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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q21 相談者 ニックネーム:山さん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1ヶ月前に橈骨部分を皮膚科で縫うほどぱっくり切ってしまって縫ってもらった際にビリっと電気が走ったのですがこれは神経をやってしまったからですか?縫う前は白い平べったく細めのが見えてしまってました。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷、縫合から「1か月」経過していて、手指および腕の知覚異常、手指と手関節の運動制限が無ければ、「神経をやってしまった」ということはありません。
「縫う前」に「見えてしまって」いた「白い平べったく細めの」組織は、腱膜あるいは腱、または筋膜の一部でしょう。
縫合の際に、神経、血管、腱、筋肉の損傷について医師から何らかの説明が無かったなら、表皮から真皮、脂肪だけの損傷だったということでしょう。
ご心配なら、手外科を標榜する整形外科を受診して相談してください。
Q22 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

一年ほど前に右手小指中手骨をぶつけ骨折し金属プレートを入れていました。そして一年がたった今もう一度手術を行いプレートを取り除きました。一年前手術をしたときはリハビリに通い傷口のマッサージも行いましたが、今回の場合も傷口のマッサージは行ったほうがよろしいのでしょうか?

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「一年ほど前」に「金属プレート」を設置した手術と同じ部位を切開して(瘢痕を切除して)、同じアプローチ(経路)で骨に到達し「プレートを取り除」いているはずです。
同じ部位の2度目の施術ですから、「一年ほど」経過しているとはいえ、1度目の手術より術後の浮腫やしこりが残り易いと考えてください。
「一年前手術をしたとき」に術後「傷口のマッサージ」を指示されたなら、術後の経過を診て「今回の場合も傷口のマッサージ」を勧められるでしょう。
症例ごとに違いがあるので、具体的な術後ケア法は主治医にご確認ください。
Q23 相談者 ニックネーム:のん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

1月に調理中に左手のひら側人差し指の下を包丁で刺してしまい、救急の整形外科で動脈を損傷し縫合してもらいました。
神経と腱は切れていないとのことでした。
人差し指の感覚異常と痺れなどがあり、同じ病院の形成外科で診てもらいましたが、こちらは手術せずに経過観察中です。
5ヶ経ちますが人差し指と中指が曲がらないので、整形外科を再受診すると瘢痕と関節拘縮をおこしているので自分で手を曲げたり伸ばしたりするように言われました。
病院としては出来ることはないと言われました。
もし、動かない場合は治療法もないと言われたのですが、そうなんでしょか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
右手で左の「人差し指と中指」を曲げてみてください。
DIP関節、PIP関節、MP関節の全てあるいはいずれかの関節の屈曲に制限があるなら、「整形外科」の診断通り、指を使ってなかったことによる関節の「拘縮」が原因です。
右手で左の「人差し指と中指」のDIP関節、PIP関節、MP関節の全てを制限なく動かすことが出来るなら、屈筋腱が外傷受傷部位で癒着している可能性があります。
拘縮の場合は、右手で左の「人差し指と中指」を「曲げたり伸ばしたり」して、動き始めたら「自分で手を曲げたり伸ばしたりするよう」すれば、可動域の制限は無くなります。
癒着が原因なら、拘縮の場合と同じリハビリをして、剥がれなければ癒着解除の手術が必要です。
日常生活で不都合を感じても、利き手でない場合、意識して積極的にリハビリをしなければ動くようにならないことも少なくありません。
「整形外科」の担当医は、「瘢痕」拘縮により動かさなかったために「関節拘縮」が起きていると診断しているのですから、「病院としては出来ることはない」し、「動かない場合は治療法もない」と言ったのではなく、「自分で手を曲げたり伸ばしたりする」以外の「治療もない」のだから「病院」に通院の必要は無いので自身で動かしてくださいと説明したのではないでしょうか。
Q24 相談者 ニックネーム:きむち 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

4月6日に右親指の関節の辺りを包丁で切ったため8日に縫合してもらいました
その後17日に抜糸をし、その後は絆創膏を貼るように指示を受けました。
絆創膏は普通のでいいのか、いつまで貼ればいいのか教えて頂きたいです。
あと、いつ頃から曲げても大丈夫かも教えて頂きたいです。

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「親指の関節の辺り」の切創の縫合創は、通常の経過なら、縫合から7~10日も経過していれば創が開くことはありません。
主治医から、「絆創膏は普通のでいいのか、いつまで貼ればいいのか」、「いつ頃から曲げても大丈夫か」、抜糸後の瘢痕に関して具体的な指示が無かったなら、基本的に、絆創膏は必要なく、直ちに曲げても問題無いということです。
縫合部の様子を見ながら、徐々に日常生活に戻してください。
Q25 相談者 ニックネーム:きむりん 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

4月7日に包丁で指を切り、9日に病院へ行き、縫合してもらいました。
その後17日に抜糸をし、軟膏と絆創膏を貼られ帰宅しました。
軟膏もなく普通の絆創膏だけで対応して良いのでしょうか

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
主治医から治療法の指示が無いなら、「軟膏もなく普通の絆創膏だけで対応して」構いません。
一般的に、受傷から2週以上経過して、縫合創が完全に閉じていて浸出液が無ければ、手洗いや入浴で濡らてもよいですし、気にならなければ「普通の絆創膏」も必要ありません。
赤みや腫れ、熱感、痛みの増強など感染兆候があれば、直ちに受診してください。
Q26 相談者 ニックネーム:tepyon 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

3ヶ月前に手根管の手術をしました。15分位の手術と説明を受けましたが約1時間程の手術となりました。1ヶ月後に抜糸をしましたが術後の痛みと針を刺された様な痛みがあり腫れもありました。抜糸後2週間経っても痛みや腫れが治らず電話にて相談したところ直ぐに来院する様にとの事で急ぎ病院に行った所、抜糸が完全に出来ていないので少し切れ込みを入れて抜糸して頂きましたが全て取りきれず先生のご説明では暫くすると自然に抜けるとの事でした。術後3ヶ月が経ちますが針を刺す様な痛みと腫れは引かず再度来院しました。先生がピンセットの様なもので糸を抜く施術をしましたが抜けず麻酔を2回して切って抜こうとしましたが結局抜けず現在、手首の上あたりに糸が残ったままの状態です。先生の説明では別に問題はないとの事ですが痛みや腫れが残ったままなのですが?大丈夫なのでしょうか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ナイロン素材の縫合糸でしょう。
ナイロン糸は最も組織反応の少ない縫合糸のひとつで、長期的に表皮や皮下組織に「残ったまま」でも「問題は」ありません。
一方、ナイロン糸は比較的硬いので、表皮や真皮浅層に存在すると「針を刺された様な痛み」を感じることがあります。
長期間の経過のうちに「自然に」排出されることもありますが、瘢痕の原因になる可能性もあるうえ、「痛みや腫れが残ったまま」の状態は気になるでしょうから、おかかりになっている「先生」にご相談いただき、形成外科を紹介して貰ってはいかがでしょう。
Q27 相談者 ニックネーム:301 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

昨朝、パン切り包丁で誤って人差し指の腹先を切りつけました。
皮膚科の整形外科のある病院に駆け付けたところ「縫うべき皮膚が切り落としてなくなっている状態なので縫合はできない」と説明を受け、止血処置とガーゼに包帯を巻く処置をしていただきました。
1日に1回ガーゼと包帯を変えるよう説明を受けましたが、交換しようにも傷口にしっかり癒着して外すことができません。水を含ませてみたのですが、がっちり固定され動く気配もありません。
このまま粘って外せないと、かえって雑菌を増やすばかりか傷口を開いてしまうことになりそうで怖いです。通常の切り傷より明らかに深い傷なので、返って悪化するのではないかと。
明日病院で直接見ていただくまで触らない方が良いのか、無理にでも剥がすべきなのか、ご指示をいただきたいです。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
清潔なボウルなどにぬるま湯を溜めて、しばらくガーゼがくっついたままの指をぬるま湯に浸けておいてください。
時間を掛ければ、必ずガーゼを剥がすことが出きます。
剥がれたら、シャワーの流水で創部を洗ってください。
洗い立てのタオルやティッシュなどで水分を拭いた後、軟膏が処方されているならガーゼが固着しない様に軟膏をたっぷり塗ってガーゼを当ててください。
ただし、翌日に受診可能なら、無理にガーゼ交換しなくても構いません。
指導されている治療法は創傷治癒センターがお勧めする湿潤療法とは異なるので、具体的な創処置法のは診察を担当してくださる医師に詳細にご確認なさってください。
Q28 相談者 ニックネーム:はる 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

壊れた傘を使用し、ワンタッチが開かなかったので、手動で傘を開こうとした時に右手に激痛が走りました。親指と人差し指の股に壊れた傘の折れた骨が刺さってしまったのです。夜だったので傷口をよく洗い止血してから絆創膏を貼って翌日整形外科を受診しました。傘の骨は3~4cm刺さったようです。レントゲンの結果、残留物はなく、指に感覚はあり動くので神経は切れていないとのことでした。破傷風の注射をして、抗生物質を2週間服用し、傷口は開放のまま消毒と軟膏を塗って滅菌ガーゼを貼り、これを一日おきに3週間通院しました。傷口は良くなったので通院はおわりました。怪我から2か月経ちましたが、手全体のあちこちに痛みやだるさ、指にむくみがあります。箸が上手く使えません。握力は以前の半分くらいです。何か改善する方法がないかと思っています。

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
刺創を受傷してから「2か月」経過して、左手は勿論なんの症状もなく、受傷した右手だけ「手全体のあちこちに痛みやだるさ、指にむくみが」あるということなら、最も考えられるのは感染でしょう。
夕方から晩にかけて全身の熱発があるなら、直ちに「抗生物質」(抗菌剤)の投与が必要かもしれません。
外傷によりリンパ液の流れが滞った場合も「むくみ」が生じますが、「親指と人差し指の股」の受傷は、殆どの場合「むくみ」は拇指、示指、環指に限局します。
診察をしなければ診断も具体的な治療法の提案も出来ないので、手外科を標榜する「整形外科」あるいは形成外科を受診してください。
Q29 相談者 ニックネーム:ぴい 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

扉に挟み指先約1センチを切断し再接着をし約一年経ちました。
切断時はパニックすぎて、救急搬送からの入院を2週間しました。
再接着をしてもらったのはいいのですが付けた時から曲がっていたのと、私自身半年ぐらいは怖くて調べられなく知識不足な部分もありした。

最近落ち着き症例なども見れるようになり湿潤治療についてしりました。
接着した部分は、瘢痕してしまい血流が悪く白っぽくなりやすいです。
感覚は少しずつ戻ってはきていますが見た目の面、指先の感覚どれも気になります。

指先が綺麗に治ってる方などを見るとあまり痺れ感が残ってなさそうに見えていてこの先も悩むぐらいならもう一度切断し湿潤治療に切り替えたいなと考えているのですが無謀ですか

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
先日、既に回答していますが、1年程前、受傷直後の治療中にもご相談いただいていることに気づきましたので、その時の状況も踏まえて、再度回答いたします。
1年前と今回頂いたメールに記載された所見から、ある程度、指の外傷および再接着・再建に精通している医療施設で、受傷直後から退院までは「湿潤」療法で保存的に治療したと推測されます。
接着部位が「白っぽくなりやすい」のは、「血流が悪」いことが原因です。
角質の下にある手足に特徴的な透明層が厚いため硬く白く見えますが、「瘢痕」ではありません。
診察をしていないのであくまでも可能性ですが、指の末節骨に損傷は無く、「再接着」した「付けた時から曲がって」いるだけなら、指の局所皮弁術で見た目の解消が出来そうです。
「指」の整容面と機能面を兼ね備えた治療法を計画する必要があるので、形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
Q30 相談者 ニックネーム:ぴい 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

扉に挟み指先約1センチを切断し再接着をし約一年経ちました。
切断時はパニックすぎて、救急搬送からの入院を2週間しました。
再接着をしてもらったのはいいのですが付けた時から曲がっていたのと、私自身半年ぐらいは怖くて調べられなく知識不足な部分もありした。

最近落ち着き症例なども見れるようになり湿潤治療についてしりました。
接着した部分は、瘢痕してしまい血流が悪く白っぽくなりやすいです。
感覚は少しずつ戻ってはきていますが見た目の面、指先の感覚どれも気になります。

指先が綺麗に治ってる方などを見るとあまり痺れ感が残ってなさそうに見えていてこの先も悩むぐらいならもう一度切断し湿潤治療に切り替えたいなと考えているのですが無謀ですか

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手指の外傷は、手指の骨と関節、腱、筋肉、神経、血管、皮膚の構造と役割を十分に理解し、手指の見た目と機能を正しく評価し再建できる専門医におかかりになるべきです。
手外科専門医のいる整形外科あるいは形成外科におかかりになって、現状の評価と今後の経過予測をお訊きになり、悩みや気になっていること、希望をご相談いただくとよいでしょう。

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