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創傷治癒よくある質問

  1. 動物から受けた傷て
  1. 腕・手・指
Q11 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

野良猫が家に入り込んだため、抱き上げて窓から逃がした際、引っかかれたのと、指先を噛まれました。まだまだ小さな仔猫です。
引っ掻き傷は、少し血が滲んだだけなのですが、噛まれた指先2箇所から、血が流れるくらいでました。
すぐに流水であらい、家にあったゲンタシン軟膏を塗ったのですが、指がはれてきました。関節が曲がりにくいくらいです。
夜中なので、翌日昼頃まで様子を見ようと思ってますが、腫れが続くようであれば、病院に行った方がいいですか?形成外科なんでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
狂犬病、破傷風、猫ひっかき病、トキソプラズマなどなど、様々な感染症の可能性があります。
指を心臓より下にすると浮腫みが酷くなるので、胸に手を当てるなどして手指を高い位置に置いてください。
通常、夜間救急までの必要はありませんが、症状がどうであれ翌朝一番で形成外科など外科系の病院を受診してください。
Q12 相談者 ニックネーム:りけい 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

3歳のチワワ2匹を飼っています。先日、1匹がもう一方の1匹と喧嘩になり止めに入った際に右腕上腕部内側を噛まれました。内出血になり、少し腫れ、痛みもありました。特に何も手当てはしませんでしたが、時間の経過と共に痛みだけが広がり、右腕全域に痛みが広がり、手や指が痺れるように、その後、右肩や背中の右側にまで痛みが広がりました。内出血した部分は出来た時のまま広がっておりません。その後、頭痛や胸の苦しさ、吐き気、めまいまでしてくるようになりました。そのために眠ることすら出来ません。チワワ2匹とも必要なワクチン等はきちんと接種させております。特に今のところ病院にかかっておりません。どうすればよろしいでしょうか?また何が起こっていると考えられますか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
蜂窩織炎など重篤な感染症の恐れがあります。
直ちに形成外科など、病院におかかりになってください。
Q13 相談者 ニックネーム:うみ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

野良猫に指先を噛まれてしまいました。
少量の出血があったため、すぐに流水で傷口を洗い流し、消毒をしました。
今現在は、噛まれてから2日間が経過しましたが、傷口が少し痛むだけで腫れや発熱などはありません。傷口の幅は約1mmでさほど深くもなく、既に傷口は塞がっております。
仕事の関係上、病院にかかるとしても2日後になりそうです。
このまま経過観察でも良いのか、それとも病院にかかったほうがいいのでしょうか?
また、病院にかかる場合、何科を受診したら良いでしょうか?

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
猫咬傷は、猫の牙が細いため表皮創の上皮化は比較的早期に完了します。
皮下の感染があっても、数日以上経過して発赤や腫脹、疼痛などの症状が顕著になることも少なくありません。
また、腋窩リンパ節の腫脹が出現するのも数日経過してからです。
破傷風トキソイドなども検討したほうがよいでしょうから、形成外科や一般外科などを受診してご相談なさってください。
Q14 相談者 ニックネーム:にゃん五郎 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

3日前に飼い猫にかまれ、引っ掻き傷と咬み傷を負いました。
引っ掻き傷の方は気になるところはないのですが、咬み傷に違和感があります。
手首付近に傷があるのですが、咬み傷だけ傷口の周りが半径1センチほどの円で赤くなっており、発熱は伴っておりませんが、腕を伸ばしたり傷口を押してみると痛みがあります。傷を負った時の痛みのズキズキとは違う種類の痛みがあるので相談させていただきました。
病院での受診は必要でしょうか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染症の可能性があります。
猫の牙は細いので、表皮に近い部位でなく真皮層やそれより深い部位で感染を起こすので、受傷から数日してから排膿するようになったり、受傷部位の所属リンパ節(腋窩リンパ節)の腫脹が明らかになったりすることが少なくありません。
形成外科などを受診してください。
Q15 相談者 ニックネーム:E.k 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

飼い猫に手の甲を噛まれて直ぐに流水で洗い消毒をして血が止まってから受診するか否か救急に相談し噛まれた6時間後に外科を受診したのですが、傷口を消毒して抗生物質塗り薬を塗って終わりました。抗生物質レボフロキサシン500mg1日1錠5日分と塗り薬ゲンタマイシン1日2回を処方されました。1週間は掛かるでしょう、また何かあれば来てくださいと言われ終わりました。
ネットを拝見していると切開して消毒、血液検査、レントゲン撮影等と書いてありますが、このまま様子を見ていて大丈夫なのでしょうか?
腫れは受診時に言われた通り手首辺りまで広がっています。腫れているせいか思い切り手のひらを広げたり握りしめたりができません。
はれている部分は少し熱っぽいです。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
初診で必ず「消毒、血液検査、レントゲン撮影」という手順が必要というわけではなく、受傷機転や創部の状態から必要な検査、処置を決定します。
むしろ受傷直後ならば「血液検査、レントゲン撮影」をしても異常が確認できないことも少なくないため、受傷直後の診察で感染の有無を確定することは極めて困難です。
猫咬傷は翌日以降に感染症状が著明になることが多く、「腫れ」が「手首辺りまで広がって」いるなら感染が起きているということなのですから、直ちにおかかりになった「外科」を再受診するか、形成外科病院におかかりになってください。
Q16 相談者 ニックネーム:たけ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

野良猫に噛まれて、左手薬指の付け根に穴が空いています、当日は出血もありました。1日経つと、手が腫れて指が曲がりません。動かすのも、触れるのも痛いので、整形を受診しました。レントゲンも撮らず、抗生物質と破傷風の注射だけでした。腫れている部分は熱を持っていて、赤く腫れあがっています。猫に噛まれても骨折の可能性はないものですか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
通常、猫咬傷で骨折は起きません。
ただし、感染症の併発は十分に注意しなければいけません。
翌日あるいは近日中の再診の指示が無かったなら、猫咬傷の治療に慣れている病院ではない可能性もあります。
腫れや疼痛の増強や腋窩リンパ節を触れるようなら、直ちに再診するか形成外科を受診していただくとよいでしょう。
Q17 相談者 ニックネーム:ルミ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

飼い猫に手首を2ヶ所噛まれました。
すぐに流水で洗い流し、傷口周辺の腫れが少しある程度ですが、噛まれた方の腕の筋の痛みが肘まであります。 病院に行くべきでしょうか?

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
猫咬傷は感染の可能性が低くありません。
直ちに形成外科などを受診してください。
Q18 相談者 ニックネーム:かおりん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

野良の子猫を保護した際に、ケージの隙間が猫に対して大きくて出てきてしまい、慌ててつかんだら、猫がびっくりして両手指ほぼ全部をかなり強く噛まれました。
夜中だったので、とりあえず20分ぐらい洗い流して、診療時間まで待って病院を受診しました。抗生物質と痛み止めを5日間飲みました。1週間ぐらい指がパンパンに腫れていました。(別の猫を去年秋に保護した際に噛まれたことがあり、その際に破傷風のワクチンは接種しています。)
1ヶ月たちますが、まだ数か所はしこりのような小さな点状になっている部分があり、そこに物が当たると激痛がします。
また、指の関節が1箇所まだ腫れており、ズキズキしたりすることもありますし、曲げると痛いです。
先日、再度通院しましたが、湿布でも貼っといたら?なかなか治らないよと言われました。
それで大丈夫でしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
猫咬傷は、牙が鋭く深くなる割に牙が細いため数日で表皮創は治癒してしまい、皮下深部に感染巣が残ったままになってしまうことが少なくありません。
「腫れて」いるのが「指の関節」だけで、腫れや赤みおよび疼痛が中枢側に広がってきていないなら、そのまま経過を診ていただいても構わないでしょう。
関節の腫脹や疼痛が増強したり、腋窩リンパ節が触れたりするようなら、再度受診して診てもらってください。
Q19 相談者 ニックネーム:nickolas 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2週間ほど前に、中型犬に右人差し指の先の方を噛まれました。
噛み傷は、爪の付け根が打撲の様な感じで内出血し、指の腹側に2箇所牙による亀裂が入り、1箇所から結構出血しました。もう1箇所からは出血はありませんでした。
ところが、2週間経って、出血しなかった部分が痛くて、何かをつまみあげる時や、缶詰などのプルトップを引く時などは痛みが強いです。
これはこのまま放置で徐々に痛みがなくなるものなのか教えてください。
現在腫れはありません。 受診はしていません。

噛まれた直後に消毒液をかけ、キズパワーパッドを貼りましたが、数時間で剥がし、よく洗った後にゲンタシンを塗り普通の絆創膏を貼って毎日取り替えました。
この犬は現在、リンパ腫の為抗がん剤治療を受けています。
唾液による被爆の恐れはありますか?
病中のため、狂犬病のワクチン、その他のワクチン接種していません。
見た目にはもう傷はないので、受診するのは気が引けます。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
動物による咬傷は、表皮の損傷が小さいため、皮下に感染巣を残したまま上皮化して、後に進行性の組織壊死の原因になることがあります。
形成外科を受診してください。
Q20 相談者 ニックネーム:わんにゃんの姉貴分 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2週間前に大型犬の歯が手の甲に当たって、合計4ヵ所の傷を負いました。
咬まれて2~3時間で手が腫れて、病院を時間外受診し、抗生剤(飲み薬)を3日分もらいました。
家にあった抗生剤(塗り薬)を毎日塗布し、ガーゼで保護していました。
腫れは3日目ぐらいには引き、やっと傷も塞がりました。
ただ、塞がった傷のうち、比較的深かった2ヵ所の皮膚の下にしこりが残り、さわると圧を感じます。
筋肉組織が傷ついたゆえのものなのか、違う理由なのか、教えていただきたいです。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「2週間」経過して「皮膚の下にしこりが残り、さわると圧を感じ」る程度なら、皮下組織の瘢痕と考えるのが通常です。
ただし、「大型犬」の咬傷で深くまで牙が刺入して「手が腫れ」たなら、「2週間」経っていても、皮下で感染が成立している可能性も否定できません。
「2週間」以上経過してから、リンパ節の腫れなどで感染兆候が明確になることもあります。
そのまま様子を見ていただいて構いませんが、赤み、熱感、腫れ、疼痛の増強、腋窩リンパ節の腫れ、全身発熱、倦怠感などが出現したら、直ちにもともとおかかりになった病院や形成外科を受診してください。

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