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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q371 相談者 ニックネーム:エアタッチ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性
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息子のおでこの傷跡で相談です。
3歳の時に階段から転びおでこを縫いました。
その傷跡がかなり目立ち、本人も年齢が大きくなるにつれて気にするようになってきました。
レーザー等で傷が目立たないようにできるのであれば受けさせたいと考えているのですが、10才という年齢でレーザー手術を受けるのは早いでしょうか。
- A371 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に、小児でもレーザー施術は可能です。
申し訳ありませんが、瘢痕の状態を診なければ具体的な治療法の提案は出来ません。
瘢痕を目立たなくしたいとお望みなら、治療法を一つに決めてしまうのではなく、施術を決める前に、複数の治療法や自宅でのケアを組み合わせた治療方針を主治医とじっくりと検討することが大切です。
形成外科を受診して、ご相談なさってください。
- Q372 相談者 ニックネーム:りー 患者様(相談対象者) 年齢:6歳 性別:女性
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赤ちゃんの頃に上の兄弟が転んだ際に、さはみで鼻に怪我をしました。
その後傷はすぐに治ったのですが、鼻の横に1、5センチほどの縦の傷跡が白く残ってしまいました。光の加減で目立ちます。
今後も傷跡が消えないのではないかと思いますが、何か治療方があるのか知りたいです。
- A372 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしなければ判断できませんが、フラクショナルレーザーや瘢痕形成術の適応があるのではないでしょうか。
成人後は、化粧で隠せるものなら、ご本人は気になさらないかもしれません。
直ちに治療をするつもりは無くとも、形成外科を受診してご相談なさるとよいでしょう。
- Q373 相談者 ニックネーム:ひとみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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今から5ヶ月前の2月の末に自転車を運転していたところ、チェーンが切れバランスを失い、左側に転倒してしまいました。たまたま翌日皮膚科に行く予定だったので、その場で消毒はしてもらいました。転倒した際にコンクリートだったので、左膝と左掌下部に擦り傷をおいました。結構深かったのですが、モイストヒーリングで傷は治りました。
1. もう5ヶ月も経つのですが、左膝の擦り傷が治ったあと皮膚が赤くなったままなかなかひきません。盛り上がってもいませんし、徐々に赤味は薄くはなっているものの、なかなか赤みが引いてくれません。いつかはこの赤みは消退していくのでしょうか。現在はバイオオイルを塗っているのですが、このままバイオオイルを塗っててもいいのか、また他に良い塗り薬などがあれば教えてください。
2. また、左掌の擦り傷は傷跡は全く残っていないのですが、かなり深く傷を負ったためか4ヶ月も経った今でも少し硬いです。この硬い部分はマッサージか何かすればよろしいでしょうか。
- A373 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷は、一般的に、上皮化後3か月までは強く「赤み」を帯び、6か月に向けて徐々に「赤み」が薄くなります。
「左膝の擦り傷が治ったあと皮膚が赤くなったままなかなか」退かないのではなく、「徐々に赤味は薄く」「なっている」のです。
6か月位以降も、日数をかけて「赤み」は退いていきますが、「膝」の瘢痕は伸ばしたり緩んだりする外力が働く頻度が高いため、全く「赤み」が気にならなくなるまでに数年かかるかもしれません。
打撲による皮下の硬結も、同様に、6か月に向けて軟らかくなるのが通常です。
どちらも、特に処置は必要ありません。
- Q374 相談者 ニックネーム:しろちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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腹腔鏡で子宮を手術しました。
臍の下あたりから手のひら分ぐらい感覚が悪く皮膚をつねってもわかりません。触ってるのも感じません。
①原因は何か②どこまで治るのかを心配してます。主治医には様子をみるように言われてますが③いつまで様子をみればいいのでしょうか。
また術後無理をしない範囲でよく体を動かした方が治りがいいときいたので④皮膚の感覚も体を動かした方がなおりがいいでしょうか?
- A374 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「臍の下」の臍を通る正中線を跨いだ領域に「手のひら分ぐらい」の面積で知覚鈍麻があるなら、「腹腔鏡」手術で腹壁が伸展されたため、一時的な偽性腹壁ヘルニアの症状が生じているのかもしれません。
臍を通る正中線の左右どちらかに限局していて、「触ってるのも感じ」ない程の知覚脱失がある部分と正常な知覚部分の境界が比較的明瞭なら、第6~第12肋間神経のいずれかあるいは第1腰椎神経の神経損傷の可能性も否定できません。
手術中の体位などが関係して神経損傷が起きたかもしれませんが、帯状疱疹の一症状として知覚鈍麻が生じることもあります。
上記のいずれかならば、時間の経過とともに徐々に知覚は戻るのが通常です。
知覚鈍麻の原因が何にしろ、「よく体を動かした方が治りがいい」ということはありません。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、診断の確定が出来ません。
診断、経過予測、治療法や自宅ケアの方法などのアドバイスには、詳細な診察が必要です。
直接診察をしている「主治医」はある程度診断を推測して指示をお出しになっているのでしょうから、予測する診断名をお尋ねになり、症状が変わらないことを確認するために「様子をみる」のか、症状が無くなるまで「様子をみる」のか、「様子をみる」目的をご確認なさってください。
- Q375 相談者 ニックネーム:はいばーほうかー 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
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傷は1日前にできました。大転子の褥瘡です。出血は洗浄時に少量あります。
医師よりイソジンシュガーでガーゼ固定の指示があります。
その際のガーゼは個包装の滅菌ガーゼではなく大容量の未使用のガーゼでも問題はないでしょうか?
- A375 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、急性期の褥瘡の処置は、診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ません。
診察をして明確な指示をしてくださる主治医がいるのですから、治療方法の詳細は主治医にご確認なさってください。
参考までに、2023年時点での標準的な褥瘡診療を示した日本皮膚科学会の褥瘡ガイドライン(第3版)では、急性期の褥瘡は壊死範囲の特定が困難なうえ感染に対して組織抵抗性が弱い時期なので、創を観察できるドレッシング材を選択し感染予防に努めつつ湿潤療法を選択するよう勧めています。
なお、ガイドラインは、個々の患者さんを取り巻く要因に最適化したものではないため、主治医の治療方針を制限するものでないことをご理解ください。
- Q376 相談者 ニックネーム:エカチェリーナ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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産後3ヶ月です。
吸引分娩で出産し、斜め方向に大きめに会陰切開がなされたと聞きました。
2週間健診で、傷が開いて感染しており、再縫合はできないので二次治癒を待ちましょうと言われました。
抗生剤を合計3週間ほど飲み、現在は感染は治っています。
やっと赤色のジュクジュク感が消え、膣の横に、赤くズル剥けのような皮膚がある状態です。
毎日3回痛み止めを飲んでいますが、歩くと傷の痛みが勝ってしまい、ほとんど歩けません。
医師からは「時間がかかるがだんだん皮膚が元の色に戻る」と言われていますが、いったいあと何ヶ月くらい痛みと付き合わなくてはいけないのでしょうか。
何ヶ月くらいで皮膚がだいたい元通りになると考えてよいのでしょうか。
感染が治ってからも、月に1,2回、産婦人科を受診しています。
また、産後、重度の貧血で、入院中に点滴をしてもらいました。
傷の離開については「産後の貧血で細部まで血が行き届かなかった」と言われていますが、このように離開するという事態を防ぐことはできなかったのか、疑問に思っています。
- A376 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「会陰切開」の縫合創の「離開」は、少なくありません。
「感染」の合併も要因の一つですが、妊娠・出産に伴う「貧血」と血液凝固系の変化が創傷治癒を妨げます。
「歩くと」生じる「傷の痛み」が、「膣の横に、赤くズル剥けのよう」になっている表皮欠損創が擦れるためなのか、「二次治癒を待」って形成された肉芽がしこりになっているためなのか、頂いた情報からは判断が出来ません。
安静時も「痛み」があるなら、上皮化しても、しこりが軟らかくなるまで、治癒後3(~6)か月程度「痛み」が継続する可能性があります。
時間がかかっても「産婦人科」で治療を継続するのが通常ですが、主治医に相談して一度、形成外科で診て貰ってはいかがでしょう。
- Q377 相談者 ニックネーム:さー 患者様(相談対象者) 年齢:8歳 性別:女性
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診療科:皮膚科、診断名:炎症後色素脱失
2ヶ月前、vビームにて右頬1センチ〜2センチ2度の火傷をし、2週間ほどで上皮化しましたが、現在色素脱失となっています。
レーザーした病院からはロコイドをもらいましたが、塗って効果はあるのでしょうか?
ステロイドで怖い気持ちもあります。
また他の皮膚科では、オキサロール、コレクチム、エキシマライトなど教えもらいましたが、治療することで、何もしないよりも早く効果が期待できるのでしょうか?
それとも、自然に回復することを願って待つしかないでしょうか?
- A377 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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Dyeレーザーの治療で熱傷が生じ「2週間ほどで上皮化」したならば、Ⅰ度~Ⅱ度SDBだったということでしょう。
熱傷により、メラニン細胞が存在する表皮基底層が損傷したため、熱傷後「色素脱失」が生じました。
色素脱失が起きている部位でも、基底層にメラニン細胞が残っていればメラニン色素を作り出して表皮のターンオーバーとともに「色素脱失」は解消されます。
また、残ったメラニン細胞や周囲のメラニン細胞が分裂・増殖して、時間をかけて「色素脱失」が薄くなる可能性もあります。
メラニン細胞が残っていれば「エキシマライト」は効果が期待できますが、「ロコイド」や「オキサロール、コレクチム」の使用に根拠はありません。
一般的に、「8歳」くらいの小児の「頬」の熱傷による「1~2センチ」ほどの「色素脱失」は、成人するまで年単位で観察すると、時間の経過とともに徐々に色素が回復し周囲の肌との境界があいまいになります。
成長後も目立つなら、培養表皮の移植などで目立たなくすることも可能です。
受傷から3か月間までは紫外線対策をしておき、それ以降は自然経過を見守ってはいかがでしょう。
直ちに積極的な治療をするわけではなくとも、形成外科専門医や皮膚科専門医に定期的に経過を診て貰うことをお勧めします。
- Q378 相談者 ニックネーム:みん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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今年の1月初めに湯たんぽでくるぶしにほど近い脛に低温熱傷を負いました。水疱があっという間に破けてかなり深く皮膚がえぐれてしまいました。
湿潤療法を行っている医者にかかり3度の診断結果でした。壊死してしまった皮膚は切り取り、毎日ぬるま湯で洗いゲンタシン軟膏を塗りズイコウパッドで覆うという処置を半年続けてきた結果、やっと皮膚が被さってきました。
が、ここ最近また滲出液がパッドに付いていて、出来ていた皮膚も所々剥がれおちてしまいました。
質問は深い熱傷の場合私のように新しく出来た皮膚も何度も剥がれおちてしまう事があるのですか?
なるべく優しく洗っていますがそれでも洗い方が悪いのですかね?
剥がれた後は真っ赤で小さなぽつぽつとした感じです。
次の診察まで1か月あるのでこのままの処置で良いのか心配になり質問させていただきました。
- A378 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「浸出液」によるかぶれでしょう。
基本的に「Ⅲ度」熱傷は時間の経過を待っても上皮化は比較的困難で、植皮や皮弁を利用した手術が必要です。
また、「くるぶしにほど近い脛」の「低温熱傷」は、時間をかけて瘢痕治癒を待っても、数十年の期間のうちに皮膚潰瘍を繰り返し、極めて頻度は少ないとはいえ瘢痕癌を発症する可能性も否定できません。
申し訳ありませんが、診察をして詳細を把握しなければ具体的な処置法や治癒後のケア法の案内が出来ないので、一度、形成外科を受診して、「このままの処置で良い」か、セカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
- Q379 相談者 ニックネーム:マリアン 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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包丁のサビを取るために研いでいたところ誤って刃の部分が人差し指に当たり切れてしまいました、それと同時に拍動性の鮮やかな出血があり、止血試みましたがすぐ止まらず、圧迫止血したまま出勤しました。出勤後創部の状態確認のため圧迫止血していたのを剥がすとまだ出血止まっておらず患部周囲に血が漏れて血腫ができたのか一部腫脹と熱感あと若干白くなってます。元々抗凝固剤を内服中のため血は止まりにくいのですが、抗生剤内服とゲンタシンとガーゼ保護で対応しています。念の為受診した方がよろしいでしょうか?
- A379 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「抗凝固剤を内服中」ならば、外傷を受傷した際は、必ず受診すべきです。
とくに、「拍動性の鮮やかな出血」ならば動脈血でしょうから、「圧迫止血」で「すぐ止ま」る可能性は低いでしょう。
「血腫」で「一部腫脹と熱感」があるならば、「血腫」除去の必要性があるかもしれないので「受診」してください。
- Q380 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:4歳11か月 性別:男性
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机の角に前頭部をぶつけて出血し、2cmほど横に切れて救急外来で5針縫合しました。その翌日からは普通にシャワー浴してワセリン塗布、絆創膏で保護といわれそのようにしていました。
5日後に抜糸してもらったのですが、まだ傷口が乾き切っていないことから、乾くまでワセリンと保護は継続、乾いたらテープなどで日焼け予防をといわれました。
ですが、傷口の下の皮膚がへこみ、逆に上の皮膚が上がって1mm〜2mm程差があります。
抜糸翌日に形成外科を受診したのですが、縫い方の問題でもう直せない、できることはテープで保護をして日焼け予防とリザベンの内服ということでした。
親としては他にもできることがないかと諦めきれない気持ちでおります。
他にもできることがないか、教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- A380 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に「机の角に前頭部をぶつけて出血」した割創は、創縁が打撲により挫滅されているので、瘢痕が残りやすいと言えます。
当日や翌日の処置で創縁をピタリと合わせた縫合ができなかった場合、縫合線を境に段差が生じてしまうことがあります。
先ずは、段差をそのままにして瘢痕が目立たなくなるまで待ってください。
3か月までは縫合線の瘢痕やその周囲の打撲部位が硬くなり、赤みを帯びます。
6か月に向けて硬さはほぐれますが、「傷口の下の皮膚がへこみ、逆に上の皮膚が上がって1mm~2mm程差が」あるならおそらく皮下で癒着が生じてしまうでしょうから、3か月経過したころから瘢痕をほぐし癒着を剥がすようにマッサージを開始するとよいでしょう。
「形成外科」で「縫い方の問題でもう直せない、できることはテープで保護をして日焼け予防とリザベンの内服」と指導を受けたとのことですが、その内容は、
① 直ちに段差を直すなら閉鎖した縫合線を再度開いて縫合し直すことになるが、創縁が挫滅されていれば縫い直した瘢痕もそれなりに残る可能性が高いので、現状のまま瘢痕や段差がどれくらい目立たなくなるか経過を診て、後ほど瘢痕を目立たなくするケアや瘢痕形成術などの検討をしましょう、
② 先ずは、瘢痕が幅広くならない様に「テープ」で瘢痕にかかる緊張を防ぎ、肥厚性瘢痕の予防としてリザベン内服、炎症後色素沈着の予防として紫外線対策をしておきましょうという意味で、治療を「諦め」てくださいという言葉ではありません。
「形成外科」の医師は、将来的に瘢痕が目立たなくするための、先を見越した治療の提案をするのが通常です。
定期的に経過を診てもらい、適時・適当なアドバイスを受けてください。
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