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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q11 相談者 ニックネーム:もねこ 患者様(相談対象者) 年齢:0歳5か月 性別:女性
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先日生後5ヶ月の娘が自分で顔を引っ掻いてしまい、頬から血が出て瘡蓋になりました。
幅2mm、長さ2cm程度の大きめの傷です。
引っ掻き傷はよくあることだと思い、そのまま通常通りの生活をし、保湿のみいつもよりしっかりめに行って過ごしました。日焼け止めは毎日乳児用のものをしようしていました。1週間ほど過ぎ、瘡蓋が自然と取れたのですが、白く跡が残ってしまいました。
凹凸はない傷です。日焼け止めを塗っていますが、傷以外の箇所は若干日焼けをしており、傷の部分だけ日焼けせず白い傷跡が出来ています。色が抜けてるような感じだと思います。
顔の目立つところにあるため、気になっています。
成長と共に目立たなくなりすでしょうか。
今からでも受診した方が良いでしょうか。
家ではベビー用の保湿剤を使っていますが、ワセリン等のほうが良いのでしょうか。
- A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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真皮浅層までの切挫創のため、メラニン細胞の欠損が起きて線状瘢痕が「白く跡」になっています。
乳幼児期の瘢痕の多くは、成長に伴い、長期経過のうちに、周囲からメラニン色素が供給され、且つ、メラニン細胞の移動が起きて、「白い傷跡」が「目立たなく」なります。
普段は「ベビー用の保湿剤を使って」ください。
ご心配ならば、形成外科を受診して定期的に経過を診て貰い、具体的なアドバイスを貰うとよいでしょう。
- Q12 相談者 ニックネーム:melon 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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1週間ほど前にストレスからリスカをしました。左手の人差し指です。リスカをして2日ほど経った頃に見てみるとキズが白っぽくなっていて薄い跡が残ってしまいました。この跡は残ってしまいますか?
- A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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線状瘢痕です。
受傷時に出血があったでしょうから真皮まで到達した切創と推測され、真皮層の欠損部分に瘢痕が形成されています。
一般的に、目立たなくなるまでに数か月~数年という長い時間がかかりますし、全く瘢痕が無くなることはありません。
リストカットは、瘢痕が完全に無くなることは無いうえ、第3者が見てもリストカットの痕と判る場合が多いため、リストカットをなさった方は数年後あるいは数十年後に必ず後悔なさっています。
逃げ場のない気持ちを整理することは必要ですが、どんな理由があっても将来の自身にとって損になるので、自傷行為はおやめになってください。
周囲に合わせるのではなく自身が打ち込める趣味を見つけるとか、自治体の匿名の悩み相談システムやスクールカウンセラーなどをご利用なさるのも、自傷行為を避けるためのひとつの方法でしょう。
- Q13 相談者 ニックネーム:たかし 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:男性
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頸髄損傷で不全麻痺になり、寝たきりで介護施設に入居しており、違う介護施設に入居した3日後に酸素77まで下がり、施設の看護師が施設で約5時間半、様子を見ていたので、私が施設野看護師に救急搬送を依頼して救急搬送されました。
結果は敗血症ショックで人工呼吸器挿管してICUで治療しておりましたが、誤嚥性肺炎の治療で退位変換療法の時に左の上腕と左大腿骨が骨折しました。
それから高熱があり、再度敗血症ショックになりましたが、気管切開をして、敗血症ショックからは脱出しました。
しかし、大腿骨の骨折は保存療法になり、大腿骨の付け根の骨が斜めになっており、そこから皮膚に当たって褥瘡が出来てポケットになり約10センチ近くの空洞が出来、骨が見えている状態になっています。
胃ろうで腸管栄養を点滴とハイブリッドで入れいますが、下痢気味で胃ろうの吸収が悪くタンパク質がうまく取り込めていないので、褥瘡の皮膚の改善にも影響が出ている様です。CPRの数値は今日現在は改善傾向になる様です。
今後は本人の栄養状態次第だと言われております。栄養状態が悪いと穴は塞がる事は無いと言われました。
骨折がなければ、この様な事態にはならなかったと思いますが、今後更に穴が大きくなると、全身状態が悪化して、生命に関わると言われましたが、大腿部の褥瘡の穴の改善は難しいのでしょうか?
- A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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褥瘡の治療は、全身の栄養状態の改善も大切ですが、褥瘡が出来ている局所の管理が最も重要です。
具体的には、荷重や擦れの解除、感染の制御、浸出液コントロール、外用薬の選択など、褥瘡の状態を正確に評価し、患者さんの療養状況をしっかりと把握して、治療方針を決定する必要があります。
栄養状態が悪ければ治らないということではなく、難しい治療ではありますが、適切な管理をすることで、褥瘡の治癒も見込めます。
頂いた情報だけでは褥瘡の状態の詳細が把握出来ませんし、療養施設として可能な管理体制も分からないので、具体的な治療法の提案は出来ません。
主治医に今後の治療方針と経過予測をお訊きになり、積極的な治療のために形成外科のセカンドオピニオンを求めることが可能か尋ねてみてはいかがでしょう。
- Q14 相談者 ニックネーム:なにわ男子様 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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今日初めてリスカをしました。その後絆創膏で隠しました。この後はどうしたらいいですか?
- A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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感染を合併しないため、瘢痕を目立たせないため、形成外科を受診していただくのが最良の方法です。
どうしても自身でケアをするなら、以下のようにしてください。
リストカットの切創は、キッチンペーパーや洗い立てのタオルなどを当てて圧迫止血をして、水道やシャワーの流水で洗います。
切創の創縁をピタリと合わせて離れない様に。止血テープや傷口閉鎖装置などと呼ばれるテープを切創に対して垂直方向に貼って固定します。
傷あと用のテープではないので、注意してください。
テープは切創が開かなければよいので、創全体を覆うのではなく、テープ同士の間隔を開けて浸出液がテープの下に溜まらないようにしてください。
その上から湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ります。
手関節や腕を動かしても創縁が開かないようなら、テープ固定無しに、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っても構いません。
後は、湿潤療法専用の創傷被覆材の使用法をよく読んで、浸出液が溜まり過ぎないよう、感染を起こさないよう、注意しつつ創閉鎖、上皮化を待ってください。
創閉鎖、治癒後は、瘢痕を目立たなくするために、傷あと用のテープなどを貼っておくとよいでしょう。
リストカットは、色素沈着、肥厚性瘢痕、成熟瘢痕、ケロイドなどの形で、必ず将来まで残り、多くの場合、リストカットの痕と他人から判ります。
リストカットの痕を目立たなくするための治療を望む方は少なくありませんが、どんなに素晴らしい治療法でもリストカットの瘢痕を全くゼロにすることは出来ません。
今感じている不安や不満、どこにぶつければよいか分からない感情などから一時的に逃避するためのリストカットがリストカット痕として残って、あなたの将来にとって損になるのです。
他の方のリストカットの相談でも書いていますが、10代は様々な理由で悩み、時には何か普通とは違うことをすれば悩みと対峙しなくて済むように考え、行動してしまうことが誰にでもあります。
我々も、その年代を経験してきて、そのころの自分を振り返ってアドバイスしているのです。
どうぞ、将来のご自身の損になる自傷行為はおやめください。
- Q15 相談者 ニックネーム:スヌーピー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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2ヶ月前ごろに車とぶつかり後頭部をうち出血はないものの大きなたんこぶができました、腫れが引き事故から1ヶ月がにぶつけた部分の毛が無くなってるのに気づきました、そのまた1ヶ月後には毛が無くなった範囲が倍近くまで広がってました、これはまた生えてくるものでしょうか?それとも瘢痕性でしょうか?
- A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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急に「大きなたんこぶ」が出来たことにより、頭皮が引き延ばされて毛根を栄養する血管が潰れ、血流が悪くなったために、ショックロスと言われるような一時的な脱毛が起きたのかもしれません。
特に治療をしなくとも、3か月経過した頃から、再度発毛することが少なくありません。
また、脱毛「範囲が」「広がって」いるなら、自己免疫による円形脱毛症も完全には否定できません。
頭髪専門クリニックや皮膚科あるいは形成外科などを受診して、ご相談なさってください。
- Q16 相談者 ニックネーム:たけ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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今年6月、目頭の黒子を形成外科で診てもらい、手術で除去しました。
手術後、今までなかった目の下にしわができたことで、影ができました。老けた印象です。
治すことはできますか?
- A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「目頭の黒子」を「手術で除去」したところ「今までなかった目の下にしわができた」ということは、母斑(「黒子」)をくり抜き切除あるいは紡錘形切除して縫縮したものと考えます。
縫縮した瘢痕の周囲の皮膚の緊張のため、「目の下にしわができ」ているのでしょう。
術後3~6か月を経過して瘢痕が柔らかくなれば、「しわ」が解消され「影」が目立たなくなる可能性があります。
診察をしなければ、治療の必要性の判断ができませんし、治療する際の方法の提案も出来ません。
先ずは手術をした病院で経過を診て貰い、意見を訊いてみることをお勧めします。
また同時に、他の形成外科にセカンドオピニオンを求めてもよいでしょう。
- Q17 相談者 ニックネーム:ぶーりん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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バネ指で手術して抜糸したのですが傷口がまだふさがってないです
病院から朝晩に塗る薬とけんが硬くなってしまっているので頑張ってリハビリするようにいられています
傷口がふさがってないのが少し怖いのですがどのくらいで傷口がふさがるのかと傷口は絆創膏などで保護したほうがイイのでしょうか?
- A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手術から1週間程度経過しているなら、おそらく、 「傷口がまだふさがって」いないように見えるのは表皮だけで、いわゆるアカギレの浅い状況と同じです。
「傷口」の表皮の創縁が引っかからない様に「絆創膏など」を貼ってもよいですし、何もカバーをしなくても構いません。
そのままにしておけば、2~4週程で「傷口がまだふさがって」いないように見えるのは解消されます。
リハビリを意識しなくとも、気にせずに日常生活で手をお使いいただければよいでしょう。
- Q18 相談者 ニックネーム:Ka 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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7/14に油はねと油こぼして火傷をしてしまいました。
すぐに冷水で冷やし、病院を受診しました。
腕も首に油を被ってしまいましたが、首は赤っぽいような、茶色なっております。
7/15にもう1度違う病院の皮膚科を受診して別の薬、ゲンタシンとアズノールを使用する様に言われました。
腕に関してはII度熱傷となっている為、ガーゼで覆ってはおります。
首に関してはI度熱傷ということでゲンタシンのみの塗り薬で大丈夫と言われました。
しかし、7/18、7/24と会社にて予定がある為なんとしてでも首の後は隠したいと思っております。
傷をカバーするシールやファンデーションに関しての使用を考えていますがどの様な状態であれば使用できるのか教えて頂きたいです。
上記の2日間のみの使用でいいので使用したいと思っていますが、何日経過していたら使用可能などあれば教えてください
- A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「首」は表皮の欠損の無いⅠ度熱傷なのですから、しばらくは、ステロイド軟膏の方がよいかもしれません。
また、「Ⅰ度熱傷」部分に限って言えば、受傷から4日目あるいは10日目なら、通常の化粧品の使用が可能です。
あざや傷痕を隠す、メイク商品も販売されていますし、インターネットなどで化粧法の指南もされています。
むしろ気を付けていただきたいのは、化粧をすることよりも、化粧を落とす際に熱傷後の肌を強く擦らないことです。
熱傷は、受傷機転や受傷直後の処置、治療経過中の擦れや感染などによって、一部位に様々な深度・重症度が混在することが少なくありません。
診察をせずに具体的なアドバイスをすることは難しいので、直ちに形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q19 相談者 ニックネーム:おうちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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3年ほど前に右手人差しにあったグロムス腫瘍の手術をしました。
爪は取らずに横を1センチほど切りました。先生に綺麗に縫ってもらえたのでよく見ないと痕がわからないほどですが、今でも指先を使いすぎるとジンジン痛みます。趣味で手芸や仕事で細かい作業するときは必ず痛みだすので長時間はできません。
年数は経っていますが、今後も付き合っていかなければならないのでしょうか?
- A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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通常、「グロムス腫瘍」は、摘出すれば症状は無くなります。
術後ずっと「ジンジン痛」む症状が継続しているのであれば、複数あったグロムス腫瘍が完全に摘出できていない可能性を否定できません。(もともとグロムス腫瘍が複数あった場合や摘出後に残ったものが大きくなることがあります)。
患指を庇って使っているせいで指腹が柔らかくなって、末梢知覚神経の刺激症状が生じやすいのかもしれません。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは診断が出来ないので、具体的なアドバイスもできません。
手外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
- Q20 相談者 ニックネーム:さゆ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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20年位前から腕の上の方に脂肪の塊があり気になって潰してました。3週間前また潰すと中で潰れて赤く腫れ上がり痛みと熱を持ちはじめました。すぐに病院に行けず、1週間後には血か膿か分かりませんが出てきましたので外科に行きました。
中で潰れてて何度も潰れているので癒着とバイ菌が入って壊死もしている為切開して3cm位の厚さを削いだと言われてました。次の日ガーゼを止めるテープでかぶれたので毎日ガーゼ交換に来てくださいと言われそのだびに消毒だと思いますが縫合部分に何かを塗ってます。初診日入れて5日通ってますが、SNSで毎日ガーゼと消毒はしないといけないのか調べたら縫合の後消毒すると治癒が遅くなり悪いと出てきて不安になりました。
壊死してバイ菌が入ったから毎日消毒しないといけない事ってあるのでしょうか?
縫合部分を見ると黒く血の塊なのか黒い糸なのか汚く見えてこれが抜糸すると綺麗になるのか不安です。抜糸するのかの説明も無いのですが、大丈夫でしょうか?
病院を変えた方が良いのでしょうか?
- A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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経過と治療から、感染性粉瘤と考えます。
感染を合併していたり、皮下に空洞ができていたり、浸出液が多かったりすれば、「毎日ガーゼと消毒」が必要なことが少なくありません。
治療に不安があるなら、主治医にお尋ねになってみればよいでしょう。
また、専門施設におかかりになりたければ、形成外科をお選びになることをお勧めします。
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