傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q11 相談者 ニックネーム:こむぎ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

2週間前に右手人差し指の甲皮(第2関節)を包丁で深く切りハッキリ骨が見えるほどだったので救急の整形外科にて4針縫いました。1週間前に抜糸をして頂き今後特に受診は不要との事でしたので、大きめの絆創膏を貼り指が曲がらないように毎日固定しています。現在傷口は表面がすこし割れているような感じですが石鹸などで洗っても問題ありません。しかし固定していたせいか指を曲げようとすると皮膚の中の肉が突っ張るような感じでほとんど曲がりません、また曲げようとすると指がプルプル震えてしまいます。無理やり曲げようとするとまたパカッと開いてしまいそうで怖いです。今後も指があまり曲がらないように固定しておくべきなのか、少しずつ曲げられるようにリハビリのような運動をしていくべきなのか教えて頂ければ幸いです。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
指関節や腱の損傷が無かったならば、指を曲げて構いません。
利き手ならば、日常生活で手指を使うようにすれば、長期間を要さず動かせるようになることが殆どです。
利き手でなければ、積極的に指を曲げるよう意識してください。
ご心配ならば、テニスボールを握ることから始めれば、無理のないリハビリになります。
Q12 相談者 ニックネーム:つぶこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

整形外科に通院中 。11月上旬に手首を骨折して治療していました。
12月上旬に親指の腱が切れていたので、腱移行術をしました。
傷は溶ける糸だったようで、傷には白いテープが貼ってあり、看護師さんからテープは自然に剥がれたらそのままで大丈夫と言われました。
先程指に近いテープが剥がれ傷口が見え傷口か塞がっていませんでした。手首側はテープがついてますが傷は塞がってます。
まだ全部剥がれていないのでとれないように覆っています。
来週リハビリもあり病院に行くのですが、そのままで大丈夫でしょうか?
念の為に水には触れないようにします。
また縫うことになるでしょうか? 仕事も復帰したいので心配です。
術後3週間でやっと固定が外れたところです。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「指に近いテープが剥がれ傷口が見え傷口か塞がっていません」ということですが、表皮が閉鎖していないアカギレのような状態ではないでしょうか。
腱が露出していなければ、創を水道水のシャワーで洗って湿潤療法専用の創傷被覆材を貼って、「来週」「病院に行く」までそのままにしておいていただいても構わないでしょう。
腱が露出していれば、直ちに受診が必要です。
また、「来週」までの間に、赤みや熱や腫れが生じたなら、「リハビリ」予定日まで待たずに受診してください。
手術後の治療中は、施術者や治療担当医の方針と計画に沿った治療が成されます。
また、再診予約は、順調に経過することを前提に日程を決定しています。
こんなことが起きるよとあらかじめ説明されていない状況が起きた際には、治療計画や経過予想と異なる状態になっているとお考えになってください。
したがって、本来ならば、直ちに再診すべきかどうか、直ちに受診しないとすればどのようにケアしておけばよいかは、おかかりになっている病院にお尋ねになるようにしてください。
Q13 相談者 ニックネーム:G 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

昨年秋ごろから腱鞘炎で左手首の痛みがあり、通院してステロイド注射の治療を受けましたが、繰り返すため今年4月に左手関節の腱鞘切開術を受けました。
術後の通院を終え、月日が経ち気が付いたのですが、現在手術創の皮膚だけに知覚麻痺があります。触れられている感覚はありますが、痛覚はないように感じます。なお手術創付近の皮膚は正常です。
特に日常生活において不自由はなく、気になることもなかったのでそのままにしていたのですが、最近、将来的に影響が生じるのではないかと不安を感じるようになりました。
これは手術による障害で仕方のないものなのでしょうか。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
幅のある手術瘢痕があって、瘢痕自体に「痛覚はないように感じ」るということなら、瘢痕には知覚神経の神経終末は入り込んでいないので、「痛覚はない」のは普通のことです。
細い線状の瘢痕で、手術直後に知覚鈍麻があったのに、今は「触れられている感覚はありますが、痛覚はないように感じ」るなら、皮膚に分布する知覚神経末梢が徐々に回復しているということです。
どちらにしろ、「将来的に影響が生じる」ことはありません。
手術をしていただいた病院あるいは形成外科で診てもらってください
Q14 相談者 ニックネーム:狐の手 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

2日前に手のひらを包丁で3センチほど切ってしまい、皮下組織も見えるほどであったため救急外来にて縫合を行いました。
本日傷の洗浄のためガーゼを取り縫合箇所を目視した所、縫った間の皮膚から皮膚とは異なる形質の物(ぶよぶよした物)が1~2ミリほど飛び出していました。
救急外来後の外科診察時には縫合箇所について特に問題ないと言われていたのですが、このまま抜糸時まで放置でも問題ないでしょうか。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の結合織か脂肪球でしょう。
創縁がぴたりと合わさっていないことが原因です。
いずれ自然に脱落するか、抜糸時に除去することになるでしょう。
抜糸までそのままでも構いませんが、ご心配ならば、形成外科あるいは手外科を標榜する整形外科におかかりになっていただくとよいでしょう。
Q15 相談者 ニックネーム:ことり 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

職場で働いていた際に負傷。 お寿司の製造で使用する鋭い刃がついた裁断機 にて小指の先、内側を斜めに切り負傷。かなり の出血で即、病院に行き緊急処置をしました。 縫合ができないため、麻酔をした後は消毒をし 神経と血管を焼いて止血をしたそうです。
しかし術後、帰宅するも1時間位が経過した頃に 再び包帯から血が滲み出し病院へ走りました。 患部のガーゼを取り換えて包帯を巻く程度で、 処方薬はロキソニンだけで痛みは無いので 殆ど服用しておらず、翌日にやっと ゲンタシン軟膏を貰って塗りました。
3日目の現在もやや出血が滲んだりします。 もちろん激しい運動やアルコールもしませんし なるべく安静にしています。縫合をしておりま せんので完全な止血には時間がかかると思いま すがこんな状態が普通でしょうか?
担当医は受診の度に変わる病院で、 昨日の医師からは石鹸で普通に 手を洗ってもいいと言われたのですが、 止血が完全でないこのような状況で本当に 石鹸で洗って大丈夫なのでしょうか??
血が滲み出し、えぐれている患部を流水で 洗うのも抵抗感があり、今のところ入浴後に ガーゼの張り替えと軟膏の塗布だけで 清潔感を保っています。
えぐれた指先の形状の修復には どのくらいが目安とされますか? 絆創膏等を外せるタイミングは いつ頃でしょうか?
今通院している複数の医師はあまり詳しい 説明をしてくれず丁寧ではありません。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
通常ならば、創部をシャワーなど流水で洗って、創面を清潔なガーゼで圧迫して止血していただきます。
また、創面を乾燥させないよう湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いになると治癒までの時間が短縮されます。
申し訳ありませんが、創状態を診なければ具体的なアドバイスが出来ません。
形成外科あるいは手の外科を標榜する整形外科を受診することをお勧めします。
Q16 相談者 ニックネーム:s 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

5日前にドアで左手の人差し指の第1関節を挟み整形外科に受診したところ、骨などに異常はありませんでしたが切り傷があります。人差し指の尺側に痺れがあり指を曲げる、患部を押す、指を伸ばすなどすると痛みがあります。
人差し指だけ冷たいことがほとんどです。
時間経過で痛み、痺れは無くなるでしょうか。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
示指の末梢血管の損傷による血流障害および末梢神経の損傷による知覚異常が原因で、「人差し指だけ冷たい」、「人差し指の尺側に痺れ」という症状があるのではないでしょうか。
「指を曲げる、患部を押す、指を伸ばすなどすると」受傷部に「痛みが」生じるのは指の圧挫創が治癒していないため痛みがまだ続いているということなのでしょうが、指全体に「痛みが」あるなら屈筋腱に沿った炎症が起きているのかもしれません。
申し訳ありませんが頂いた情報だけでは症状の詳細が把握できないので、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。
手外科を標榜する整形外科あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q17 相談者 ニックネーム:きーこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

2ヶ月ほど前に、指先のグロムス腫瘍摘出手術を致しました。
その後経過に問題がなく、通院が終わりましたが、終わって少ししてから傷口が腫れ膿んでしまったので、電話で問い合わせたところ、週1の手外科担当医は完全予約制なので直ぐに診て貰えないと言われてしまいました。
全く関係のない整形外科医なら直ぐ診るが今日来ないなら直ぐに診ないと言われました。どうしてもその日は行けなかったので別日に近くの形成外科に診察してもらえないか問い合わせた所診察してくれると言ってくれましたので行こうと思ってますが、抗生物質や診察は普通にしていただけるものなのでしょうか?

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「グロムス腫瘍摘出手術」の「経過に問題がなく、通院が終わりました」が、「2か月ほど」して「傷口が腫れ膿んでしまった」というのは、やや経過に疑問がありますが、皮膚外傷の感染合併として「形成外科」で診察、治療、投薬して貰えます。
また、「グロムス腫瘍」は特に珍しいものでもないので、多くの「形成外科」でも手術をしています。
安心して「形成外科」におかかりください。
Q18 相談者 ニックネーム:おれ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

指尖部損傷です。一か月ほど前に右人差し指をななめに骨がギリギリみえるかんじで切断しました。その日に救急で来院し、傷口にハイドロサイトを貼り、二日目はハイドロサイトを外し、消毒したあとハイドロジェントルエイドを貼り、終わりました。2週間後に来てほしいといわれたので二週間後受診したところハイドロジェントルエイドを貼り替えるだけで終わりました。そしてまた二週間後来てほしいといわれました。この間隔の来院で、この治療法で指がきれいに治るのでしょうか?傷口をきれいにしなくてもよいのか、また調べたところNPWT?という治療法がきれいに治るようなのですが、これができない理由があるのか、それが知りたいです。

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
創治療の基本は、創面を乾燥させないことと感染を起こさないことです。
頻回に創処置をすればよいわけではありませんし、むしろ消毒などの処置が治癒の妨げになることもあります。
受傷から「一か月」経過して上皮化完了の目処が立っていないなら、主治医に、予測される今後の経過を説明して貰うとよいでしょう。
今のところ、「NPWT」(持続吸引閉鎖療法)は外傷や潰瘍の治療を専門にする医療施設でしか行われていないので、形成外科などでご相談いただいてもよいかもしれません。
Q19 相談者 ニックネーム:ちかりん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

コップを割ってしまい細かい破片を拾った際に破片が人差し指に刺さりました。自分で抜いて少量の出血だったので絆創膏を貼りました。数日経ってもピリピリした痛みが消えず形成外科を受診し、僅かな破片が指先に埋まっていたようで除去してもらいました。その10日後食器を拭いていた際に指先に負荷をかけてしまったところ患部が黒く変色し、翌日には通常通りの皮膚色に戻りました。もしかして破片が残っているのかと思い、手術してもらった病院で診てもらいましたが内出血だとすぐには戻らない為違うだろう、毛細血管が切れたことによる一時的な出血だろうと言われました。また、手術後の経過は順調であり、ピリピリ痛むのは自然に引くのを待つしかないと言われました。また、破片が埋まっていた期間が2週間強あった為回復に時間がかかるとも説明されました。手術から3か月が経ちましたが未だに患部の奥の方がしこりのようになっているのと、ボタンを押すなどの動作はビリッと電気が走ったように痛む為使わないようにしています。こんなにも痛みが続くものなのか、破片は残っていないのか心配ですが、問題ないと言われた為他に相談にいくべきか迷っています。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「指先」の「僅かな破片」を「除去して」「10日後」に「指先に負荷をかけてしまったところ患部が黒く変色し」た症状は、「翌日には通常通りの皮膚色に戻」ったことから、「毛細血管が切れたことによる一時的な出血」ではなく、線維組織の多い肉芽が皮下に存在するため圧迫により一時的に血流の阻害が起きて青黒く見えたものと考えます。
同じように強く圧迫すると、「黒く変色」するのが再現できるでしょうし、周囲からゆっくりと赤みが戻るのが観察できるはずです。
「ピリピリ痛」むのも、「ボタンを押すなどの動作」で「ビリッと電気が走ったように痛む」むのも、損傷した末梢知覚神経が再生中のため線維芽細胞の増殖による「しこり」で刺激されるのでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:ty 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

7月上旬に右手薬指を突き指し、骨性マレット指と診断を受けました。その後、経皮的鋼線刺入固定術を行い6週間後(8月下旬)には、ピンを抜きました。しばらくつういんした後に10月頭の受診で通院終了となりました。通院終了して約1ヶ月、今も抜いた所を押したり軽くぶつけたりすると痛みがあり、イボのようにぷっくりとしています。衝撃などなければ痛みもないし、生活に支障もありません。ちなみに最後の通院の時も同じような感じでしたが、大丈夫だろうとのことでした。
しばらくは、この状態が普通で特に問題はないのか、もしくは、一度、病院に連絡しておくべきなのかを迷っています。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
鋼線刺入部の線維化により「抜いた所を押したり軽くぶつけたりすると痛みがあり、イボのようにぷっくりとして」いるのでしょう。
通常、抜釘後3~6か月で気にならなくなります。
稀に骨化によって「ぷっくりと」する場合もあるので、念のため治療をしていただいた病院で診てもらうことをお勧めします。

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る