傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q181 相談者 ニックネーム:なっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

自家組織で、乳房再建をしました。お腹の傷は、綺麗にぬってもらったように思えるのですが、胸の縫い目、脇の近くに向かって、一部が3箇所から折り重なっているのです。見るとシワっぽくて、少し悲しくなりました。縫い方の問題で、今後なんともなりませんか?マイクロポアテープの貼り方や、なにかを塗ることでなんとかなりますか?

A181 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ症状の詳細が確認できないので具体的なアドバイスが困難です。
申し訳ありませんが、一般的な回答になることをお許しください。
縫合線の瘢痕あるいは皮弁の醜形ならば、主治医は2次修正を計画している可能性があります。
乳房再建は整容を主の目的とした治療ですから、あなたが納得していないならば、まだ乳房再建の治療は途半ばと言えます。
自家組織による乳房再建という大きな治療を決心なさったのですから、気になる点は遠慮なく主治医に相談して構いません。
患者さんの満足が形成外科医にとっての喜びでもあるのですから、より良い乳房を再建するために我慢する必要はありません。
悩みがあるということは、必ず対処法はあるので、積極的に悩みとご希望をご相談なさってください。
Q182 相談者 ニックネーム:モン吉 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

45際の男性ですが乳輪部の膨らみが気になり、15年程前に乳輪下部を半円状に切開し脂肪除去しました。 しかし、切開線の傷が乳輪の茶色の色素の所に白く目立つ様になり乳房再建形成の病院で受診しました。
医療タトゥーをするつもりでしたが、白くなった傷跡に色が入り辛いと言われ、目立つ白い切開線を手術で切り取る事を勧められました。
 その後、抜糸直後から縫合部の盛り上がりが気になり、手術した病院に問い合わせると内側を溶ける糸で縫合しているので、時間の経過と共に自然に腫れた様な盛り上がりは無くなると言われました。
 2ヶ月経ち、今だ切開した所の盛り上がりがあるのですが、一般的に内側を溶ける糸で縫合した場合はやはり、表立って腫れた様に見えるものでしょうか?
 また、半年程で溶ける糸は無くなると言われましたが、手術以前の様に平らになりますでしょうか?

A182 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合線を横切る方向に引っ張る力がかかる部位の場合、平らに縫合した縫合線は時間の経過とともに幅の広い瘢痕になってしまうことがあります。
呼吸による胸の動きで連続して張力がかかることを想定し、盛り上げて縫合してあるのでしょう。
縫合糸の種類に関係なく、術後3か月以降から徐々に盛り上がりは軽減します。
マッサージをすると盛り上がりが早めに解消される傾向がありますが、完全に盛り上がりが気にならなくなるまで数か月のこともあれば数年を要することもあります。
整容面に関する治療は、手術だけで治療が終了するのではなく、手術後のケアの指導まで含めて一連の治療で瘢痕が気にならなくなった時が治療の終了なのですから、手術をなさった病院で定期的に経過を診て貰ってください。
Q183 相談者 ニックネーム:Hジイジ 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性

2年ほど前に、前立腺肥大で手術を受けました。その際、逆行射精になりました。頻尿は改善しましたが、逆行射精は取ってしまっているので、回復できないと言われました。ネットで見るとこれは殆どの人が、前立腺の手術でなると書いています。射精感が今までとまるで違います。治癒する方法はないですか?

A183 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
膀胱への逆流を防ぐ弁を閉じる薬(プソイドエフェドリンやイミプラミン、フェニルレフリン、クロルフェニラミンなど)を服用します。
心拍数増加、血圧上昇などの副作用のため高血圧や心臓病のある場合は危険なので、主治医とよく相談をして治療を検討してください。
Q184 相談者 ニックネーム:まさ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

術後3カ月、肺癌で右脇の下に8~9センチの傷口があります。ほぼ傷みも消えかかってたのですが右手を使ってちょっとした力作業をしたら、翌日傷みが出ました。我慢出来ないほどでないものの痛くなる事はあるのですか?

A184 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の癒着が剥がれた痛みや瘢痕拘縮を無理に伸ばした痛みも否定できませんが、「力作業」の最中でなく「翌日痛み」が出現したということなら、筋肉痛や肋間神経痛の可能性も排除できません。
原疾患による「痛み」ではないでしょうが、日常生活に支障が出るようならいちど診察をしてもらってください。
Q185 相談者 ニックネーム:waku 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

婦人科手術について、ご相談させていただきます。
2021.5月中旬:腹腔鏡下両側付属器摘出術を大学病院婦人科にて施行されました。右卵巣が腫れていて、病理結果は粘液性腺腫(良性)。術後1ケ月内診、エコーも問題なく、癒着もそれほどあったわけでなく、生理的な癒着で問題なかった…とのことでした。 この1ケ月の間に、毎日ではないですが、右下腹のみ引っ張られるような痛みといいますか、違和感は感じておりまして、それを6月中旬の最終診察時、伝えるのをすっかり失念してしまったのです。 もともと近所医からの紹介で大学病院にかかったので、当院では診療終了、あとは近所医に戻ってほしい…というのを、とても強調されました。 このまま痛みが続くようでしたら……言われたとおり近所医に相談したほうがいいのか、あくまでの術後のことなので大学病院の主治医(兼執刀医)を再度尋ねたほうがいいのか、こういう術後の痛みは一般的にまだまだ続くようであれば、今の時点でまだ様子(どのくらい…?)みたほうがいいのか、どのタイミングでどうするのがよいでしょうか。

A185 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
症状が続くかどうかににかかわらず、直ちに近医を受診してください。
瘢痕の牽引痛あるいは腹膜の癒着の可能性があります。
治療は必要ないことも少なくありませんが、症状が気にならなくなるまで近医で定期的に経過を診て貰うのがよいでしょう。
Q186 相談者 ニックネーム:みらくるさん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

私は腹腔鏡手術にて卵巣チョコレート嚢胞で左卵巣嚢、卵管摘出手術を受け退院したものです。術後10日ぐらいです。
昨日から、臍部分の創部から、うすい黄色いサラサラした液が少し下着についていて、今朝もシャツに付いていた為、やはり臍部分から出たんだと思いした。
一昨日ぐらいまでは、臍部分は黒い切り傷でボンドでしたが、今朝から傷辺りが灰色⁈に近い色になっています。
手術した病院に今朝連絡したところ、それぐらいならそのまま様子見でいいとの話し。
次回の診察までは3週間後あります。
昨日は、傷が引きつけだいぶ痛く痛み止めを飲み楽になりました。
動きすぎかもしれません。
傷がひどく赤くなったり、傷が痛みが強く、傷から出血したり、熱が出たらまた連絡してと言われました。外部からの感染などは大丈夫なんでしょうか?
絆創膏などは貼らないで良いと言われましたが、気になります。

A186 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「術後10日」以上経過しているのですから、腹腔内への感染はありません。
創の閉鎖不全なので、シャワーでしっかり洗って清潔なタオルなどで拭いておけば「外部からの感染」を心配する必要はないでしょう。
「手術した病院」は、乾燥させて自然に上皮化を待つ方針と考えられます。
もともと臍部は皮膚常在菌が多い部位なので、湿潤環境に置くことで常在菌バランスが崩れることを懸念しているのかもしれません。
Q187 相談者 ニックネーム:朱雀 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

3月2日に開腹手術で子宮を摘出しました。
いまだにオシッコをする時に膀胱炎みたいな痛みがあり、たまに薄い朱色みたいなのが紙につきます。
傷も何もしてなくてもかなりズキズキやチクチクと痛み、触ると痛みがきつく、糸らしきものが一本でてる感触があります。
昨晩には傷があたる下着に点々と出血みたいなのがついてました。
診察は7月までありません。診てもらったほうがいいでしょうか?

A187 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後2ヶ月以上経過しているのですから、「オシッコをする時に膀胱炎みたいな痛みがあり、たまに薄い朱色みたいなのが紙に」付くのは、手術とは関係なくまさに膀胱炎や尿道炎ではないでしょうか。
また、術後瘢痕が「何もしてなくてもかなりズキズキやチクチクと痛み、触ると痛みがきつく、糸らしきものが一本でてる感触があり」、「昨晩には傷があたる下着に点々と出血みたいなのがついて」いたならば、縫合糸膿瘍などの可能性があります。
診察予定が「7月」でも、診察をしてもらう必要性がありそうですから、直ちに受診してください。
Q188 相談者 ニックネーム:みの 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

昨年の8月に背中にニキビがある状態で背中の手術を受けました。
手術後から半年以上経っても皮膚の感覚は戻りません。ニキビも薬は塗っているのですが治る様子が全くありません。
このままニキビは一生治らないのでしょうか?

A188 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「背中の手術」の「手術後から半年以上経っても皮膚の感覚」が「戻」らないことと、「ニキビ」が「治る様子が全く」ないことに、直接の関係はありません。
「背中」の「皮膚の感覚」が鈍麻した症状は皮膚切開による知覚神経末梢の損傷によるものでしょうから、時間をかけて緩徐に軽減します。
「背中」は皮脂腺が多く皮脂分泌も多いため、「ニキビ」ができやすい部位です。
皮膚科あるいは美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
Q189 相談者 ニックネーム:はっち 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

1週間ほど前に自然気胸の手術をしました。抜糸が必要な糸を使っているのですが、傷口を縫ってある糸の根元が少し赤くなり、その一部分がちょっと膿んでいるかな?と思うのですが、手術をした病院に行った方が良いのでしょうか?
抜糸はあと1週間後くらいです。

A189 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
実際に抜糸するかどうかは診察をする医師の判断になりますが、「少し赤くなり」「ちょっと膿んでいる」なら抜糸した方がよいでしょう。
術後「1週間ほど」経過しているならば、抜糸後はテープ固定で構いません。
「少し赤くなり」「ちょっと膿んでいるかな?と思う」部位は、創状況によって対処法が異なるので、主治医に診察・指導して貰ってください。
Q190 相談者 ニックネーム:チコレオ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

乳がん手術で全摘をした場所の一部分の傷が開いていて湿潤液にまじり出血があったのですぐ病院へ行きました
他の部分はしっかりくっついてるのに2cm程開いているので先生にくっつけて欲しいと伝えたのですが
開いた傷にゲンタマイシンを塗布したガーゼを当て抗生剤をしばらく飲んで下さいとの事。
化膿してる訳ではないのでマイクロポアテープなどで開いた部分を閉じたいのですが、開いた傷にテープを貼っても大丈夫でしょうか?

A190 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
抗生剤の内服処方があったということは、主治医は組織壊死およびそれに続く感染を予測しているのかもしれません。
感染の恐れのある創を閉鎖することはあり得ないので、主治医の診立てが正しいとすれば、指示どおり開放創のまま軟膏による湿潤療法を続けたほうがよいでしょう。
「化膿してる訳ではない」ならば「マイクロポアテープなどで開いた部分を閉じ」ることも可能ですが、皮下に空洞を作らないようにする必要があります。

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