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創傷治癒よくある質問

  1. 動物から受けた傷て
  1. 腕・手・指
Q11 相談者 ニックネーム:わんにゃんの姉貴分 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2週間前に大型犬の歯が手の甲に当たって、合計4ヵ所の傷を負いました。
咬まれて2~3時間で手が腫れて、病院を時間外受診し、抗生剤(飲み薬)を3日分もらいました。
家にあった抗生剤(塗り薬)を毎日塗布し、ガーゼで保護していました。
腫れは3日目ぐらいには引き、やっと傷も塞がりました。
ただ、塞がった傷のうち、比較的深かった2ヵ所の皮膚の下にしこりが残り、さわると圧を感じます。
筋肉組織が傷ついたゆえのものなのか、違う理由なのか、教えていただきたいです。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「2週間」経過して「皮膚の下にしこりが残り、さわると圧を感じ」る程度なら、皮下組織の瘢痕と考えるのが通常です。
ただし、「大型犬」の咬傷で深くまで牙が刺入して「手が腫れ」たなら、「2週間」経っていても、皮下で感染が成立している可能性も否定できません。
「2週間」以上経過してから、リンパ節の腫れなどで感染兆候が明確になることもあります。
そのまま様子を見ていただいて構いませんが、赤み、熱感、腫れ、疼痛の増強、腋窩リンパ節の腫れ、全身発熱、倦怠感などが出現したら、直ちにもともとおかかりになった病院や形成外科を受診してください。
Q12 相談者 ニックネーム:うさ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

3日前にゴールデンハムスターに右の小指を噛まれ、10分血が止まらず大流血しました。
血が止まってから水で洗い流し、絆創膏巻いて噛まれた時よりだいぶ赤みと腫れは引きました。
でも小指の痺れと、噛まれた傷のある側と反対側の部分が内出血した時みたいに押すと痛いです。
受診すべきか迷ってますがするべきですか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
そのまま治癒する可能性もありますが、動物咬傷は受傷から数日から2週以上経過してから感染兆候が著明になる場合もあります。
念のため、形成外科あるいは外科などを受診することをお勧めします。
Q13 相談者 ニックネーム:ばんちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

飼い猫を抱っこしたはずみで近くのものにあたって物が落ち、それにおどろいた猫が逃げ出したときに手の指に爪が少しささる形でひっかかれてしまいました。
指と手のひら2か所に傷があり、出血していたので石鹸で手を洗い、消毒液をつける対応をしました。
傷口は少し痛みます。
病院を受診した方がいいでしょうか?

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
念のため、「病院を受診した方がいい」でしょう。
直ちに受診できないなら、引っ掻かれた部位の局所感染が無いことを確認するため、受傷日だけは創部を閉鎖療法で治療することはおやめになって、翌日に受診してください。
小さなひっかき傷でも、常に家の中で飼っている猫なら可能性は低いのですが、外にも出かける猫なら、バルトネラヘンセレ菌による猫ひっかき病などの感染症が起きるかもしれません。
2週間程度は、引っ掻かれた部位の赤み、腫れ、熱感、疼痛が出現するか、手指の受傷なのでわきの下のリンパ節や耳下腺などが腫れてこないか注意しておいてください。
Q14 相談者 ニックネーム:りんね 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

今日7時間前に野良猫に噛まれてしまい、今左右の人差し指と中指がじんじんして物凄く痛いです。手洗いや消毒は済ませましたが、救急車は読んだ方がよろしいでしょうか

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「猫」咬傷は、感染を起こす可能性があります。
牙が深くまで刺さった場合、表皮の創が閉じてしまい、皮膚の奥深くまで「消毒」出来ないことも少なくありません。
咬まれた部位の創感染だけでなく、破傷風や狂犬病、猫ひっかき病など様々な疾患に注意する必要があります。
救急車の必要はありませんが、出来るだけ早急に形成外科や外科あるいは皮膚科におかかりください。
Q15 相談者 ニックネーム:ここあ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

5日前に人差し指と親指のあいだを愛犬に噛まれました。血は少しだけ出ました。傷口は2日ぐらい腫れて少し黄色くなっていました。
4日目ぐらいは痛いだけで腫れは引いきあざができていたのですが、5日目に手のひらの親指のはららへんが痛くなりました。これは
いったいなんなのでしょうか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下感染の可能性が否定できません。
直ちに形成外科あるいは手外科を標榜する整形外科、または外科を受診してください。
Q16 相談者 ニックネーム:かれん 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

犬に人差し指の第二関節を噛まれて少量の血が出ました。噛まれて1週間経つのですが血は止まり関節を曲げると少し痛みがあるくらいです。噛まれた時消毒をすぐしなく絆創膏だけを貼りました。ほんとに小さな傷なのですが病院を受診した方が良いでしょうか。今の所なにも症状はありません。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤み、腫れ、熱感、痛みの増強は感染の兆候です。
上記の症状が出現すれば、直ちに形成外科や手外科を標榜する整形外科などを受診してください。
Q17 相談者 ニックネーム:シンカ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

3週間ほど前に猫カフェで親指の付け根を噛まれ、甲側と内側に牙が刺さりました。病院には行かず、しばらく血を出して洗浄消毒と受傷部の保護だけ行いました。当時は動かすと痺れがあり親指から手首にかけて腫れたものの、現在はカサブタも取れています。しかし、噛まれた関節部分が全体的に敏感になっていて、刺激で強く痛んだ後、皮が薄く剥がれたり赤くなったりします。このまま経過させて良いものか、相談させていただきました。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下に感染性膿瘍が存在する可能性があります。
切開排膿あるいは抗生剤の投与が必要かもしれません。
形成外科や皮膚科あるいは外科を受診してください。
Q18 相談者 ニックネーム:サキノ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

昨日ペットの猫に左の親指を噛まれ 数時間後に血は止まりましたが 一日たった今、赤く腫れ、痛みもひどくなってます。
長年猫を飼ってて初めてのことなので 病院にいくべきなのか悩んでおります。

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染の可能性があります。
直ちに、形成外科などにおかかりになってください。
Q19 相談者 ニックネーム:もも 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3日前にペットショップで子猫に小指を噛まれ少量出血しました。傷口を洗い消毒しその傷口の腫れや発熱などないのですが病院へ受診した方がいいですか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
猫ひっかき病など、受傷から数日経過してから発症する感染症も少なくありません。
「ペットショップ」に問い合わせて、当該の「子猫」が済ませた予防注射の種類を確認のうえ、形成外科あるいは皮膚科などにおかかりになるとよいでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:ラヴィママ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

一ヶ月前4/24、夕方に飼い犬に手を噛まれました。 左手、拳、人差し指の付け根、人差し指の関節の三箇所です。
三箇所共、出血はひどくなく傷口も狭かった為その時は、絆創膏を貼りました。
翌日、噛まれた箇所が腫れたので近隣の病院へ行きました。整形外科です。
拳の傷口が塞がっていたのですが器具を刺すと膿が出てきたので治療をしていただいたのですが毎日、通っても化膿は治らずゴールデンウィークに突入。(始めの3日分の抗生剤のみ服用。)
ゴールデンウィーク中5/4、あまりの腫れで救急外来へ行くと切開し洗浄し抗生剤を2日分処方。整形外科の先生に観て頂きました。翌日5/5も消毒で行きました。
連休明け5/6から又、元の病院へ通ってますが切開箇所は未だに化膿していて(腫れは引いてます)人差し指、人差し指の付け根手のひら部分の腫れが引いていません。
切開部分がそろそろ塞がってきてる様で先生曰く『腫れている箇所は、治癒力で治る』と言われました。
今日、セカンドオピニオンの相談しましたら快諾してくださったのですが手に強い外科は?と話したら感染症だからと言われ、何科に行けば良いのか分からない状態です。
とりあえず、抗菌剤を5日出すから経過観つつ他病院を考える。と言う事で帰宅した次第です。
抗菌剤が切れたタイミングで『薬無くなった』と言っても『そんなに飲むものじゃないんだよ』と言われていましたが今回は、要求しなくても処方して下さいました。

傷口が塞がった状態でも他の腫れは、治るのでしょうか?
他病院へ行くとしたら何科に行けばよろしいのでしょうか?
救急外来で行った病院は、大学病院ですかそちらに行った方が良いでしょうか?
一ヶ月も経つのに腫れが引かないので不安です。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手指の犬咬傷は、腫れが退くのに3週間以上必要なことも少なくありませんし、感染を併発したならそれ以上の期間かかるのが通常です。
皮下感染が治まっていれば切開創が閉鎖してもよいのですが、感染性の排膿が少量でもあるなら創閉鎖でまた脳が貯留してしまいます。
直ちにこれまでと異なる治療の追加が必要か診察をしなければ判断出来ませんが、早急に形成外科あるいは手外科を標榜する整形外科におかかりになってください。
専門の医師に診ていただき問題が無ければ、元の病院へ治療法をご教授いただけるよう紹介状を書いてもらえばよいでしょう。

抗生物質に限らず薬は必要な時に必要な量を必要な期間だけ投与すべきですから、そのために確実な診断と的確な判断が必要です。
どんな疾患や外傷でも専門の診療科や専門医師におかかりになった方が、治療期間が短く、後遺症が残りにくいのは、知識と経験から的確な治療が成されることが多いからと言えます。
どの病院を選べばよいか非常に難しいのは誰にとっても同じですが、病院を選ぶのは患者さんの権利であると同時に義務であるとお考え下さい。

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