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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- Q1571 相談者 ニックネーム:手 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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50日前に歩道で転倒した際、指を外側に曲げた状態で接地してしまい右手中指と薬指を負傷しました。中指は第二関節背面の中心に直径3mm程度の丸い傷・薬指は第二関節背面を縦方向に横切るように1.5mm×1cm程の傷ができました。どちらも傷は深く流血があり、えぐれたようになっていました。当日に皮膚科を受診し、デルマエイドとアズノールを処方され湿潤療法での治療を開始しました。指の運動に問題はなく、翌日よりハイドロコロイドに切り替え、3週間ほどで上皮化してからは毎日シリコンジェルシートと紫外線をカットするテープを貼り、シナールを服用し、ヒルドイドを塗っています。
傷が塞がった25日目あたりから傷跡がテカテカしはじめ、指を伸ばした状態だと少し盛り上がっています。赤みもまだあります。また、薬指は曲げた時や入浴時などに未だにジンジンした痛みが少しあり、なるべく曲げないように生活しているとなぜか怪我をしていない第一関節が深く曲げられなくなってしまいました。
人に手元を見られる仕事のためどうしてもきれいに治したいのですが、このままなるべく指を曲げずに生活するべきでしょうか。肥厚性瘢痕かどうかわかりかねていますが、治療を開始したい場合はどれくらい様子を見るべきでしょうか。傷は3ヶ月は赤みや硬さがあるものと見かけたので、もう少し待つべきか迷っています。また、ステロイドのテープなどによる治療でもテカリなどの見た目が改善される可能性はありますでしょうか。形成外科を探し、今からでも切って縫合してもらった方がきれいに治るでしょうか。
- A1571 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「形成外科」は、受傷直後の治療の初期段階から瘢痕を目立たなくすることを見据えて治療計画を立てます。
「どうしてもきれいに治したい」なら、直ちに「形成外科」を受診してください。
瘢痕の状態を診てシリコンジェルシート、トラニラスト内服、ステロイド剤貼付、レーザー治療、ステロイド注入、瘢痕形成手術などの治療法を提案してもらえるでしょう。
より良い結果のために複数の治療法を組み合わせることも必要でしょうから、信頼できると感じる主治医を見つけて、焦らずに治療をなさることをお勧めします。
- Q1572 相談者 ニックネーム:ダテハラ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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1歳の娘なのですが先日顔面から床に倒れた際に鼻に長さ3cmほどの裂け傷ができました。出血はそこまでなく、今はかさぶたになっているのですが傷跡が残らないか心配です。何か今後しておけばいいことあれば教えて下さい。
- A1572 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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本来は湿潤療法で治療したかったところですが、既に「かさぶたになっている」なら「かさぶた」を無理に剥がさないようにしてください。
「かさぶた」が自然に脱落したら、3か月程度、保湿と紫外線対策をしておいた方がよいでしょう。
- Q1573 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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包丁で左手の親指を削ぎ落としました。
さっき、絆創膏を剥がしたら傷から何か液体が出できて、ズキズキ痛いです。
病院に行くべきですか
- A1573 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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発赤と腫脹が強くなければ、水道の流水で洗浄し、清潔なタオルなどで水分を拭き取って湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
明朝、形成外科など外科系の病院を受診してください。
- Q1574 相談者 ニックネーム:ささき 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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20年以上前に生え際に自毛植毛をしたところ、不自然な生え際とアイスピックで刺したような無数の凹んだ範根を作られてしまいました。範囲は1cm×15cmです。傷の深さは5ミリくらいだと思います。
これまでは何とか前髪を下ろして隠してきましたが、加齢とともにそれも難しくなり困ってます。オーソドックスな方法ですと、その範囲に再植毛をして密度をあげるのでしょうが、若い頃の生え際のため、現在の生え際とのバランスが悪く、その方法がとれません。
いくつかの形成外科や美容皮膚科などで相談したところ
・範根部分を切除して縫合(前額リフト)
また美容皮膚科ではtcaクロスやポテンツァを試してみては?と提案されました。そこで質問ですが
まず形成外科で、生え際部分を切除縫合する方法は客観的に考えてどう思われますか?
一番のネックは切除縫合したあとの傷痕の目立ち方です。
将来的にさらに生え際が上昇して、切除縫合の傷が髪で隠せずに露出した場合、どれくらい目立つものか不安です。
(極端な話し、将来スキンヘッドのような頭になったら、切除縫合の傷は一目で分かるような目立ち方になりますでしょうか?)また美容皮膚科で提案されたtcaクロスやポテンツァですが、現実的に上記の方法で、深さ5ミリほどの凹んだ範根が改善される可能性はありますでしょうか?
また、仮に上記の施術を受ける場合は、植毛の毛は事前に脱毛する必要がありますか?また、記載の手術や施術以外に、何か可能性のある方法などあれば教えて欲しいです。
- A1574 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「自毛植毛」で瘢痕を隠すのが最もよい選択かもしれません。
「不自然な生え際とアイスピックで刺したような無数の凹んだ瘢痕」が残っているならば、「20年以上前」の「自毛植毛」手術は複数の毛根を含んだ毛比較的大きな株を移植したのでしょう。
現在ほとんどの「自毛植毛」手術は後頭部からまばらに毛根ごとに小さく株を採取するため採取部に縫合瘢痕が残ることはありませんし、植毛の生着率もよくなっています。
瘢痕を切除するだけの皮膚の余裕が前額部にあれば「瘢痕部分を切除して縫合(前額リフト)」した後に自毛植毛を計画してもよいでしょう。
また、現態より更に前額部の毛量減少が起きないよう、フィナステリドやデュタステリドの服用を開始して、AGA(男性型脱毛症)の進行を抑制してください。
「tcaクロスやポテンツァ」を使用した症例を実際に経験したことが無いので明確には言えませんが、「傷の深さは5ミリくらい」なら1~2回の施術で目立たなくなる期待は持たない方がよいでしょう。
気長に、繰り返し「tcaクロスやポテンツァ」の施術をすれば、徐々に瘢痕の目立たない肌を再生させることは可能かもしれません。
詳細は、「tcaクロスやポテンツァ」を勧める病院でお尋ねになってください。
「アイスピックで刺したような無数の凹んだ瘢痕」には、ピーリング、マイクロダーマニードル、bFGFやPRP、RFなど様々な治療法を組み合わせて治療計画を立てる必要がありそうです。
複数の美容皮膚科、形成外科を受診して、勧められる治療法のメリット・デメリットを十分に理解し、信頼できるとお感じになる医師を主治医として時間をかけて治療計画を立ててください。
- Q1575 相談者 ニックネーム:めめ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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2ヶ月前に皮膚科でVビームを両頬に照射後、逆に赤みが強くなり、レーザーによる炎症後紅斑の診断を受けました。 もともとの赤みがあった所以外の肌にも赤みが広く残ってしまい後悔しています。当初よりは薄くなりましたが、まだうっすら赤みが残り、火照るようになってしまい、また飲酒などで赤みが増すようになり、困っています。
今はトランサミン内服と十分な保湿をしていますが、このまま時間経過で改善されるものでしょうか?
今までビーソフテンローションを好んで使用していたのですが、血行促進作用があるから使用しない方が良いでしょうか?
炎症後紅斑を早く引かせるためにI2PLなど検討していますが、効果は見込めるでしょうか?(以前IPLはやったことがあり、特に問題ありませんでしたので光線過敏とかではなさそうです。)
- A1575 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「Vビーム」で使用するDyeレーザーは赤い色に吸収される波長のレーザーで、肌に照射すると血管内のヘモグロビンを選択的に破壊し同時に血管を破壊するため、血管拡張による赤みや血管腫の治療に使用されます。
ヘモグロビンおよび血管の破壊は熱変性によるもので、コントロールされた極めて軽度の皮膚熱傷が生じるのは当然とお考え下さい。
「火照る」症状と「飲酒などで赤みが増す」ことから、現在の「赤み」は血管拡張によるものということは明らかです。
また、「赤み」はレーザー治療「当初よりは薄く」なっているのですから、Dyeレーザー治療の経過として施術した担当医師の予想範囲内なのではないでしょうか。
「このまま時間経過で改善される」可能性は高いでしょう。
ヘパリン類似物質の外用剤は継続して使っても問題ありません。
「I2PL」は光治療(ブロードバンド波長)なので赤みにも有効ですが、暫くは焦らずに時間の経過をお持ちいただくようお勧めします。
ご自身で様々な治療を理解するのは非常に良いことと考えますが、ご自身だけで治療法を決定するのではなく、複数の皮膚科・美容皮膚科を受診して信頼できるとお感じになる主治医を見つけて、主治医とともにじっくりと治療方針を検討なさってください。
- Q1576 相談者 ニックネーム:Onion 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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4歳になる息子が居ます。今から約1年半前に息子が階段でこけて鉄の手すりでおでこを強打しました。
アイシング処置をしましたがおでこは腫れあがり内出血のせいか赤紫色に変色しました。
僕はその場に居合わせていなかったのですが奥さんがその後お医者さんに行ったところ吐き気やめまい、骨折などもなく打撲による内出血ですねと言われたみたいでした。
数日経ち腫れや赤紫の変色もなくなっていったのですがおでこにポコっとしこりが残っていました。
初めは、まぁ男の子やし怪我の1つや2つ仕方ないか…と思っていたのですが、写真や表情によってはおでこのしこりがポコっと出ているように見え、今は本人はあまり気にしていませんがもう少し大きくなってきたら鏡を見て気にし出すかも…と心配になってきています。
だいぶ時間が経っているのですが今からでもおでこの膨らみを緩和できるような方法は有りますか?
- A1576 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下血腫が繊維化して「しこり」になっているのでしょう。
また、皮下癒着があるため「表情によっては」「ポコっと出ているように見え」るのかもしれません。
マッサージで癒着が剥がれることもありますが、外科的な処置が必要な場合もあります。
「しこり」の治療も注射やレーザー、外科的治療など様々です。
診察をしなければ、具体的なホームケアや治療法の提案は出来ません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q1577 相談者 ニックネーム:くれあ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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10年ほど前に、鉄のポールの出っ張っている部分に右足の太ももをぶつけてしまったため、ぶつけた部分が四角く穴が開いたように皮膚が裂けてしまい、数秒後に両耳の耳鳴りがして、周りの声などが聴こえなくなったあと、意識を失って倒れたことがありました。
整形外科を受診し何針か縫い、数年は何事も症状がなく、耳もちゃんと聴こえるのですが、1年ほど前より1ヶ月に1回ほど急に右足全体に痛みが出るようになりました。
当時、耳が聴こえなくなったことを医師に伝え忘れてしまい、右足のレントゲンしか検査をしていないのですが、怪我の衝撃で耳が聞こえなくなる事はあるのでしょうか?
また現在は縫合した部分が白く、他の皮膚よりも凹んでいるのですが、10年以上経っても形成外科などで傷跡を目立たなくすることは可能なのでしょうか?
- A1577 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷を受傷して「数秒後に両耳の耳鳴りがして、周りの声などが聴こえなくなったあと、意識を失って倒れた」のは、過緊張による自律神経失調のため起立性低血圧が起きたと考えられます。
後遺症などはありません。
また、必ずしも「耳が聴こえなくなったことを医師に伝え」る必要は無かったのですから、ご心配なさる必要はありません。
白く幅のある瘢痕は、「形成外科」を受診すれば瘢痕形成術で修正が可能です。
- Q1578 相談者 ニックネーム:しあなかな 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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25年前、23年前と2回の帝王切開の手術を経験しております。
その当時から皮下脂肪も妊娠線もあり、また、出産後に大きく雑に縫合されたので、縦切りの切開傷を跨いで1センチ間隔で針の穴と糸の傷で悩んでいます。3年間で約-20キロのダイエット成功し、現在体脂肪22%です。
現在筋トレやボディーメイクの大会に出場していまして、その際に股上の浅いビキニを着るのですが、体脂肪が30%を超えていた時よりは傷は目立たなくなりましたが、このままさらに皮下脂肪を削り皮が薄くなれば傷が目立たなくなるものなのでしょうか?
また、皮下脂肪を減らせば減らすほど形成の手術は容易くなるものなのでしょうか?
- A1578 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「体脂肪が30%を超えていた時よりは傷は目立たなく」なったのは、皮膚が伸びて幅広く見えていた瘢痕が、肌にゆるみが出たために幅が狭くなったということでしょう。
「体脂肪22%」以上に「皮下脂肪を削」っても「皮が薄く」なることはないので、更に「傷が目立たなくなる」ことは期待できません。
瘢痕をつまんで健常皮膚を寄せることが出来るくらい皮膚に余裕があれば、瘢痕「形成の手術は容易」と言えます。
- Q1579 相談者 ニックネーム:だいさ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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顔にできた肥厚性瘢痕が朝膨らみ、夜になると縮んでいる気がします。原因はどんなことが考えられるでしょうか?
- A1579 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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赤みのある「肥厚性瘢痕」は新生血管が豊富で毛細血管の拡張があるため就寝中に血液が貯留して「朝膨らみ」、立って活動する日中に血管が収縮して「夜になると縮んでいる」のではないでしょうか。
新生血管が豊富な肥厚性瘢痕はスポンジやシリコンジェルシートで圧迫を持続すると小さくなる可能性があり、レーザー治療も有効です。
- Q1580 相談者 ニックネーム:ステラ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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6歳のこどもです。1週間前にお茶の入ったコップを落とし、大腿部に子どもの掌サイズの火傷をおいました。すぐに冷やして近くの病院に行きましたが、ソフラチュールと消毒の処置と抗生物質が処方されました。何とか湿潤療法で治したいと思ったのですが、近くに病院がなく他の皮膚科を訪ねました。そこでは軟膏をたっぷり塗ったガーゼ、フィブラストスプレーの処置でした。思っていた湿潤療法ではありませんでしたが、他に病院もわからず、その病院の受診を続けています。負傷後1週間が経ち、先生は経過は順調だとおっしゃっていますが、今度は傷痕が心配です。傷としては負傷後翌日に全体的に薄い水膨れができ、2日後に1円玉くらいの大きさで敗れて穴が空いてしまっています。先生にきれいに治りますかと尋ねたところ、きれいに治しましょう。と微妙な回答をされ不安になっています。このままの治療を続けていいのでしょうか。
- A1580 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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上皮化を早め上皮化後の瘢痕の質感の改善までを考慮した、トラフェルミンと軟膏によって創面の湿潤環境を保った閉鎖療法です。
Ⅱ度熱傷(SDB)に対して、フィブラストスプレー噴霧、軟膏ガーゼの処置は、日本熱傷学会の熱傷診療ガイドライン改訂第3版でエビデンスレベルⅡ、推奨度Aとして強く推奨する治療法です。
外傷や熱傷は治癒・上皮化後の瘢痕がほとんど目立たなくなることはあっても、瘢痕が全く無くなることはありません。
きれいに治しましょうという言葉は決して微妙な回答ではなく、熱傷治療の臨床に携わる医師として、過剰も不足もない抑制のきいた極めて冷静な表現と考えます。
おかかりになっている皮膚科で、そのまま治療をお続けになってもよろしいのではないでしょうか。
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