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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q21 相談者 ニックネーム:HaKU 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

片側顔面痙攣の診断を受け左耳後ろの髪の毛の生え際に沿って10cm程切開、直径40mmで開頭オペを受けました。オペ後から左側の後頭部から頭頂にかけて感覚麻痺があり、2週間経過しても改善の兆しがありません。執刀医にはまだ話をしていませんがこのまま戻らないのか、徐々に改善するのか分からず不安でたまりません。 ネットで調べても感覚麻痺についてはヒットしません。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「後頭部から頭頂にかけて知覚麻痺」なら大後頭神経の障害ではないでしょうか。
「顔面痙攣」の神経血管剥離術で大後頭神経を切断する可能性は低いので、手術中の体位などによる一時的な神経損傷なのかもしれません。
「改善の兆しがありません」という記載が、術後「2週間経過」して多少とも知覚が戻ってきているがまだ完全ではないということならば、「徐々に改善する」のをお待ちになってもよいでしょう。
記載の言葉通り、全く知覚鈍麻の軽減が無いということならば、早めに治療を開始したほうがよいかもしれません。
術前に説明の無かった状態があるならば、その症状が手術に関係するかどうか自信を持って完全に理解できるのは手術を担当した医師だけです。
「不安」を抱えて「ネットで調べても」一般的な情報しか書いてないわけですし、多くの方の経過にご自身が当てはまるかもどうかも明確にはなりません。
診察をしなければ症状の詳細を把握できないので、明快な回答が出来ません。
なるべく早く、手術をなさった病院で主治医にご相談いただくのが最良の選択肢と考えます。
Q22 相談者 ニックネーム:うさこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

以下の症状につきまして、今後の対処法を アドバイスくださいましたら有り難く、メールをさせていただきました。
【気になる症状】
打撲後の左側頬のしこりと、しこり部位真下の凹み(表情に関係なく常時凹んでいます)
【ご相談内容】
転倒日から本日で1ヶ月となりますが、凹みの経過について、あと数ヶ月観察して治らなければ形成外科を受診という手順で良いでしょうか。
【状況】
ちょうど1ヶ月前、歩道で転び、コンクリートの道路に左頬を打撲しました。かなり大きく腫れましたが形成外科が近くに無く、すぐに、かかりつけの皮膚科に行きまして、診察後、ヘパリン油性クリームを処方頂き、現在も毎日規定量を塗っております。怪我の状況は外傷は無く、打撲による内出血と腫れです。
腫れと内出血は1ヶ月後の現在、ほとんど消失しておりますが、上記の症状が気になっております。

なお、念のため、脳神経外科で頭部MRIをとり脳には異常がないのですが、頭部MRIでは頬の状況は映らないのでしょうか?担当の医師からは何も言われませんでした。

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「脳神経外科」で撮った「頭部MRI」は、頭頂から眼球の高さまでのMRIスライス画像で、脳や硬膜周辺など頭蓋内の所見に異常がないことを確認したのでしょう。
顔面骨や顔面頬部の異常は、形成外科を受診して、顔面単純X線撮影や顔面骨CT、顔面MRIなどの検査をしなければ診断できないことも少なくありません。
申し訳ありませんが、「左側頬のしこりと、しこり部位真下の凹み」の部位と症状が把握できないため、診断が出来ません。
既に「転倒日から」「1か月」経過しているなら急ぐ必要はありませんが、出来るだけ早い時期に「形成外科」を受診して診断を確定して、適時・適当なケアや治療を提案してもらうことをお勧めします。
Q23 相談者 ニックネーム:でんでん 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

1月に転倒により顔面(目と目の間)を1.5cm程ぱっくり深く切り、形成外科で縫合しました。
現在は1mm程の幅の傷跡があり、まだ少し赤みは帯びていて、入浴等により更に赤くなる状態です。
最近気づいたのですが、傷跡上ではなく傷跡付近(すぐ上)に2~3mm大のしこりがあり、押したら少し痛むそうです。
このしこりは、自然に無くなるのでしょうか?
また、傷跡の色の変化や幅のサイズは今後どのように経過していくのでしょうか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の瘢痕は一般的に、受傷後3ヶ月までは硬く赤みが続き、6か月に向けて色調が落ち着き軟らかくなります。
凹凸は次第に目立たなくなりますが、大きさが変わることはありません。
フラップ状の外傷で「『つ』の字のような縫合」が成された場合、瘢痕が硬い期間を通して瘢痕に囲まれた部分が多少膨らんで見えます。
また、皮下の線維成分が「しこり」としてふれるのかもしれませんし、皮下縫合糸や皮下膿瘍などが存在するのかもしれません。
申し訳ありませんが、メールでは詳細な症状の把握が出来ないため具体的な回答が出来ません。
もともと「形成外科」で縫合していただいたのですし、おかかりになっている「形成外科」で定期的に経過を診てもらい、瘢痕が目立たなくなるまで適時・適当なアドバイスを貰ってください。
Q24 相談者 ニックネーム:T 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別: 

2ヶ月前に顔面骨折をして、手術をしました。
手術後から少し頬の皮膚がたるんでる?腫れてる?のかわからないけど、手術前の顔より少し違う顔になってしまいました。
これってどれくらいの時間をかけて元に戻るのでしょうか?
それとも何か他にケアが必要でしょうか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「少し違う顔」の原因が骨折後の偏移治癒によるものなら「時間をかけて」も「元に戻」りません。
「腫れてる」なら、「腫れ」が退くのに少なくとも3か月以上かかります。
「頬の皮膚がたるんでる」なら、顔面神経麻痺が無いことの確認が必要です。
整容に関わるご相談には、診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ません。
手術をして治療が終わっているわけではないので、「元に戻る」かどうかは手術をした病院を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q25 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

昨日自転車で転倒し鼻を強打しました。
その際に鼻の骨折と傷ができ外科で縫合しました。軟膏と抗生物質を処方され帰宅。翌日以降は絆創膏に軟膏を塗って保護するように言われました。
翌日にまた診てもらったのですが、前日の先生とは別の先生でした。
消毒と軟膏を塗られ、傷口にはテープなどの保護もなく帰宅しました。
テープの保護も必要ないとのこと。
傷跡をなるべく残さないようにしたいと告げ、何か気をつけることがあればと思ったのですが何も無いとの返答。
傷跡の件は、傷口が治ってからにしてくれとのことでした。抜糸前に他の形成外科で診てもらう方が良いのか迷っています。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷跡の件は、傷口が治ってから」ではなく、初期治療の段階から瘢痕を残さないことを意識して治療すべきと考えます。
直ちに形成外科を受診してください。
「鼻の骨折」など顔面骨骨折も形成外科の領域ですから、改めて診てもらってください。
Q26 相談者 ニックネーム:みいこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

3週間ほど前に脚立から落ちて左頬を打ちました。みるみる腫れてきたのがわかったので近くの整形外科でCTを撮ってもらい骨折してないとの事でした。その後1週間はどんどん晴れて内出血がひどくなり、だんだんと腫れは引いてきましたが打った所に硬いしこりができてしまいました。ほっておいても治るのでしょうか?このまましこりが残ってしまう可能性もありますか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下血腫により、「みるみる腫れてきた」うえに「1週間はどんどん腫れて内出血がひどく」なったのでしょう。
形成外科を受診して顔面骨骨折が無いこと、眼窩下神経の損傷が無いことを確認してもらい、皮下血腫の処置をすべきかどうかご相談なさってください。
Q27 相談者 ニックネーム:なつみ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

中学生女子です。5日前に転んで階段にて鼻の横2cmほどを切りました。出血もすぐとまりましたのでその日は自宅どキズパワーパッドをはり翌日に皮膚科を受診したところ、縫うほどの傷ではないとの事で抗生剤だけ処方されました。
翌日新たに形成外科を受診したところこちらでは傷を乾かさない軟膏の処置でした。
現在では皮膚ができてきているのか痛み、しみたり等全くないそうです。が、傷が1mmくらい離れて治ってきています。テープで寄せたりしたほうが良いのではないかと思うのですが…また新たな形成外科、皮膚科を受診するべきでしょうか?

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
そのまま上皮化すれば「1mm」の幅の瘢痕になります。
受傷後「5日」経過しているなら、「テープで寄せたり」しても幅の狭い瘢痕にはならないかもしれません。
瘢痕を目立たないものにするには、受傷直後の処置は重要ですが、創が閉鎖上皮化してからのケアも大切です。
「テープで寄せたり」縫合したりした方がよいか、湿潤療法で治療するか、瘢痕のケアをどうするかなど診察をしたうえでの判断が必要なので、直ちに形成外科を受診してください。
Q28 相談者 ニックネーム:     患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

数年前に吹き出物を潰してしまい、皮膚に穴があいてしまいました。場所は鼻と唇の間で、人中より2センチくらい横にずれた所です。大きさは1.5~2ミリくらい、陥没の深さも同じくらいだと思います。ダーマペンを4~5回ほど施術しましたが思うように穴が隆起せず、形成外科を受診しました。穴の底から産毛が生えてきたので細胞は死んでいないと思うのですが、穴を取るように長めに切開し、真皮縫合するという手術を受けることになりました。そして一昨日、その手術を受けたのですが、昨日は出血がなかったのに翌々日の今日になって少し出血がありました。消毒のため患部を見ると3箇所縫ってありましたが1箇所の縫い目がかなり皮膚にくいこんでいて そこの部分からじわりと出血しているようです。傷が出血すると傷痕が目立つようになるとネットで見て、また縫い目の深いのも傷が陥没して仕上がるのではないか心配です。予定の抜糸前に受診したほうがいいでしょうか。

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
整容に関する治療は、手術の内容と同等に術後の治療やケアが大切です。
最高の結果を望むなら、少しでも不安な状況があれば術後毎日でも経過を診てもらうべきです。
直ちに受診してください。
Q29 相談者 ニックネーム:まいこ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3月23日に自転車で転け顎を3針縫いました。29日に抜糸をしてテープを貼っていたのですが、傷口を触ると痛くしこりのようになっています。外科で縫ってもらったので、形成外科で診てもらうか悩んでいます。どうしたら良いでしょう。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「しこり」自体は異常ではありませんが、傷跡を目立たなくしたいとお考えならば、直ちに「形成外科」を受診して瘢痕の状態を診てもらってください。
また、定期的に形成外科を受診して、適時・適当な自己ケア法のアドバイスを貰うとよいでしょう。
Q30 相談者 ニックネーム:Y.Y 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

今月顎を骨折し、手術を行いました
手術したところが硬くなっているのですが、何日、何ヶ月くらいで元に戻っていくのでしょうか?

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手術部位の「硬くなっている」状態は、術後3か月~6か月程度で「元に戻って」いきます。
また瘢痕が軟らかくなっても、骨折部を固定したプレートをしこりとして触れます。

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