているのですがそちらはとっても軟膏を塗り直すべきでしょうか?剥がそうとすると少し出血が見られたため、現在は上から軟膏を塗り直しなおしてます。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ほくろ除去後の陥没に傷パワーパッドが食い込んでしまっている」なら「上から軟膏を塗り直し」ても創面に軟膏が付かないので意味はないでしょう。
施術をしてくれた施設の「指示」が「軟膏を塗り直し、傷パワーパッド?のようなシートをはり、上からマイクロポアを再度貼る」ことならば、その通りになさるべきでしょう。
「剥がそうとすると少し出血が見られ」たなら、シャワーで濡らしながら剥がせば出血することなく剥がすことが可能です。
「ほくろの除去」に限らず整容に関する治療は、手術だけで終わるのでなく術後のケアや経過観察まで含めて成り立っています。
不安、疑問や判断に困ることが起きた際には、施術をした施設にお問い合わせなさってください。
- Q2 相談者:とこ 年齢:20代前半 性別:女性
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昨日5mmのホクロ除去(電気メスでくりぬき法)をしました
手術をし、自宅に帰ってホクロ除去したところの傷口をみていたら傷口の中に小さい黒い点がありました
これは完全にホクロを取りきれてないということなんでしょうか?
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「電気メス」で「ホクロ」を蒸散させる方法と「ホクロ」の「くりぬき法」は全く別の施術です。
「傷口の中」の「小さい黒い点」は、「完全にホクロを取りきれてない」のかもしれませんし、「電気メス」処理による炭化組織かもしれませんし、出血の凝固点かもしれません。
放っておいて構いません。
「ホクロ」は、表皮層だけでなく真皮層まで母斑細胞が存在します。
「電気メス」による蒸散法でも、「くりぬき法」でも、真皮深層まで存在する母斑細胞を一度の施術で処理しようとすると、凹んだまま瘢痕治癒したり肥厚性瘢痕になってしまったりする可能性があります。
したがって、真皮中層より深部に存在する場合、母斑細胞を残したまま施術を終え、上皮化を待つことも少なくありません。
その際は、施術後の創面に母斑が残って見えることもあるでしょうし、上皮化後に母斑が部分的に再発することや瘢痕から母斑が透けて見えることもあり得ます。
直径「5mm」もの大きさの「ホクロ」なら、術前にそれらの説明があるのが通常です。
母斑除去施術は、施術だけで治療が終わるのではなく、術後の経過を追って瘢痕が目立たなくなるまでが一連の治療なのですから、気になる症状があれば施術をなさった病院でご相談なさってください。
- Q3 相談者:神奈月あおい 年齢:30代前半 性別:男性
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約一年ほど前に炭酸ガスレーザーで直径約1cmほどのほくろの除去を行いました。縫合はありませんでした。
半年ほど経ったあたりで皮膚が盛り上がり始め、少し肥厚性瘢痕のようになってしまいました。高さは1mm〜2mmくらいです。
現在は少しでも平坦に戻すためにステロイドテープ(エクラープラスター)を貼っています。
赤みはもうなく、肌色になっているためもう炎症はおさまっているかと思うのですが、このようにすでに炎症がおさまった肌色の肥厚性瘢痕にもステロイドテープは効果があるのでしょうか?
むしろテープを貼ることでやや赤みが出やすくなるので、このまま使い続けるべきか悩みます。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕ならば、「ステロイドテープ(エクラープラスター)」は有効です。
「ステロイドテープ(エクラープラスター)」をお持ちということは、形成外科や皮膚科で肥厚性瘢痕という診断があって処方されたということなのでしょうから、「このまま使い続けるべきか悩」むなら、処方してくれた病院でご相談いただく方がよいでしょう。
- Q4 相談者:やっしー 年齢:無記入 性別:男性
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昨日ホクロ除去をしました。
ハイドロコロイドテープを貼ってその次の日の朝に血が固まって瘡蓋になっていたのですがハイドロコロイドを替えるべきですか?(替えると瘡蓋が取れる気がします)
それとも瘡蓋が取れるまで待つべきですか?
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「瘡蓋」は創傷治癒の阻害因子なので、「ハイドロコロイドテープ」を剥がし、創を水道水のシャワーで洗います。
再度、「ハイドロコロイドテープ」など湿潤療法用の創傷被覆材を貼ってください。
整容に関する外科的治療は、施術をして治療が終了するのではなく、施術後の瘢痕が目立たなくなって気にならなくなるまで治療期間が続いています。
疑問や不安があれば、「ホクロ除去」をした病院にご相談なさってください。
- Q5 相談者:さとう 年齢:10代後半 性別:男性
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3年前くらいにホクロの摘出手術を行った際に縦に2〜3cm程の傷が残ってしまい現在フラクショナルレーザーを10回程受けたのですが、傷跡が治る見込みがありません。その場合もう少しフラクショナルレーザーを続けた方がいいのでしょうか?それとも整形や他の手術を受けた方がいいのでしょうか?どのような場所に施術に行ったらいいのかも教えてもらえれば幸いです。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肌質改善くらいの設定で「フラクショナルレーザー」の施術をなさっているのではないでしょうか。
「フラクショナルレーザーを10回程受けたのですが」全く「傷跡が治る見込みが」ないということならば、そのままの機種・そのままの設定で「もう少しフラクショナルレーザーを続け」ても改善は期待できないのではないでしょうか。
CO2フラクショナルレーザーやマイクロニードル施術が有効かもしれません。
ある程度幅のある線状の瘢痕ならば、瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術の適応もあります。
診察をしなければ具体的な治療法の提案が出来ません。
複数の形成外科、美容皮膚科を受診して治療法を提案してもらい、全ての治療法のメリット・デメリットを理解して、最も信頼できると感じる医師を主治医と決めて、しっかりと希望を伝え主治医とともに納得のいく治療計画を立ててください。
- Q6 相談者:勇者 年齢:20代前半 性別:男性
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約3週間前に顎にある5ミリほどの盛り上がったほくろをレーザーで除去しました。傷自体は液が出たなくなり、かさぶたなども無いのですが、除去した中心部分がグレーのような色になっています。その周辺は若干赤みがありますが、そんなに目立ちません。グレーのような色は再発してるということでしょうか?
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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大きめの盛り上がった「ほくろ」は真皮中層まで母斑細胞が存在することが殆どで、1回の「レーザー」施術で母斑を完全に除去はできないことも少なくありません。
5ミリほどの母斑を真皮浅層まで炭酸ガスレーザーで焼灼蒸散処置して3週間経過したなら、瘢痕にメラニン細胞やメラニン色素が混じって「グレーのような色」になっているのでしょう。
施術を担当した医師も、一度で取り切れない可能性を術前に説明してくれたのではないでしょうか。
大きめの「ほくろ」を瘢痕が目立たないように除去することは、一般に考えられるほど容易ではありません。
施術をした病院を受診して、今後の治療方針をお尋ねください。
- Q7 相談者:ひろ 年齢:10歳未満 性別:女性
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2年前娘が8歳の時にホクロを炭酸ガスレーザーでとりました。
その傷跡が皮膚が少し凹んでしまい、色もうす茶色のままで消えません。
皮膚科さんには徐々に消えますと言われましたが、2年も経ちますがこの先消えるのでしょうか?
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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成長に伴い緊張がかかる部位ならば凹み多少解消されるでしょうが、凹みが全く無くなることはないでしょう。
うす茶色の色調も、薄くはなっても周囲と全く同じになることはありません。
ただし、一般的に、ご本人もご家族も気にならない程度までは改善します。
ご本人が成長後も気になるようなら、美容皮膚科でご相談いただければ治療が可能です。
- Q8 相談者:チョビ 年齢:50代後半 性別:女性
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3年前に頭のホクロ除去を行いました。
傷が治らず、未だに汁のようなものが、出て、触ると痛みもあります。
皮膚科でゲンタシンを処方してもらいましたが、暫くゲンタシンを塗っていると、よくなりますが、やめると直ぐに汁がでてきます。
大きな傷はないのに、なぜ汁が出てくるのでしょうか?ゲンタシンを使い続けて大丈夫でしょうか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「暫くゲンタシンを塗っていると、よくなりますが、やめると直ぐに汁がでて」くるとすれば、浸出液が出なくなってもまだ潰瘍は完治していない状態で治療を中止しているため、いつまでも同じ症状を繰り返していると考えられます。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは「3年前」の「ホクロ除去」の方法も分かりませんし、現在の創状態も把握できません。
必要なのは「ゲンタシンを処方してもら」うことよりも、現在の状態の診察と診断を求めることです。
また、治療の中止はご自身で判断するのではなく、医師の治療を終了してもよいという確認があるまで治療を継続すべきでしょう。
「ゲンタシンを使い続け」ることに問題はありませんが、潰瘍を繰り返していれば感染を起こすこともあるでしょうし、数十年の経過のうちに悪性化してしまう可能性もゼロではありません。
おかかりになっている「皮膚科」で状態を評価してもらい診断とこれからの経過を予想してもらうか、他の皮膚科や形成外科でセカンドオピニオンを求めてください。
- Q9 相談者:くちびる 年齢:20代前半 性別:男性
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2週間前にホクロを除去しました。
当日からガーゼと茶テープを患部に貼り、過ごしていました。
それから、コウジ酸クリームを患部に塗り、テープを外して日焼け止めをしてくださいとのことです。以下質問です。
・日焼け止めを毎日のように塗るのが億劫なので、患部に茶テープを貼ることで日焼け防止になるでしょうか?
・また、患部に貼る際、直に貼ってしまって大丈夫なのでしょうか、術後と同様にガーゼと茶テープを貼る方がいいのでしょうか。
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「茶テープ」は紫外線遮断と明記されてはいませんが、ある程度は「日焼け防止」効果があります。
より強い紫外線遮断効果を求めるならば、テープを重ねて貼る方法もあります。
「コウジ酸クリーム」は炎症後色素沈着を早く消褪させる美白効果を狙って、塗布を指示されたのでしょう。
日中は「茶テープ」を「直に貼って」、夜間「コウジ酸クリーム」を塗ってはいかがでしょう。
「ホクロを除去」した医師から「コウジ酸クリームを患部に塗り、テープを外して日焼け止めをしてください」と指示があったのは、「ホクロを除去」して治療が終了したのではなく、上皮化完了を確認した時から色素沈着や瘢痕を目立たなくするための治療が始まっているからです。
治療に関してはもちろん、自宅ケア法や日常の注意点など、気になることや疑問点は手術をした病院にご確認なさってください。
- Q10 相談者:しゃもじ 年齢:20代前半 性別:女性
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1年3ヶ月程前にレーザーで2ミリ程の黒子を除去しました。摩擦と紫外線には気をつけていたつもりでしたが、施術後2週間後ぐらいから除去した箇所が薄いシミのようなものになり、現在も茶色いシミがはっきりと残っています。
炎症後色素沈着と思って経過を見ていましたが、1年以上経った今も消える気配がありません。
一度施術の2ヶ月後ぐらいに、治療を受けたクリニックに行ってみてもらいましたが、「黒い核のようなものがないため黒子の再発ではないと思う。施術後の炎症のようなものが残っているのだろから、もし半年以上経っても消えなかったら再度施術を行えるため、気になるようなら来てください」とのことでした。
正直これ以上シミが広がったり窪んだりしたら嫌なので再度レーザーを当てる気はありませんが、今後の経過が気になります。
この茶色いシミのようなものは炎症後色素沈着で、今後治っていくものなのでしょうか?
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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母斑の取り残しでしょう。
母斑細胞は真皮浅層を超えて深部まで存在することが多く、炭酸ガスレーザーで完全に蒸散した際は凹んだ瘢痕が残ってしまう可能性が大きくなります。
したがって、深部の母斑細胞は残したまま、瘢痕の白さで母斑を目立たなくするのです。
施術後2か月の視診では、母斑の再発か炎症後色素沈着かを見分けることが困難なことも少なくありません。
半年以上経っても消えなかったら再度施術を行えるため、気になるようなら来てくださいというアドバイスは、半年後に薄くなっていなければ母斑の取り残しあるいは再発なので気になるなら再度施術が出来ますよという意味です。
以前施術をなさった病院でご相談なさることをお勧めします。
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