傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(爪によるけが など)
Q1 相談者 ニックネーム:haru 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳半の息子の顔の傷について相談です。
先日目の下部分を引っ掻かれ、軽いひっかき傷ではなく皮をえぐられたかんじになっています。
現在はかさぶたが出来てそれがはがれておしまい。という状態です。
今は皮がえぐれていた部分縦1cm幅5mmほどの範囲がピンク色に変わってしまっており朝起きたてはそんなに目立たないのですが元々色白というのもありかなり気になります。
皮膚科の先生からはヒルドイトという塗薬を処方され乾燥しないようにするよう言われました。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
3~6カ月ほど、日焼けをさせないようにしてください。
皮膚科や形成外科、あるいは薬局で、スキントーンテープなどをお買い求めになり、自然に剥がれてくるまでずっと張りっぱなしにしておくとよいでしょう。
ご心配ならば、定期的に形成外科で経過を診てもらってください。
Q2 相談者 ニックネーム:ぽこちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:1歳10か月 性別:女性

1歳10ヶ月の娘が今年の1月ごろに保育園でお友達に顔を引っ掛れ、傷を使って帰ってきました。
病院にも連れて行き、処方された軟膏を塗って、日焼け対策もしました。傷は少し薄くなったものの、傷が深く未だに薄茶色く、引っ掻かれた皮膚が線のまま凹んでいます。
レーザー治療等考えた方が良いのでしょうか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「薄茶色」の炎症後色素沈着は、時間の経過とともに目立たなくなります。
受傷後3~6か月で、「薄茶色」の色調は目に見えて薄くなり、それ以降も徐々に薄くなるのが通常です。
「皮膚が線のまま凹んで」いる状態は、成長に伴い浅くなる可能性が高いのですが、全く平らになるかは経過を待って頂くよりないでしょう。
一般的に、乳児のいずれ平らになる可能性のある凹み瘢痕に「レーザー治療等」の施術を積極的にすることはありません。
症状の変化やお子さんの成長、医学の進歩に伴い、提案できる治療法も違ってきます。
形成外科や美容皮膚科で、気にならなくなるまで、定期的に経過を診て貰うとよいでしょう。
Q3 相談者 ニックネーム:あぴ 患者様(相談対象者) 年齢:9か月 性別:女性

先日9ヶ月の赤ちゃんのほっぺに2センチほどの切り傷をみつけました。
爪での引っ掻き傷をよつくつるので、まただと思い見てみるといつもより長く、少し深そうだったのですぐにキズパワーパッドを、貼りました。
2日後くらいに、少し剥がれそうだったので、外してみると引っ付いてそうなものの、不完全そうだったのでまたキズパワーパッドを貼り2日後に外したところ傷はひっついてたのですが赤く線がのこってました。
赤みは色素沈着なので、日焼け対策などしっかりしてあればなくなってくるとは思うのですが、気になるのが切り傷より幅が少し広く、皮膚が突っ張ったように、うすく凹んでいるように感じます。
お風呂上がりの保湿はしてるのですが、このつっぱり、少し凹んだ線の跡は残るのでしょうか?
これからできる対策、跡が残った際にできる処置なと教えて欲しいです。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
乳児期の肌は再生の力が強いため、いずれ瘢痕が目立たくなる可能性が高いでしょう。
真皮層まで到達する創は、創にかかる緊張によりV字型に広がるため、「幅が少し広く」「凹んで」しまいます。
真皮組織の再生が起きれば凹みは無くなり表皮が覆って元と同様の肌に再生しますが、真皮組織の再生が遅れれば線維組織による修復が為され瘢痕として残ります。
したがって、深い切創は、受傷直後に創を洗浄後に創縁をピタリと合わせて閉じておくことをお勧めします。
ご相談の掻破痕は、乳児の真皮再生能と成長に伴う変化により数年後には殆ど判らなくなるのではないでしょうか。
瘢痕を目立たなくするため、保湿と紫外線対策をしておいてください。
市販される傷痕ケア材をお使いいただいてもよいでしょうが、貼ったり取ったりなど刺激のし過ぎは避けてください。
目立つ瘢痕が残ってからではなく、瘢痕を残さないために形成外科で経過を診て貰い、適時適当な指導をして貰うこともよいでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:Aya 患者様(相談対象者) 年齢:5歳1か月 性別:男性

5歳の息子の顔の傷跡についてです。
保育園のお友達に顔を爪で引っ掻かれました。
縦にキザキザと傷がつきました。
1か月半前のことで、すぐに治ると思いワセリンを適宜塗る対応をしていましたが、よくはなっていますが傷跡は残っています。
今後傷跡がなくなっていくのか。もしくは今からでも形成外科に相談する方がいいでしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後3か月から6か月までは、炎症後色素沈着が起きる可能性があります。
日数の経過とともに、薄くなり目立たなくなるでしょう。
紫外線対策と保湿をしておくことをお勧めしますが、行動を制限するほど過剰に気にする必要はありません。
直ちに治療をする必要は無いでしょうが、形成外科で経過を診てもらうとよいでしょう。
Q5 相談者 ニックネーム:まいこ 患者様(相談対象者) 年齢:5か月 性別:女性

現在5ヶ月の女の子の相談です。3ヶ月前に自分の不注意で私の爪で娘の鼻を引っ掻いてしまいました。少し深かったのか出血し、患部は水で洗いました。傷跡が残ると思わずに放置してしまい、現在1センチほど白く盛り上がった傷跡が残ってしまいました。ワセリンで保湿をしていますが、いっこうに薄くなる気配がありません。今からでも皮膚科や小児科に受診して相談した方がよいでしょうか。また将来傷跡がどの程度残るかも心配です。もし残ってしまった場合は形成外科に受診する目安の年齢等ありますでしょうか。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕が形成されたのでしょう。
受傷後「3か月」で「白く」て泣いた際などに赤みが増すことが無いなら、時間の経過とともに「盛り上が」りは無くなり白く平らな成熟瘢痕になって、さらに成長に伴い目立たなくなるでしょう。
直ちに治療が必要でなくとも、「傷跡」が気にならなくなるまで「形成外科」で経過を診ていただき、適時適当なアドバイスを求めることをお勧めします。
外傷の際は、「傷跡」になってから「形成外科」におかかりになるのではなく、目立たない「傷跡」にする為に治療の初期段階から「形成外科」におかかりになってください。
Q6 相談者 ニックネーム:ゆーぴん 患者様(相談対象者) 年齢:4歳2か月 性別:女性

目の横をお友だちに引っかかれて傷ができ、かさぶたも自然と剥がれて2週間ほど経ちましたが、傷跡が治りません。
今まで自然に治ってきたので今回もすぐ治るだろうと思い、特に何もしてこなかったのですが、かさぶたになる前からUV保護をしておけば、、と今更後悔しても遅く。
今からでも治りを早くするために、UV対策の保護テープを毎日貼ったり日焼け止めを塗って効果はありますか?
傷に凹凸はないので時間と共に治っていくものでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷に凹凸はない」が「傷跡が治」らないというのが、肌は正常に見えるが線状に色素が脱失しているということならば、比較的短期間でメラニン色素が作られて目立たなくなります。
「傷に凹凸はない」が細い線状の瘢痕(傷跡の組織)は残っているということなら、瘢痕組織にはメラニン細胞は存在しないので、目立たなくなるまでに長期間が必要です。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないため、明確なお答えが出来ません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q7 相談者 ニックネーム:ma 患者様(相談対象者) 年齢:0歳6か月 性別:女性

6ヶ月の娘です。1才の子供に顔を引っ掻かれ眉の部分と鼻の横がみみず腫れになった後少し出血しております。
慌てて小児科に連れて行くも、ワセリンのみ処方されただけで特に何の処置もしてもらえませんでした。傷跡が残らないかとても心配なのですが、もう一度他の病院で診てもらう方が良いでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
湿潤療法目的で、「ワセリン」を塗っておくように指示されたものと推測します。
治療法も処方も間違っていませんが、治療方針と経過予測の説明が無かったため、ご家族の「傷跡が残らないかとても心配」な状況を作ってしまったのでしょう。
形成外科を受診して、経過を診て貰ってください。
Q8 相談者 ニックネーム:n 患者様(相談対象者) 年齢:8歳 性別:女性

1ヶ月前に子供の頬に尖った爪が強く当たってしまい、目の下から口元まで長く傷ができてしまいました。目立つ出血はありませんが、痛そうな傷です。
傷ができたすぐ後から傷の周りが赤く腫れました。ここでは冷やしました。
赤みが落ち着いて1週間後くらいから傷の形に茶色く目立つようになってしまいました。(かさぶたではありません)
凹みは今のところ見られません。
1ヶ月たっても茶色さが目立ちます。この色はそのうちとれてくるのでしょうか。
また、今後傷が凹むなどするようになることはあるのでしょうか。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
炎症後色素沈着です。
紫外線対策で日焼け止めを塗っていただいた方がよいでしょう。
「今後傷が凹むなどするようになることは」ありません。
3か月経過以降ゆっくりと薄くなっていくのが通常ですが、目立たなくなるまでに数年かかることもあります。
ハイドロキノンやビタミンCなどの美白剤や、IPLなどの光治療が有効な場合もあるので、美容皮膚科や形成外科を受診してご相談なさってください。
Q9 相談者 ニックネーム:ココア 患者様(相談対象者) 年齢:4歳8か月 性別:女性

2日前に子どもの顔に爪で引っ掻いたような線のすり傷ができていました。はじめは皮がめくれて少し赤い部分が見えてました。
今はかさぶたのようになっていて、化膿止めの塗り薬を塗って絆創膏で保護しています。マイクロポアで皮膚を引っ張りながら留めて保護する方法に切り替えようかと思うのですが、かさぶたの上に貼ってしまって良いものでしょうか。
赤ちゃんの頃も同じように爪でひっかいた傷跡が顔にできて、今もその跡が残って凸凹のように残ってしまったので、今回はそのように残らずに治せる方法があればいいなと思っています。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に「かさぶた」が出来ているなら、「かさぶた」の上に「マイクロポア」などの紙絆創膏を貼って構いません。
紙絆創膏を貼るのは、表情やしぐさなどで瘢痕に張力がかかって瘢痕が幅広くなるのを防ぐためですから、「線」の瘢痕を左右から寄せるようにして貼ってください。
毎日貼り換える必要はありませんので、紙絆創膏が汚く見えるようになったら、入浴の際によく濡らして瘢痕を広げない方向(「線」の瘢痕に沿った方向)で剥がしてください。
3か月から6か月程度経過するまで貼っていただくとよいでしょう。
Q10 相談者 ニックネーム:にこ 患者様(相談対象者) 年齢:0歳 性別:女性

産まれて間もなく、頬に縦方向2cm幅1mmほどの引っ掻き傷を作りました。
瘡蓋となりきれいに治るものだと思っていましたが、凹み傷をとなりました。
現在1年ほど経ち、幅は5m程になり、光が当たると凹みもよく分かります。
この傷は、光に当たっても分からない凹みになることはないのでしょうか。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
光の加減で「凹み」が「よく分か」る「幅」が0.5mmの細い「凹み」線ならば、受傷から数か月で幅が狭くなったということですから、時間の経過とともにもっと目立たなくなる可能性はあるでしょう。
光の加減で「凹み」が「よく分か」る「幅」が5mmの浅い凹みなら、顔の成長に伴い皮膚に緊張がかかって「凹み」が幅広くなると同時に浅くなったのですから、放っておけばさらに浅く幅広くなるかもしれません。
保湿やテーピングが有効かもしれませんが、頂いた情報は詳細が明確でないため、具体的な回答が出来ません。
形成外科を受診して瘢痕の状態を評価してもらい、ケア法を指導して貰ってください。

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