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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q1 相談者 ニックネーム:ka 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

びまん性の神経繊維腫(アザ、良性腫瘍)が顔にあり、幼少期に右瞼に植皮、右頬に皮弁術をしています。
昨夜より、原因不明の高熱が出て(コロナ、インフル陰性)今日の朝起きたら、植皮した方の右瞼が腫れ上がってしまっていて、右頬も腫れています。
こんなこと初めてなのですが、植皮したところも腫瘍は全部取りきれておらず腫瘍が大きくなっているのか、熱で炎症を起こしているのかわかりません。
解熱はしてきてるのですが、右頬、右瞼の腫れは自然と治りますか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
比較的大きな腫瘤型の「神経線維腫」もありますが、一晩で「神経線維腫」が増大した報告はありません。
同側で「腫れ」の症状があることからおそらく浮腫みにが原因と考えられるので、一両日中に「右頬、右瞼の腫れは自然と治」ると推測します。
Q2 相談者 ニックネーム:にく 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

下顎骨内異物除去術を約2ヶ月前に行いました。
術中の出血量はさほどなかったにも関わらず、手術2日目の夜から急に腫れが強くなり、その後内出血が見られました。
左右同じような処置をしましたが、腫れと青アザが左半分下顎に出現し、1ヶ月ほどアザも消えませんでした。
ちなみに、術後ドレーンはありまませんでした。
術中に、出血がほとんどなかったのにもか変わらずそのような内出血が術後見られることに関して、担当医も疑問に思っていました。
腫れの引きが遅いだけかと思っていましたが、内出血の酷かった下あごに大きくしこりのような固いでっぱりがあります。
口の中から触ってもにもありませんが顎のラインに沿って表面から触るとひっかかるほどのしこりがあり、輪郭もポコッとしてしまっています。
今後吸収されていくのか、このまま残ってしまうのか、不安です。
顔が一回り大きくなっまたような印象に鳴ってしまい、左右非対称も気になります。
何か手立てはあるのでしょうか。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
浮腫ならいずれ完全に消褪するでしょうが、皮下血腫なら線維化して「しこり」が残る可能性があります。
術後「約2か月」なら、超音波検査やCT検査、MRI検査で、浮腫か皮下血腫か診断が出来ます。
先ずは、診断が必要なので、主治医とご相談なさってください。
Q3 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

息子が交通事故で瞼(眉毛からまぶたを通って目尻まで)挫創し縫合してもらいました。受傷から2週間経ち傷跡は綺麗に治ってきていますが、傷跡の周りだけ水が溜まってるようにブヨブヨしています。痛み痒みなどはなく、ケロイドとは違う感じです。
眼窩底骨折あり、5日ほど前に眼球打撲と視神経の治療で入院してステロイドパルス療法を1クールしてもらっています。
次の受診は2日後ですが、それまで様子を見ても大丈夫でしょうか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「眼窩底骨折」はあるが眼球運動にも視野にも問題はなく、「眼球打撲」に伴う網膜障害の予防的治療として「ステロイドパルス療法」をなさったと理解します。
受傷後「2週間」で、「瞼」の「縫合」部の「周りだけ水が溜まってるようにブヨブヨして」いるのは、浮腫みが原因ではないでしょうか。
「次の受診」が「2日後」なら、「それまで様子を見ても大丈夫」と考えます。
Q4 相談者 ニックネーム:tam2 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

転倒により額に裂傷が起きました。

自分なりにさまざまな医療情報にアクセスしたところ、創傷被覆材を用いた湿潤療法が用いられるものと思い、どこの医院にかかっても変わらないだろうと自宅最寄りの整形外科を受傷翌日に受診しました。

医師が選択したのは縫合処置で、現在は受傷部位にガーゼを貼った状態です。出血や傷の程度を見ての判断なのかもしれませんが、古い町医者であり医師の専門も創傷治癒系統ではなかったことに疑問を持ち「湿潤療法を用いないのですか?」と質問したところ要領を得ぬ回答でした。

また、傷が皮下組織にまで達していた等の理由で縫合が選択されていたとしても「抜糸まで一週間濡らさないように」「ガーゼを貼るように」と、湿潤環境を保つことを薦めない治療方針だったため、一抹の不安を感じております。

率直に、今回のケースではセカンドオピニオンを求めるべきでしょうか?
また、よろしければ縫合後の創傷ケアについてすべきことをご教示いただけますと幸いです。

 

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をせずに具体的な治療のアドバイスは出来ません。
一般的に、「額」の「裂傷」なら、創縁をピタリと合わせて治癒させた方が瘢痕が小さくて済むので、「縫合処置」は正しい選択と考えます。
一方で、縫合創をシャワーなどで濡らしていけない根拠はありません。
一本の線状に縫合されているなら、湿潤療法の有無で治癒までの時間や瘢痕の長期的な経過に大きな違いはないでしょう。
自宅での自己ケアが必要な治療は、基本的に、患者さんと担当医の間で相互の信頼が必要です。
瘢痕を少しでも目立たなくしたいとお考えなら、ご自身が信頼できると感じる形成外科医を主治医とすることもご検討なさるとよいでしょう。
Q5 相談者 ニックネーム:maymay 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

先週旅先で子どもが額を5センチほど縦にざっくり切り、縫合とテープで治療しました。
自宅に帰り形成外科を受診し、そのまま一週間後に抜糸しました。抜糸後はテープも薬もなしとのことですが、かさぶたや傷口が気になります。テープを貼ったほうがいいでしょうか?その場合、かさぶたがなくなってからのほうがいいですか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「形成外科」に診ていただいたなら、「抜糸」をして治療が終わりということは無いでしょう。
次の診察の予約があるはずで、次の受診までは「テープも薬もなし」でいてくださいという指示ではないでしょうか。
「額」の「縦」方向に「5cm」もの切創は、比較的瘢痕が残りやすいので、なるべく目立たない瘢痕にしたいとお考えならば、定期的に経過を診てもらい、適時適切なケア法をアドバイスしてもらう必要があります。
抜糸後に具体的な受診の指示もなく、瘢痕を目立たなくするためのアドバイスも無かったなら、直ちに他の形成外科を受診してください。
ある程度瘢痕が残っても構わないなら、洗顔などで「かさぶたがなくなってから」「テープ」などの瘢痕ケアを始めるとよいでしょう。
Q6 相談者 ニックネーム:かな 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

2日前に額を深く切ってしまい、病院を受診してCTを撮ってもらったところ、頭蓋骨近くまでの深い傷であることがわかり6針縫合してもらいました。
何もなければ1週間後に抜糸といわれたのですが、2日後の今日、顔全体が腫れてきました。
病院では菌が入ってしまったら手術になるのですぐ来るようにといわれています。
本人は打撲による腫れではないかといっていますが、受信したほうがいいでしょうか。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合部の発赤、腫脹、熱感、疼痛の増強のいずれも無く、受傷「2日後」に目の周りが腫れてきたなら、額を強く打ったための浮腫みの可能性が高いと考えます。

わざわざ「病院」で「菌が入ってしまったら手術になるのですぐ来るように」と忠告されたということは、創汚染を警戒すべき状況での受傷だったのでしょうか。
また、「何もなければ1週間後に抜糸といわれた」ということですが、顔の浮腫みが予測される状態だがそれくらいは外傷後の通常の経過として理解しているでしょということなのか、顔の浮腫みは起きないはずなのに受傷から「2日後」に診察医の想定外に「顔全体が腫れて」きたのか、頂いた情報だけでは判断できません。
問題ないことを確認するためだけでよいので、直ちに「受診」してはいかがでしょう。
Q7 相談者 ニックネーム:MARI 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2週間前の夜に家具の角にぶつけて上唇の左端から1センチくらいのところが割れてしまった
総合病院の救急に夜間受診し、口腔外科の先生に電話で指示を仰ぎながら当直の外科の先生が縫合
表面は溶けない糸、口の中は溶ける糸で合計20針程度
翌日の受診で傷口は痛くても膿まないように指の腹でよく洗うように指示あり
翌々日に受診の指示あるも、腫れがないので5日後の受診で抜糸に
抜糸(溶ける糸の方も抜糸済)後、傷は良くなったがその部分に硬さがあるようで、なめらかな飲み口の器なら問題ないが水筒のように段差がある飲み口だと柔軟性がないからか口の端からこぼれてしまうよう
だんだん改善はしていくものでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の瘢痕は3か月程度硬さが続き、6か月に向けて徐々に軟らかくなっていきますが、その後も、しこりとして残ることが少なくありません。
3か月以降は、しこりを潰すようにマッサージをすると硬さの解消までの期間が短縮されます。
口腔外科あるいは形成外科で経過観察して貰うとよいでしょう。
Q8 相談者 ニックネーム:りく 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

電車の中で倒れた時に手すりに顔をぶつけてしまいました
1ヶ月経ったのですがしこりのようなものがなくならずに、触るとまだ痛みがあります。見た目ははあまり目立たず、倒れた時にできた痣は消えています(救急車にもお世話になったのですがその際には何も言われませんでした)

何も触れていなければ痛みは無いのですがマスクが当たって痛い時もあれば、マスクでは痛くない時もあります。
顔に出来たしこりなどは治るのが遅いと聞いたので病院にかかっていないのですが…
なにかまだ痛みの続く原因になりそうなものや対処法、病院に行く目安などがあれば教えて頂きたいです

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲したときに皮下に漿液腫や血腫ができたのではないでしょうか。
線維化して、しこりとして触れることが少なくありません。
完全に吸収されるまでに3か月以上かかります。
顔のことで後遺症がご心配でしょうから、治療の必要が無いとしても、一度、形成外科で診てもらった方がよいでしょう。
Q9 相談者 ニックネーム:まめ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

昨年11月初めに鼻に出来た4mm(見た目は2mm)の基底細胞癌の除去手術と有茎局所皮弁再建手術をうけました。再発しないように大きめに切り取り、癌を完全に取り除いていただいたのは嬉しいのですが、眉間から大きく切って鼻の皮膚を使って皮弁を作ったので、鼻を1周するほどの傷になりました。その方が早くきれいに治るとのことですが、反対側の鼻の穴が上にひっぱられてしまい、左右の鼻の穴の形の差が激しく小鼻の形も左右差がすごくなってしまいました。傷そのものは徐々に治ってきていますが、この鼻の穴の吊り上がりがよくなってくるのかどうかが心配です。傷が柔らかくなってきたら少しは下がってくるとのことですが。もし最終的に左右差が激しい場合よく美容外科のホームページに書いてある「鼻孔縁下降術」のような鼻の穴の形を整える修正手術は行えるでしょうか?美容外科的要素の強い手術なのではないかと思いますが、通常の形成外科でもきれいにしてもらえるでしょうか?医師に聞きにくくて。よろしくお願いいたします。  *またまだ切除部の皮弁の盛り上がったところの腫れもなかなか引いてきません。それも心配です。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
形成外科は見た目や機能の再建と整容に関わる外科で、もともと美容外科は形成外科の一分野です。
おかかりになっている「形成外科」の「医師」は、いずれ2次修正をして整容面を整えるつもりではないでしょうか。
「傷が柔らかくなってきたら」「鼻の穴の吊り上がり」は「少しは下がってくる」でしょうし、「最終的に左右差が激しい場合」「形成外科で」「きれいにしてもらえる」でしょう。
ご質問の内容は、遠慮なく「形成外科」「医師」にお尋ねになってよい内容です。
Q10 相談者 ニックネーム:まま 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

2ヶ月半前に、コンクリートの駐車場で転倒、ひたいに大きなお饅頭のような、とても大きなこぶができ、目と目の間、眉の上、目の下に怪我をしました。
翌朝、脳神経外科を受診、写真はとらなくて大丈夫そうだと外傷の手当てをしてもらいました。
またその翌日、外傷は形成外科で、処置してもらいました。
こぶは内出血がだんだん下がってきて小さくはなったのですが、未だ2×2センチほどの固いこぶが残っており、はじめの頃のこぶとは違い、中身はブヨブヨしておらず固いで内出血ではないのかなと思います。
中身は何なのか、このままこのこぶはなくならないのかと、毎日鏡を見たり、額を触る度とても気になります。
このまま様子を見るものなのか、受診して診てみてもらったほうが良いのか、また、それならば何科を受信すれば良いのかご意見をいただきたいです。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下血腫が線維化して「こぶ」として残っているのでしょう。
超音波検査で確認できます。
形成外科を受診して、確定診断してもらい、経過を診てもらってください。

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