傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q21 相談者 ニックネーム:ユミ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

3日前に包丁で指を切ってしまいました。
止血しても止まらずだったので、近くの皮膚科と外科が一緒になっているところで縫合してもらいました。(本当は形成外科希望でしたが片手が使えずあまり遠くまでいくことができませんでした)
縫合してもらう時に一部皮膚が足りてないとのことで、そちらは縫わず綿をあて止血。
翌日同じ病院で消毒予定でしたが、包帯などとってもらうと皮膚がたりなかったところは綿が乾いて取るとまた出血。
また同じ処置になりましたが、、
形成外科に行けばほかの治療でもっとスムーズだったのかな?と疑問でした。
このまま綺麗に治らなかったら?これが正常なのかの判断もつかず、、
もう縫合していただいてるので、これから形成外科に病院を変えることは難しいのでしょうか?

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
病院を変更すること自体は問題ありません。
おかかりになった病院の治療に疑問点があれば直接、担当医にお尋ねになってみることをお勧めします。
同じ疾患や外傷でも、担当する医師によって選択する治療法が異なることは少なくありません。
専門医の資格は一つの目安であって、専門医でなくとも正しい治療をしてくださる医師は多いので、治療に関する質問に対し、治療方針をしっかりと説明してくれる医師は確信をもって治療法を選択しているのですから、納得できるなら病院を替える必要もないでしょう。
Q22 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

2週間前、右手の母指球と手の甲のちょうど境い目あたり(親指の爪先から測ると8〜10センチにわたる位置を斜めに3センチほど)を割れた皿で切り、その約1時間後に3針縫う処置をしてもらいました。

10日後に抜糸をする頃には傷はだいぶ塞がっていましたが、その数日前から傷の上、親指の根本から第二関節までの手の甲側の一部に痺れた感じがあり、抜糸から2日経った今も痺れとピリピリチクチクする感覚が続いています。
親指の先には感覚があり、手指の動きにも問題ありません。

抜糸をした形成外科の医師からは「細かい神経は自然とつながるので様子を見て」とのことでしたが、場所からして大きな神経は通っていないということだったのか、これは縫合・抜糸後よくあることなのか、どのくらい様子を見るのがよいものか、アドバイスをいただければ幸いです。(なお、怪我をする前にも同じ場所が数日間痺れたことがあり、体質・体調からして貧血を疑っているところでした)

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
拇指の知覚は、手掌側は正中神経、手背側は橈骨神経が支配しています。
橈骨神経領域の切創なので、拇指の指腹の知覚や拇指の運動に異常は生じません。
おかかりになった形成外科では指の知覚の確認はしているでしょうから、おそらく切創で損傷した神経は表皮に分布する知覚神経末梢だけでしょう。
通常2週間程度で症状は軽減し消褪します。
また、切創受傷前から痺れを感じたなら、貧血ではなく手根管症候群の可能性があります。
手外科を標榜する整形外科や形成外科でご相談なさってください。
Q23 相談者 ニックネーム:ゆけ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

二週間程前に陶器が割れて親指の付け根の部分を切ってしまい、病院に行って5針縫ってしまいました。
一昨日抜糸をしたのですが、その後親指を曲げるとピクピクして動かしずらいです。
これは時間が経てば治るものなのでしょうか。

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、「親指を曲げるとピクピクして動かしずらい」という表現では症状の把握が出来ません。
縫合時に、腱や神経の損傷が無いことを確認したかもわからないので、術後の経過も推測できません。
手外科を標榜する整形外科で診てもらってください。
Q24 相談者 ニックネーム:Rise 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

11日前に整形外科にて「小指PIP関節内骨折の骨接合術」を受けました。回転した骨片を戻して元の位置に戻す目的と説明を受けました。
くの字に4センチほど切開し10針縫いました。
術後の痛みが酷く、まだ痛みが残る中、手術から11日後に抜糸をしました。抜糸もかなり痛く滝汗で悶絶する程でした。
家に帰り傷口をみてみると少しパカっと開いていてジンジンと痛みます。
抜糸が早かったのでしょうか?
まだ小指はパンパンに腫れていて小指のシワが見えないほどなのですが、関節を曲げるリハビリをしてくれと指示がありました。腫れと傷の痛みもありなかなか難しいです。

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
2週間程度経過してから抜糸する場合もありますが、「手術から11日後」の「抜糸」なら、必ずしも「抜糸が早かった」ということはありません。
また、手指の縫合は表皮が厚いため、抜糸後に創が「少しパカっと開いて」いるように見えることも少なくありません。
通院や診察の兼ね合いから抜糸予定日を決定したのかもしれませんが、当日の創状態を診て抜糸可と判断したのでしょうから、気にする必要は無いでしょう。
手指の手術は、術後に「パンパンに腫れていて小指のシワが見えないほど」になることも多いのですが、「関節を曲げるリハビリをしてくれと指示が」あったなら、日中は胸に手を当てたり就寝時に手の下に枕を置いたりしてなるべく手指を心臓より高いところに位置させて浮腫みの軽減を図ったうえで、可能な限りリハビリをなさってください。
実際に診察をしていないので、上記は一般論と考えてください。
「小指」の屈曲制限が生じると、日常生活に支障が生じます。
「手術」をしていただいた病院を受診して、具体的な「リハビリ」のやり方を指導して貰ってください。
Q25 相談者 ニックネーム:ともきんぐ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

去年の夏に右手小指の骨折の手術をしました。
小指の第1関節のマレット変形?とかだったと思います。
術後はちょっと曲がり切らない程度なので問題なく生活はできています。
しかしその年の冬に向け、気温が落ちてくると右手人差し指が非常に冷たくなるようになりました。
また最近も急激な温度差ですごく痛いという程ではないのですが、冷たくて痛くなりました。
手術をする前まではこんなことはありませんでした。
包帯などを巻いて保温しています。
小指の手術と、この人差し指の症状は関係があるのでしょうか。
また関係があるとして改善することはあるのでしょうか。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷と手術、更に安静期間を経て、末梢血流が悪くなっています。
指先の冷たさを痛さとして感じています。
時間の経過とともに症状はゆっくりと軽減しますが、治療が必要な程度かどうか、手術をしてもらった整形外科あるいは循環器内科などにおかかりになってみてください。
Q26 相談者 ニックネーム:こば 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

コップで右人差し指と中指の間を切りました。人差し指の第3関節を囲うように切りました。 10針塗ってもらい、抜糸をしてもらいました。
傷口は綺麗にくっつき、スキントンテープを貼って経過を見ているのですが、抜糸から1週間経ってから、第3関節に発赤と腫れが出てきました。
正直、受傷してすぐなのでこんな症状もでるなぁと思っていたのですが、抜糸から1ヶ月たっても腫れと赤みが消えず、赤みに関しては暗赤色になる日もあります。痛みも抜糸前より強いです。
抜糸から1週間くらいで、指を動かすリハビリをしてください。と言われたのでしていたのですが、動かすと痛みも強くなっているのであまり動かさないようにしています。
指を伸ばせるのですが、曲げ辛くなってきています。
整形を受診してもいい症状でしょうか??

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「指」のMP関節を「曲げ」ることも「伸ば」すことも可能だが「曲げ辛くなってきて」いるなら、伸筋腱・屈筋腱の損傷はないが、浮腫み症状が強くなっているということでしょう。
頂いた情報だけで判断は出来ませんが、MP関節あるいは周辺組織に炎症が起きています。
感染が原因の炎症か、リハビリによるものか診察が必要です。
直ちに手外科を標榜する整形外科もしくは形成外科におかかりになってください。
Q27 相談者 ニックネーム:モモ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1ヶ月半程まえに手の中指先端を挟んでしまい、整形と形成の2ヵ所の病院に通院して骨折と創傷の治療中です。骨折は末節骨骨折ですが経過は良好です。
相談させていただきたいのは創傷で、右の側爪甲縁の根本付近から左斜め上方向に向かって、左の側爪甲縁の根本と負荷点の中間あたりまで爪の上から切れて(割れて)しまいました。  根本付近は第一関節あたりまで皮膚も切れていましたが、抜糸まで済んでいます。
皮膚の経過は良好で気になることは無いのですが、爪が今後どうなるのか不安です。切れ目を境に上下に分かれているような状態で、下の一部分が側爪甲縁のみ付いていて爪床からは浮いています。(隙間から爪床?が見えるような状態です。)
そこ以外の下の部分は根本にくっついており、全体的に変色などはなく爪も普通に伸びているように感じます。ただ、爪半月と思われる部分が他の指に比べて3倍くらいに広がっています。
毎回の診察では、まだ何とも言えない・経過を見ていく ということで、ゲンタシン塗布と絆創膏の処置を怪我をした当日から継続しています。
今後、爪は元の状態に戻る可能性はあるのでしょうか?また、転院やセカンドオピニオンをした場合、爪がどうなっていくかという予測?を説明してもらえたり、今行っている処置以外の方法を提案してもらえる可能性はあるのでしょうか?

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頂いた情報で判断する限り、おそらく6か月程度の経過で爪は爪床を覆う部分(指先)まで伸びるでしょう。
一旦、爪は完全に平らではなく、爪床の損傷部で凸凹になるかもしれませんが、更に爪甲の成長に合わせて付け爪やネイルスカルプケアを正しく行えば通常の爪のようになるでしょう。
爪母から爪が伸びるに従って、現在爪床から浮いている爪甲はそのまま爪床と関連を持つことなく指先に移動するので、日常生活で引っ掛けることのない様に指先より先に移動した爪を少しずつ切っておいてください。
切創も骨折も治癒しているなら、爪の整容的・機能的回復が必要ですから、手外科を標榜する整形外科、形成外科でアドバイスを貰ってください。
診断や治療は出来ませんが的確なアドバイスをしてくれるネイルサロンもあるでしょう。
Q28 相談者 ニックネーム:りく 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

4週間前に手の親指の第一関節を2センチぐらいノコギリで切ってしまい6針ほど縫い10日後に抜糸もしたのですが傷口は塞がっていませんでした。それで診察は終わったので自然に治るまで待ち、キズはほとんど塞がりました。
ですが、親指を曲げようとすると傷口が突っ張ったようになり痛みが生じ、曲げることができません。この突っ張りと痛みは次第に消えて以前のように曲げることはできるのでしょうか?

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、「突っ張りと痛み」が、指の瘢痕によるものか皮下の伸筋腱や腱鞘の損傷によるものか判断が出来ません。
また、瘢痕によるものとしても、瘢痕の方向によって経過は異なります。
形成外科あるいは手外科を標榜する整形外科におかかりになって、ご相談なさってください。
Q29 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

2ヶ月前に板金の仕事でサンダーを使用して謝って左親指の外側の側面の手の甲とひらの境い目くらいを3〜4センチ程深く削ぐように切ってしまいました。直ぐに近くの病院に行って指に麻酔を打って傷口を洗い4針縫ってもらいその後抜糸してもらい傷口も塞がったのですが1ヶ月過ぎても傷口を界に手の甲側は感覚が触ると痺れるような感じで傷口から指先にかけて当たると痛みがあり治りません、先生に手の専門の整形外科を紹介してもらいましたがエコーで見ても神経は分からなく最悪手術するかどうかの判断ですが良くなる見込みはあるのかそれとも今より悪くなるリスクがあるのでこのまま痛み止めを飲んで様子を見るしかないのか悩んでいます。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷口から指先にかけて当たると痛みが」生じる部分で、橈骨神経が損傷されています。
手掌側は正中神経の支配領域なので知覚鈍麻はありません。
神経の切断があれば、損傷された神経を縫合する必要があります。
他の部位から採取した神経の移植や、人工神経の移植が必要な場合もあります。
また、神経の切断部に断端神経腫が出来ているなら、腫瘍切除術が必要です。
手術をして「今より悪くなるリスク」は無いので、手外科の主治医にこのままにしたときの経過予測をお訊きになり、治療方針をご相談なさってください。
Q30 相談者 ニックネーム:みゆっこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

2週間前に転んで小指を負傷しました。
皮膚がえぐれて、骨にヒビが入りました。
やっと傷は良くなったのですが、皮膚が突っ張る感じで曲がりません。
曲げると痛いです。
これは保湿するのが良いのでしょうか?

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「骨にヒビ」があるなら、少なくとも4週間の安静の指示があったのではないでしょうか。
まだ「2週間」しか経過していないので、浮腫みのため「皮膚が突っ張る感じで曲が」らないのも、骨折のため「曲げると痛い」のも通常の症状です。
手外科を標榜する整形外科で日常生活の注意点などを指導して貰ってください。

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