傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. ほくろ
  1. その他(場所を特定しない・複数の部位)
Q31 相談者 ニックネーム:ksmtr. 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

11月に黒子を3つほど(全て1.5mmくらい)レーザーで除去し、3ヶ月ほどたった今でも、まだ目に見える程の凹みと、赤みが消えません。一年後の成人式にこのままでは恥ずかしく、治るか不安で調べて見たところ、ほとんどの場合赤みはあっても2ヶ月ほどで凹みは戻っていることが多いみたいで、ニキビ跡にも似ても似つきません。個人差なのかなと思っても、1ヶ月半経過後くらいからほとんど状態が変わってない気がします。
このままでは嫌なので、そういった場合病院などで薬や治療はありますか。それともこのまま待つしかないのでしょうか

A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
母斑を炭酸ガスレーザーなどで蒸散処理する際に真皮層まで入り込んだ色素性母斑細胞を完全に除去した場合、凹みが残ってしまうことがあります。
まだ施術後3か月なので症状の変化はあるはずですが、早く目立たなくしたいとお考えならば形成外科を受診してご相談なさってください。
Q32 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:   性別:  

施術してくれた医者についての質問です。深さ2mmほど削られたので驚き、正当性を伺ったところ、
「ほくろは真皮深くまで存在し、2倍の大きさで焼却しないととれない」と言っ ていました。
こんなに削られている人を見たことないし、おかしかったとしか思えないのです がどうなんでしょうか😭?
今さら知ったって治るわけではないのですが…

A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
真皮層まで存在する母斑細胞を全て除去するならば、真皮層をある程度まで削ることになります。
CO2レーザーで熱蒸散した場合、周辺組織まで起こりうる熱損傷をどこまで少なくできるかが治療における重要なポイントの一つです。
実際にCO2レーザーによる母斑除去処置の際、組織損傷を少なくするため深部の母斑細胞を残したままいったん治療を終了して創治癒を待ち母斑が再発したら再治療をするか、母斑細胞を全て除去できる深さまでレーザー照射してそのあと比較的長期にわたり瘢痕を残さないための治療を継続するか、患者さんにとってどちらが有利か悩むことも少なくありません。
つまり、担当する医師が最も良いと考える医療を提案し提供することが最重要なのはもちろんですが、患者さんも理解しておかなければいけないことは、どんな治療法であれ、患者さんにも、納得できる治療を受ける権利と同時に、治療後に予測される経過を了解して治療法を選択する義務が存在するということです。
これからも病院におかかりになることがあるかと存じますが、治療をするかどうか決定する前に、治療法、治療方針をしっかりお訊きになって、十分に納得できる治療をお受けになってください。
Q33 相談者 ニックネーム:みみ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

ほくろ除去をしました。
真皮深く(2mm)まで削られてしまったので瘢痕組織として治癒することになると思います。
ツルツル感を目立たなくする方法はあるのでしょうか?

A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
母斑細胞が真皮層の深さまで存在することも少なくないので、くり抜き切除でもレーザー焼灼でも、母斑を完全に除去した場合、通常、熱傷後のようなテカリのある瘢痕が残ります。
長い期間の経過を待てば、時間とともにきわめて緩徐に目立たなくなっていきます。
また、「ツルツル感」を完全になくすことはできませんが、瘢痕の性状によってはレーザー治療で多少なりとも変化・改善がみられることもあるので形成外科や美容外科を受診して治療可能かどうか検討してください。
Q34 相談者 ニックネーム:かな 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

私は五年前程にレーザーでホクロを4箇所取りました。
ですが、かさぶたをとってしまい、4箇所のうち、3箇所はニキビ跡のような、またクレーターのように凹んだ傷跡が残り、ひとつは再発してしまいました。
この凹んだところの治療法やおすすめの病院を教えてください!
クレーターみたいな凹みがコンプレックスで早く治したいです!

A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をして症状の詳細を把握しなければ、具体的な治療法の提案は出来ません。
一般的に「クレーターみたいな凹み」は、ピーリング、レーザー、フィラー注入などの治療が考えられます。
治療法はひとつではありませんし、複数の治療を組み合わせる必要がある可能性もあるので、複数の形成外科を受診して様々な治療法を提案してもらい、全ての治療法のメリット・デメリットをしっかり把握して、ご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として、主治医とともに治療方針を検討・計画なさってください。
Q35 相談者 ニックネーム:NANAKO 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

5年ほど前に、レーザーによるホクロの治療を行いました。
1年ほど前から、その傷跡が白く膨らみ始めたことに気づき、アンコアレーザーによる再治療を始めました。4回施術した今、傷跡のふくらみがかなり良くなりました。
しかし、アンコアをした後にケナコルトを注射していたのですが、誤ってなのか、傷のないところに打たれてしまい、少しだけ凹のようになってしまっています。
最後にケナコルトを打ってからまだ1か月手前くらいなのですが、一度ケナコルトで陥没してしまうと戻らないのでしょうか?
ほんとに少しの凹みではありますが、影などに入ると目立ってしまって・・・。
ちなみにケナコルトの量はかなり少量ではあったと思います。一瞬だったので。
また、傷跡の膨らみが完治しても、白く脱色してしまったところに色素が戻ることはありえないのでしょうか。

A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「レーザーによるホクロの治療」後に肥厚性瘢痕が出来たのではなく、4年ほど経過してから「傷跡が白く膨らみ始めた」とすれば、母斑の再発ではないでしょうか。
瘢痕の下での母斑細胞の増殖ならば、外観的に色調の変化が無いこともあり得ます。
「アンコア」はフラクショナルCO2レーザーなのでその適応については多少の疑問がありますが、「傷跡のふくらみがかなり良く」なったのは
「アンコアをした後にケナコルトを注射していた」ためかもしれません。
「ケナコルト」(ケナコルト-A)は強力なステロイド剤なので、注入量にも依りますが瘢痕に対する使用頻度は2カ月に1度くらいを限度とすべきです
し、誤って脂肪層に注入してしまうと脂肪の萎縮がおきてしまいます。
「一度ケナコルトで陥没してしまうと戻らない」ので、フラクショナルレーザーやフィラー注入、脂肪移植などで対処します。
また、「傷跡の膨らみが」無くなっても平坦な瘢痕は残るので、「白く脱色してしまったところに色素が戻ることはありえないの」が通常です。
Q36 相談者 ニックネーム:ルカ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

皮膚科、美容の病院で息子の生まれつきあるホクロが2センチを越えたのでホクロ除去をしました。
7センチ真っ直ぐの傷です。
術後2週間後に抜糸しました。その間の傷のケアは、傷をよく洗い、抗生物質の入った軟膏を塗り、大判絆創膏みたいなパッドで保護してました。
抜糸後は、傷が開くのを防ぐのにマイクロポアテープをもらいましたが、そのテープの貼り方に疑問が残りました。
一本傷の真ん中に傷口を少し寄せて縦に1本1ヶ所とめてくださいと言われました。
しかし、左足のおしり側の付け根でテープが取れてしまいます。また、座ると椅子に直接当たるので出来たら外部からの摩擦等避けれたらと思っています。何か良い方法はないでしょうか。
先生に傷を全部保護したいと伝えたら皮膚が剥がれるかもしれないからお勧めできないと言われてしまいました。

A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
担当の「先生」の言葉尻を取るわけではないのですが、
「傷が開くのを防ぐのにマイクロポアテープを」「傷の真ん中に傷口を少し寄せて」「とめてください」という指導と、「テープが取れて」しまうにもかかわらず「傷を全部保護」するように「マイクロポアテープ」を貼るのは「お勧めできない」というアドバイスは矛盾しています。

「先生」が「皮膚が剥がれるかもしれない」ことをご心配してくださったことは理解できますが、他の対策を提案していただかなければ、確かに「テープの貼り方に疑問が残」り不安が募ることになります。

通常「マイクロポアテープ」は、線状の瘢痕を太くする方向に皮膚の緊張がかからないように、瘢痕が盛り上がってこないように、紫外線予防のために、線状瘢痕の左右の皮膚を寄せるように貼付します。

ただし「おしり側の付け根」ならば、周囲の皮膚を寄せて貼ると「座ると」皮膚が伸びるので貼付面積が狭ければ必ず剥がれてしまいます。

そこで「おしり側の付け根」の「マイクロポアテープ」の貼り方は、1インチ幅のテープを瘢痕周囲の皮膚を寄せることなく長め(瘢痕より2cmほど長く)に貼付するか、比較的長め(3~5cm程度)の「テープ」を数本用意してほんの少しずつ「テープ」が重なるように線状瘢痕に垂直に貼付してください。

また貼付した後に手のひらを「テープ」に押し当てて「テープ」の粘着剤を溶かして肌に馴染ませると剥がれ難くなります。

毎日貼り換えると「皮膚が剥がれるかもしれない」ので、貼り換えは「テープ」が汚らしくなってきたらで結構です。

瘢痕の緊張具合にもよるのですが、「おしり側の付け根」は、比較的瘢痕が幅広くなりがちですが、「座ると」圧迫されるので平らな瘢痕になることが多い部位です。

「10代前半」の「息子」さんなら肌の張りが強く余裕がないうえ体をよく動かす時期ですから、瘢痕がある程度幅広くなるのはしょうがないかもしれません。

思春期を過ぎて肌に余裕が出来てきたときに気になる程の瘢痕が残っているならば、瘢痕を切除して縫い直す瘢痕形成術も可能です。

今はあまり気にせずに、痒みや痛みが無ければよいくらいにお考えになっておいた方が、気が楽かもしれません。
Q37 相談者 ニックネーム:そな 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

今月11月に形成で手術にてホクロ除去をしました。
最近抜糸まで行いました。抜糸後は数ヵ月マイクロポアテープを貼るようにとの指示を受けて、抜糸後
病院でテープを貼ってもらい、2日後はがして新しく張り替えようとしたところ一ヶ所傷口が開いてました。
開いたままテープをまた貼ったんですがこのままテープを張り続けてたら傷口は塞がるんでしょうか?
一回病院行った方がいいでしょうか?

抜糸するまではゲンタマイン軟膏を処方され塗ってたんですが、開いた傷口に軟膏を塗った方がいいでしょうか?

A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷口」は「開いたまま」でも感染を伴っていなければ、「テープを張り続けて」時間さえ経過すれば「傷口は塞が」りますが、一本の瘢痕にはなりません。
また、「開いた傷口に」「ゲンタマイシン軟膏」を塗っても構いませんが、軟膏を塗布しなくとも湿潤治療専用の創傷被覆材を貼っておく方がよいでしょう。

「ほくろ除去」後、「抜糸」をした時点から、目立たない瘢痕にするための治療が始まっているのですから、手術をしてくれた医師に今後も定期的に瘢痕の経過を診てもらって下さい。

通常では無い途中経過があったときや不安に思った際には、「一回病院行った方がいいでしょうか?」などと躊躇することなく、直ぐに主治医に相談してください。
Q38 相談者 ニックネーム:まゆ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

数年前にホクロを取る手術を行いましたが、その傷跡がぷくっと膨れて今でも残っています。
肌の色とあまり変わりませんが、このような傷跡は治せるのでしょうか?

A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
長期間のうちに、「ぷくっと膨れて」いる状態は多少改善されますが、「肌の色とあまり変わり」がない色調はあまり変化しません。

具体的な治療は診察をしなければ提案できないので、形成外科や美容皮膚科、美容外科を受診して相談してください。

ほくろ 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る