傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 子どものけが(爪によるけが など)
Q11 相談者 ニックネーム:いに 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

生後6ヶ月の娘です。
寝る前に顔をひっかくため、爪はまめに切るよう気をつけているものの、よく傷を作ります。あまり時間が経たずに治る場合が多いため、できた傷は放置しています。しかしそのうちの1ヶ月前にできた傷は茶色いほくろのような状態で残ったままで回復しているように見えません。
茶色くなってからでもこの傷が残らないようにできることがあるでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
少なくとも3か月程度、保湿と紫外線対策をしてください。
表皮深層あるいは真皮浅層に到達する擦過傷は色素沈着が起きやすいので、爪ヤスリや爪みがきを使って爪の尖った部分が無いように気を付けてください。
Q12 相談者 ニックネーム:みっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

0歳8ヶ月の子どもです。
3ヶ月前程に子ども自身の爪で目の横のあたりを引っ掻き、血が滲む程度の傷を作りました。
それからすぐに治らず、色は青黒くなっていて皮下血腫のようなしこり?こぶ?みたいなものになっています。
傷を作って2週間経過後くらいに他の病気で抗血小板剤を服薬していたので、小児科の先生に相談した時には、薬の影響で内出血のような状態になっているのかもしれない、しばらくしたら治ると言われました。(ちなみに薬は先日より医師の指示のもと、服用を中止しています)
本当にこのままで大丈夫なんでしょうか。
様子を見つつ、形成外科へ行った方がよろしいのでしょうか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮のターンオーバーに伴い「青黒」い「皮下血腫のようなしこり?こぶ?みたいなもの」はいずれ脱落するでしょう。
軽度の凹みが出来る可能性がありますが、ほとんどの場合、成長とともに浅くなり目立たなくなります。
「皮下血腫のようなしこり?こぶ?みたいなもの」を積極的に除去するか、瘢痕の治療を必要とするかどうか、いつするかなどは、診察を受けて状況を説明してもらった後にゆっくりと検討すればよいのですから、直ちに「形成外科」で相談して、それ以降も定期的に経過を診て貰うとよいでしょう。
Q13 相談者 ニックネーム:A.K 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

現在3歳1ヶ月を迎えた娘の顔の傷跡についてです。1歳6ヶ月の時に目の下に引っ掻き傷を作ってしまい(保育園で友達にひっかかれてしまいました)、今まで引っ掻き傷も自然と治癒し跡が残らなかったため、受診をしませんでした。傷は治ったものの、赤みが残り、そのうち薄くなるだろうと思いながら、現在まで過ごしてきましたが、跡は消えず残っています。急に気になり出し、過去の写真を遡って見てみると、傷跡が茶色くなってきているような気がします。この先傷跡がが薄くなる可能性はありますか?また今からでもできるケア方法があれば教えてください。今更ですが形成外科を受診しても良いでしょうか?

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤みは毛細血管の拡張や新生血管によるものなので、大人になれば消褪します。
瘢痕が茶色くなってきているような気がするのは、活動量が増えて紫外線を浴びる機会が多くなったからでしょう。
幅のある盛り上がりや、幅のある凹みとして瘢痕が残っているのでなければ、赤みも茶色もいずれ目立たなくなる可能性が高いでしょう。
保湿と紫外線対策をしておくことをお勧めします。
形成外科や美容皮膚科を受診して、アドバイスを貰ってください。
Q14 相談者 ニックネーム:みみめめ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

7歳娘、1歳8ヶ月頃保育園でクリアファイルを頬に引っ掛け2ミリ〜3センチ位の赤みない傷。
小さいから治ると思ってましたが、ずっと傷は残っております。2歳位で皮膚科に聞いてもまだ小さいから日に当たらないなど無理ならまだ治療はと、、
このような傷は後からの治療で薄くすることはできるのでしょうか。いつか治療をと思ってます。ただもう出来ないなどあるのかと心配です。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
白く平らな成熟瘢痕なので今後著明な変化はないでしょうが、時間の経過とともに少しずつ目立たなくなります。
日焼けをしたときに瘢痕が白く目立つ場合と、周辺と同じように日焼けする場合、両方の可能性があります。
いずれ治療をするなら、瘢痕を目立たなくするためにはフラクショナルレーザーやマイクロニードル法が効果的でしょうし、瘢痕を無くすなら瘢痕形成術・連続Z形成術などを検討することになります。
既に7歳ですから、幾つになってもご本人が希望すればいつでも治療できるし、逆に、ご本人が希望しなければ無理に治療する必要もないということをさりげなく伝えて、むしろお母様はまったく気にしていないという姿勢でいていただければ、ご本人は楽な気持ちのまま過ごせるのではないでしょうか。
治療を希望するときに相談に行くために、安心しておかかりになれる形成外科や美容皮膚科を見つけておいてください。
Q15 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

我が子が、4歳の時に目の下から頬にかけて引っ掻かかれました。5歳現在、その傷は黒っぽい線のような跡が残っています。市販の日焼け止めや傷消しクリーム等で治療していますが、小児医院の先生からも薬で消える効果は小さいと言われています。これから子供が大きくなると、傷が引き伸ばされて今よりも大きく見えるようになるそうです。
顔の正面の傷のため、見た目が悪く、傷を消す治療をしてあげたいと考えています。どのような治療、またどのような病院に相談すれば良いでしょうか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「市販の」「傷消しクリーム」は著明な改善を求めることなく、気長に使ってください。
形成外科や美容皮膚科を受診してご相談いただけば、外用美白剤やビタミン剤内服、レーザー照射などの治療を提案してもらえます。
成長に伴い顔が大きくなる分「傷が引き伸ばされて今よりも大きく」なりますが色調は一般的に薄くなるので、治療法をお訊きになった後に、焦らずにご本人が治療を希望するまでお待ちになることをお勧めします。
Q16 相談者 ニックネーム:はにゃ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

生後三ヶ月の赤ちゃんの頬の傷跡についてです。
生後一ヶ月ころ、自分の爪で直径2センチほど、頬を引っ掻きました。
傷は深かったようで、瘡蓋がとれたあと、光に当てると凹んでいるのがわかります。
地域の皮膚科では跡が残るといわれ、ヘパリンのクリームのみ処方されました。
小児科と総合病院の皮膚科では、後は残らないのいわれました。
凹みは残るものでしょうか?
傷跡は目立たなくなりますか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「地域の皮膚科」の言う通り、瘢痕が全く無くなることはないでしょうが、成長に伴い目立たなくなります。
「小児科と総合病院の皮膚科では、後は残らないといわれ」たなら、大人になる頃にはおそらく気にならない程度になっているのではないでしょうか。
保湿をしておいたほうがよいでしょう。
Q17 相談者 ニックネーム:おいも 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

頬の広範囲を爪で引っ掻いてしまいました。当初はアスファルトで膝を擦り剥いたような血が滲んだ赤い傷でしたが、8か月経った今でも傷跡が茶色く残ってしまっています。傷は窪んではおりません。コロナ対策でずっとマスクをしているので患部の日焼けはないと思いますが、治癒を促すクリームやテープなどは使用しておりませんでした。このまま傷が残ってしまうのでしょうか。本人が傷を治したい場合、痛くない・怖くない治療方法はありますでしょうか。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
炎症後色素沈着です。
3~6か月で消褪することが少なくないのですが、1~2年かけて薄くなることもあります。
まずはハイドロキノンクリームなどの美白剤を処方してもらうとよいでしょう。
IPLやレーザー治療の適応を検討してよいでしょう。
美容皮膚科、形成外科などを受診してご相談なさってください。
Q18 相談者 ニックネーム:3mama 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

子供の爪の引っかき傷による、凹んだ傷跡について教えて頂きたい事があります。
当時1歳の下の子に、6歳の子供が爪で引っかかれた傷跡が、凹んで跡になって残っています。もう10か月がたちますが、跡の色素沈着も薄くならず、凹んでしまったままですが、以前アドバイス頂いたように、目立たなくなる事を気長に頑張って待っているところです。
そこで質問なのですが、傷を負ったとき、私に知識がなかったため、出血もなく、皮膚がめくれて赤くなっているだけのように見えたので、なにも処置をしてあげませんでした。
この時しゃんと知識があり、キズパワーパッドなどをすぐに張ってあげて、張りつづけて、乾燥をさせず、紫外線も阻止できていていたら、このような凹んだ傷跡は残らなかったのでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
真皮層まで到達した創は、真皮および表皮の欠損部分に肉芽が盛り上がりますが、平らになる前に表皮細胞が増殖し修復されると凹みが残ったままになります。
肉芽は線維組織に置き換わり瘢痕が形成され、徐々に萎縮します。
日数が経過し目立たない成熟瘢痕になっても、瘢痕組織が全く無くなることはありません。
また瘢痕が形成された後も、瘢痕にかかる外力の強さと方向によって、残る瘢痕の状態と経過は異なります。
最適と考えられる治療をしたとしても瘢痕は必ず残るのですから、「キズパワーパッドなどをすぐに張ってあげて、張りつづけて、乾燥をさせず、紫外線も阻止できていていたら、このような凹んだ傷跡は残らなかった」かなどと悔やむ必要はありません。
成長して瘢痕の治療をなさる方もおられますが、全く気になさらない方も多くおられます。
お子さんが顔に怪我をすることは当たり前のことで、どなたも幼少期に多少の怪我はなさっているものです。
一般的に、6歳の男の子ならば外で遊びまわる機会も多く、どんなに気を付けても紫外線の影響はあるでしょうし、自身で積極的に保湿もなさらないかもしれません。
数年以上の経過のうちに徐々に目立たなくなるのが通常ですから、お母様もあまり気になさらないで気長に待ってください。
Q19 相談者 ニックネーム:じんじん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

半年前の4歳の時、保育園でお友達にひっかかれ傷ができました。額にできた傷で、横方向に3センチ程です。幅が2ミリ程凹んでしまいました。色は少し赤茶色ですが、色味は怪我をした時より、だいぶ薄くなりました。
瘡蓋が取れたあと、凹みと赤みがなかなか治らず、傷から3週間くらいして形成外科を受診したところ、赤茶色は半年を目安に段々と無くなっていくが、凹みは残ると言われました。
紫外線対策をするよう言われ、特に保湿などは指示されませんでした。
それから、日焼け止めテープを毎日つけています。赤茶色はたしかに薄くなりましたが、凹みはそのままです。
保湿は指示されなかったので、していませんでしたが、した方が良かったのでしょうか?また、今からでもするべきでしょうか?
日焼け止めテープは、そろそろ半年経つのでやめて良いでしょうか?それとも、紫外線対策をすればするほど、傷跡が目立たなくなるでしょうか?
受診した形成外科では、凹みは残ると言われましたが、残ったとしても、年齢があがるにつれ、今より凹みが目立たなくなる可能性はありますでしょうか?
それは何歳まで目立たなくなる可能性があるでしょうか?もし治療するなら、これ以上薄くならないとなった時、以降かなと思ってます。
将来本人が気にしたら、傷跡を目立たなくする治療を受けさせたいです。そういった治療は、何歳からできますでしょうか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
多くの場合、10歳程度までは顔の成長に伴い「凹み」は多少浅くなります。
幅は狭くなりません。
上皮化後「半年」以上経過しているので「日焼け止めテープ」は「やめて」も構いませんが、テープかぶれなどが無ければ日差しが弱くなる季節迄継続しては如何でしょう。
シリコンジェルシート、フラクショナルレーザーやマイクロニードル、細胞成長因子、瘢痕形成術などなどさまざまな治療があるので、信頼できる形成外科医あるいは美容皮膚科医に経過を診て貰い、年齢にかかわらずいずれご本人が希望するなら治療をするというふうにお考えになるのがよいでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:Y 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

4ヶ月の息子が夜中に爪で顔を引っ掻いて3センチ程の線状に傷ができました。
朝少し血がついていて、深めの傷に見えました。血は綺麗なガーゼで拭き取りました。
そのまま様子を見ていたらかさ蓋になり、自然と取れました。
治ったと思っていたら、光の加減でうっすら跡が見えます。
このまま跡は消えないのでしょうか?皮膚科で見てもらうべきでしょうか?

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
紫外線対策をしておけば徐々に目立たなくなるのが通常の経過です。
ご心配ならば、特に治療をしないでも、形成外科や美容皮膚科で経過を見て貰うとよいでしょう。

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