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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q2211 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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私は1歳の頃に下半身全体に皮膚移植が必要な大火傷を負いました。親が目を離した隙に湯温が高い浴槽に事故で転落した、との事でした。最初に搬送された病院の処置が適切でなかったらしく、その後大きな病院に転送され緊急手術、背中の皮膚を移植し一命は取りとめましたが成人後も臀部、太もも、ふくらはぎはケロイドで成長しきらなかった皮膚の引き釣れでデコボコの状態(足をタコ糸で出鱈目に縛ったような状態)です。日常生活には問題なく、冬の乾燥時期に稀に引き釣れするケロイドの一部が出血する程度の支障しか無い為、障害者手帳も持っておりません。体の半分が醜いケロイドに覆われたまま半生を過ごしてきましたが、これを自力で人並みに戻すためには多大な自己負担で整形手術が必要だと知り絶望しております。この様な事故の傷痕を癒すための整形手術でも保険は適用されないのでしょうか。
- A2211 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ご相談の治療に関して、公的医療保険制度の面で2つのポイントを理解しておく必要があります。
第1に、検査や施術を行った医療機関は保険者(健康保険組合、協会けんぽ、市町村国保、後期高齢者医療制度、共済組合など)に診療報酬を請求しますが、熱傷上皮化後の拘縮を伴わない外表醜形の治療を熱傷治療の継続として扱うか整容目的の治療として扱うかは保険者が判断します。
そこで整容に関する治療と見なされれば、公的医療保険の給付対象から除外されます。
第2に、診療内容の一部でも公的医療保険の適応外の自由診療になると、それまで公的医療保険の給付対象となっていた初診からの検査や治療が全て適応外とされ全額が医療機関もしくは患者さんの自己負担になります。
「臀部、太もも、ふくらはぎ」の「皮膚」の「デコボコの状態」は「ケロイド」ではなく、網状分層植皮(メッシュスキングラフト)後の肥厚性瘢痕です。
診察をしなければ具体的な提案は出来ませんが、レーザーやアブレージョン、瘢痕切除術、皮弁作成術、全層植皮手術などの治療が有効かもしれません。
「日常生活には問題」ないとしても、「乾燥時期」に「引き攣れ」て「出血する」ことがあるので、治療内容によって公的医療保険の適応も検討していただけるでしょう。
形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q2212 相談者 ニックネーム:h 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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現在22歳になりますが、中2の時に右腕に自傷行為で手首から肘にかけて多数の傷が残っています。中でも4本くらいはケロイドのように幅も広く残っています。以前に形成外科でステロイドの注射を行い、盛り上がりは、いくらか平らになったように感じます。注射では、限界とそこの医者で言われました。傷跡が原因で外出する事も出来ず引きこもり状態になっております。どうにかして傷跡を無くしたい。と、この先の人生に希望が持てずにいます。経済的に自費での治療は厳しいのですが、治療の方針として、どのような方法があるのでしょうか…アドバイスを頂けたらと思います。
- A2212 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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リストカットの瘢痕を完全に無くすことは難しいので、複数の治療法を組み合わせて目立たなくしたり、リストカットの瘢痕に見えないように工夫したりします。
瘢痕を目立たなくするなら、フラクショナルレーザー、マイクロニードル、アブレージョン、瘢痕切除など、瘢痕を直線でなくしたり横方向でなくしたりするならZ形成や皮弁形成術など、線状の瘢痕を広い面積の瘢痕に変えてリストカットの瘢痕に見せないようにするならレーザー焼灼、培養表皮移植、植皮などの治療法があります。
瘢痕の部位、数、状態の違いと患者さんの希望などで、担当する医師の勧める治療法は異なります。
治療をするかどうかはゆっくりと検討すればよいので、複数の形成外科、複数の美容皮膚科を受診して具体的な治療法を提案して貰ってください。
- Q2213 相談者 ニックネーム:s.s 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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手術跡の痛みの関連性について教えていただけないでしょうか。
私は、8年前に甲状腺の右側を良性腫瘍のため切除しました。当時、術後に痛みもなく、現在も傷はとてもきれいで、年1回の検査も問題なくきています。
ちょうど2週間前、チョコレート嚢胞のため卵巣を両方摘出しました(おそらく良性ではと言われましたが、病理検査中です)。そちらは、腹腔鏡手術でしたが、現在痛み止めもいらないくらい痛みなく、過ごしています。
ただ、お腹の痛みはないものの、最近、甲状腺のあたりが、時々ズキズキする瞬間があります。手術後、何かの関連で(神経痛のように)別の傷が痛むということはよくあるものなのでしょうか。
- A2213 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後数日を経過してから、手術による影響が出ることは考えられません。
「卵巣を両方摘出」したことと、「甲状腺のあたりが、時々ズキズキする」ことは関係ないでしょう。
定期検診をしてもらっている甲状腺の担当医を受診してご相談ください。
- Q2214 相談者 ニックネーム:ハナミズキ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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12歳の子どもです。1年前に転倒して耳たぶが裂け22針縫いました。その後傷は綺麗に完治しました。
最近になり耳たぶが痛いと言い出しました。ズキズキする痛みだそうです。見た目は赤みも腫れもありません。
また、傷が治ってもこういう症状はおこりうるものでしょうか?
痛みが強いので病院に連れて行きたいと思うのですが受診するなら何科がいいでしょうか?
- A2214 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「1年前」の裂傷が関係して「耳たぶが痛い」ならとりあえず形成外科を受診していただくことになりますが、「赤みも腫れも」ないのですから外傷と「痛み」に関連はない可能性は高いでしょう。
外耳や中耳の痛み、顎関節の痛みが「耳たぶ」の痛みとして感じられているかもしれません。
耳鼻科と形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q2215 相談者 ニックネーム:いちごミルク 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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3日前に、外科で膝上を怪我し、約8針程度縫ったのですがまげてもいいのでしょうか?
また、一般的にどれぐらいで治りますか?
ちなみに傷の深さは、深めでした。
- A2215 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合後「3日」経過しているなら創は癒着閉鎖していますが、「傷の深さは、深め」なので皮下縫合をしていなければ膝を「まげ」たときに創が離開してしまうかもしれません。
通常、膝の「約8針」の表皮縫合は、縫合後7~14日(平均10日)で抜糸します。
抜糸した後も、縫合瘢痕に緊張がかかると創の再離開はなくとも幅広い瘢痕になってしまうので、伸びない紙絆創膏などで瘢痕と周囲の皮膚を固定しておくとよいでしょう。
受傷した創を診て縫合処置をした担当医が最も情報を持っているわけですから、具体的なアドバイスは施術をなさった病院でご確認なさってください。
また、瘢痕を目立たないものにしたければ、形成外科を紹介して貰ってください。
- Q2216 相談者 ニックネーム:フラペチーノ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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抜糸後最長1日半で絆創膏を外してくださいと言われたんですがキズパワーパッドを使った場合1日半でとっても大丈夫ですか?
又ワンタッチパットを貼るだけだと傷後ってのこりますか?
- A2216 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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詳細な情報を伝えて頂けていないので、一般論でお答えします。
切創などの創面を隙間なく合わせて縫合した場合1日程度で創面は癒着しますが、外力がかかっても創面が再離開しなくなるまで待って抜糸します。
多くの場合、顔面は4~7日、躯幹は7~10日、四肢は10~14日程度で抜糸します。
皮下縫合をして表皮に外力がかからない場合は、早めに抜糸をしても構いません。
また、創部が浮腫を起こした際は表皮縫合糸が食い込んで縫合糸痕を残す可能性があるので、早期抜糸を選択することがあります。
「抜糸後最長1日半で絆創膏を外してくださいと言われた」ならば創閉鎖は完全と推測されるので、湿潤療法用の創傷被覆材(「キズパワーパッド」など)は必要ないでしょう。
また創傷被覆材(「ワンタッチパッド」など)は瘢痕予防にはなりません。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、目立つ瘢痕を残したくなければ形成外科か美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
- Q2217 相談者 ニックネーム:MM 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性
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2020年1月頃から2021年9月現在に至るまで頭から太ももまで皮膚潰瘍が出来ています。
はじめはニキビのようなものだと思い我慢していたのですが、神経を圧迫するようになって痛くなって初めて皮膚科を受診するようになりました。
ペニシリン系の抗生物質を飲むと症状が改善されます。
以後、1か月~2か月後にまた潰瘍が出来て痛くなる→病院に行くを繰り返しています。
皮膚科の先生に診てもらっていますが、「ニキビのようなもの、ストレスとかが原因ではないか?生活習慣など変えてみてください」と言われ、運動したり趣味に打ち込んだりと色々と試していて精神的にはよくなっている実感があるのですが、体が一向によくなりません。最近思い出した節があるのですが、2019年10月頃に野良犬に手のひらを深くかまれました。次の日、化膿しましたが、仕事も忙しく、ほっておいたら治ったので病院には行きませんでした。
もしかしたらあの時犬に噛まれたことが原因で何かしらの細菌に感染していてそれが皮膚潰瘍として現れているのでは?と考えるようになっています。この件に関して2年近くも経過しているのですが、今からでも病院に行くべきでしょうか?行くなら何科がいいのでしょうか?
- A2217 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「皮膚潰瘍」が多発し発症治癒を繰り返すなら、膿瘡あるいは水疱性膿痂疹かもしれません。
黄色ブドウ球菌の皮膚感染症状ですが、症状の程度から推測すると「犬に噛まれたこと」と直接の関係はないでしょう。
皮膚科で診断名、今後の治療方針、経過予測をしっかりとお尋ねになってください。
- Q2218 相談者 ニックネーム:I 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳5ヶ月の息子です。1歳4ヶ月(8月)に転んだ際、家のローテーブルに強打し、額を縦2㎝パックリ切れてしまいました。救急外来に行き、夕方だったので当直脳外科ドクターに診てもらいました。傷のことを相談して翌日に形成外科に受診し、縫っていただきました。1ヶ月間はテープで保護し、9月半ばに通院とテープ保護が終了しました。経過は良好で傷の赤みは減り、だんだん白くなるとも言われました。
そこで質問があります。
・傷はしっかりと、残りますか?
・傷が少しでも残らない方法やケアはありますか?
- A2218 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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顔の外傷を治療する「形成外科」医師は誰も皆、なるべく瘢痕を残さないために治療法を工夫し、患者さんの特性や生活環境をみて自己ケア法を教授し、創閉鎖後も瘢痕が残らないようにフォローアップするのが通常です。
担当の「形成外科」医師は、「傷はしっかりと、残」ることはないと確信して「通院」の終了を告げたのではないでしょうか。
また「テープ保護」も終了してよいと指導があり、その後のケアも指示されていないならば、時間の経過とともに自然に「傷の赤みは減り、だんだん白くなる」と推測したということでしょう。
「額」の打撲による「縦」方向の割創は、一般的に瘢痕が残りやすいものです。
日中に保湿と紫外線対策をして、夜間就眠時はシリコンジェルシートを貼付しては如何でしょう。
ご心配なら「形成外科」で定期的に経過を診て貰ってください。
- Q2219 相談者 ニックネーム:tomi 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性
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お世話になります。3日前、中1息子が風呂場で怪我をしました。右人差し指、第二関節を横12ミリ深さ2〜3ミリほど切ってしまいました。すぐに病院に行きましたが、ステリーテープを縦に3枚貼るだけで縫いませんでした。昨日とれてしまいましたので、今日は家にあったビジダームを貼って学校に行かせました。昨日には腫れがひきましたが、指先の感覚が鈍いといっています。
どこか病院に連れて行こうと思いますが、やはり形成外科ですよね?病院でできることはあるのでしょうか。神経の回復に良いとのことで家にあるB12を昨晩から飲ませました。
- A2219 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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知覚神経末梢枝の損傷あるいは多少なりとも残っているリンパ浮腫によって「指先の感覚が鈍い」のでしょう。
外科的処置はなくビタミン剤などの投与だけになる可能性は高いでしょうが、直ちに手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科を受診して診断して貰い経過を診て貰ってください。
- Q2220 相談者 ニックネーム:きーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳4ヶ月の娘なのですが、1週間ほど前公園で遊んでいるとき砂利の上で転びました。
家に帰って手を洗うとき、右手のひらの真ん中下ら辺に0.5cm程度の切り傷?があるのを発見し、砂利のような物が入ってるのが見えたので石鹸洗浄しました。
血も出てなくこの程度の傷だからと思って砂利が少し残っていたのですが、そのまま放置してしまいました。
1週間ほど経って、傷が赤色から紫に変色しタコやうおの目の様に硬くなっています。
ピンポイントで触ると痛がります。医療機関を受診した方が良いのでしょうか。また、何科にいけば良いのでしょうか
- A2220 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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既に創閉鎖していれば、直ちにしなければいけない処置はありません。
「1週間ほど経って、傷が赤色から紫に変色し」たのは皮下出血があったせいでしょうし、「タコやうおの目の様に硬くなって」いるのは「手のひら」の創周囲の表皮のターンオーバーが早くなって角質が厚くなっているのでしょうから、いずれも徐々に改善します。
「手のひら」に「硬く」なったものがあれば、「1歳4か月」の幼児なら触れられれば嫌がるでしょうし、母親などから痛いか尋ねられれば「ピンポイントで痛が」るのは通常の反応です。
本当に痛いのかどうかを見分けるには、おもちゃなどで遊ばせて無意識のうちに「右手のひらの真ん中下ら辺」を使っているかどうかを観察すればよいでしょう。
「砂利が少し残って」も「痛」みに繋がることはありませんし、浅い部位のものならばいずれ自然に排出されます。
直ちに処置が必要になる可能性は低いと考えますが、一度形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
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