傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q111 相談者 ニックネーム:ユウキ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

5週間ほど前に手の親指の爪と平行して2ミリ位のところにほぼ垂直に包丁が強めに刺さりました。血が止まらず寒気がし、次の日になっても血が止まっていなかったので受信し、場所的に縫わず軟膏とガーゼで治癒しました。
最初の一週間で2度受信しましたが、今でも周辺を少し押すと痛く、傷と爪の間は凹み赤くまるで一度えぐれて再生しかけた皮膚のようになってます。少し指先の血色も悪いです。爪は僅かですが少し盛り上がるように曲がっています。再度受信すべきでしょうか?

A111 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
指骨まで刺創が到達して散る可能性がありますし、爪母も損傷しているかもしれません。
直ちに、形成外科あるいは手外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
Q112 相談者 ニックネーム:にゃお 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

5か月程前にガングリオン手背の手術をし、傷が治る際に皮膚、手の健に癒着。小指以外。
リハビリの先生曰く、一箇所は健の上と下挟んで癒着。
1ヶ月程前に、傷が痛すぎて、現在はステロイド、痛み止めで、痛みの治療中。
今は痛み止めとステロイドを服用中。
リハビリも現在4ヶ月になります。
痛みは時間と共になくなっていくものなんでしょうか?
癒着はリハビリでも剥がれていくものなんでしょうか?
そして、癒着が剥がれなくても違和感、痛みなくなれば問題はないんでしょうか?

A112 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「癒着はリハビリ」だけでも「剥がれ」ることがあります。
「痛み」が「皮膚」の「癒着」と「腱」の可動制限によるものならば、「癒着」が剥がれれば「痛みは」「なくな」ります。
手と手指の運動制限が無ければ、「癒着が剥がれなくても」「問題は」ありません。
ただし、「痛み止めとステロイドを服用」しているならば、腱の癒着だけではないのかもしれません。
主治医に現在の状態の説明と今後の治療方針をお尋ねになると同時に、他の手外科を標榜する整形外科でセカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
Q113 相談者 ニックネーム:MM 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

11月に指をカッターで切り、4針縫いました。痺れなどはなく抜糸も終了しています。左人差し指の第2関節の下に傷が出来たのですが、傷跡が赤くなり、傷の左の皮膚が盛り上がっています。
赤い傷跡は時間がたてば治るのかもしれませんが皮膚の盛り上がりは治るものなのでしょうか。
治す方法があれば教えて頂きたいです。

A113 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
通常、長期的に経過を待てば、「赤」みも「盛り上がり」も消褪します。
瘢痕にかかる緊張の程度などによって経過が異なるので、一度形成外科を受診してご相談なさってください。
Q114 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

11月に左の人差し指の第2関節にトリミングシザーが刺さってしまい病院の形成再建外科で6針縫ってもらいました。2週間後抜糸して貰ってから、3ヶ月がたったのですが、未だに傷跡が赤くて曲げると少し痛みがあり、触ると少ししこりのような物があります。3月に経過観察で病院を予約しているですが、すぐに病院に行った方がいいですか?

A114 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
「3か月」経過したころから軟らかくなっていき赤みや盛り上がり、痛みが減っていくのが一般的です。
「3月」の「経過観察」まで待っても構いませんが、手指の不都合は小さなものでも気になるのが通常なので、後々に不都合を残さないために早めに診ていただくことをお勧めします。
Q115 相談者 ニックネーム:yukorin 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

12月上旬に橈骨遠位端骨折で、左手の手首を手術しましたが、いまだ、手のひらが異常に熱くて、かなりの熱を持ってます。
保冷剤など、握ったりもしますが、医者に聞いても首を傾げて、自律神経だろうと言われました。
オペの方の手だけなのでそんなわけがないと思いますが、これはいつまでも続くのでしょうか?
スクリューとプレートを入れたので体に異物が入ったための治すための体の症状なのか?
教えていただきたいと思います。

A115 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「スクリューとプレート」による「異物」反応ならば、局所の「熱」ではなく全身の発熱が通常です。
また、おかかりになっている病院の「医者」が診察で感染を指摘していないのですから、創状態の異常を除外して回答いたします。

神経損傷に伴う知覚異常として「手のひらが異常に熱くて、かなりの熱を持って」いるように感じるだけなのか、血流増加のため実際に部分的に表皮体温が上がって「手のひらが異常に熱くて、かなりの熱を持って」いるのか、どちらの症状なのでしょうか。
頂いた情報から想定できる原因を3つ列挙します。
第1に、「橈骨遠位端骨折」で「スクリューとプレートを入れ」る「手首」の「手術」をした際の手術中の肢位固定によって一時的な知覚神経障害があれば、「手のひらが異常に熱くて、かなりの熱を持って」いるように感じる知覚障害が起きることはあり得ます。
環指(薬指)半分より拇指(親指)側の掌の知覚異常なら正中神経、環指より小指側の知覚異常なら尺骨神経の障害が考えられます。
第2に、末梢血管を収縮させる「自律神経」の一時的障害があれば血管の収縮が起こらないため部分的に体温が上がります。
第3に、骨折あるいは手術からの回復過程で血管の再生修復の際に動静脈吻合が生じて動脈血が静脈に流れ込むようになった場合も、部分的な体温上昇が起こります。
いずれもの場合も時間の経過とともに症状の軽減、消褪が期待されます。
主治医に経過を診てもらい、3か月以上症状の改善傾向が無ければ形成外科や神経内科、血管外科を紹介して貰ってください。
Q116 相談者 ニックネーム:べらら 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

中指の手のひら側面(薬指側)寄りの、第2関節上から第1関節に掛かる辺りをガラスで切りました。
週末だったため、週明けに外科を受診して、ハイドロコロイド材による治療を2週間しました。
その間、4回受診して、傷口の確認はして頂いておりました。
最後の受診(2週間後くらい)で『傷口もほぼ塞がったので、3日後くらいにハイドロコロイド材を外して、特に異常がなければもういいですよ』と言われて3日後に外したところ、最後の受診時よりも傷口が開いており、赤みも残っていましたが、あと数日で埋まるだろうと思い、抗生剤軟膏を塗りガーゼとテープでの保護に変えて、1週間になりますが、まだ傷口が埋まりません。
傷口の際に沿って、少し赤みはありますが、腫れてはいません。
傷口周辺に、触れると痺れを伴う痛みが受診時よりずっとあります。指は細かい神経があるので、どうしても痛みはある、時間がかかる、ということを言われました。
この痛みは、ごく軽く触っているとマシになり、放置しているとまた触れたときに痛い、という感じですが、総じて楽になってきています。
傷口は1㎜強程度、幅がある状態で埋まりつつありますが、まだ周辺の皮膚と段差があり、上皮化が出来ていないようです。ガーゼを当てていたのがいけなかったのでしょうか。
ガーゼは傷に引っ付かないよう、軟膏と、ここ3日ほどヘパリン類似物質を含むクリームを塗っていました。傷を負ってからは、今日で23日目です。まだ傷口がちゃんと埋まらないのは、異常でしょうか。
ガーゼを止めて、軟膏を塗ってからシリコンテープで保護しようかと思っていますが、指を使ったり強く曲げたりがほぼ出来ないので、関節も固くなりそうで、早く上皮化してほしいのですが。
可能な範囲で、手当の方法をご教授いただければ幸いです。

A116 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上皮化が完了するまで、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておいてください。
創状態をときどき観察して赤み・腫れ・熱感などの感染兆候が無ければ、水道水での洗浄も消毒も軟膏も必要ありません。
一般的に、切創は受傷当日に創縁を合わせておけば1日~数日で接着しますし、表皮剥脱創はその深さと面積で上皮化までの日数が異なります。
いただいた情報だけでは、指を動かしたため切創の創縁と創縁の接着が阻害され隙間に肉芽が形成されてその上皮化を待っている状態なのか、受傷した時点から表皮が欠損していた創だったのか、判断が出来ません。
ご相談で具体的なアドバイスをお求めの際には、受傷機転、受傷時の創状態、診察の際の医師の説明、治療内容、治療経過、相談時の創状態など出来るだけ多くの情報を提供してください。
おかかりになっていた病院には失礼ですが、「傷口もほぼ塞がったので、3日後くらいにハイドロコロイド材を外して」も構わないという判断は適当ではなかったということですし、「傷口が開」かないように上皮化まで指を曲げずにいるようにという適切な指示が必要だったということです。
ご自身で治療法を検討する際に、処置に使う薬や医療材料の使用法をしっかりと読んで、厳密にそれに沿った正しい治療を選択すべきです。
例えば、表皮欠損創には、クリーム基剤の外用薬をお使いにならないでください。
外傷の正しい評価と正しい処置法の指導をしてもらい早く治癒させるため、ご自身で何となく判断なさるのではなく、手の外傷なので手外科を標榜する整形外科でも構いませんし、通常の外傷と同じように形成外科におかかりになっていただくのがよいでしょう。
Q117 相談者 ニックネーム:ドネ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

陶器を持ったまま転倒しました。その為手の中で陶器が割れて右手小指下の手背から掌にかけ筋肉に到達する裂傷を負い8針縫う大怪我をしました。現在、8ヶ月経ちますが傷は、綺麗な状態でケロイドはありません。傷口の上、小指側に約1センチ程赤く腫れ上がり中心は、白くなっています。熱と動かした時に痛み(文字を書く)と時に小指や傷周囲に痺れ(傷を押さえたり、重い物を持つ)を伴います。整形外科の先生に診て頂きましたがレントゲン上に陶器など異物は、写らずエコーもしましたが水腫もないとの事でした。筋腫?説明がありましたが形成外科での手術を勧められましたが…。素人考えですが文字を書く時に当たる為タコみたいになって炎症が起きているのか?思います。手術しても再発の可能性あるのでしょうか?仕事柄文字を書く作業に苦痛を感じ家業の農業も出来なくなると今後の生活に支障がでるため相談申し上げた次第でございます。宜しくお願い致します。

A117 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「約1センチ程赤く腫れ上がり中心は、白くなって」いて「熱と動かした時に痛み(文字を書く)と時に小指や傷周囲に痺れ(傷を押さえたり、重い物を持つ)を伴」うなら、皮膚膿瘍あるいは比較的浅層に存在する皮下膿瘍の可能性が高いのではないでしょうか。
皮下の縫合糸膿瘍かもしれません。
「レントゲン」や「エコー」では確認が困難なことも少なくありません。
早めに「形成外科」や手外科を標榜する整形外科を受診し、先ずは診断を確定することをお勧めします。
治療は、皮下に異物を核とした肉芽や膿瘍が形成されているなら切除が必要ですが、「手術」というほどの施術は必要なく排膿処置だけで済むかもしれません。
診察をしなければ確実なことは言えませんが、頂いた情報から推測すると、正しく治療をすれば「文字を書く作業に苦痛を感じ」る症状が残るとか「家業の農業も出来なくなる」ことはなさそうですし、「再発の可能性」も大きくなさそうです。
Q118 相談者 ニックネーム:テリー 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

仕事柄、たまにトゲが刺さるのですが3ヶ月前、掌に棘が刺さって奥で折れてしまったようで1週間経ってもなかなか抜けなく傷口が塞がらないままなので皮膚科に行ってやはり見えないのでゲンタシン軟骨をもらって帰りました。
今では棘が移動したのか人差し指第3関節が指を動かすと痛みます。このままほっとけば棘が出てくるでしょうか?

A118 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「トゲ」の素材にもよりますが異物が長く皮下に存在すれば、異物による炎症が続いたり、異物を核として肉芽が増生したりします。
「掌に棘が刺さって」「傷口が塞がらないまま」なら、「ゲンタシン軟膏」を塗布するだけではいずれ表皮の創は塞がっても「ほっとけば棘が出てくる」可能性は高くないでしょう。
皮下で炎症が広がって腱鞘炎や腱炎が生じているため「人差し指第3関節が指を動かすと痛」むかもしれません。
経過観察でよいか「トゲ」を抜去する処置が必要か、診察のうえ判断する必要があります。
直ちに、手外科を標榜する整形外科を受診してください。
Q119 相談者 ニックネーム:しょう 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

2週間前に包丁で左手示指の指尖部を切ってしまいました。その日に病院で縫ってもらい2週間後に抜糸しました。傷から指の先までの感覚がなく手外科の先生を紹介してもらいました。そこでは手術は無理と言われました。
しかしネットで調べて出てきた国立国際医療研究センター病院では神経再建できると言われました。手術をした方がいいですか?また手術をするなら早い方がいいのですか?

A119 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
インターネットで調べた「神経再建できる」という文言は指神経の太い部位の接合のことで、手の外科を標榜するほとんどの整形外科で可能な手術です。
一般的に、「指尖部」の知覚神経は細すぎて神経再建手術は困難です。
また、「指尖部」の末梢神経損傷による知覚鈍麻は、時間の経過とともに軽減し知覚は回復するのが通常です。
おかかりになった「手外科の先生」は「手術は無理」と仰ったのではなく、「手術」の必要は無いと説明なさったのではないでしょうか。
もし「国立国際医療研究センター病院」を受診して「神経再建できると言われ」たのなら、「手術をした方がいい」か「手術をするなら早い方がいい」かは、診察をした担当医にお尋ねください。
Q120 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

親指つけ根下部を5針縫い3日たち包帯を巻いてもらい過ごしています。キズパワーパットに貼り変えたいのですが良いものなのか教えて下さい。

A120 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、赤み、腫れ、熱感など感染兆候がなければ湿潤療法専用の創傷被覆材に替えても問題はありません。
しかし、外傷の状態からの判断で、安静目的で「包帯を巻いて」あるのかもしれません。
診察をしなければ適切なアドバイスが出来ません。
おかかりになっている病院にご相談なさってください。

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