傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q231 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

11/7に腰椎狭窄症の手術を受け、腰椎3~5番の部位を縦に7cm程切りました。傷は縫合せずテープで寄せて止め、傷口はきれいにつきました。
ところが1ヶ月半ほど経過したら、傷口の下に水が溜り始め、3日で傷口が3cm程盛り上がりました。CTで撮影したところ2×7cm程の水が筋膜と皮膚の間で溜っていて、注射器で15cc程抜き取りました。色はみかん色でした。上から圧迫して様子を見ることになりましたが、3日ほど経ち、また皮下に水が溜り始めています。CT画像では脊髄からの水漏れは無く筋膜には多少炎症があります。傷に痛みはありません。水の成分はわかりません。圧迫しても水が増えてくる理由がわからなければ、膨らむのを止めることはできないと思うのですが。溜る度に注射で抜く方が良いのか、このまま放置していれば水は吸収されるか、わからないのでアドバイスを下さい。

A231 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血性リンパ液が貯留した漿液種でしょう。
組織のズレが無いように圧迫を継続すれば、2~3週間で内腔が癒着して漿液が溜まらなくなります。
なかなか治癒しなければ、内腔を癒着させるために敢えて炎症性物質を内腔に注入することもあります。
主治医に、現症の説明と治療方針をお尋ねになるとよいでしょう。
Q232 相談者 ニックネーム:ロングボード 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

サーフィン中に自分のボードのフィンが肛門付近に刺さり膣の近くから肛門、お尻の後ろまで切れて10針縫いました。縫ってから15日で抜糸しました。
抜糸からさらに2週間経ちましたがまだヅキヅキ痛みます。座るのも困難です。
かかっている医師は抜糸して一度診察がありましたがその後は来院しなくていいとの事でした。
このまま傷を清潔にしていればこの痛みはなくなるのでしょうか。

A232 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲と組織損傷による痛みのでしょうから、気にならなくなるのに2か月程度かかる可能性があります。
既に創は閉鎖しているので、「清潔」の必要性はありません。
「かかっている医師」から「来院しなくていい」と言われているので恐らく異常はないのでしょうが、ご心配ならば形成外科で瘢痕の状態を診て貰い、骨にも問題が無いことを確認するとよいでしょう。
Q233 相談者 ニックネーム:オータム 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

心臓手術のため、首からから体外式ペースメーカーのコードを挿入。
コードの挿入部分(2箇所)がケロイド状に。
赤い膨らみ。
術後一年経ちますが、改善されず。
何科にかかれば良いかも分からずこちらへ。

A233 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ケロイドか肥厚性瘢痕か、診察が必要です。
10代後半の女性の胸部ならば、比較的、肥厚性瘢痕が生じやすいとも言えます。
内科主治医にご相談いただき、形成外科あるいは皮膚科を受診してください。
Q234 相談者 ニックネーム:ゆう 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

私は1か月半前に駅前にある某クリニックで包茎手術を致しました。
手術が終わりましたと先生に言われ見て下さいと言われ術後の状態を見た時に縫合部に陰毛が挟まっていたのでそれを先生に伝えると大丈夫とのことでした。皮膚の中に陰毛が入っても大丈夫なのでしょうか?
それと私の場合微量の出血があり2日前から入浴、患部へのボディソープ使用が認められて今まで汚かった縫合部を洗っていたら術後とは違う所に陰毛が皮膚の中に入って痛みがあるのですがこのような場合はどのようにしたらよろしいでしょうか?

A234 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合線に埋入した毛が直ちにトラブルの基になるわけではないのですが、可能性は低くとも感染症の誘因になったり皮膚膿瘍を引き起こしたりすることもあるので、縫合部から引き抜いてしまったほうがよいでしょう。
毛抜きで毛をつまんで引っ張れば、抵抗なく抜けるはずです。
Q235 相談者 ニックネーム:きょーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

先週土曜の臀部上部へのメルスモン注射で、皮膚の柔らかい場所への接種をお願いしたのですが、お尻の比較的かたい部位に摂取され、激痛でした。

その後も痛みがあり、見ると、凹んでいるようです。
筋肉萎縮かと思うのですが、何科を受診すればいいでしょうか?

A235 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一度の筋肉内注射で殿筋の萎縮あるいは拘縮が起きる可能性は極めて低いと考えます。
注射をした病院でご相談いただくのがよろしいでしょうが、必要に応じて形成外科でご相談なさってください。
Q236 相談者 ニックネーム:ぷりんすきゃっと 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

2年ほど前に肛門のすぐ側に拭きすぎによる傷が出来てから、ずっと傷が塞がらずびらんのような状態です。
便をするたびに傷口が引っ張られて出血します。
皮膚科、肛門科、婦人科と受診しましたがその内治るで終わってしまいました。
最近になって炎症が強くなって痒みもあります。
肛門にほぼ近くて便のたびに傷が開く場合は完治は難しいでしょうか。

A236 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「皮膚科、肛門科、婦人科と受診しましたがその内治るで終わって」いるのですから、ベーチェット病やクローン病、あるいは切れ痔などは完全に否定されているということですね。
「便をするたびに傷口が引っ張られ」るため「出血」することが明確ならば、排便後の拭き取りを止めて温風で肛門を乾燥させるようにしてはいかがでしょう。
また通常の擦過傷ならば、湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いになってください。
申し訳ありませんが診察をしなければ創の詳細が把握できないので、具体的なケアの仕方は形成外科を受診して指導してもらうことをお勧めします。
Q237 相談者 ニックネーム:くま 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

知人についてです。腎臓を悪くして腹膜透析を行なっています。チューブ出口部が感染をおこし、出口部を変える手術を行いましたが、そから膿がでてきて腹膜炎のようになったため、再度手術を行い感染している部分を取り除き、出口部を変えました。手術してから1カ月たちましたが、その時の手術の傷が塞がっていないところがあり、浸出液がでてきています。そしてケロイドのようになっているところもあり、そこのひふが欠損して液が出ている部分もあります。傷は痛いようで、微熱もあり腹膜透析液も白く濁っているので、腹膜炎かなと思い病院に何回か受診していますが、腹膜炎ではないとのことです。傷が治りにくいのが気になりますが、いい方法はありますか?先日からハイドロサイト試しています。まだ治癒は見込めていません。

A237 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
透析患者さんは水分コントロールの不良、電解質異常、凝固止血異常、感染防御機能低下などのため創治癒の遅延が起こります。
申し訳ありませんが、個々の症例で状況が異なるため、いただいた情報だけでは 具体的なアドバイスが出来ません。
了解いただいている通り、浸出液のコントロールと感染防御、湿潤環境の維持が大切です。
一部ケロイド、一部創哆開ならば、瘢痕及び創設所のうえ再縫合をするなり、局所陰圧閉鎖療法の適応を検討してもよいかもしれません。
主治医とご相談のうえ、一度形成外科を受診してご相談なさってみてはいかがで しょうか。
Q238 相談者 ニックネーム:loco-R 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

4月末に左胸の腫瘍摘出手術をしました。傷は4cm程度、中を吸収糸で縫い、皮膚はテープで保護してありました。
術後1週間、5月のGW前に、創部周りの発赤が広がり硬くなり、痛みで胸がパンパンに張り出しました。
その2日後、創部から灰色の汚い膿がポタポタと出るようになり、救急外来で受診し術後感染と言われ、創部を一部切開し洗浄をしました。
GW中、自宅でもシャワー洗浄を続け、膿も少なくなり皮膚の発赤もかなり引きました。
先週ようやく主治医の診察となり「吸収糸が合わずに感染している」との事で吸収糸を抜いて貰い、今度は非吸収糸で皮膚表面を縫いました。
現在、また創部の発赤が広がり、皮膚の縫った糸穴から黄色い膿とオレンジの液が出てきています。
主治医からは「感染原因を取り除けば再縫合しても、再化膿する事は無い」と言われており、これは治癒過程なのか気になっています。

A238 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「左胸の腫瘍」が何か判らなければ軽々に判断は出来ないのですが、脂肪融解により炎症が起きている可能性があります。
「吸収糸」を核にして感染が起きた場合は「吸収糸」を除去すれば炎症が治まることも少なくありませんが、細菌感染を起こしていたとすれば「吸収糸」除去後直ちに創閉鎖すべきではなかったのかもしれません。
一般論ですが、「創部の発赤が広がり、皮膚の縫った糸穴から黄色い膿とオレンジの液が出てきて」いる状態は炎症が再燃しているのでしょうから、「治癒過程」とは考えられません。
直ちに主治医にご相談なさってください。
Q239 相談者 ニックネーム:shungen 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性

2月末に脊柱管狭窄の手術を受けそのご4-5日後に一旦縫合した傷口が開いて来て約2月程傷口を洗浄して回復を待ちましたが全然好転せず先週整形から形成に移り再手術しました。
その際埋め込んだ金属ボルトも抜去し更に壊死してる(黄色に見える)部分っを機械を使い除去しました。
確かに傷口は以前より小さくなりましたが或る程度時間を置いて再度同じ方法で除去するとの事です。理由は真空除去の方法では少しでも空間があれば完全に吸い取ることが困難との事です。この方法で正解な治療方法なのか?
現在のいくら小さな開いたままの状態で塞がないか心配です。

A239 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頂いた情報から、VAC療法(局所陰圧閉鎖療法)で肉芽の増殖を待っている状態なのでしょう。
「壊死してる(黄色に見える)部分」が浸軟して除去できる場合もありますが、硬い黒色の壊死組織なら「再度」「機械を使い除去」した方が肉芽の増殖は早いと考えられます。
皮弁などの手術で創を閉鎖することも可能ですが、比較的大きな手術になりますし、現在お掛かりになっている「形成」の先生を主治医として、VAC療法をお続けになって宜しいのではないでしょうか。
Q240 相談者 ニックネーム:shungen 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性

2月23日に脊髄狭窄除圧手術したがその後欠損が大きく皮下脂肪が露出した状態で約1か月以上形成外科で傷の手当(消毒等の)をうけていましたがそその間透明の浸出液が続いてみられます。
今回担当医より創を切開して新しい再生が出来るt様に再手術を言われております。
この方法で手術を承諾してよいか教えください。 
(整形外科から形成に依頼されたのですが血液検査ほかでは細菌検査は問題ないとの事です)
又この手術は患者の体力に負担が大きのですか 患者は85歳の女性です。

A240 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をして詳細な状況を把握しなければ具体的なアドバイスが出来ないので、一般論でお答えします。
創状態だけでなく年齢を含めた全身状態までを検討して「再手術」を提案しているでしょうから、「この方法で手術を承諾してよい」でしょう。
創面積にも依りますが、手術内容は局所麻酔でも可能な処置なので、特別に「患者の体力に負担が大き」い手術ではありません。
どうぞ不安な点は、主治医および担当医にお尋ねください。

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