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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
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- Q1 相談者 ニックネーム:まい 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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半年前しこりの除去手術を受けて今だに傷口が痒いです。痒くなったときの処置の方法を教えて下さい。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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痕の血管拡張が痒みの一因です。
保湿のためのクリームや軟膏を塗って、冷やしてください。
- Q2 相談者 ニックネーム:みゆ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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5日前に自転車で転倒し左肘と左脛、左膝を負傷(擦過傷と打撲)しました。左肘から落ちたため左肘からの出血と打撲が酷く、観光地だったため直ぐにというわけにはいかなかったのですが水で洗い流してからキズパワーパッドを貼って応急処置をしました。左脛だけ普通の絆創膏であったことに気づき、夜の入浴後に交換しましたが不安になり翌日近くの外科もある内科を受診し傷口の処置とハイドロコイドの交換をしてもらいました。次の受診までの数日間は基本貼りっぱなしでと言われたのですが、もし剝がれた場合はキズパワーパッドに交換で良いと言われました。交換翌日に特に左肘の痛みが強くなり、よく見たら浸出液が防水テープにまではみ出ていたので迷ったのですが剥がし、洗い流してからキズパワーパッドに交換しました。受診時に指に痺れがあることを申告しなかったためレントゲンも撮りませんでしたが日に日に腕の痺れが増してきて重たくなってきました。連休中で処置をしてもらったクリニックも休み、かかりつけの整形外科は1週間近く先までやっていないので救急外来相談センターに電話したら、救急車を呼ぶレベルと言われたのですが自力で行けるため救急外来の総合病院を紹介してもらい受診してきました。救急外来の整形外科医に診てもらったところ骨折などの疑いはないのでレントゲンも不要とのこと、ただ担当医がキズパワーパッドに否定的で、左肘の傷口を消毒した後ガーゼと防水テープに交換されました。左肘については応急処置で水で洗い流しキズパワーパッド、その翌日に医療機関で処置、受傷3日後に傷口を消毒という治療をしているので1度でも消毒の処置を挟んでしまった場合は湿潤療法ではなく消毒とガーゼの処置を続けるしかないでしょうか?救急外科医と近所のクリニックとで医師の考えが異なり、違う処置をしてしまったため今後どれを続けるべきなのかわからずにおります。両足の傷口の処置もあるのでいったんは翌日処置をしたクリニックに行くとしても、その後は自身でガーゼ交換などすることになると思います。傷は洗い流す、消毒はすべきでないとも聞くので医師によって意見は異なると思いますが、このようなケースの場合はどのような処置をしていくのが望ましいでしょうか?湿潤療法でない場合は毎日ガーゼ交換をすることになりますでしょうか?
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染を併発していない擦過傷なら「湿潤療法」がお勧めです。
治療期間中に「消毒」をしたとしても、「湿潤療法は再開できます。
「受診時に指に痺れが」あったとしてもその後も指の知覚異常が継続していたり、指の動き、手関節肘関節の動きに問題があったりしなければ神経損傷はないと判断してかまわないでしょう。
「日に日に腕の痺れが増してきて重たくなっ」た原因が、打撲による浮腫によるものか感染によるものか頂いた情報だけでは判断が出来ません。
浸出液が多いと「キズパワーパッド」で創周辺皮膚がかぶれを起こすことがあるので、「左肘」の治療は注意が必要です。
支障なく、早く、なるべく瘢痕を残さず治すために、形成外科を受診して、ご自宅で為すべき治療を言葉で指示を受けるだけでなく、実際にやって見せて貰ってください。
- Q3 相談者 ニックネーム:ぴよ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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形成外科で切除縫合した傷跡が白く幅が広くなってます。傷跡が15センチと長く改めて切除しても同様になるリスクがあるために、白い色合いだけ改善できないかと考えております。
例えば白斑の治療に、ミニグラフトや自家培養皮膚などでメラニン色素を移植する治療がありますが、そうした治療の要領で傷跡周辺の白みを改善させることは出来ますでしょうか?
またはレーザーなど別の方法などもありましたら教えて下さい。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕にミニグラフトや自家培養表皮移植をした場合、まだらになる可能性の方が高いでしょう。
形成外科で瘢痕を切除して再縫合する際、縫合線を広げる方向に緊張がかかれば幅広い瘢痕になることが少なくないため、安静時にも動作時にも瘢痕に外力がかからないようにデザインし、外力を逃がすように縫合します。
瘢痕形成術は、単純に瘢痕を切除して丁寧に再縫合しているだけでなく、形成外科医の経験と技術とセンスによって瘢痕を目立たなくする治療法なのです。
申し訳ありませんが、ご相談の内容だけでは瘢痕の部位、方向、周辺皮膚の緊張などの情報が無いため、具体的なアドバイスが出来ません。
整容面に関する治療は、個々の症例によってお勧めする治療法は異なるので、複数の形成外科、美容皮膚科などを受診して担当医師の提案する治療法のメリット・デメリットを全て理解して、ご自身が最も信頼できると感じた医師を主治医として、主治医とともに治療計画をたて、ご納得のいく治療をお受けください。
- Q4 相談者 ニックネーム:シン 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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怪我をして治療中です。
先生から爪が剥がれますと言われてたのですが、剥がれた時にこうしなさいとは言われてなく。
剥がれたからと言って、剥がして軟膏を塗ってガーゼを巻くだけでいいのですかぁ?
それとも一度連絡して見てもらうべきですかぁ?
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷およびその治療や治療経過についてご質問いただく際は、受傷機転から創状態まで、出来るだけ詳しい情報をご提供ください。
一般的に、「剥がれ」てきた「爪」は、ご自身で「剥がし」たりしなければ、自然に脱落します。
「軟膏」も「ガーゼ」も必要ありません。
- Q5 相談者 ニックネーム:りん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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息子が粉瘤の摘出手術を行い何針か縫いました。ちょっと早いなと思ったのですが5日後に抜糸をした際、傷口がついておらずまた縫ったそうです。そして5日後消毒に行ったときに、傷口を見たらまだくっついておらず、再び縫い直したそうです。傷口がくっつかないのは何か原因があるのでしょうか?つかないからと何度も縫い直して大丈夫なんでしょうか?
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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部位にもよりますが、「粉瘤の摘出手術」から「5日後」の「抜糸」は必ずしも「ちょっと早い」ことはありません。
何度か「縫い直して」も問題はありませんが、術後「5日」経っても「傷口がくっつかない」とすれば、血流の悪い部位、糖尿病の合併、表皮の層を見誤って表皮を巻き込んで縫合している、感染の合併、「粉瘤」を完全に摘出できていないなどの原因が考えられます。
主治医は治癒遷延の原因を了解したうえで治療をしているでしょうから、創の状態の評価と今後の治療方針および予測される治療経過をお尋ねになってみればよいでしょう。
- Q6 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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手術が終わり、7日が経ち、術後4日で退院しましたが、傷の部分に触れても感じず、歯医者さんなどで麻酔をした時のような感覚になっていて、少しぷくぷく柔らかくなっている感じがするのですが大丈夫なのでしょうか。
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、手術部位や手術内容、術後創の詳細が判らないので具体的にお答えすることが出来ません。
一般的に、手術で皮膚切開をすれば表皮の末梢知覚神経は切断されるので、創縁周辺皮膚には一時的に知覚鈍麻領域が生じ、「傷の部分に触れても感じず、歯医者さんなどで麻酔をした時のような感覚になって」しまいますが、徐々に知覚は回復します。
手術痕に沿って全体が「少しぷくぷく柔らかくなっている感じがする」なら、気にする必要はないでしょう。
手術痕あるいはその周辺の一部が腫れている場合は縫合糸膿瘍などの可能性もあるので、赤みや痛みが出現したり腫れが大きくなったりするなら、直ちに手術した医療機関を受診してください。
- Q7 相談者 ニックネーム:フラペチーノ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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抜糸後最長1日半で絆創膏を外してくださいと言われたんですがキズパワーパッドを使った場合1日半でとっても大丈夫ですか?
又ワンタッチパットを貼るだけだと傷後ってのこりますか?
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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詳細な情報を伝えて頂けていないので、一般論でお答えします。
切創などの創面を隙間なく合わせて縫合した場合1日程度で創面は癒着しますが、外力がかかっても創面が再離開しなくなるまで待って抜糸します。
多くの場合、顔面は4~7日、躯幹は7~10日、四肢は10~14日程度で抜糸します。
皮下縫合をして表皮に外力がかからない場合は、早めに抜糸をしても構いません。
また、創部が浮腫を起こした際は表皮縫合糸が食い込んで縫合糸痕を残す可能性があるので、早期抜糸を選択することがあります。
「抜糸後最長1日半で絆創膏を外してくださいと言われた」ならば創閉鎖は完全と推測されるので、湿潤療法用の創傷被覆材(「キズパワーパッド」など)は必要ないでしょう。
また創傷被覆材(「ワンタッチパッド」など)は瘢痕予防にはなりません。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、目立つ瘢痕を残したくなければ形成外科か美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
- Q8 相談者 ニックネーム:レイ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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8/1に2ヶ所で計23針縫いました。8/17に抜糸で経過は良好で抜糸時の出血が無くなったらカ゛ーセ゛は外してくださいと言われました。
特に投薬もなく、テーピング指示も入浴等の指示もありませんでした。
今後は何もしなくて良いのでしょうか?
インターネットだとテーピングする話がよくのっています。。。
また入浴、生活に関する注意点ありますか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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創は完全に閉鎖しているので、入浴も含め、通常に生活して構いません。
よく動く部位の瘢痕は盛り上がりのある幅の広い肥厚性瘢痕になることがあるので、瘢痕を開く方向に張力がかかることを防ぐ目的で「テーピング」します。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは瘢痕の部位や状態など詳細が把握できないので、具体的なアドバイスが出来ません。
瘢痕を目立たないものにしたいとお考えならば、形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q9 相談者 ニックネーム:toto 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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約4年前に他県の耳鼻咽喉科で甲状腺癌手術を受け、甲状腺全摘、リンパ節への転移18箇所摘出をしました。
癌が取り切れなかったということで、手術後約2ヶ月後から他県の癌センターで放射線科治療を受けました。
放射線治療が終わり1ヶ月たたないぐらいから、首の壊死がはじまり、止まるのに3~4ヶ月かかったと思います。
その後、鼻、口、食道、声帯等が、癒着、肉芽ができ閉じてしまい、食べれなく、話せなく、匂いなどもかげなく、鼻水は外に出す、唾も外に出すしかなく胃瘻からの径腸栄養、気管孔からの呼吸になっています。
手術から1年2ヶ月後位から、他県の病院で1ヶ月おきに高気圧酸素治療を始めました。
現在もその治療は続けていますが、いまだに首が腫れる症状、それに伴い、顎下から首にかけて酷い痛みが出てきます。それは「オキノーム」使用で和らげています。又首から鎖骨辺りまでの左側に痺れ、感覚があまりない等があります。
手術した病院には2ヶ月に1度経過観察で診察受けに行っていますが、今の状態では何も出来ない。と、以前言われました。痛みは治まらないし、このまま何もできないまま、食道や気道も治らないままなのでしょうか?
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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放射線による急性障害で生じた皮膚潰瘍は、肉芽の血流や壊死組織と健常組織の境界を見極めて、不良肉芽と壊死組織のデブリッドメントが必要です。
そのうえで、筋皮弁や健常組織の移植などで組織欠損部を覆う手術を計画します。
腫瘍の拡大は抑制できていても、腫瘍の再拡大や再発の懸念があるので、次の再建治療の検討が困難なのかもしれません。
経過観察で受診した際に、現在の状態の詳細な評価、今後の治療方針、予測される経過をしっかりと説明して貰ってください。
根治のための治療も大切ですが、痛みや不安が無い状態で社会復帰のための治療も同じくらい大切です。
耳鼻科と形成外科の連携を強化して貰い、再建計画をたてて貰いましょう。
- Q10 相談者 ニックネーム:IKA 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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先日手術をして抜糸をしました
傷口が少し開きましたが気になる程でもないんですが膿がでてきました
大丈夫でしょうか
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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表皮に関する手術で排膿があるなら、創の閉鎖不全があるか感染を合併している可能性があります。
直ちに手術をした病院を受診して、相談してください。
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