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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q31 相談者 ニックネーム:ちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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2週間前に左中指横側(人差し指側)の爪付け根辺りから第一関節近くまで縦に切開して4ミリ程の白っぽい腫瘍を摘出してもらいました。一部がテカテカ光ってました。グロムス腫瘍の疑いですが生検結果待ち中です。
腫瘍外科での診察と手術で3針縫いました。主治医指示にて消毒は3~4日おきに水道水と石鹸で患部を洗いガーゼ+防水テープで自分で行ってきました。縫合部はとてもきれいです。
3日程前から術後の痛みがとてもズキズキ痛みます。たまにキツイ痛みもあり日常生活にも睡眠にも支障が出てきています。ロキソニンを飲んでも効きません。痛む場所は指先と爪付け根から第一関節の間(切開部分ではなく表面)がかなり痛みます。熱感も腫れもシビレもありませんが、痛みの緩和方法ないでしょうか?
こんなに痛むものでしょうか・・・
やはり時間薬なんでしょうか、痛すぎてたまりません。仕事への復帰を控えていますが(介護職)とても不安です。
- A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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グロムス腫瘍摘出術は、殆どの場合、術後に疼痛が生じます。
1か月程度、疼痛が続くこともあります。
胸に手を当てるなどして、心臓より高い位置に手指を置くようにしてください。
また、痛みが生じてから鎮痛剤を検討するのではなく、ある程度の期間は疼痛が生じる前に予防的に鎮痛剤を服用した方がよいでしょう。
手術は縫合、抜糸で治療が終了するのではなく、経過を診て適切な処置やアドバイスにより日常生活に復帰できるまで治療が継続しています。
「腫瘍外科」ならば、手術だけでなく、術後の経過についても精通しているでしょうし、術後の治療方針も「主治医」のお考えがあるでしょうから、どうぞ治療をなさった病院にご相談なさってください。
- Q32 相談者 ニックネーム:神楽 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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5日ほど前リストカットしました。救急車で運ばれ、救急隊員さんには傷が深いので入院になるかもと言われました
病院に着くと、痺れの詳細な触診をされましたが、神経の手術はなく、普通の縫合のみされ、そのまま帰宅。小指以外の手全体痺れと、熟睡できないほどの痛み
リストカットする人間にはちゃんと治療を行なってくれないとゆう事なんでしょうか
- A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「リストカット」で「入院になる」ことは、殆どありません。
外来で、「痺れの詳細な触診」をして「神経」損傷が無いことが確認できたので、「普通の縫合」という処置がなされたのです。
比較的「深い」「傷」だったので、浮腫みによる「手全体痺れと、熟睡できないほどの痛み」が生じているのではないでしょうか。
治療後に「病院」の再診や他の病院にかかるように指示があったはずです。
指示に従って、受診し、「痺れ」や「痛み」をご相談なさってください。
- Q33 相談者 ニックネーム:さあママ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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自閉症のある中学生男子に顎の辺りを噛みつかれました。
出血し、一カ所は深め、(翌日は閉じていた)周りは擦り傷が3センチ位できてしまい、当日は水で洗い傷パワーパッドを貼りました。
翌日皮膚科に受診したところ、傷パワーパッドはよくないと言われ、その場で消毒され、ゲーベンクリームを塗りました。その後はガーゼ付き絆創膏を貼りました。
あとは抗生物質処方されました。
これを自宅で3日間続けまた来るように言われました。
今は痛みはなく、どちらかというと傷跡が残らないか心配です。
自分としては潤湿療法に切り替えたく、病院で言われた通り自宅での処置に迷いがあります。
痛みがなければ抗生物質服薬のみの傷パワーパッドにきりかえても良いのでしょうか?
- A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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直接の診察をしないで、いただいた情報から推測しただけの回答になります。
実際に診察をした「皮膚科」の担当医の指示に従って頂くことをお勧めしたうえでのアドバイスということをご理解いただけたなら、以下を読み進めてください。
ヒト咬傷は比較的、感染の可能性の高い外傷です。
受傷1日目の「受診」で、「ゲーベンクリーム」を「自宅で3日間続けまた来るよう」という指示されたのですから、「皮膚科」の担当医は、感染の可能性を考えて「傷パワーパッドはよくない」と判断したと推測できます。
受傷2日目で、発赤、腫脹、熱感など感染を疑わせる兆候はありませんが、感染を完全に否定する根拠もありません。
しかし、これから感染が成立するとすれば歯牙が到達した皮下最深部位の既に閉鎖された空間でしょうから、表皮付近の「擦り傷」に湿潤療法を行っても、感染および炎症を助長することにはならないでしょう。
湿潤療法を選択なさるかはご本人の判断になります。
- Q34 相談者 ニックネーム:まりり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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2ヶ月前に手の小指、第一関節付近をカッターで深く切りました。それ以降指が曲がりづらく(曲がらないわけでありません)動かした時に軽い痛みと違和感があります。
ネットで調べたら「屈筋腱損傷の場合は手術」と書いてあって怖くなっています。
もう少し様子を見ていれば徐々によくなっていくものでしょうか?それともなるべく早めに受診したほうがいいでしょうか?
- A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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小指を曲げたときに、第一関節(DIP関節)だけが曲がらないなら深指屈筋腱だけが切れていて、第二関節(PIP関節)も曲がらなければ浅指屈筋腱も切れています。
頂いた情報では、受傷の部位も現在の屈曲制限の程度も、詳細が把握できません。
腱の損傷が無くとも、積極的なリハビリをしなければ、日常生活では十分な伸展・屈曲の制限が残るかもしれません。
- Q35 相談者 ニックネーム:d 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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自傷後の治療で皮膚移植をしたのですが、範囲が広がり、質感が違うことと移植した部分の継ぎ目などより目立つ傷あとになってしまい後悔しています。元の普通のリスカ後のほうがまだマシでした。どうすればよいのかわかりません。
- A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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リストカットの瘢痕の「治療」の「皮膚移植」は、分層植皮術を選択した場合、元の肌のようになるのではなく、新しい瘢痕でリストカットの瘢痕を隠す治療です。
他人に見られたときに「自傷」行為の瘢痕と思われない様にするための治療ということならば、「質感が違うことと移植した部分の継ぎ目などより目立つ傷あと」になったとすれば、当初の目的を達したとも言えます。
術後の結果が気になるなら、フラクショナルレーザーで瘢痕の「質感」の治療をしたり、「継ぎ目」だけを切除して縫縮したり、植皮自体を部分切除し縫縮したりなど治療が可能です。
整容に関する治療は、医療で提供できる実際の結果と患者さんが望む結果が同じか、入念な擦り合わせが必要ですし、治療が必ず上手くいくとも限らないのですから望まない経過の際にどういう結果になるかまで、施術法を決定する前に、理解納得しておく必要があります。
「皮膚移植」後の瘢痕の治療を希望するなら、複数の形成外科や美容皮膚科、美容外科を受診して、それぞれの担当医の提案する治療を時間をかけて検討し、納得のいく治療を選択してください。
- Q36 相談者 ニックネーム:ろち 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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かかとを家具の金具にぶつけて切ってしまい、土踏まずに近いあたりの皮が1cmほど剥けました。
剥けた部分は完全に取れたわけではなく、∩←こんな感じで結構しっかりくっついてはいます。
バイトがあったのでとりあえず大きめ分厚めの絆創膏を貼って応急処置し、帰ったら剥けた部分を切ってキズパワーパッドのようなものを貼ろうと思っていたのですが、帰って見てみたら血で皮がくっついていました。軽く剥がそうとしてみても剥がれません。
この場合、このまま絆創膏などをすればそのまま治るのでしょうか?それとも剥けた部分は切り離さないと治りづらいなどありますか?
- A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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新鮮な切創なら、創面同士を、間に血餅などの異物が存在しない様にしっかりと合わせておけば、半日~2日程度で創は癒着閉鎖します。
水道水で洗浄して、湿潤療法で治療して構いません。
フラップ状になった部分の血行が再開すればそのまま治癒しますし、血流が悪ければいずれ自然に脱落し上皮化します。
治癒まで感染を起こさないよう、気を付けてください。
- Q37 相談者 ニックネーム:2106 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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24年の4月に大動脈解離で緊急手術をしてそのまま入院。3週間ほどで退院しました。3ヶ月経過したあたりで手術した胸元の傷口が赤く腫れ粉瘤みたいなものができたので救急で処置してもらいそのまま再入院となりました。そこから約2ヶ月間毎日傷口の処置(デブリやSNAP等)し、膿が止まらないので原因除去としてワイヤー抜去や膿の袋を全摘手術しましたが治らず、最終手段として手術した所をもう一度全部開けて大網膜充填手術(膿が手術したステントに汚染されないために)をして退院しました。そこからまた3ヵ月経過したところまた同じような赤い腫れ物ができ救急で切開してもらい何度も通院して処置しましたが良くならず、もう一度ワイヤー抜去手術からSNAP等、同じことを繰り返して現在に至りますが膿が出続けています。CTで確認すると小さい空洞があり、毎日朝晩シャワーと石鹸で洗浄し、その空洞に薬を塗り込みガーゼも差し込んでいます。空洞が肉芽で埋まって膿が出なくなればいいのですが、血液検査や検体をしても膿は良性です。この状態がどこまで続くのか憂鬱になります。何か良いアドバイスがあればお聞きしたいです。
- A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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主治医に、現在の状態の評価、今後の治療方針、経過予測をお尋ねになってください。
もちろん治療期間中は予測通り経過することも想定外のことが起きることもあるので、適宜、治療方針を変更することはあるでしょうが、信頼して治療を継続するために、主治医が対症療法的に治療法を選択しているのではなく長期的な経過を予測して治療法を決定していることをご確認いだく必要があります。
また、デブリードマンや皮膚脂肪弁の移植など特殊な手技が必要かもしれませんし、改めて陰圧閉鎖療法をするにしても適時状況を判断して正しく対応するために、主治医にご相談いただき、形成外科の診察をお受けになって、心臓血管外科と形成外科との兼科や形成外科への転科をご検討なさってはいかがでしょう。
- Q38 相談者 ニックネーム:パクチー 患者様(相談対象者) 年齢:3か月 性別:女性
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3ヶ月の乳児です
乳児湿疹が治って来ましたが、夜中に凄く顔を擦ります。
それによってか耳横の頬の辺りに擦って出来る傷ができ、血はでずに少しペタペタと汁が出ています。今のところ濡れたガーゼで清潔にし乾燥するようにしていますが、膿まないか心配で何か塗る、貼るした方が良いでしょうか?
- A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「濡れたガーゼで清潔に」なさっているなら、感染を起こすことは無いでしょうが、「乾燥する」より外用薬を塗布した方が良いかもしれません。
「3ヶ月の乳児」の肌のトラブルは、症例ごとの個別の対応が必要です。
肌の状態はそれぞれのお子さんで異なるので、一般論を当てはめることは出来ません。
小児科あるいは皮膚科や形成外科を受診して、具体的なアドバイスを貰ってください。
- Q39 相談者 ニックネーム:いわずみたろう 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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2週間前に右手小指の側面の第二関節から第三関節側に10mm程度の場所にナイフで深さ2〜3mm、幅15mm程度の切り傷を負いました。
この際に病院へ受診することなく自分で直接圧迫止血をし、止血後に市販のハイドロコロイド製剤を貼り、化膿することなく傷は塞がりました。
怪我をした直後から指の動きそのものには問題はないのですが、小指側面の傷から先側第一関節まで、特に第二関節付近に触られた際に感覚がありません。
この症状の場合は受診をした方がいいのでしょうか。
- A39 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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尺骨神経の末梢、指神経の損傷があったのでしょう。
時間をかけて徐々に知覚は回復することが多いのですが、手外科を標榜する整形外科を受診して、今後の具体的な経過を予測して貰い、アドバイスを求めてください。
- Q40 相談者 ニックネーム:まめ 患者様(相談対象者) 年齢:5歳9か月 性別:女性
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娘が去年、股関節脱臼の手術をしました(4才)
いつ脱臼をしたかはわかりませんが長い間脱臼したままだったようで手術になりました
6月に骨を下げる手術をし、8月に脱臼をした部分の骨を戻し少し形を整えるために人工骨を埋めました。1月には釘のような金属を取り出す手術をしました。
2回の時にギブスをして10月にギブスを外した際に、縫った傷口から金属がでていたようで赤くぐじゅっとした傷口になっていました。
その時にすっと取れるようでしたのでその場で取っていただき残り1本は骨にしっかり入っていましたので1月に手術をして取り出し綺麗に縫っていただきました。
その後3回目の手術から1カ月たっても傷口が一部膿んでいてなかなか治らなかったのですが、突然傷口から白いものがでてきて驚きましたが、娘の体の中で人工骨を異物と判断し外にだしてしまったようです。それからすぐに傷も閉じてかさぶたになり治ってきたのですが(3月)、2週間ぐらいすると傷口から小さな穴があき膿がでてかさぶたになりと繰り返しています。
今6月ですが最近また小さな穴があいた状態になり、かさぶたになってきている状態です。(傷口は1センチないくらいです)
病院に行ってもちょっと時間がかかるので対処方法としてかさぶたになったら保湿をしてくださいとのことでした。別な病院の先生は手術をしなくてはいけないかもしれないとのことでした。治らない原因がわからず困っています。
- A40 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下膿瘍が存在します。
まず、皮下組織内に異物が存在するかどうか、レントゲンや超音波あるいはCTやMRIなどで確認する必要があります。
次に、膿瘍が何処の深さまで(どの組織まで)到達しているか、排膿に感染を伴うか、診断します。
異物があれば、殆どのの場合、異物の除去が必要です。
感染と排膿が制御できていれば自然に膿瘍の腔は小さくなって閉じるかもしれませんが、縮小が期待できなかったり、長期間が必要そうならば、内腔の掻破や膿瘍切除が必要です。
申し訳ありませんが、診察をしなければ、治療方針の検討や決定に関して、具体的なアドバイスは出来ません。
おかかりになっている「病院」で、「対処方法としてかさぶたになったら保湿をして」いればどういう経過が見込めるのか、「ちょっと時間がかかる」の「ちょっと」はどれくらいの期間を予想しているかをお尋ねになってみてはいかがでしょう。
また、「別な病院の先生」には、どういう状態だったら「手術をしなくてはいけない」とお考えになっているかを訊いてみるとよいでしょう。
いずれも、経過が予想と異なることが少なくないので、正解を導き出すための質問とお考えにならないでください。
先が見通せないので「治らない原因がわからず困って」ご相談いただいているのでしょうから、おかかりになっている「病院」が、経過を予測して治療方針を決定していることが明確になれば、不安は軽減できるのではないでしょうか。
皮下膿瘍が骨に到達していなければ、主治医に相談して、形成外科を紹介して貰ってもよいかもしれません。
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