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創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q61 相談者 ニックネーム:ミチ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

小学生の頃に腹膜炎の手術をしてもう二十年以上は経ってるとは思いますが、
傷口は6㎝はあります。傷口の下のほうにしこりがあって、すごく気になります。
しこりの大きさはビー玉より少し大きい位だと思う。どうしたらいいですか?

A61 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
ステロイドの局所注射か瘢痕形成術の適応ではないでしょうか。
形成外科を受診して相談してください。
Q62 相談者 ニックネーム:ヒバリ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

生後三ヶ月で開腹手術をしました。
へそ上を真横に12~15センチほど走ってます。
その傷には穴が空いてるようになっていますが、ときよりそこから白いペースト状のものが出てきます。
痛くなるときがあり、先日は痛みと白い液体が出て外科で切開して膿を出してもらいました。
もう術後40年に近くなります、このままこの状態で先日のように悪化したら外科で処置をしてもらうのが良いのか、何らかの治療をした方が良いのか教えてください。

A62 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痛くなるとき」があるわけですし、化膿すると面倒です。
切開を繰り返せば瘢痕の線維化が進みますし、確率は低いのですが長期間のうちに瘢痕癌が発症する可能性がゼロではありません。
皮下に嚢胞が出来ているのでしょうから、切除した方がよいでしょう。
嚢胞の切除だけなら外来の局所麻酔の手術で治療が出来るので、形成外科を受診して相談してください。
Q63 相談者 ニックネーム:どろんじょ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

8年前ICD植え込み術後、電池交換で同病院で1.5年前再度手術しました。その20日後心原性脳梗塞で現在寝たきり自宅介護中、往診2週間に1回  
再手術痕がしばらく治ってたのですがICDのふさぎ口が時々発赤状態となりで皮膚が破れ浸出液があります。内科医師指示によりゲンタシン軟膏やワセリンなどで処置しても改善見られません。
本人は失語で痛いのか痒いのか 表情なし。 掻かないので 掻痒感はないと思います。

A63 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ICDのふさぎ口が時々発赤状態となりで皮膚が破れ浸出液が」ある状態は、皮下の異物(ICD)を核として感染症を起こす可能性があります。「ゲンタシン軟膏やワセリンなどで処置しても改善見られ」ないなら、
早急に適切な処置に移る必要があります。
もちろん保存的治療(ご自宅での創処置)で改善することもありますが、ICDを別な部位に移動(ICD交換)することを検討しなくてはいけないのではないかと考えます。
内科主治医に相談して、外科的治療が可能な病院を紹介してもらって下さい。
Q64 相談者 ニックネーム:hk 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性

胸の中心部横に5センチのミミズばれが数年前、7、8年以前よりでき、最近特に痒く困っております、

A64 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷後に出来た「ミミズばれ」ならば肥厚性瘢痕でしょうし、ニキビなど小さな皮膚疾患が「5センチのミミズばれ」になったのならケロイドでしょう。
シリコンシート、圧迫、ステロイド外用、ステロイドテープ貼付、ステロイド注射、トラニラスト内服のほかレーザー治療が有効です。
瘢痕を切除して縫合しなおす瘢痕形成術は、ケロイドの場合再発防止のため、術後中性子線照射が必要です。
形成外科を受診して主治医と一緒に治療方針をよく検討してください。
Q65 相談者 ニックネーム:canaryz 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4年前に交通事故に遭い、腰と膝を骨折しました。
とくに腰の方は、プレートが3本入るほどの大手術で、ウエスト脇からへその下まで、大きな手術跡が残っています。
体型は標準サイズで、それほど腹は出ていません。
が、手術跡がへこんだ分、脂肪が上(腹部)に移動したので、片側だけ傷跡にたっぷりと腹が乗っている状態です。
傷跡の下にある骨盤は、異様に出っ張って見えます。
傷跡は、骨盤で貼っている部分と、やわらかい腹の間にあるためか、引きつれている個所があります。

傷跡を目立たなくするだけではなく、ひきつりや大きな凹みを無くすことはできるのでしょうか?

どのような病院が適していますか?
大学病院の形成外科、レーザー治療が得意な美容形成外科、再生治療をおこなっている病院がいいでしょうか?

A65 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ詳細に答えることは出来ませんが、メールを読む限り、皮膚の瘢痕を切除して皮下の拘縮を解除すれば「ひきつり」は無くなるでしょうし、脂肪弁で「大きな凹み」も修正できるように思えます。

入院も含めての検討が必要になりますから、総合病院や大学病院の形成外科で相談なさった方がよいでしょう。
Q66 相談者 ニックネーム:はるちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

二年前の六月に弁置換手術を受けました。胸部に縦19cmの切り傷があり、上から5cmと下から3cm上がったところから1・5cmは綺麗にくっついています。ところが他の部分はミミズ腫れして時々チクチクと痛みます。循環器内科の先生はヒルドイド軟膏を処方してくださり、ガーゼをおさえてテープを貼りなさいと言われた。1年経っても変化なく、皮膚科の友人からドレニゾンテープを教えてもらい、循環器内科の先生に伝え、処方してもらった。1ヶ月後ぐらいは白くなり、腫れが引いたように見えたのですが、テープにかぶれたのか赤みが目立ち始めたのです。内科の先生は今日、皮膚が摩擦するので、ガーゼを当てなさいと言われたのです。
手術した外科の先生はケロイド体質といわれるだけ。このままにしておけないので、良い方法を教えて下さい。お願い致します。

A66 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
失礼な比喩表現になりますが、お許しください。
「皮膚科の友人からドレニゾンテープを教えてもらい、循環器内科の先生に伝え、処方してもらった」というのは、まるで、『友人にイタリアにはピザというものがあるよと教えてもらい、行きつけの中華屋さんに伝えて、ピザを作ってもらった』というお話のようです。

また「外科の先生はケロイド体質といわれるだけ」というのは、『和食職人はイタリアの煎餅だろと言って取り合ってくれない』というお話のような…。

何を言いたいかというと、餅は餅屋という言葉通り、ピザはピザ職人に作らせた方が良い、つまり、肥厚性瘢痕は形成外科でご相談になるのが一番ということです。

もともと、胸部は肥厚性瘢痕が起きやすい部位です。
「綺麗にくっついて」いる部分もあるのですから、「ケロイド体質」ではないでしょう。
循環器内科の先生にお願いして、形成外科を紹介してもらってください。
Q67 相談者 ニックネーム:みっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性

1955年、肺結核治療のため右肺上葉切除。右乳頭部下に約15cmの縫合跡があります。
加齢とともに縫合部端のE型(縦横4cm太さ1cm)ケロイドが盛り上がり最近は突き刺すような痛みを感じる様になりました。患部を強く押さえてその痛みを抑えることもあります。
このような創傷治療は可能でしょうか。縫合部は以前はミミズ腫れ状でしたが加齢に従い普通の皮膚状になり傷口の端のE型ケロイドが盛り上がってきました。

A67 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ケロイドの治療は、圧迫、保湿剤塗布、シリコンジェルシート貼付、ステロイド外用剤、ステロイド局所注射、トラニラスト内服、レーザー照射、切除縫縮・皮弁・植皮、中性子線照射、培養表皮などの治療法を組み合わせ計画されます。
形成外科でご相談頂ければ、ご自身で出来るケア、近医で可能な治療、専門病院でなければ出来ない治療というふうに分けて説明して貰えます。
「以前はミミズ腫れ状でしたが」「普通の皮膚状になり」「傷口の端」が「盛り上がって」きたとすれば、典型的な「ケロイド」かもしれませんが、「右肺上葉切除」のときに埋没糸として皮下に残した縫合糸が核となって炎症が継続している可能性もあります。
まずはお近くの形成外科を受診して、ご相談なさってみてください。
Q68 相談者 ニックネーム:キャンディ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

22年前に両脇の下に広い範囲で傷をつくってしまい、ケロイド体質なのか、人には絶対に見せられない状態でずっと悩んでます。
傷の中には触ると痛みを感じる箇所もあり下着などがあたると痛みと腫れてしまう事がありその度に形成外科で診てもらおうか本気で悩みます。
何科でどのような治療法があるか教えていただきたくメールしました。

A68 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご相談の内容だけでは、瘢痕の詳細が判りません。
部位、範囲、大きさ、硬さ、盛り上がりや色など、様々な条件で瘢痕の治療法は異なりますし、多くの場合、複数の治療法を組み合わせて治療する必要があります。
「痛みと腫れてしまう」ことがあるとすれば、異物の存在が考えられるので、異物除去も必要かもしれません。
直ぐに治療をしないとしても、まずは形成外科を受診して、さまざまな治療法を提案して貰い、それぞれの治療法の利点・欠点を十分理解し、ご自身が主治医とお決めになった先生と共に、治療しないという選択も含めて治療計画をたてて下さい。
Q69 相談者 ニックネーム:シャクナゲ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

2年前の3月、胸椎の黄色靱帯骨化症の手術を背中からの切開で受けました。
昨年8月頃から、切開したあたりに何か重いものが張り付いている感じや背中の中心部に引っ張られる感じなど異常感覚が出てくるようになりました。症状は座っている状態での前屈と立位、歩行で増悪します。寝ているときと、背もたれにもたれているとき は何も感じません。
整形外科で診察を受けたところ、MRIやレントゲンで異常はなく手術に伴う筋肉の瘢痕ではないかということでした。
手術から1年半もたってこのような症状が出るものでしょうか。現在、メチコバールを処方され、背中を温める温熱療法をしています。好転は期待できるでしょうか。さらに悪化する心配はないでしょうか。歩行は手術前より改善されています。

A69 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「MRIやレントゲンで異常は」ないのですから、知覚異常か瘢痕拘縮が原因の可能性が高いのではないでしょうか。
つまり、「手術から1年半」経過して手術によって鈍くなった切開部分の知覚が回復したために、「切開したあたりに何か重いものが張り付いている感じや背中の中心部に引っ張られる感じなど異常感覚が出てくるように」なったのかもしれません。
また、「症状は座っている状態での前屈と立位、歩行で増悪」していることや、「寝ているときと、背もたれにもたれているとき は何も感じ」ないことなどからは、「手術に伴う」皮膚および「筋肉の瘢痕」が疑われます。
どちらが原因としても、時間の経過と共に、症状は徐々に軽快すると予測されます。
ただし「異常感覚が」続くと、症状が周囲からはなかなか理解されないため、患者さんご本人にとっては実際の症状以上に辛いものであることも少なくありません。
「歩行は手術前より改善されて」いて「黄色靱帯骨化症」が進行していないのならば、主治医と相談をして、ペインクリニック(麻酔科)を受診してみては如何でしょう。

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