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- Q81 相談者 ニックネーム:シャクナゲ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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2年前の3月、胸椎の黄色靱帯骨化症の手術を背中からの切開で受けました。
昨年8月頃から、切開したあたりに何か重いものが張り付いている感じや背中の中心部に引っ張られる感じなど異常感覚が出てくるようになりました。症状は座っている状態での前屈と立位、歩行で増悪します。寝ているときと、背もたれにもたれているとき は何も感じません。
整形外科で診察を受けたところ、MRIやレントゲンで異常はなく手術に伴う筋肉の瘢痕ではないかということでした。
手術から1年半もたってこのような症状が出るものでしょうか。現在、メチコバールを処方され、背中を温める温熱療法をしています。好転は期待できるでしょうか。さらに悪化する心配はないでしょうか。歩行は手術前より改善されています。
- A81 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「MRIやレントゲンで異常は」ないのですから、知覚異常か瘢痕拘縮が原因の可能性が高いのではないでしょうか。
つまり、「手術から1年半」経過して手術によって鈍くなった切開部分の知覚が回復したために、「切開したあたりに何か重いものが張り付いている感じや背中の中心部に引っ張られる感じなど異常感覚が出てくるように」なったのかもしれません。
また、「症状は座っている状態での前屈と立位、歩行で増悪」していることや、「寝ているときと、背もたれにもたれているとき は何も感じ」ないことなどからは、「手術に伴う」皮膚および「筋肉の瘢痕」が疑われます。
どちらが原因としても、時間の経過と共に、症状は徐々に軽快すると予測されます。
ただし「異常感覚が」続くと、症状が周囲からはなかなか理解されないため、患者さんご本人にとっては実際の症状以上に辛いものであることも少なくありません。
「歩行は手術前より改善されて」いて「黄色靱帯骨化症」が進行していないのならば、主治医と相談をして、ペインクリニック(麻酔科)を受診してみては如何でしょう。
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