傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q191 相談者 ニックネーム:とと 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

一年前、妊娠5ヶ月の状態で、開腹による卵巣嚢腫の摘出手術を受け、臍を中心に縦に15センチほど切開しました。
傷は術後一ヶ月程度でふさがり、その後、経膣分娩により出産を終えています。
妊娠が進み、腹部の膨らみにあわせ手術の傷跡も一時的に大きくなりましたが、産後、4ヶ月ほどでもとの傷跡程度の大きさに縮み、現在は若干周りの皮膚を引っ張っているような状態です。
妊娠中、傷がふさがってからは特に痛みは感じていなかったのですが、産後数日後から、傷の内部にチクチクうずくような痛みを感じるようになりました。
産院(手術を受けた病院ではない)に相談したところ、子宮収縮に伴う神経の修復による痛みではないか、とのことで様子を見るよう言われたのですが、今のところ痛みが治まる様子が無いので、再度受診するべきか悩んでいます。
痛みは腹部に力の入る動きをした後に起る事が多く、思わず動きを止めてお腹を押えたくなる程度です。しばらく横になれれば痛みは消えていきます。

A191 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腹壁瘢痕の拘縮が原因で「痛みを感じる」ことはありますが、「思わず動きを止めてお腹を押えたくなる」ほど強い「痛み」であったり「しばらく横に」ならなければ「消え」ないくらい「痛み」が継続したりすることは多くありません。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは、腹腔内の痛みなのか腹壁瘢痕に原因する痛みなのか判断が出来ません。
先ずは形成外科を受診して、腹壁瘢痕の診察をしてもらってください。
腹膜の牽引痛などであれば、何らかの治療をするか経過を診るか婦人科の診察・診断が必要になるでしょうから、手術をした婦人科におかかりになるか、形成外科から婦人科を紹介して貰うかなさってください。
Q192 相談者 ニックネーム:ながの 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

形成外科に行ったのですが、解決しなかったので相談させてください。
2020年8月頃くらいに、脇に膿?が溜まり腫れて痛いので形成外科に行きました。切るほどでも無いと言われ抗生物質だけ出してもらい、数日経つと腫れや痛みは無くなったのですが、違和感と腫れたところに傷跡?だけは消えずに残りました。
何かに集中してるときは気にならないのと、お風呂上がりや寝起きは殆ど感じません。
そうじゃ無い時は腕を動かさなくても違和感があります。腕を伸ばしても脇が引き攣るなどはありません
今までも何回か腫れたことはあったのですが、今までは違和感も何もなく消えていました。その時は化膿性汗腺炎と診断されていました。

形成外科の先生に相談したのですが、触ってもシコリとかは何も無くまず2ヶ月様子見と言われたけれど何も変わらず、その後は何もされる事なくまた腫れたり何かあったら来てと言われ何も解決しませんでした。
半年以上経った今も変わらずで、傷も残ってます。
この違和感をとる方法はあるのでしょうか?
これは違う科か病院に行った方がいいのでしょうか?

A192 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、「違和感」の性質が明確ではないので、具体的な原因を推測してアドバイスをすることが出来ません。
「化膿性汗管炎」治癒後の末梢神経の知覚鈍麻なら、時間の経過を待っていただくしかないでしょう。
「傷も残って」いるならば、瘢痕の治療で「違和感」が無くなるかもしれません。
皮膚科あるいは別の形成外科で相談してください。
Q193 相談者 ニックネーム:    患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

4年前に乳がんで全摘、インプラントで一次二期再建しております。
形成外科医がきれいに縫合してくれましたが、腋窩側から正中側へ斜めに横断する約15cmの縫合跡のうち、2/3程に縫合部を挟んで上下それぞれ1-2mmに赤黒く色素沈着が残ったままで、傷として目立つ状態です。
皮膚が少なかったため縫合部にテンションがかかる状態だったと聞いていますが、両サイドは細い糸状であまり目立ちませんが、中央部の一部は1-2mm程度に広がっており、平らで白っぽく光沢がある状態となっています。
以下、3点ご相談させてください。

①主治医からは「時間とともに目立たなくなる」と言われ続けており、確かに胸の内側から薄くなってはいるのですが、4年経った時点でもまだ半分以上の部分で色素沈着が残っている場合でも、この先解消する見込みはあるのでしょうか。

②もし時間とともに消えるのだとしても、これ以上ただ数年単位で待つのは心情的に辛いものがあり、待つ以外の選択肢があるのであれば検討したいと思っています。
ハイドロキノンやビタミンCなどはどうかと尋ねたところ、「効果は期待できない、時間だけが解決する」との見解なのですが、その他例えばレーザーなどの適応はないものなのでしょうか。

③現在の主治医はこれ以上手を加えることは考えていないとのことで、もし解決策があるのであれば他院を探すこととなりますが、保険診療/保険外診療、形成外科/皮膚科/美容皮膚科などの選択肢の中から、どう相談先を選ぶのがよいのかのアドバイスもいただけましたら幸いです。

A193 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「縫合部を挟んで上下それぞれ1-2mmに赤黒く色素沈着が残ったままで、傷として目立」っているのは、「平らで白っぽく光沢がある状態」という情報から、表皮の色素沈着ではなく、拡張血管の豊富な瘢痕と推測します。
「時間とともに目立たなくなる」可能性はありますが、「数年単位で待つ」必要がありますし、ほとんど変化しないかもしれません。
瘢痕と周辺組織の状態を診察しなければ具体的なアドバイスはできませんが、レーザー治療や瘢痕形成術を検討できるかもしれません。
「現在の主治医はこれ以上手を加えることは考えていない」というのは、術後「4年」であれば、乳腺外科の「主治医」は「乳がん」の再発が無いことを5年間確認してから次の治療に取り掛かるべきとお考えなのかもしれません。
主治医とご相談のうえ、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q194 相談者 ニックネーム:ちょこ 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性

父が腹腔鏡で大腸癌の手術を約1か月前にしました。傷はきれいになっていて見た目には問題なさそうです。
しかし、医師からは、3か月はゴルフを控えてくださいと言われ、ショックなようです。表面の傷が問題なくても、お腹の中の傷が開いてしまうということなのでしょうか。
そう考えると、山登りなども控えさせたほうがよいのでしょうか。

A194 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、手術後のリハビリ開始と日常生活の再開を早め、腹腔内癒着を防ぐために腹腔鏡手術が選択されます。
大腸を切除し端端吻合した場合、術後2ヶ月を経過すると縫合線を挟んだ前後の腸の動きがほぼ正常化し、術後3か月でほぼ正常な腸と異なるところが見られなくなります。
大腸を30cmほど切除しても栄養の吸収にほとんど影響はないので、腹腔内臓器の癒着による腸閉塞を懸念して3ヶ月間の運動制限を指示されたのでしょう。
術後どれくらいの期間でどの程度の活動までを許可するかは個々の症例で異なるうえ、主治医の考えもあるので、手術をなさった病院でご確認なさってください。
万一に備えるなら、登山など自身の判断で直ちに病院にかかれない場所への遠出はお控えになった方がよいかもしれません。
Q195 相談者 ニックネーム:ココ姫 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

先週椎間板ヘルニアの手術をしました。
日曜日にまだ腰にドレーンをしていてまだ血が出ていました。
月曜日にドレーンを抜きましたが出血が止まらずシーツも汚れる程で、毎日消毒しています。
昨日腰を触った時膨らんでブヨブヨしていました。
今日触ってみたら少し硬くなっていて月曜日に診ていただけるそうです。
看護師は身体の中で分散されると言っていましたが固まってしまったら分散できないのでは不安です。
どのような処置があるのでしょうか?

A195 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
椎骨に近い部位で血腫や漿液腫による神経の圧迫が起きないように「ドレーン」を挿入し、深部からの排液が減ったことを確認して「ドレーン」を抜去したのでしょう。
「ドレーン」を抜去しても、「ドレーン」の通り道の真皮層からの出血や浸出液は直ちに止まらないことも少なくありません。
「腰を触った時膨らんでブヨブヨして」いるとすれば、皮下の比較的浅い層の血腫を触れたと考えられます。
一般的に、血腫は一度「固まって」しまっても、再度融解して徐々に吸収されますし、血腫が大きい場合は切開して内容を掻把することも、血腫を除去することも可能です。
Q196 相談者 ニックネーム:たんたんさん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

昨年末に脾動脈瘤の摘出手術を施行しました。経過は良好で術後15日で退院し、手術創は大体15cm程です。主治医から毎日創部洗浄するように指示があったので、退院後は清潔を保っていました。その2日後に創部の一部に2cm程のニキビのような腫れが見られ、痛みはなかったですが痒みがありました。洗浄後は市販の滅菌パッドで保護していましたが、気が付くと腫れ上がっていたものが破れてピンク色の液体が出てきました。すぐに主治医に入電し指示を仰ぎ、関節圧迫で創部を押さえて1時間程で液自体は勢いが止まりましたが、完全には止まりませんでした。痛み、発熱もありません。退院後の経過観察が1週間後にあったので、自宅で経過を見ました。翌日には黄色っぽくなり、当日の診察では半透明の液でした。主治医は脂だと思うということで、イソジン軟膏を処方され1週間後に再診察で様子を見ました。再診でも液が止まらないので、急遽4cm程縫合しました。軟膏を継続して添付しました。更に1週間後の再診でなんとか液も止まり抜糸しました。継続して創部には軟膏を塗りましたが、その2日後に1cm程の穴が空いて主治医に入電。また液が出だしたことを伝えて、再診することになり、再度4針ホッチキス縫合しました。添付薬がゲンタマイシン軟膏に変わり、現在に至ります。まだ液は完全に止まりません。強いて言うなら、ホッチキス針がズレてきているように見えます。主治医もなぜだかわからないということです。術後1ヶ月半程経過して止まらない液に不安を感じます。何か他に原因があると考えられるでしょうか。ちなみに、脂とおっしゃる液は滲出液と思ってもよいのでしょうか。

A196 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による膿瘍から排膿があったのでしょう。
膿瘍の内腔を閉鎖することなく表皮創を閉じれば、膿瘍腔に浸出液が貯留しするため、浸出液は止まりません。
主治医とご相談のうえ、創を開いて膿瘍の内腔を洗浄し改めて創を閉じるか、明確な対処法が提案されないなら形成外科を紹介して貰っては如何でしょう。
Q197 相談者 ニックネーム:ヒロ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

3ヶ月前に 腹腔鏡補助下腟式子宮全摘術で 子宮筋腫 子宮 卵管を全摘出しました。
お臍の傷なのですが お臍周りが 固くなり 手のひらくらいの範囲が しこりになっていて お臍の上の部分も 固く 盛り上がって お腹が出て 張った感じです。食事をすると 胃が膨れますが その時 その上の部分も同じように お腹が出て 苦しくなります。便通は毎日あります。 腸閉塞ではないと思います。腸閉塞は経験していますので。
この手術の時 腸閉塞だった癒着部分を 剥がしてもらったので。
お臍の中をカメラが通ったので その傷のせいで 治る過程で 固く しこりの様なものができたのでしょうか?

A197 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「お臍周り」の「固く しこりの様なもの」は皮下の瘢痕を想像させますが、一般的に「腹腔鏡補助下腟式子宮全摘術」の術後に多い症状ではありません。
「腹腔鏡」により皮下出血が起きて、「しこり」が残っているのかもしれません。
申し訳ありませんが診察をしなければ診断が出来ないので、「食事をすると」「お腹が出て 苦しく」なるなら、放置しておいてよいか何らかの処置をすべきかの判断が必要ですから、手術をした婦人科でご相談なさってください。
触診や超音波検査などで診断が可能です。
Q198 相談者 ニックネーム:たらこ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

半月前に子宮筋腫の手術を受けました。筋腫が大きかったため、お腹を縦に7センチほど切っての手術でした。
現在自宅療養10日目なのですが、2日ほど前から傷口の上の所が五ミリ程度開いており、傷口が白っぽくそこから浸出液?が出ている状態です。汁は透き通っていてにおいも無いと思います。
傷口には退院の時病院で頂いたテープを貼っているのですが、このまま次の診察まで10日ほど待っていても大丈夫なのでしょうか…?

A198 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
今は、感染を起こしていないようです。
創哆開部を、そのまま肉芽形成・上皮化させるか、掻把・再縫合するかは、主治 医の判断によります。
脂肪融解や皮下膿瘍の可能性がゼロではないので慎重を期すならば直ちに受診し た方がよいのですが、「このまま次の診察まで10日ほど待って」いれば肉芽増 生と上皮化が進むかもしれません。
ご都合が許すなら、一度受診してご自宅のケア法を指導して貰うことをお勧めし ます。
Q199 相談者 ニックネーム:秋桜 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

卵巣嚢腫で腹腔鏡手術をし、15日が経ちました。
昨日から職場復帰(デスクワーク)し、今日は座椅子に座って在宅勤務をしています。
昨日までは臍はほぼ乾燥しているか、ほんの少し黄色い液(浸出液?)が出るかぐらいだったのですが、
今日の昼に臍を見ると、下記のような状態になっていました。
・浸出液がいつもより出ている。固まったものが臍周り全体につくぐらい。臭いもする
・5ミリくらい盛り上がっていて、ソーセージの端のようなひだ?のところが、一部割れていた(盛り上がっているのは、手術後から。ひだが割れたところは白く見えますが、あまり触れないようにしているのでよく見えません。)
・透明な赤い部分が1~2ミリくらいできていた
・血は出ていない
・痛みはない。動くと違和感がある時がある程度で、昨日までと同様

液と液の塊は綿棒でそっと拭いたのですが、上記状態は問題ないでしょうか。

A199 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
創縁が完全に閉鎖していない状態です。
石鹸を使ってシャワーで洗って構いません。
タオルで拭いた後、ワセリンや軟膏を塗っておいてください。
Q200 相談者 ニックネーム:みいみ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

乳がん昨年12/17に全摘しました。ステージ1,順調でした、1/4皮膚がえししてきたので早めの抜糸。その後全く傷口が塞がらない、パカパカしてます約5センチ。
先生に言ってもそのうちくっ付くから2週間後に来てと…不安で不安で仕方ありません。

A200 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
乳腺「全摘」術で皮膚が薄い場合に、皮膚切開線縁の血行不良のため皮膚壊死・縫合不全が起きることがあります。
主治医が「そのうちくっ付くから」と仰っているならば、主治医にとっては想定範囲内ということなのかもしれません。
自宅ですべきケア法の指導はあったでしょうから、次回「2週間後」の受診まではそれを続けてください。
受診時までに上皮化していればいいのですが、まだ創治癒していない状況なら、主治医に創状態の評価、治療方針、今後の経過予測をしっかりとお尋ねになってください。

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