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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
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- Q61 相談者 ニックネーム:M子 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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20歳頃から乳首の痛みが気になり、色んな病院に行っていました。
診察の結果、神経過敏でしょうから治療法は特にないと言われましたが最後に女性の悩み相談のコールセンターを教えていただき、相談したところ美容外科を紹介されました。
乳首の周りを切り取れば痛みもなくなる。と医師に言われ乳首縮小術をしました。
その後も痛みは無くならず、相談に何度か行きましたがそれは元の痛みじゃなく、治療後の痛みだろうから、人によっては何年かかるかわからない。の一点張りでした。
それから10年が経ちます。
その間にペインクリニックなどに通い、神経ブロック注射などをしていただいたからか、施術のおかげかわかりませんが、前より痛みはないように感じますが、ここ10日ほど前から乳首の縫い跡が炎症を起こしているような感じがして、痛痒いです。
乾燥すると痒みや痛みが強くなることが多いので保湿したり、痛みが強いときはオロナイン等を塗って絆創膏を貼っておくと落ち着くことが多いのですが、今回は寝ることもできないくらいの痛痒さがあります。今は傷パワーパッドを貼ったところですが、きちんと専門家に診ていただきたいと思っています。
- A61 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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基本的な考え方として、片側の乳頭痛であったり、痛みに左右差があるなら、乳腺炎が原因だったり瘢痕拘縮や乾燥によるものかもしれませんが、両側の乳頭痛がほとんど同じような状態であったり、
同じ時期に生じるようならホルモンなど全身的な影響の可能性が高いということになります。
診察をしなければ詳細な状況は判りませんが、「20歳頃から」の「乳首の痛み」が続いているならば
瘢痕や乾燥による痛みとは考えにくいでしょうし、乳腺疾患でもないでしょうから、女性ホルモンのバランスの乱れが疑われます。
不規則な生活やストレス過多、過激なダイエット、更年期などが原因でプロゲステロンの分泌が増えると、乳腺内の血管が拡張したり一次的に乳腺組織が増殖したりして、乳房痛や乳頭痛が起こりやすくなります。
婦人科で、エストロゲン補充療法の相談をしてみてはいかがでしょう。
- Q62 相談者 ニックネーム:マイ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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6年前に大腸癌になり、その際の手術痕が縦30センチ、転移してた肝臓の手術半年後しました横20センチとなりしかもケロイド状態です。
段々傷跡柔らかくなってきて少しは、赤みも薄くはなってますが、まだまだ傷跡目立ちます。
道内の形成外科に通いましたが、少しは赤み薄くはなりましたが主だった効果ありません。
やはり傷跡目立たなくしたいのですが、東京の形成外科、美容外科のほうが良いのでしょうか。
傷跡直しのクリーム、オイル等々試して見ても効果あまり無いです。
インターネットで傷跡隠しのテープがあると見た事ありましたが、1度貼ると1週間ほど大丈夫との事ですが、一時隠す効果ありますか。
- A62 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「段々傷跡柔らかくなってきて少しは、赤みも薄くはなって」いるので、ケロイドではなく肥厚性瘢痕の可能性が高いでしょう。
「6年前」の「手術痕」で「縦30センチ」のものと「横20センチ」の2か所ならば、瘢痕切除術が最もお勧めできる治療法ではないでしょうか。
一度に全てでなければ、外来通院の局所麻酔で出来る手術ですから、「道内の形成外科」でも十分に可能な治療です。
たまたまお掛かりになった「道内の形成外科」では担当医に「傷跡目立たなくしたい」という気持ちが十分に伝わらなかったため、どんな治療法があってどんな効果が期待できるか、どんなメリット・デメリットがあるかという説明と治療計画の提案が無かったのだろうと推測します。
残念ながら「傷跡直しのクリーム、オイル等々」や「傷跡隠しのテープ」では著名な改善は期待できません。
どんな治療をしても瘢痕が全くなくなるわけではないのですが、どんな状態を目指したいのかをしっかりとお伝えになって、主治医とともに治療方針をご検討下さい。
- Q63 相談者 ニックネーム:てっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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14年前に心筋梗塞の手術をしました。
5年前から透析開始を始めました。
20㎝ぐらいの傷跡が残っていますが、透析を始めてから傷跡のケロイドみたいなところが化膿したような膿が出始めました。
透析病院で膿を出してもらうと多少は楽になりますが、なぜ化膿するのか分かりません。
膿を出すのは対処療法だと思いますが、根本治療が出来ないものかと考えています。
痛くて眠れない時がありますが、鎮痛剤で抑えています。
現在 透析の他に糖尿病治療(インシュリン注射)を行っています。
良い方法があれば教えてください。
- A63 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の縫合糸かワイヤーが「化膿」の核になっている可能性があります。
「糖尿病」と腎不全があるので、しっかりした治療が必要ですから、内科主治医に紹介状を書いてもらい、手術をした胸部外科に相談のうえ、形成外科を受診することをお勧めします。
- Q64 相談者 ニックネーム:ミチ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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小学生の頃に腹膜炎の手術をしてもう二十年以上は経ってるとは思いますが、
傷口は6㎝はあります。傷口の下のほうにしこりがあって、すごく気になります。
しこりの大きさはビー玉より少し大きい位だと思う。どうしたらいいですか?
- A64 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕でしょう。
ステロイドの局所注射か瘢痕形成術の適応ではないでしょうか。
形成外科を受診して相談してください。
- Q65 相談者 ニックネーム:ヒバリ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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生後三ヶ月で開腹手術をしました。
へそ上を真横に12~15センチほど走ってます。
その傷には穴が空いてるようになっていますが、ときよりそこから白いペースト状のものが出てきます。
痛くなるときがあり、先日は痛みと白い液体が出て外科で切開して膿を出してもらいました。
もう術後40年に近くなります、このままこの状態で先日のように悪化したら外科で処置をしてもらうのが良いのか、何らかの治療をした方が良いのか教えてください。
- A65 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「痛くなるとき」があるわけですし、化膿すると面倒です。
切開を繰り返せば瘢痕の線維化が進みますし、確率は低いのですが長期間のうちに瘢痕癌が発症する可能性がゼロではありません。
皮下に嚢胞が出来ているのでしょうから、切除した方がよいでしょう。
嚢胞の切除だけなら外来の局所麻酔の手術で治療が出来るので、形成外科を受診して相談してください。
- Q66 相談者 ニックネーム:どろんじょ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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8年前ICD植え込み術後、電池交換で同病院で1.5年前再度手術しました。その20日後心原性脳梗塞で現在寝たきり自宅介護中、往診2週間に1回
再手術痕がしばらく治ってたのですがICDのふさぎ口が時々発赤状態となりで皮膚が破れ浸出液があります。内科医師指示によりゲンタシン軟膏やワセリンなどで処置しても改善見られません。
本人は失語で痛いのか痒いのか 表情なし。 掻かないので 掻痒感はないと思います。
- A66 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ICDのふさぎ口が時々発赤状態となりで皮膚が破れ浸出液が」ある状態は、皮下の異物(ICD)を核として感染症を起こす可能性があります。「ゲンタシン軟膏やワセリンなどで処置しても改善見られ」ないなら、
早急に適切な処置に移る必要があります。
もちろん保存的治療(ご自宅での創処置)で改善することもありますが、ICDを別な部位に移動(ICD交換)することを検討しなくてはいけないのではないかと考えます。
内科主治医に相談して、外科的治療が可能な病院を紹介してもらって下さい。
- Q67 相談者 ニックネーム:hk 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性
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胸の中心部横に5センチのミミズばれが数年前、7、8年以前よりでき、最近特に痒く困っております、
- A67 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷後に出来た「ミミズばれ」ならば肥厚性瘢痕でしょうし、ニキビなど小さな皮膚疾患が「5センチのミミズばれ」になったのならケロイドでしょう。
シリコンシート、圧迫、ステロイド外用、ステロイドテープ貼付、ステロイド注射、トラニラスト内服のほかレーザー治療が有効です。
瘢痕を切除して縫合しなおす瘢痕形成術は、ケロイドの場合再発防止のため、術後中性子線照射が必要です。
形成外科を受診して主治医と一緒に治療方針をよく検討してください。
- Q68 相談者 ニックネーム:canaryz 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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4年前に交通事故に遭い、腰と膝を骨折しました。
とくに腰の方は、プレートが3本入るほどの大手術で、ウエスト脇からへその下まで、大きな手術跡が残っています。
体型は標準サイズで、それほど腹は出ていません。
が、手術跡がへこんだ分、脂肪が上(腹部)に移動したので、片側だけ傷跡にたっぷりと腹が乗っている状態です。
傷跡の下にある骨盤は、異様に出っ張って見えます。
傷跡は、骨盤で貼っている部分と、やわらかい腹の間にあるためか、引きつれている個所があります。傷跡を目立たなくするだけではなく、ひきつりや大きな凹みを無くすことはできるのでしょうか?
どのような病院が適していますか?
大学病院の形成外科、レーザー治療が得意な美容形成外科、再生治療をおこなっている病院がいいでしょうか?
- A68 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしなければ詳細に答えることは出来ませんが、メールを読む限り、皮膚の瘢痕を切除して皮下の拘縮を解除すれば「ひきつり」は無くなるでしょうし、脂肪弁で「大きな凹み」も修正できるように思えます。
入院も含めての検討が必要になりますから、総合病院や大学病院の形成外科で相談なさった方がよいでしょう。
- Q69 相談者 ニックネーム:はるちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性
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二年前の六月に弁置換手術を受けました。胸部に縦19cmの切り傷があり、上から5cmと下から3cm上がったところから1・5cmは綺麗にくっついています。ところが他の部分はミミズ腫れして時々チクチクと痛みます。循環器内科の先生はヒルドイド軟膏を処方してくださり、ガーゼをおさえてテープを貼りなさいと言われた。1年経っても変化なく、皮膚科の友人からドレニゾンテープを教えてもらい、循環器内科の先生に伝え、処方してもらった。1ヶ月後ぐらいは白くなり、腫れが引いたように見えたのですが、テープにかぶれたのか赤みが目立ち始めたのです。内科の先生は今日、皮膚が摩擦するので、ガーゼを当てなさいと言われたのです。
手術した外科の先生はケロイド体質といわれるだけ。このままにしておけないので、良い方法を教えて下さい。お願い致します。
- A69 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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失礼な比喩表現になりますが、お許しください。
「皮膚科の友人からドレニゾンテープを教えてもらい、循環器内科の先生に伝え、処方してもらった」というのは、まるで、『友人にイタリアにはピザというものがあるよと教えてもらい、行きつけの中華屋さんに伝えて、ピザを作ってもらった』というお話のようです。
また「外科の先生はケロイド体質といわれるだけ」というのは、『和食職人はイタリアの煎餅だろと言って取り合ってくれない』というお話のような…。
何を言いたいかというと、餅は餅屋という言葉通り、ピザはピザ職人に作らせた方が良い、つまり、肥厚性瘢痕は形成外科でご相談になるのが一番ということです。
もともと、胸部は肥厚性瘢痕が起きやすい部位です。
「綺麗にくっついて」いる部分もあるのですから、「ケロイド体質」ではないでしょう。
循環器内科の先生にお願いして、形成外科を紹介してもらってください。
- Q70 相談者 ニックネーム:みっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性
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1955年、肺結核治療のため右肺上葉切除。右乳頭部下に約15cmの縫合跡があります。
加齢とともに縫合部端のE型(縦横4cm太さ1cm)ケロイドが盛り上がり最近は突き刺すような痛みを感じる様になりました。患部を強く押さえてその痛みを抑えることもあります。
このような創傷治療は可能でしょうか。縫合部は以前はミミズ腫れ状でしたが加齢に従い普通の皮膚状になり傷口の端のE型ケロイドが盛り上がってきました。
- A70 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ケロイドの治療は、圧迫、保湿剤塗布、シリコンジェルシート貼付、ステロイド外用剤、ステロイド局所注射、トラニラスト内服、レーザー照射、切除縫縮・皮弁・植皮、中性子線照射、培養表皮などの治療法を組み合わせ計画されます。
形成外科でご相談頂ければ、ご自身で出来るケア、近医で可能な治療、専門病院でなければ出来ない治療というふうに分けて説明して貰えます。
「以前はミミズ腫れ状でしたが」「普通の皮膚状になり」「傷口の端」が「盛り上がって」きたとすれば、典型的な「ケロイド」かもしれませんが、「右肺上葉切除」のときに埋没糸として皮下に残した縫合糸が核となって炎症が継続している可能性もあります。
まずはお近くの形成外科を受診して、ご相談なさってみてください。
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