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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 頭部
Q11 相談者 ニックネーム:リトル 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

70代の母ですが、高血圧のため病院に通って服薬しています。
一年前に玄関先で転び、頭をぶつけたようですが、その後、異常はありませんでした。
しかし、最近、夕方になると頭痛がすると言い、かかりつけの病院で以前頂いた鎮痛剤を服用しています。日中、頭重は微かにあるものの、一旦痛みはなくなるようですが、夕方になるとまた痛むようです。頭痛以外の症状はありません。
高血圧からの頭痛なのかと思い、つい先日、脳神経外科にてCT、MRIも撮りましたが、異常なしとの事でした。
(その際、転んだ事を言い忘れたそうです。)

高齢のため、中途覚醒が多く睡眠不足等もあるようですし、気圧等の片頭痛なのか、何が原因なのかわからず思案しています。
転んでぶつけた所が痛むようなのですが、再度CTやMRIの検査を受けた方がいいのでしょうか。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「日中、頭重は微かにあるものの、一旦痛みはなくなるようですが、夕方になるとまた痛む」というように症状の日内変動があるうえ、「つい先日、CT、MRIも撮りましたが、異常なしとの事」から、「一年前に玄関先で転び、頭をぶつけた」ことと「頭痛」は関係なさそうです。
むしろ、「高血圧のため病院に通って服薬して」いるのですから、血管性「頭痛」の可能性が高いのではないでしょうか。
「鎮痛薬を服用」すること自体は悪くないのですが、医師の診断なく自己判断で「以前頂いた鎮痛剤を服用」することはお勧めできません。
「かかりつけの病院」で診察を受けて、適切な薬を処方してもらい、正しい服用法を指導して貰ってください。
「転んでぶつけた所が痛む」という訴えは、患者さんが同じような部位だったと思うというだけのことが多いのですが、受診時に皮膚や皮下に異常が無いことも確認しておいてください。
ちなみに、症状が何もない方の健康診断とは違い、「頭重」や「頭痛」という症状があって「CT」検査、「MRI」検査をなさっているのですから、診療担当医師も検査技師も放射線科医師も何か異常があるかもしれないという前提で検査し読影し、その結果「異常なし」と判断しているのですから、同じ施設で同じ条件で「再度CTやMRIの検査を受け」ても、画像上で異常が見つかる可能性は極めて低いでしょう。
どうしても診断が付かないようなら、頭痛専門医を紹介して貰うこともご検討なさってください。
Q12 相談者 ニックネーム:なみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

頭頂部の脂腺母斑の手術を1年前(3歳)にしました。形成外科です。
膿が溜まり破裂して、再縫合せずに今は皮膚になってます(毛が生えてない)
膿が溜まる原因を教えて頂きたいです。
もし吸収糸のアレルギーであればまた膿が溜まる可能性があるのか等心配です。

そして、1年経つので再度手術予定です。
中は吸収糸を使うと思いますが、外側も吸収糸を使用するのはデメリットが多すぎるのでしょうか?
伸展性がない頭皮なので少しでも縫合してる期間を長くしたい気持ちがあります。。。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染のため「膿が溜まり破裂」したのではないでしょうか。
「吸収糸のアレルギー」ではないと考えます。
「頭皮」は「伸展性」が小さいので、次の手術では単純縫合ではなく皮弁形成して縫縮する可能性もあるでしょう。
縫合線に緊張がかからなければ、中縫い、表皮縫合とも「吸収糸」を使用するかもしれませんが、緊張が強ければ「吸収糸」はお勧めしません。
中縫いで表皮をしっかりと寄せることが出来ていれば、表皮縫合の抜糸を遅らせる必要はありません。
「形成外科」におかかりになっているのですから、担当医は最適な縫合糸を選択しているはずです。
小さなお子さんのことでご心配とは存じますが、お悩みの内容は的を射てないようです。
縫合糸のご心配をなさるより、感染を予防する効果を少しでも期待するなら、術前1週間程度は薬用シャンプーをお使いになってみてはいかがでしょう。
また、前回の術後と同様のことが起きないか心配しているということを担当医にお伝えになれば、前回の術後経過について感染の原因も含めて説明していただけるでしょうし、次の手術でどういう対策をとるかも教えていただけるでしょう。
Q13 相談者 ニックネーム:親として心配 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

階段から転んだ拍子に頭部を激突した怪我により、嗅覚神経を損傷したらしく嗅覚を感じなくなったとの事で、当時の担当医からは「治らない」と言われたため絶望しているのですが、本当に治らないのでしょうか?怪我してから半年経ちますが、たんこぶも治らないため後遺症を心配していますが、コロナ禍で再検査まで受けるのもどうかと躊躇しますが、考えすぎでしょうか?

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
中枢性嗅覚障害は脳神経の修復を待つ以外に方法が無いため、回復までに時間がかかることも少なくありませんし、完全に治らない場合もあります。。
「担当医」の「治らない」という表現は、著効を示す具体的な治療法を提案できないという意味でしょう。
「たんこぶ」は頭蓋の外側の皮下組織の繊維化なので、「後遺症を心配」する必要はありません。
耳鼻科、脳外科で嗅覚障害の程度を評価してもらい、時間の経過による改善が見込めるかどうか、嗅覚回復の手助けになる可能性がある治療やサプリメントがあるか指導してもらってはいかがでしょう。
Q14 相談者 ニックネーム:しろくま 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

2ヶ月前に階段から落ちて頭を打ち、意識を失って救急車で運ばれました。
病院では外傷性くも膜下出血と診断されました。後頭部と頭部左上を怪我して出血し、ホチキスのようなもので1週間止めて傷口を塞ぎました。後頭部の怪我の方が大きく、2ヶ月経った今でもたんこぶが治りません。怪我した当初よりは腫れが引いたのですが、ある一定の大きさになったらそこから腫れが引かなくなり、未だに固くなっています。もう一度脳の病院に行って診てもらった方がいいのでしょうか。脳外科に行けばいいのでしょうか。
また、この時頭を打ったことが原因で、脳内の嗅覚と繋がっている神経がダメージを受け、嗅覚を失ってしまいました。これは回復するかどうかわからないと診断されており、事故直後から現在も
点鼻薬(リンデロン液)を使用しています。未だに嗅覚は戻りません。
嗅覚が戻らないことも、たんこぶが治らないことと何か関係があるのでしょうか。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頭部皮下血腫が線維化したため、「たんこぶ」が「一定の大きさになったらそこから腫れが引かなくなり、未だに固くなって」いるのでしょう。
脳外科ではなく形成外科を受診してください。
「嗅覚が戻らないこと」と「たんこぶが治らないこと」に、「関係」はありません。
「脳内の嗅覚と繋がっている神経がダメージを受け、嗅覚を失っ」た中枢性嗅覚障害なので、「点鼻薬(リンデロン液)」は有効ではありません。
中枢性嗅覚障害は回復に長期間を要したり治療に難渋したりすることも少なくないので、耳鼻科で鼻腔粘膜の異状や末梢神経障害による嗅覚障害でないことを確認して、治療方針をご相談いただくとよいでしょう。
Q15 相談者 ニックネーム:てるさん 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

75歳になる母親が頭部をコンクリートの地面にぶつけ、大きなたんこぶを作りました。
病院受診したところ、CTなどの検査結果異常はないと診断されました。翌日腫れは引いてきましたが患部から汁がにじんできました。対処法を教えていただけると助かります。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
漿液腫の内容液が滲出しています。
表皮剥離はありませんが、皮膚が薄いので、表皮欠損創と同様の処置をしたほうがよいでしょう。
湿潤療法専用の創傷被覆材を貼って過剰な浸出液を吸収させてください。
滲出液が外に漏れなければ貼りっぱなしで構いませんが、浸出液が漏れて皮膚に付いた際は、かぶれを防ぐため水で濡らして表皮を擦らないよう傷つけないように創傷被覆材を優しく剥がし貼り換えます。
1~2週間程度で治癒するでしょう。
形成外科か皮膚科で診ていただくことをお勧めします。
Q16 相談者 ニックネーム:  患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

10歳 男子
ちょうど、昨日の夕方、カーポートの柱に頭をぶつけて3cmぐらいぱっくりと切れて、整形外科で4針縫いました
今日の午前中にキズの消毒をしに行きました。
明日も来てください、と先生から言われたのですが、帰り際に、先生がいない所で看護師さんにキズが広がるので、消毒は、来週の月曜日か火曜日に来てくださいと言われました。
先生と看護師さんのどちらをしんじたら良いでしょうか?
3日分の化膿止めの飲み薬をもらっています。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
担当医師から明確に指示があったなら、感染が無いことの確認など必要があっての受診指示でしょうから受診なさった方がよいでしょう。
頭部の外傷ならば発赤、腫脹、熱感、疼痛など感染の兆候が無ければ、連日の消毒は必要ないことも少なくないので、看護師さんは一般論として抜糸の時に来院すれば十分だとアドバイスしてくださったのかもしれません。
明日受診して、抜糸まで自宅ケアでも大丈夫か、担当医師にご確認なさってください。
Q17 相談者 ニックネーム:春 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

現在頭部皮下動静脈ろうでここ2年の間に10回近く外出血(大量)で緊急入院しています。治療法が無く、圧迫止血が現状です。去年から2回、カテーテルによる塞栓術を受けました。
頭部の傷は皮膚が形成されていない所にアルジサイトが固まっている状態.
出血の度に張り替える感じです。
大学病院の皮膚科の先生にはリスクが大きい為、皮膚移植は難しいと言われています。周辺の皮膚も薄く弱くなっていて浸出液や軽い出血etc…
毎日アルト原末で固めたりアルジサイトをかぶせガーゼで覆ってます。精神的に限界です。大量出血はどうにもならないけど、日常生活を過ごすのに何か良いものがないかと…
人工皮膚や何か皮膚を保護出来る方法何でも良いので知りたいです。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
潰瘍の周辺頭髪をバリカンで数ミリに切って、潰瘍全体を覆うように一回り大きめのハイドロジェル創傷被覆材を貼付しては如何でしょう。
コストはかかりますが、肉芽形成と上皮化を早めてくれます。
皮膚科担当医とご相談なさってください。

先天性動静脈奇形による動静脈瘻なのか外傷性動静脈瘻なのかによって治療の条件は異なります。
巨大動静脈瘻の外科的手術は困難なことが多いのですが、塞栓術も完全に有効ではなく対症療法に難渋しているなら、動静脈奇形の硬化療法を試みるか、根本的な治療として、動静脈瘻部分を迂回して動脈-動脈バイパスを増設、必要なら静脈-静脈バイパスを追加し、一定期間血流障害による症状が無いことを確認のうえ、動静脈瘻への流入動脈を結紮するという治療は出来ないのでしょうか。
バイパス増設後に動静脈瘻の萎縮を待つか動静脈瘻を摘出するかすれば、植皮も可能になるかもしれません。
Q18 相談者 ニックネーム:カメ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

10日以上前に自転車で鉄の看板フレ-ムに当たり右側額に裂傷。直ぐ病院に行ってホチキスみたいなので手当てを受け、暫くしたら傷は塞がりましたが。頭痛が少し酷くなりました。前から片頭痛は有りましたが。頭痛薬を飲んでもあまり効かない時があります。頭痛専門の病院に行った方が良いですか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷と「頭痛」は関係ない可能性が高いでしょう。。
「頭痛薬を飲んでもあまり効かない」「片頭痛」は、「頭痛専門」外来でご相談なさることをお勧めします。
Q19 相談者 ニックネーム:Julie 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

今年高校3年生になる息子が去年もやもや病になり脳神経外科で脳手術しました。 2020年3月に一回目の脳バイパス手術をしました。 2020年9月に2度目の脳バイパス手術は成功しましたが、傷口が塞がらなくて傷口が空いたままで皮膚や肉が固まりました。 仕方なく死んだ皮膚と肉を切って後頭部の頭皮を寄せて縫いました。
最初は数センチもある二つの傷口が一つは治ったが、もう一つは残り数ミリです。 しかし、違うところに広がりそうな傷口を先日見つかりました。 何か傷口を塞がる効果の高い飲み薬や漢方が有れば紹介していただきたいです。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頭皮は殆ど伸展しないため、壊死組織を切除して縫合すると、縫合部に緊張がかかり縫合不全が起きることが少なくありません。
「脳神経外科」も、創状態に合わせて外用薬を選択し使用しているでしょう。
申し訳ありませんが、診察をせずに具体的な薬剤のアドバイスはできません。
治癒の遷延が起きるなら、陰圧閉鎖療法を検討して貰っては如何でしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:オオサカ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

おでこにツノのような出っ張りがあります。気になっていたので形成外科に行くと、小さい時に怪我した瘢痕だと言われ除去手術を行いました。手術をしたにも関わらず術前と変わらず出っ張りがあり、担当医には手術でまた新たに瘢痕ができてしまった。もう一度手術するにはおでこの筋肉近くまで除去する必要があり、後遺症が出る可能性がある、さらには又その手術で瘢痕になり出っ張りが治らない可能性があると言われました。瘢痕手術のスペシャリストはいないのですか?と質問したところ、瘢痕手術は誰がやっても同じと言われました。ホームページを見た所瘢痕手術には様々な治療法を駆使して行うと書いてあったので質問させて頂きました。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは「ツノのような出っ張り」が、縫合線の端にできるドッグイヤーなのか肥厚性瘢痕やケロイドなのか判断が出来ません。
肥厚性瘢痕やケロイドの再発ならば手術手技と術後ケアあるいは中性子線照射で治療できますし、「おでこの筋肉近くまで除去」しても「後遺症が出る可能性」は殆ど無いでしょう。
ドッグイヤーならば大きな手術は必要ありません。
おかかりになっている形成外科でもう一度現状と今後の治療方針をお尋ねになるか、別の形成外科でセカンドオピニオンをお求めになってみては如何でしょう。

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