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創傷治癒よくある質問

  1. 動物から受けた傷て
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:きりん 患者様(相談対象者) 年齢:6歳3か月 性別:女性

昨日の夕方に、6歳の娘が野良猫に爪で引っ掻かれました。
引っ掻かれたところは、右手の人差し指の腹の方で、第一関節を真ん中に斜めに2センチほどの傷で、深さは1-2mm程度です。
引っ掻かれた時は出血していましたが、すぐに流水と泡石鹸で洗い流し、救急受診時には血も止まり縫う必要のないとのことでした。
特に抗生剤や化膿止めの処方もなく、様子見てくださいで終わりましたが、帰宅後また血が滲み、不安で、ゲンタシンを塗り絆創膏を貼りました。
12時間が経過し、特に悪化は見られません。痛みも落ち着いているようですが、野良猫だったので感染症が不安です。
狂犬病と破傷風です。
狂犬病は日本であればまず大丈夫だと思ってよろしいのでしょうか?
破傷風は現在6歳ですが0歳と1歳のときの4回の接種(四種混合ワクチン)はきちんと済んでいますが、そうであれば心配することないでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
近年の日本での狂犬病の発症は外国から持ち込まれた事例だけにとどまっており、日本国内の動物による人への狂犬病の感染はゼロと言えます。
また、狂犬病の殆どは犬を介して感染しています。
狂犬病は、感染してから発症までの潜伏期は、受傷の状況に因って異なるとも言われますが、通常1~3か月とされています。
「6歳」の女児、「野良猫」に「引っ掻かれ」て受傷、「救急」の診察医が狂犬病予防の処置をしておくべきという判断をしていない、という条件を総括しても「狂犬病」を心配するべき要素は大きくないと考えます。
破傷風菌は、日本のあらゆる場所の土壌に存在するといってよいでしょう。
破傷風の潜伏期は、3日~3週間です。
小児は法令による予防接種で免疫が成立しているので、「破傷風」の発症を心配する必要は無いでしょう。
ご心配ならば、しばらくの間、形成外科や小児科で定期的に経過観察だけでもして貰えばよいでしょう。
Q2 相談者 ニックネーム:ぷち 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

飼犬の老犬(17歳、老犬なので狂犬病含むワクチン接種をしていません)に左人差し指の第一関節(中指側)を噛まれました。痛みと出血あり、数分後に血を絞りながら流水で15分洗浄し、泡立てた石鹸で洗い、その後イソジンで消毒し、家にあったゲンタマイシン軟膏を塗り、絆創膏をして就寝しました。
翌日、遠方の手外科に行き見せたところ、化膿しないようにバラマイシン軟膏、クラビット、フロモックスを出されました。患部は犬歯が刺さったのが一箇所で傷は1.5ミリくらい、深さは2ミリくらいです。手外科では軟膏を塗り、絆創膏をつけ、特に消毒もせず処方された抗生物質を飲むようにと連休明けに見せるように言われました。破傷風のワクチンは打ちませんでした。
犬は室内でのみ飼っており、外には一切出ない犬です。
又、家ではその後も患部を毎日石鹸で洗い、イソジンで消毒し、軟膏をつけ、リバノールガーゼで覆っていました。抗生物質の内服もしています。
今日で噛まれてから丸2日たちましたが、痛みは少しずつ減っており、患部は、噛まれたところの皮がとれ、傷が小さな三角になっていますが、腫れたり膿んだりはしてません。ただ昨日から微熱が出て頭痛がします。37.3℃から37.1℃をいったりきたりしてます。昨日日中暑い中、外を歩きあまり水も飲まなかったため、熱中症かもしれませんが患部が治りつつあっても破傷風の感染やその他の感染など考えられるのでしょうか。又、受傷から4日目などでも今から破傷風ワクチンを打っても間に合うのか教えていただけると幸いです。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「患部が治りつつあっても破傷風の感染やその他の感染など」の可能性はあります。
室内犬でも口腔内には多種の菌が生息します。
また、「破傷風」菌は土壌に生息する菌ですが、室内の外傷なら感染しないと言い切ることは出来ませんし、感染してから発症するまでの潜伏期間は3日~3週間程度です。
破傷風は今でも1年に100人程度の発症がありますし、破傷風のワクチンの効果は10年程で切れてしまうので、今回の受傷で感染していないとしてもこれを機に破傷風トキソイドの注射をお願いしてもよいでしょう。
Q3 相談者 ニックネーム:k 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性

1週間前、母が飼犬小型犬に腕を噛まれました。直ぐに水道で傷口を流し消毒しました。傷口は小さく深くはないような気がします。少しづつ腫れてきて9時間後には体がガクガク震え39℃の発熱。週末で病院は休みの為下熱剤を飲み就寝。翌日は38℃台になり食欲もありました。月曜日に近くの内科で血液検査、レントゲン等し感染症の疑いで点滴、傷口の膿出し、待ち時間に腕が震えだし抗生物質の点滴。抗生物質1週間分と解熱剤を処方されました。
解熱剤は飲まず、36℃台までさがるが食欲がなくなり今はまた38℃近くになり患部のはれはひろがり寝ていても痛みを訴えます。母は高齢で糖尿病なので重症化(敗血症等)を懸念しています。
継続の通院はいわれていません。このまま様子見でよいのでしょうか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
直ちに形成外科など外科系の病院を受診してください。
熱型から、深部感染が推測されます。
糖尿病が基礎にあって、患部の腫れが広がっているのですから、一刻を争います。
Q4 相談者 ニックネーム:ゆー 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

釣った4㎏の真鯛に指を嚙まれました。
穴が開き出血しましたが、釣り中でしたのでバンドエイドで止血しました。
特に消毒はせず、石鹸で幹部を洗い見てみると、傷口からオレンジ色の丸いものが出ていたので取ろうとしたら肌と繋がっっていたため、傷口の中に戻しバンドエイドで保護しました。
傷口は2日くらいでふさがりましたが、触ると痛みと指先に痺れがあります。
既に傷口はふさがっていて腫れや熱もないため、このまま様子見でよろしいでしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「オレンジ色の丸いもの」は皮下脂肪でしょう。
魚類とはいえ、咬傷は一般的な裂傷などに比して感染の確率ははるかに高いものです。
末梢知覚神経の損傷による「痛み」と「痺れ」か、感染による症状か、診察をしなければ診断が出来ません。
形成外科などを受診してください。
Q5 相談者 ニックネーム:mm 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

2日前に友人のハスキーに前腕部の肘窩よりの所を引っ掻かれました。血は出なかったものの、擦ったように赤く爪の跡があり痛みもありました。すぐにではないですが、石鹸で洗い、水もシミもしなかったので、気にせず…。次の日、肘窩の外側辺りに筋肉痛のような痛みがありましたが、引っ掻かれた日に運動も行っていたため、特に気にしていませんでした。そして、引っ掻かれてから2日後、引っ掻かれた赤い線が治り始めたせいなのか、線がアザのようにボヤけ始めました。筋肉痛だと思われる痛みもまだあります。少し腫れているような気はしますが、熱っぽくはないです。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「線がアザのようにボヤけ始め」たのは、瘢痕が幅広くなっているのかもしれません。
「筋肉痛だと思われる痛み」が「引っ掻かれた」翌日より「引っ掻かれてから2日後」の方が悪化しているなら、感染の成立も否定できません。
念のため形成外科を受診してください。
Q6 相談者 ニックネーム:ピノコ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

友人の飼い犬に噛まれました。ワクチンは接種済みのようです。
傷もなくジンジンした痛みのみがありました。少ししてから手洗いをし傷もなかったので消毒はせず帰宅しました。
1時間後まだ痛みがあったので念の為よくハンドソープで洗い流し消毒をしゲンタマイシンを塗り冷やしております。見た目、冷やしているので赤みはありますが腫れなどは無さそうです。
傷もなく出血ももちろんないので病院は受診せずこのまま様子見でよいでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
歯牙の刺入部が閉じて「傷もなく」見えている状態で普通に「手洗い」をしても、歯牙の先が到達した組織深部まで洗浄することは出来ません。
動物咬傷の際に、受傷直後に感染予防のための処置として重要なのは、損傷組織の最深部までしっかり洗浄することです。
室内小型犬で必要な「ワクチン」などはすべて済ませているなら、全身感染症の可能性は低いでしょうが、受傷局所で感染が成立するかどうかは経過を診なければ判断できません。
形成外科を受診することをお勧めします。
腫れ、熱感、赤みの増強、疼痛の増強があったら、直ちに受診が必要です。
歯牙が表皮を突き破っていないでまさに字のごとく「傷もなく」という状態で、「赤みはありますが腫れなどは無さそう」なら、歯牙が当たっただけで「噛まれ」てはいないのでしょうから「病院は受診せずこのまま様子見で」も構わないでしょう。
Q7 相談者 ニックネーム:まっすん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

1ヶ月前位に飼い犬に左手薬指の第一関節を噛まれ少し穴があき流血しました。水で洗い流し絆創膏だけして過ごしました。時間が経てば治るだろうと思いそのまま過ごしました。傷も塞がり痛みは治まっているのですがしこりみたいな物ができていて、その部分だけ触ったり圧がかかると痛みがあります。今まで何度か噛まれた事はありその度そのままにして完治してました。今回も大丈夫だろうとそのまま放ったおいたのですがこんな事にはなった事はありません。このままで大丈夫でしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頂いた情報だけでは、症状の詳細が把握できないため診断できません。
表皮の肥厚や皮下の硬結だけの可能性もありますが、皮下膿瘍や神経損傷も否定できません。
診察が必要なので、形成外科におかかりになってください。
Q8 相談者 ニックネーム:ゆめ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1ヶ月少し前に中指の爪あたりを飼い犬に噛まれ、出血しました。すぐに皮膚科を受診し、抗菌薬3日分とアクアチムを処方されました。痛みはないのですが腫れが引かず、整形外科を受診すると、二次治癒による腫れで引くまでに半年かかると診断されました。爪の境目が食い込んでいる状態で赤く腫れているのですが、このまま放置で大丈夫なのでしょうか?痛みは全くありませんが、ごくたまに熱を持っている感覚があります。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
とくに記載が無いということは、受傷後「1か月少し」経過して他の爪と同じように爪は伸びているということでしょうか。
爪の伸びも形も異常が無ければ、爪母の損傷は無いということです。
「赤く腫れて」いて「ごくたまに熱を持っている感覚が」ある「爪の境目」というのは爪の横側のことでしょうか。
爪の横側が皮膚に「食い込んでいる状態で赤く腫れている」なら、爪周囲炎です。
近日中に「痛み」が生じる可能性があります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないため、具体的なアドバイスには診察が必要です。
皮膚科あるいは形成外科を受診してください。
Q9 相談者 ニックネーム:わこっぴ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

飼い犬に右手首を噛まれました。大抵の咬み傷は自力で治してきましたが、今回は血溜まりができるほど出血してしまい、気分は悪くなるし、慌てて近所の医者に行き、8針ほど縫う羽目に。 小指側のくるぶしの横の傷が一番ひどく、傷より手の甲が痛くて、2、3日は指が動かず、ものもにぎれないほどでした。
抗生物質を3日飲み、軟膏を毎日取り替えて。一週間後親指側の傷を抜糸をしてもらいました。その時も小指側は麻酔がとれかけたようなにぶさで、痛みもそれなりにあったのですが、先生は神経に触ったのかもしれないけど、動くからいいじゃない、といわれて。たしかひきつれるような違和感あっても使えない訳じゃないんですが。痛みも我慢できる範囲だし。ただ、全部の抜糸が終わった今も、小指から手首の下な方まで手首を動かすと痛みはあり、触ると相変わらず鈍い感覚です。先生は様子見、と言うことですが、他の病院に行った方がいいのでしょうか?
この鈍い感覚は治るのでしょうか?

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
尺骨神経手背皮枝の損傷ではないでしょうか。
時間の経過とともに、「痛み」も「鈍い感覚」も軽減すると予想されます。
おかかりになっている病院が手指の神経や腱に関して専門でないなら、手外科を標榜する整形外科を受診して治療の必要性の有無を確認して頂いた方がよいでしょう。
Q10 相談者 ニックネーム:ふむふむ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

近所の秋田犬の雄成犬に右腕上部を噛まれました。4本の牙による咬傷ができ、外傷は2週間ほどで乾きはじめ3週間目頃には傷あとテープが貼れるようになりました。しかし傷口が良くなるにつれて、太くきつい輪ゴムが巻き付いてる感覚がで始め、その後輪ゴムの感覚からいわゆる神経障害性疼痛といわれる疼痛が出始めました。医師からは噛まれたことで神経を傷つけられたからと診断されましたが、犬の飼い主からは、はじめから出てないのはおかしい、と言われます。神経障害性疼痛は、咬傷直ぐに始まるのでしょうか?
2年以上経ちますが、疼痛はまだ残ったままです。1年メチコバールを処方されました。その後は何も医療は受けていません。事故当日、救急車で運ばれて、当日は救急外来で、翌日からは形成外科で治療を受けました。右上腕部犬咬傷が疾病名です。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
神経障害性疼痛の定義自体が必ずしも明快ではないため、診察無しに回答が出来ません。
受傷時から形成外科におかかりなのですから、診察・治療・診断を受けた病院でご相談ください。

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