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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q581 相談者 ニックネーム:マリアン 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

包丁のサビを取るために研いでいたところ誤って刃の部分が人差し指に当たり切れてしまいました、それと同時に拍動性の鮮やかな出血があり、止血試みましたがすぐ止まらず、圧迫止血したまま出勤しました。出勤後創部の状態確認のため圧迫止血していたのを剥がすとまだ出血止まっておらず患部周囲に血が漏れて血腫ができたのか一部腫脹と熱感あと若干白くなってます。元々抗凝固剤を内服中のため血は止まりにくいのですが、抗生剤内服とゲンタシンとガーゼ保護で対応しています。念の為受診した方がよろしいでしょうか?

A581 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「抗凝固剤を内服中」ならば、外傷を受傷した際は、必ず受診すべきです。
とくに、「拍動性の鮮やかな出血」ならば動脈血でしょうから、「圧迫止血」で「すぐ止ま」る可能性は低いでしょう。
「血腫」で「一部腫脹と熱感」があるならば、「血腫」除去の必要性があるかもしれないので「受診」してください。
Q582 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:4歳11か月 性別:男性

机の角に前頭部をぶつけて出血し、2cmほど横に切れて救急外来で5針縫合しました。その翌日からは普通にシャワー浴してワセリン塗布、絆創膏で保護といわれそのようにしていました。
5日後に抜糸してもらったのですが、まだ傷口が乾き切っていないことから、乾くまでワセリンと保護は継続、乾いたらテープなどで日焼け予防をといわれました。
ですが、傷口の下の皮膚がへこみ、逆に上の皮膚が上がって1mm〜2mm程差があります。
抜糸翌日に形成外科を受診したのですが、縫い方の問題でもう直せない、できることはテープで保護をして日焼け予防とリザベンの内服ということでした。
親としては他にもできることがないかと諦めきれない気持ちでおります。
他にもできることがないか、教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A582 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に「机の角に前頭部をぶつけて出血」した割創は、創縁が打撲により挫滅されているので、瘢痕が残りやすいと言えます。
当日や翌日の処置で創縁をピタリと合わせた縫合ができなかった場合、縫合線を境に段差が生じてしまうことがあります。
先ずは、段差をそのままにして瘢痕が目立たなくなるまで待ってください。
3か月までは縫合線の瘢痕やその周囲の打撲部位が硬くなり、赤みを帯びます。
6か月に向けて硬さはほぐれますが、「傷口の下の皮膚がへこみ、逆に上の皮膚が上がって1mm~2mm程差が」あるならおそらく皮下で癒着が生じてしまうでしょうから、3か月経過したころから瘢痕をほぐし癒着を剥がすようにマッサージを開始するとよいでしょう。
「形成外科」で「縫い方の問題でもう直せない、できることはテープで保護をして日焼け予防とリザベンの内服」と指導を受けたとのことですが、その内容は、
① 直ちに段差を直すなら閉鎖した縫合線を再度開いて縫合し直すことになるが、創縁が挫滅されていれば縫い直した瘢痕もそれなりに残る可能性が高いので、現状のまま瘢痕や段差がどれくらい目立たなくなるか経過を診て、後ほど瘢痕を目立たなくするケアや瘢痕形成術などの検討をしましょう、
② 先ずは、瘢痕が幅広くならない様に「テープ」で瘢痕にかかる緊張を防ぎ、肥厚性瘢痕の予防としてリザベン内服、炎症後色素沈着の予防として紫外線対策をしておきましょうという意味で、治療を「諦め」てくださいという言葉ではありません。
「形成外科」の医師は、将来的に瘢痕が目立たなくするための、先を見越した治療の提案をするのが通常です。
定期的に経過を診てもらい、適時・適当なアドバイスを受けてください。
Q583 相談者 ニックネーム:そいらて 患者様(相談対象者) 年齢:5歳7か月 性別:男性

2週間前に、痙縮を落とすための脊髄神経の手術をし、背中に10センチほどの大きな傷痕があります。5歳の男児です。整形外科での手術です。

ずっと患部はテープで覆われていて、初めて傷痕をみましたが、あまりに痛々しく、塞がりかけている茶色の部分と、まだかなり心配なピンク色の部分と、があります。

手術を担当してくださった先生はお忙しく色々な病院を回っているようで、受診の機会は中々作れなさそうとのこと…。引き継ぎ、担当をしてくださっている整形外科の先生はドライな説明で、『手術してるんだから傷痕残るの当たり前です。何言ってるんですか』と言われてしまいました。
(もちろんそんな事は承知で傷が消えるとは思っていません。が、ただ放置するのではなく少しでも目立たなくするために、やれることや薬、テープなど何か教えて頂けないか、という相談です)

息子は元々皮膚がかなり弱く、水疱瘡やとびひ、カサカサの肌荒れや湿疹など皮膚トラブルは常にあるようなタイプなので、余計に心配です。

現在は術後の入院中で、リハビリをするのに1〜2ヶ月は入院予定なのでどこかの病院を受診することもしばらくできません。調べた所、自宅の近くには【形成外科】もありませんでした。

傷をなるべく目立たないように治してあげるために、何かできる事や推奨のケアにアドバイス頂けないでしょうか。

A583 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合線にシリコンジェルパットを貼付してはいかがでしょう。
入院中でも、肌がかなり弱くても、手軽に使えます。
脊椎部の手術痕は、長期経過のうちに幅広い瘢痕になりがちですが、白く平らな成熟瘢痕になることが多いようです。
また、乾燥して痒みが生じることもあるので、ヘパリン類似物質の外用剤などの保湿剤を使ってください。
形成外科に頻回に通院する必要はないので、退院後に受診して、気になるうちは1年に1度程度経過を診てもらい、適時適当なアドバイスを求めることをお勧めします。
Q584 相談者 ニックネーム:れーくんまま 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

数ヶ月前からの臍下の違和感についての質問です。今までに3回帝王切開歴あり、手術後の経過に特に問題ありませんでした。
最後の出産から一年半ほどたってから、生理前後の2週間ほどの期間、臍から右に3センチ、下に5センチほどの場所に鈍痛が出現するようになりました。普通の動作では気にならないのですが、起き上がりやくしゃみなど腹筋に力が入るような時は刺すような痛みがあります。
お世話になった婦人科を受診したのですが、経膣の内診では特に問題ないのでよくわからないと言われました。
術後の癒着によるものなのかなと推測しているのですが、その場合は痛みは我慢していても問題ないでしょうか?もしくは他の科を受診したほうがいいのでしょうか?

A584 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「最後の出産から一年半ほどたってから」症状が出現したことから「術後の癒着による」症状ではないと考えます。
「生理前後の2週間ほどの期間」に限って症状があるなら、異所性子宮内膜症も完全には否定できません。
また、「普通の動作では気にならないのですが、起き上がりやくしゃみなど腹筋に力が入るような時は刺すような痛みがあり」ことから、霽ヘルニアや腹壁瘢痕ヘルニアの可能性もあります。
申し訳ありませんが、診察のうえ詳細に症状を聴取しなければ診断は出来ません。
他の婦人科や外科も受診してみてはいかがでしょう。
Q585 相談者 ニックネーム:わんきち 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

今年の4月に火災で上半身大やけどをしたのですが、顔下から首まわりのかさぶたが取れて、薬はアズノール塗ってました、6月から今の病院に(入院中)きて、首にヘパリン 外用 泡状 スプレーで保湿をしでましたが、首が真っ赤かに腫れてヒリヒリして、あごの下がチクチク痛みがあり、首の両方の横側がボコボコとみみずばれになって、ひきつりもつ強く。
あまりに、皮膚が真っ赤になりすきているので使用をやめ、5日ほどなにもつけずにいたら、マシになるかなぁと思いましたがなにも変わらず、今月20日からヘパリン油性クリーム0.3gを使いはじめました、
このまま使用したら赤みが、ましになり治るんでしょうか?
この薬を止めてワセリン プロペトをぬるほうが治るんでしょうか?
毎日シャワーで洗ってから薬をつけています。
この保湿以外の薬がいいのでしょうか
病院の先生は、まめに保湿をしろとゆうだけです、
胸も赤くなってきたので、ヘパリン泡をやめて、昨日からワセリンをぬっています、

A585 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
保湿効果を目的にワセリンをお使いになる選択肢もありますが、熱傷の上皮化後3か月以上の期間、保湿にプラスして肥厚性瘢痕の予防と治療に努めるためヘパリン類似物質の軟膏をお使いになることをお勧めします。
熱傷の治療は、上皮化が完了して終了するものではありません。
拘縮予防や解除など身体機能の再建、掻痒や熱感など自覚症状の軽減、整容的改善など、熱傷に関わる専門的知識が必要です。
熱傷治療をしてもらった病院から転院なさったのですから、転院先の医師も十分な情報と経験をお持ちと考えます。
ご自身で外用剤を工夫することが必要な時期も来ますが、6か月まではご自身の自覚症状などを細かく主治医に伝えて外用薬を選択して貰った方がよいでしょう。
Q586 相談者 ニックネーム:りうあ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

リストカット、アームカットの跡が残ってしまってかなり深いんです。
もう完全に治ってるのでこれ以上は絶対治んないとのことです。
(親が言っていました。)
どうしたら治りますか?

A586 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をしなければ「リストカット、アームカットの跡」がどの程度「残ってしまって」いるのか判断が出来ません。
ステロイド外用、ステロイド注射、シリコンジェルシート、フラクショナルレーザー、瘢痕形成術など様々な治療法があります。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q587 相談者 ニックネーム:alicia 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

3週間前に、虫垂炎になり虫垂を取るため腹腔鏡手術を行いました。
その後術後の経過も順調で、退院後の体調も傷の治りや痛みもよくなり普通の生活を送っていたのですが、退院後の外来(手術から20日)の前日に急におへその下辺りが痛くなり、様子を見ていたら腫れと赤みも出てきました。
ちょうど翌日が外来だったので相談してみると、「筋肉を縫っているからその部分が盛り上がっているんだと思う。膿も出なさそうだし(ハサミのようなものでヘソの傷口をチェックされて)、様子を見てみて。痛みも徐々に引いてくると思う」と言われ帰宅しました。
その翌日、そのまた翌日と、痛みも強くなり、腫れも大きく、赤みも強く出てきて、だんだんと範囲も広がりヘソの上の方まで広がって痛みます。
少し触れただけでも痛く、歩くのも前屈みになり、くしゃみや咳などでも響いて痛いです。
これはどのような状況だと思われるでしょうか。
虫垂炎になる前から体外受精が決まっていて、妊娠のことも考えると、今後この痛みがどうなっていくのか心配です。

A587 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸嚢胞あるいは脂肪融解による皮下嚢胞の感染があります。
腹腔内に及ぶ病変ではありませんが、排膿、抗生剤投与が必要でしょう。
早急に再診してください。
感染が治まれば、体外受精および妊娠に影響はありません。
Q588 相談者 ニックネーム:銀ちゃんママ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

約3年半前に階段を踏み外し右足を痛めましたが痛いながらも歩けたので整形外科へは行かずに過ごしていましたが10日程経過して右足の痛みが酷くなり整形外科を受信、右足第五中足骨の骨折との事でした シーネ固定で電気治療等を行っていたのですが仕事を休む事がなかなか出来ず無理をしながら働いていました 仮骨が出来ては亀裂が入りを繰り返し1年以上、経過しても骨はくっつかない状態で1年半位経過した所で骨が出来るまでに時間が掛かる体質のようだから、もう良いですかねみたいに医師に言われました 私が電気治療を止めてしまった事も有るかも知れませんが未だにも骨折部分は痛みます  諦めるしかないのでしょうか?

A588 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「骨が出来るまでに時間が掛かる体質」ではなく、「仮骨が出来ては亀裂が入りを繰り返し」たため偽関節になっているのでしょう。
安静にしていれば痛みはないでしょうが、荷重や歩行で痛みが生じるのではないでしょうか。
自然治癒はありません。
靴や靴の中敷き(インソール)や足底板で荷重を逃がすことで日常の歩行は可能でしょうが、今後の生活を考えると偽関節の手術をした方がよいかもしれません。
安静時にも痛みがあるなら、骨膜反応や炎症が続いているのですから、歩行制限や免荷が必要です。
整形外科を受診してご相談なさってください。
Q589 相談者 ニックネーム:pic 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

親指の抜糸をしてもらったのですがまだ、痛く、傷口をみると赤い線のような傷が飛びであり、これは傷口が開いているのでしょうか

A589 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外科系の医師の多くは通常の診療の中で手指の切創の縫合処置をしてくれますが、必ずしもすべての医師が手指の神経や腱、表皮の構造に精通しているわけではありません。
また、指腹側の切創は角質層が厚いため、抜糸後に一時的にアカギレのように傷が開いて見えることがあります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないため、具体的な回答は困難です。
縫合処置をしてもらった病院、あるいは形成外科を受診してください。
Q590 相談者 ニックネーム:かずくん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

3週間前に夜間、海に釣りに行き約5メートルのテトラポッドから落下しました。落下中に左こめかみ、左目上、後頭部を激しく強打し挫傷しました。他、背骨一部破損、全身打撲から骨盤を痛めそのままま海中へ落下しました
奇跡的に気絶しなかった為海中から這い上がる事ができ九死に一生を得ました。
夜間という事もあり知っている救急病院まで車で約2時間かけて自力で病院までいきました
その間かなりの出血をしていました。多分、コップ一杯くらいと思います
脳外科でMRI及びCTで診察しその後左こめかみと左目上を6針縫合しました
気になるのは眉毛の根本の方なのですが、落下時に傷をおった時えぐれてしまい、縫合により表面がでこぼこして、眉毛が無くなっています
人相が変わってしまい鏡を見るたびに悲しくなってしまいます。
でこぼこなのは縫合時に皮膚表面がひろく削れてる状態でえぐれたので皮膚を周りから引っ張って縫合してる為だと思います。
3週間たっているのですがまだ痛みと腫れがあります。抜糸はしました。
でこぼこの皮膚は治るのでしょうか?また無くなった眉毛などは再生できるのでしょうか?
現在脳神経外科に診てもらっています
診断名は聞いていませんが脳内出血の経過観察を3ヶ月ほどしてくださいとの事
現在は眉毛を全部剃り市販の傷が治るというクリームを塗ってバンドエードを貼っています

A590 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脳挫傷が無かったなら、脳神経外科では粒打撲による硬膜外血腫が起きないことを経過観察しているのでしょう。
眉部分の外傷は、当日は圧迫止血だけに留め、翌日形成外科におかかりになるべきでした。
瘢痕に沿って再度創を開き、縫合し直す必要があるかもしれません。
直ちに形成外科を受診して、今後の方針をご相談なさってください。

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