傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q11 相談者 ニックネーム:でんでん 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

1月に転倒により顔面(目と目の間)を1.5cm程ぱっくり深く切り、形成外科で縫合しました。
現在は1mm程の幅の傷跡があり、まだ少し赤みは帯びていて、入浴等により更に赤くなる状態です。
最近気づいたのですが、傷跡上ではなく傷跡付近(すぐ上)に2~3mm大のしこりがあり、押したら少し痛むそうです。
このしこりは、自然に無くなるのでしょうか?
また、傷跡の色の変化や幅のサイズは今後どのように経過していくのでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の瘢痕は一般的に、受傷後3ヶ月までは硬く赤みが続き、6か月に向けて色調が落ち着き軟らかくなります。
凹凸は次第に目立たなくなりますが、大きさが変わることはありません。
フラップ状の外傷で「『つ』の字のような縫合」が成された場合、瘢痕が硬い期間を通して瘢痕に囲まれた部分が多少膨らんで見えます。
また、皮下の線維成分が「しこり」としてふれるのかもしれませんし、皮下縫合糸や皮下膿瘍などが存在するのかもしれません。
申し訳ありませんが、メールでは詳細な症状の把握が出来ないため具体的な回答が出来ません。
もともと「形成外科」で縫合していただいたのですし、おかかりになっている「形成外科」で定期的に経過を診てもらい、瘢痕が目立たなくなるまで適時・適当なアドバイスを貰ってください。
Q12 相談者 ニックネーム:T 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別: 

2ヶ月前に顔面骨折をして、手術をしました。
手術後から少し頬の皮膚がたるんでる?腫れてる?のかわからないけど、手術前の顔より少し違う顔になってしまいました。
これってどれくらいの時間をかけて元に戻るのでしょうか?
それとも何か他にケアが必要でしょうか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「少し違う顔」の原因が骨折後の偏移治癒によるものなら「時間をかけて」も「元に戻」りません。
「腫れてる」なら、「腫れ」が退くのに少なくとも3か月以上かかります。
「頬の皮膚がたるんでる」なら、顔面神経麻痺が無いことの確認が必要です。
整容に関わるご相談には、診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ません。
手術をして治療が終わっているわけではないので、「元に戻る」かどうかは手術をした病院を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q13 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

昨日自転車で転倒し鼻を強打しました。
その際に鼻の骨折と傷ができ外科で縫合しました。軟膏と抗生物質を処方され帰宅。翌日以降は絆創膏に軟膏を塗って保護するように言われました。
翌日にまた診てもらったのですが、前日の先生とは別の先生でした。
消毒と軟膏を塗られ、傷口にはテープなどの保護もなく帰宅しました。
テープの保護も必要ないとのこと。
傷跡をなるべく残さないようにしたいと告げ、何か気をつけることがあればと思ったのですが何も無いとの返答。
傷跡の件は、傷口が治ってからにしてくれとのことでした。抜糸前に他の形成外科で診てもらう方が良いのか迷っています。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷跡の件は、傷口が治ってから」ではなく、初期治療の段階から瘢痕を残さないことを意識して治療すべきと考えます。
直ちに形成外科を受診してください。
「鼻の骨折」など顔面骨骨折も形成外科の領域ですから、改めて診てもらってください。
Q14 相談者 ニックネーム:みいこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

3週間ほど前に脚立から落ちて左頬を打ちました。みるみる腫れてきたのがわかったので近くの整形外科でCTを撮ってもらい骨折してないとの事でした。その後1週間はどんどん晴れて内出血がひどくなり、だんだんと腫れは引いてきましたが打った所に硬いしこりができてしまいました。ほっておいても治るのでしょうか?このまましこりが残ってしまう可能性もありますか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下血腫により、「みるみる腫れてきた」うえに「1週間はどんどん腫れて内出血がひどく」なったのでしょう。
形成外科を受診して顔面骨骨折が無いこと、眼窩下神経の損傷が無いことを確認してもらい、皮下血腫の処置をすべきかどうかご相談なさってください。
Q15 相談者 ニックネーム:なつみ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

中学生女子です。5日前に転んで階段にて鼻の横2cmほどを切りました。出血もすぐとまりましたのでその日は自宅どキズパワーパッドをはり翌日に皮膚科を受診したところ、縫うほどの傷ではないとの事で抗生剤だけ処方されました。
翌日新たに形成外科を受診したところこちらでは傷を乾かさない軟膏の処置でした。
現在では皮膚ができてきているのか痛み、しみたり等全くないそうです。が、傷が1mmくらい離れて治ってきています。テープで寄せたりしたほうが良いのではないかと思うのですが…また新たな形成外科、皮膚科を受診するべきでしょうか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
そのまま上皮化すれば「1mm」の幅の瘢痕になります。
受傷後「5日」経過しているなら、「テープで寄せたり」しても幅の狭い瘢痕にはならないかもしれません。
瘢痕を目立たないものにするには、受傷直後の処置は重要ですが、創が閉鎖上皮化してからのケアも大切です。
「テープで寄せたり」縫合したりした方がよいか、湿潤療法で治療するか、瘢痕のケアをどうするかなど診察をしたうえでの判断が必要なので、直ちに形成外科を受診してください。
Q16 相談者 ニックネーム:     患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

数年前に吹き出物を潰してしまい、皮膚に穴があいてしまいました。場所は鼻と唇の間で、人中より2センチくらい横にずれた所です。大きさは1.5~2ミリくらい、陥没の深さも同じくらいだと思います。ダーマペンを4~5回ほど施術しましたが思うように穴が隆起せず、形成外科を受診しました。穴の底から産毛が生えてきたので細胞は死んでいないと思うのですが、穴を取るように長めに切開し、真皮縫合するという手術を受けることになりました。そして一昨日、その手術を受けたのですが、昨日は出血がなかったのに翌々日の今日になって少し出血がありました。消毒のため患部を見ると3箇所縫ってありましたが1箇所の縫い目がかなり皮膚にくいこんでいて そこの部分からじわりと出血しているようです。傷が出血すると傷痕が目立つようになるとネットで見て、また縫い目の深いのも傷が陥没して仕上がるのではないか心配です。予定の抜糸前に受診したほうがいいでしょうか。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
整容に関する治療は、手術の内容と同等に術後の治療やケアが大切です。
最高の結果を望むなら、少しでも不安な状況があれば術後毎日でも経過を診てもらうべきです。
直ちに受診してください。
Q17 相談者 ニックネーム:まいこ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3月23日に自転車で転け顎を3針縫いました。29日に抜糸をしてテープを貼っていたのですが、傷口を触ると痛くしこりのようになっています。外科で縫ってもらったので、形成外科で診てもらうか悩んでいます。どうしたら良いでしょう。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「しこり」自体は異常ではありませんが、傷跡を目立たなくしたいとお考えならば、直ちに「形成外科」を受診して瘢痕の状態を診てもらってください。
また、定期的に形成外科を受診して、適時・適当な自己ケア法のアドバイスを貰うとよいでしょう。
Q18 相談者 ニックネーム:Y.Y 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

今月顎を骨折し、手術を行いました
手術したところが硬くなっているのですが、何日、何ヶ月くらいで元に戻っていくのでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手術部位の「硬くなっている」状態は、術後3か月~6か月程度で「元に戻って」いきます。
また瘢痕が軟らかくなっても、骨折部を固定したプレートをしこりとして触れます。
Q19 相談者 ニックネーム:ユウ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

1月に転倒して左頬を4針縫いました。現在 アトファインを貼っていて、次回の通院は7月の予定です。たくさん笑ったときや ぎゅっと押さえたとき以外は痛みは無い状態です。なるべく刺激しないようにと言われているのですが、フェイシャルエステに行くことは可能でしょうか。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後3か月までは線維化によって瘢痕が硬くなる傾向があるので、一般的に「フェイシャルエステ」で「刺激」することは避けた方がよいと言えます。
症例によって状態は異なるので、具体的な対応はおかかりになっている病院の主治医にお尋ねください。
Q20 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1ヶ月半前に、転倒して左目の周りの骨と鼻の骨を骨折しました。
翌日には形成外科を受診し、その日のうちに鼻の修復手術と、鼻を折ったさいにできた傷口を縫っていただきました。一週間後に抜糸し、そのあとはドクターの指示のもと、1ヶ月スキンテープで鼻の上の傷跡(縫合跡)を保護していました。そのときは傷痕(縫合跡)は赤紫色でしたが、傷痕の盛り上がりは、一部だけでした。
1ヶ月後の再診で、傷痕をよくするためにスキンテープからステロイド含有テーブをはるようになりました。スキンテープのかわりに一日一回自分で傷跡にステロイド含有テープをはるようになって一週間ほどたちます(怪我をした日からちょうど1ヶ月半です)。スキンテープのときは盛り上がりが一部分だったのが、ステロイド含有テープにしてから縫合跡の傷口にそって全体的に盛り上がっていることに気がつきました。(傷跡にしかはっていません)
かゆみなどはありません。が、傷跡の盛り上がりが広がったのが気がかりで、ご相談のメールをいたしました。
このままステロイド含有テープをしていても大丈夫でしょうか?それとも傷の治りかたとしては普通なのでしょうか。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「怪我をした日から」「1か月」以上経過して肥厚性瘢痕になりつつある時期に重なったため、「ステロイド含有テープにしてから縫合跡の傷口にそって全体的に盛り上がって」きたように感じるのでしょう。
「傷跡の盛り上がりが広がったの」は「ステロイド含有テープ」のせいではありません。
そのまま「ステロイド含有テープを」継続して「傷跡」だけに貼って、「形成外科」担当医の指示に従ってください。

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る