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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. その他(場所を特定しない・複数の部位)
Q11 相談者 ニックネーム:toto 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

約4年前に他県の耳鼻咽喉科で甲状腺癌手術を受け、甲状腺全摘、リンパ節への転移18箇所摘出をしました。
癌が取り切れなかったということで、手術後約2ヶ月後から他県の癌センターで放射線科治療を受けました。
放射線治療が終わり1ヶ月たたないぐらいから、首の壊死がはじまり、止まるのに3~4ヶ月かかったと思います。
その後、鼻、口、食道、声帯等が、癒着、肉芽ができ閉じてしまい、食べれなく、話せなく、匂いなどもかげなく、鼻水は外に出す、唾も外に出すしかなく胃瘻からの径腸栄養、気管孔からの呼吸になっています。
手術から1年2ヶ月後位から、他県の病院で1ヶ月おきに高気圧酸素治療を始めました。
現在もその治療は続けていますが、いまだに首が腫れる症状、それに伴い、顎下から首にかけて酷い痛みが出てきます。それは「オキノーム」使用で和らげています。又首から鎖骨辺りまでの左側に痺れ、感覚があまりない等があります。
手術した病院には2ヶ月に1度経過観察で診察受けに行っていますが、今の状態では何も出来ない。と、以前言われました。痛みは治まらないし、このまま何もできないまま、食道や気道も治らないままなのでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
放射線による急性障害で生じた皮膚潰瘍は、肉芽の血流や壊死組織と健常組織の境界を見極めて、不良肉芽と壊死組織のデブリッドメントが必要です。
そのうえで、筋皮弁や健常組織の移植などで組織欠損部を覆う手術を計画します。
腫瘍の拡大は抑制できていても、腫瘍の再拡大や再発の懸念があるので、次の再建治療の検討が困難なのかもしれません。
経過観察で受診した際に、現在の状態の詳細な評価、今後の治療方針、予測される経過をしっかりと説明して貰ってください。
根治のための治療も大切ですが、痛みや不安が無い状態で社会復帰のための治療も同じくらい大切です。
耳鼻科と形成外科の連携を強化して貰い、再建計画をたてて貰いましょう。
Q12 相談者 ニックネーム:IKA 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

先日手術をして抜糸をしました
傷口が少し開きましたが気になる程でもないんですが膿がでてきました
大丈夫でしょうか

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮に関する手術で排膿があるなら、創の閉鎖不全があるか感染を合併している可能性があります。
直ちに手術をした病院を受診して、相談してください。
Q13 相談者 ニックネーム:Michi 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

粉瘤の除去手術(6mmくらいの穴を開ける方法)をし、一週間後の本日抜糸しました。抜糸後、最初テープ(3週間くらいそのまま)を患部の上に貼られたのですが、触ってみたところ腫れていたのでその旨を医師につたえたところ、医師が患部の周りを押し膿を出しました。その後ケーベンクリームを塗りバンドエイドを貼られました。本日夜シャワー後にバンドエイドを剥がし見てみると、ポッカリ穴が空いてました。一週間、夜、ケーベンクリームを塗りバンドエイドを貼るようにいわれ、来週の診察の予約をしています。
ポッカリ穴(6mmくらい)が空いたまま、上記のような処置で問題ないのでしょうか?できるだけ傷跡がのこらないようにしたいです。また、抗生物質などの飲み薬も処方されておりません。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「粉瘤」のくりぬき手術後に「膿」の貯留があったわけですから、再度貯留することを防ぐために「ポッカリ穴が空いたまま」にしてあります。
診察をした医師から「ゲーベンクリームを塗りバンドエイドを貼るよう」具体的な指示が出ているのですから、それに従っていただいて構わないでしょう。
赤み、熱感、腫れは感染の兆候なので、それらの症状が出現した際は予約の有無にかかわらず、直ちに病院を受診してください。
Q14 相談者 ニックネーム:ハナ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

一か月半前に転倒しまして、顔と膝を擦りむき怪我しました。
湿潤療法上皮しましたが、鼻の下1ヶ所と膝の傷1ヶ所が肥厚性瘢痕になってしまいました。
ケロコートも2本使いきりましたが、気持ち小さくなったようにも見えますが…..
中々赤みがとれず平にもなりません。
まだ結果を出すのは早い時期でしょうか。
ちなみにリザベンは、二日前に処方してもらいました。
ステロイド剤局所注射もしてもらった方が良いですか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に受傷上皮化後3か月までは、「肥厚性瘢痕」の「赤みがとれ」たり「平」らになったりしません。
申し訳ありませんが、整容に関する治療は診察をしなければアドバイスが出来ないので、形成外科を受診して主治医とともに治療方針を検討し、具体的に治療法を提案して貰ってください。
Q15 相談者 ニックネーム:も 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

先日、瘢痕拘縮形成術を行い抜糸をしてきました。その際、日には当たらないように気を付けてと言われました。日に当たるとどうなるのでしょうか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後色素沈着の予防のために、「日には当たらないように気を付けてと言われ」たのでしょう。
一般的には、手術直後から3か月~6か月経過するまで、紫外線対策をしていただくことが多いようです。
数年の長期的な経過では、紫外線対策をしてもしなくても大きな差はありません。
整容と拘縮解除が目的の「瘢痕拘縮形成術」は、手術だけでなく術後のケアを合わせて、よい結果が得られるものです。
手術直後の結果を確認して貰うだけでなく今後も定期的に経過を診て貰うべきですので、疑問点があったら主治医にご確認なさることをお勧めします。
Q16 相談者 ニックネーム:ひまわり 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

手術後、きれいに白くなったのですが、その部分が皮がむけ、赤くなってしまいました。今、5日目ぐらいですが、赤い状態は、変わりません。
前の白い状態に戻りますか?肥厚性瘢痕みたいに悪化する可能性がありますか?今、どんな処置をすればよいですか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
擦れ、感染、縫合糸膿瘍などの可能性があるのかもしれません。
申し訳ありませんが、疾患や手術内容など詳細が分からないので、具体的なアドバイスが出来ません。
形成外科を受診してください。
Q17 相談者 ニックネーム:けん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

事故にあって、口の中を上の歯の形に切り傷が出来ました
口の中も良くなって来て頃一番切り傷が大きかった所の傷が5ミリ程切れたまま、治りました(めくれたまま)
食事をする度、めくれたままの所を注意しながら食事をしてます
口の中の、めくれた皮膚は手術で治す事は可能でしょうか?

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
切除縫縮が必要です。
口腔外科あるいは形成外科を受診してください。
Q18 相談者 ニックネーム:ナオ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

3か月前に粉瘤切除を行い傷跡のドッグイヤーは手術ミスですか?すごく気になります。抜糸後1度いったが対応が悪い。それを治す手術をするか、テープをしばらく貼りなさいと言われた。
その時気づかなかったが付近に小さい(触るときづく)粉瘤がありどうしたら良いのか?形成外科で手術しました。

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、手術による「ドッグイヤー」は「テープをしばらく貼」っても無くならないので、「それを治す手術」が必要です。
また、「小さい(触るときづく)粉瘤」ならば、くり抜き法で治療が可能かもしれません。
おかかりになっている形成外科、あるいは別の形成外科や皮膚科でご相談なさってください。
Q19 相談者 ニックネーム:アイス 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

5才の娘 三ヶ月前 脳神経外科で脊髄係留解除の手術をしました。その傷跡が、術後1ヶ月くらいからずっと 赤く盛り上がっています。術後は3Mテープを貼っていただけで、赤く盛り上がっていましたが、脳外科の先生に異常ないと言われてそのまま過ごしてしまいました。先週、あまりにずっと赤く盛り上がっているので、手術を受けた病院を受診し、そこの皮膚科の先生が見てくださり、肥厚性瘢痕か ケロイドとの診断で、その時からドレニゾンテープを貼っています。ですが、一度、形成外科も受診して、よりよい治療法があるか等を聞きたいと思っています。(手術を受けた病院の形成外科には すでに皮膚科にかかっているので 受診不可とのことでした)
 教えていただきたいのですが、娘の場合、普通の形成外科を受診するのでもよいでしょうか、それとも 子どもに詳しい形成外科を探してかかった方がいいのでしょうか?
また、肥厚性瘢痕かケロイドか どちらの可能性が高いかを診断できるのは、一般的に術後どのくらいなのでしょうか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕は幅広くなった手術痕が赤みを帯びて盛り上がります。
ケロイドは手術痕を基に手術痕の範囲を超えて正常な皮膚の領域に広がり盛り上がります。
「手術」痕の部位にも依りますが、「5才の娘」さんならば成長期のため、瘢痕を引っ張る方向に緊張がかかり、赤みの強い盛り上がった肥厚性瘢痕になり易いものです。
また「娘」さんが「5才」ならば、通常ならばこれまでに多少の外傷を負ったことくらいはあるはずで、それが「ケロイド」になっていないのでしょうから、ご相談の「脊髄係留」の手術痕だけが「ケロイド」になるとは考えにくいものです。
毎日術後瘢痕の経過を見てているご家族が、「傷跡が、術後1ヶ月くらいからずっと 赤く盛り上がっています」と表現し、「脳外科の先生」が「異常ない」と仰っているのですから、おそらく「ケロイド」ではなく「肥厚性瘢痕」で間違いないと考えます。
おかかりになった「皮膚科の先生」は、ご家族が心配なさっているからこそ、「ケロイド」の成長過程である可能性を完全に否定することは出来ないという意味で、診断を確定させずに「肥厚性瘢痕かケロイド」と表現なさったのではないでしょうか。
肥厚性瘢痕ならば、一般的に術後3か月までは赤く硬く盛り上がる傾向があり、6か月に向けて赤みも硬さも盛り上がりも軽減して、それ以降も徐々にそれらの症状が消褪します。
子供の診療に慣れている形成外科医はいるでしょうが、「普通の形成外科」と「子どもに詳しい形成外科」という明確な区分けないので、「皮膚科」でも「形成外科」でも構わないので、ご家族が信頼できると感じた医師を主治医として経過を診て貰い、「娘」さんの成長に合わせて適時、適当なアドバイスと治療を提案してもらうことが必要でしょう。
指示された治療や処置をするだけでなく、どんな治療があるか、いつ治療するのがよいか、治療内容、治療のメリット・デメリットなどを含め、提案された治療法を全て理解し、主治医と決めた医師とよく相談し、今後の治療方針を検討してください。
Q20 相談者 ニックネーム:花 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

昨日昼過ぎ怪我をして、穴が開いたような傷と赤黒の血液のため1時間後救急を受診しました。
すぐに処置され2針ほど縫ったようです。
翌朝起きても流れるほど出血していました。
これは通常なのでしょうか?縫合後どれほどの期間出血していたら再度受診など目安はあるのでしょうか?

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合とともに出血は止まっているのが通常です。
縫合直後の出血がガーゼなどに付いているだけならば問題はありませんが、現在もじわじわとでも出血が続いているならば、直ちに処置をしてもらった病院を受診してください。

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