傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q21 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

昨日自転車で転倒し鼻を強打しました。
その際に鼻の骨折と傷ができ外科で縫合しました。軟膏と抗生物質を処方され帰宅。翌日以降は絆創膏に軟膏を塗って保護するように言われました。
翌日にまた診てもらったのですが、前日の先生とは別の先生でした。
消毒と軟膏を塗られ、傷口にはテープなどの保護もなく帰宅しました。
テープの保護も必要ないとのこと。
傷跡をなるべく残さないようにしたいと告げ、何か気をつけることがあればと思ったのですが何も無いとの返答。
傷跡の件は、傷口が治ってからにしてくれとのことでした。抜糸前に他の形成外科で診てもらう方が良いのか迷っています。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷跡の件は、傷口が治ってから」ではなく、初期治療の段階から瘢痕を残さないことを意識して治療すべきと考えます。
直ちに形成外科を受診してください。
「鼻の骨折」など顔面骨骨折も形成外科の領域ですから、改めて診てもらってください。
Q22 相談者 ニックネーム:みいこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

3週間ほど前に脚立から落ちて左頬を打ちました。みるみる腫れてきたのがわかったので近くの整形外科でCTを撮ってもらい骨折してないとの事でした。その後1週間はどんどん晴れて内出血がひどくなり、だんだんと腫れは引いてきましたが打った所に硬いしこりができてしまいました。ほっておいても治るのでしょうか?このまましこりが残ってしまう可能性もありますか?

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下血腫により、「みるみる腫れてきた」うえに「1週間はどんどん腫れて内出血がひどく」なったのでしょう。
形成外科を受診して顔面骨骨折が無いこと、眼窩下神経の損傷が無いことを確認してもらい、皮下血腫の処置をすべきかどうかご相談なさってください。
Q23 相談者 ニックネーム:なつみ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

中学生女子です。5日前に転んで階段にて鼻の横2cmほどを切りました。出血もすぐとまりましたのでその日は自宅どキズパワーパッドをはり翌日に皮膚科を受診したところ、縫うほどの傷ではないとの事で抗生剤だけ処方されました。
翌日新たに形成外科を受診したところこちらでは傷を乾かさない軟膏の処置でした。
現在では皮膚ができてきているのか痛み、しみたり等全くないそうです。が、傷が1mmくらい離れて治ってきています。テープで寄せたりしたほうが良いのではないかと思うのですが…また新たな形成外科、皮膚科を受診するべきでしょうか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
そのまま上皮化すれば「1mm」の幅の瘢痕になります。
受傷後「5日」経過しているなら、「テープで寄せたり」しても幅の狭い瘢痕にはならないかもしれません。
瘢痕を目立たないものにするには、受傷直後の処置は重要ですが、創が閉鎖上皮化してからのケアも大切です。
「テープで寄せたり」縫合したりした方がよいか、湿潤療法で治療するか、瘢痕のケアをどうするかなど診察をしたうえでの判断が必要なので、直ちに形成外科を受診してください。
Q24 相談者 ニックネーム:     患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

数年前に吹き出物を潰してしまい、皮膚に穴があいてしまいました。場所は鼻と唇の間で、人中より2センチくらい横にずれた所です。大きさは1.5~2ミリくらい、陥没の深さも同じくらいだと思います。ダーマペンを4~5回ほど施術しましたが思うように穴が隆起せず、形成外科を受診しました。穴の底から産毛が生えてきたので細胞は死んでいないと思うのですが、穴を取るように長めに切開し、真皮縫合するという手術を受けることになりました。そして一昨日、その手術を受けたのですが、昨日は出血がなかったのに翌々日の今日になって少し出血がありました。消毒のため患部を見ると3箇所縫ってありましたが1箇所の縫い目がかなり皮膚にくいこんでいて そこの部分からじわりと出血しているようです。傷が出血すると傷痕が目立つようになるとネットで見て、また縫い目の深いのも傷が陥没して仕上がるのではないか心配です。予定の抜糸前に受診したほうがいいでしょうか。

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
整容に関する治療は、手術の内容と同等に術後の治療やケアが大切です。
最高の結果を望むなら、少しでも不安な状況があれば術後毎日でも経過を診てもらうべきです。
直ちに受診してください。
Q25 相談者 ニックネーム:まいこ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3月23日に自転車で転け顎を3針縫いました。29日に抜糸をしてテープを貼っていたのですが、傷口を触ると痛くしこりのようになっています。外科で縫ってもらったので、形成外科で診てもらうか悩んでいます。どうしたら良いでしょう。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「しこり」自体は異常ではありませんが、傷跡を目立たなくしたいとお考えならば、直ちに「形成外科」を受診して瘢痕の状態を診てもらってください。
また、定期的に形成外科を受診して、適時・適当な自己ケア法のアドバイスを貰うとよいでしょう。
Q26 相談者 ニックネーム:Y.Y 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

今月顎を骨折し、手術を行いました
手術したところが硬くなっているのですが、何日、何ヶ月くらいで元に戻っていくのでしょうか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手術部位の「硬くなっている」状態は、術後3か月~6か月程度で「元に戻って」いきます。
また瘢痕が軟らかくなっても、骨折部を固定したプレートをしこりとして触れます。
Q27 相談者 ニックネーム:ユウ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

1月に転倒して左頬を4針縫いました。現在 アトファインを貼っていて、次回の通院は7月の予定です。たくさん笑ったときや ぎゅっと押さえたとき以外は痛みは無い状態です。なるべく刺激しないようにと言われているのですが、フェイシャルエステに行くことは可能でしょうか。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後3か月までは線維化によって瘢痕が硬くなる傾向があるので、一般的に「フェイシャルエステ」で「刺激」することは避けた方がよいと言えます。
症例によって状態は異なるので、具体的な対応はおかかりになっている病院の主治医にお尋ねください。
Q28 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1ヶ月半前に、転倒して左目の周りの骨と鼻の骨を骨折しました。
翌日には形成外科を受診し、その日のうちに鼻の修復手術と、鼻を折ったさいにできた傷口を縫っていただきました。一週間後に抜糸し、そのあとはドクターの指示のもと、1ヶ月スキンテープで鼻の上の傷跡(縫合跡)を保護していました。そのときは傷痕(縫合跡)は赤紫色でしたが、傷痕の盛り上がりは、一部だけでした。
1ヶ月後の再診で、傷痕をよくするためにスキンテープからステロイド含有テーブをはるようになりました。スキンテープのかわりに一日一回自分で傷跡にステロイド含有テープをはるようになって一週間ほどたちます(怪我をした日からちょうど1ヶ月半です)。スキンテープのときは盛り上がりが一部分だったのが、ステロイド含有テープにしてから縫合跡の傷口にそって全体的に盛り上がっていることに気がつきました。(傷跡にしかはっていません)
かゆみなどはありません。が、傷跡の盛り上がりが広がったのが気がかりで、ご相談のメールをいたしました。
このままステロイド含有テープをしていても大丈夫でしょうか?それとも傷の治りかたとしては普通なのでしょうか。

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「怪我をした日から」「1か月」以上経過して肥厚性瘢痕になりつつある時期に重なったため、「ステロイド含有テープにしてから縫合跡の傷口にそって全体的に盛り上がって」きたように感じるのでしょう。
「傷跡の盛り上がりが広がったの」は「ステロイド含有テープ」のせいではありません。
そのまま「ステロイド含有テープを」継続して「傷跡」だけに貼って、「形成外科」担当医の指示に従ってください。
Q29 相談者 ニックネーム:ライム 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2週間前に眉毛の上を3針縫いました。
眉毛の高さが変わってきてしまいました。目元の大きさも小さくなってしまいました。縫った場所付近は硬いです。
これは治るのでしょうか?
美容整形的なものではないと治らないのか不安です。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
切創や割創で「眉毛の上を3針縫」っただけなら、通常、「眉毛の高さが変わ」ったり「目元の大きさも小さくなってしま」うことはありません。
処置後「縫った場所付近」が「硬」くなっているのは、まだ「2週間」しか経っていないことから縫合による硬結と推測されます。
3か月以上の経過で硬結は消褪するでしょうし、「眉毛の高さが変わって」いる状態も軽減あるいは解消されるでしょう。
「目元の大きさも小さくなって」いるのが浮腫みによるものなら、3週間程度で改善します。
また、頂いた情報だけでは、外傷によって三叉神経末梢が損傷されて「眉毛の高さが変わって」「目元の大きさも小さくなって」いる可能性も完全に否定することが出来ません。
形成外科で診察をしてもらい、現状の評価と今後の経過予測、自己ケアの方法などをお尋ねください。
Q30 相談者 ニックネーム:でんちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

先週の金曜日に転倒し自宅の外階段(タイル)に顔面をぶつけてしまい、眉毛のすぐ上、目と目の間の2ヶ所を切ってしまい形成外科で縫合しました。本日抜糸しましたが、ゲンタシンはもう塗らなくていいと言われました。
そのまま、診察が終わりそうな雰囲気だったので、私がテープ等貼らなくて良いですか?と聞くと貼っても良いよ、と。
また、日焼け気を付けた方が良いんですよね?と聞くと、9月まで紫外線強いから今年は特に気をつけてね。というようなかんじで、また何か気になることがあれば来てね。と診察が終わりました。
抜糸の際、少し血が滲んだように見えましたが、ゲンタシンはもう塗らなくて良いのでしょうか?
また、マイクロポアテープは貼るつもりですが、どのようなことを気を付けたら良いか教えて頂きたいです。
もし、マイクロポアではなく、他でおすすめのものがあれば、それも合わせて教えて頂きたいです。

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
抜糸が済んでいるので、「ゲンタシンはもう塗らなくていい」です。
「マイクロポア」などの「テープ」は、瘢痕に緊張がかかる部位ならば必ず貼っていただきますが、「眉毛のすぐ上、目と目の間の2ヶ所」ならば瘢痕を幅広くするような方向に強い緊張がかかる部位ではないので、「貼っても良いよ」という程度の勧め方だったのでしょう。
むしろ、「テープ」の範囲が「眉毛」にかかってしまうことを懸念なさったのかもしれません。
また、受傷後3か月程度の期間に生じる炎症後色素沈着を防ぐには「日焼け気を付けた方が良い」のですが、数年の経過を比較すると紫外線対策の有無で色素沈着の程度に差はありません。
したがって、積極的に紫外線対策をお勧めになることはなさらなかったのではないでしょうか。
紫外線対策が絶対に必要と考える医師もいるので、患者さんから尋ねられた際には、「9月まで紫外線強いから今年は特に気をつけてね。というようなかんじ」でお答えになっているのかもしれません。
ちなみに、「マイクロポア」などの「テープ」は、紫外線遮断効果は必ずしも大きくないので、紫外線対策をなさるならSPF50の日焼け止めをお使いになることをお勧めします。

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