FAQ 創傷治癒 よくあるご相談

  1. 甲状腺手術
  1. 首・肩
Q1
相談者:きよ 年齢:50代前半 性別:女性

副甲状腺の手術をしてあと数日で3週間になるところです。首元の正面に4cm程の切開痕があります。目立つ場所なので傷を綺麗に治したいのですが、現在傷口の周りの皮膚が傷口に引っ張られるような軽度のひきつれをおこしています。ケロイド体質ではないのですが、傷口もケロイドになりそうで心配です。
①軽度のひきつれの状態の場合、応急処置としてやった方が良い対処法があれば教えて下さい。
現在傷口は病院からの指示通り、固定テープを2〜3日に1回貼り替えしています。保湿剤を塗るとテープが貼れなくなる為、保湿剤は全く使っていません。
②傷がケロイドになる要因の一つとして、女性ホルモンが関係するといいますが、プラセンタ注射(メルスモン)は、打った方が良いでしょうか。打たない方が良いでしょうか。
現在更年期障害治療の為、プラセンタ注射を打っていますが、ケロイドは閉経状態にした方が改善されると書かれている記事があり迷っています。

A1
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
一般的に、頚部の手術は、手術痕が目立たなくなるように計画・施行されています。
術後3か月以降に瘢痕が軟らかくなって「軽度のひきつれ」も解消される可能性があるので、主治医の指示に従って「固定テープ」を貼っておいていただければよいでしょう。
ご心配ならば、主治医とご相談のうえ形成外科を紹介してもらってください。
「プラセンタ注射(メルスモン)」はヒト胎盤から抽出されたもので、更年期症状の改善などに適応がありますが、その効能は「プラセンタ」エキスに含まれる細胞成長因子やケミカルメディエーター制御因子によるものと考えられており、「プラセンタ」自身に「女性ホルモン」様作用はありません。
「ケロイド」治療に「プラセンタ」を使用する施設もあるので、「更年期障害治療の為」の「プラセンタ注射」は継続なさってもかまいません。
Q2
相談者:浮間 年齢:30代後半 性別:女性

約3ヶ月前に甲状腺腫瘍左切除の手術を耳鼻咽喉科で受けました。最終の検査結果も良性で安心しています。私は胸が大きい方なのですが、ネット等で調べると左右で1キロ以上ありました。
傷跡が鎖骨に近い部分にあり、ドレーンを取りよく動く様になってから、傷口が胸の重さで下にとても引っ張られてる感覚がありました。退院後も飲食の飲み込み時とてもつっぱり、飲食後は2-3時間、また夕方になると傷口の下がヒリヒリ継続して傷んだり、ランニングをしたら傷口左右脇上が糸が強く引っ張られたみたいに凹み、不定期でビリっとその部分が痛む様になりました。それ以降時間の経過と共に痛みの程度と継続時間が増して我慢できなくなったので手術から約1ヶ月半後に耳鼻咽喉科を受診し、症状を説明し、タリージェを処方してもらいました。その後服薬してから1ヶ月半ほど経ち、痛みも感じにくくなってきました。
胸の大きな人の甲状腺手術の傷跡が鎖骨に近い時に傷口を縫う皮膚に後数ミリ余裕があればこうはならなかったりしたのでしょうか?また、今後胸の重みや揺れで脂厚性瘢痕になったりするのでしょうか?主治医はランニングも大丈夫と言っているのですが、少し不安です。

A2
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
通常は「甲状腺腫瘍」「切除」「手術」で表皮を切除することはないので、縫合時に「皮膚に」「余裕」が無いという状況が生じることはありません。
術後瘢痕が目立つ位置なので、甲状腺手術をする医師の多くは、瘢痕が目立たなくなるように気を使っています。
術後「約3ヶ月」経過して幅広い瘢痕になっていないなら、「今後」「肥厚性瘢痕になったりする」可能性は低いでしょう。
ご心配でしょうから、しばらくの期間、形成外科で定期的に経過を診て貰ってください。
Q3
相談者:さっこ 年齢:70代前半 性別:女性

2018.12月右葉の甲状腺摘出手術を受けました。喉の違和感がなかなか取れず、喉が圧迫されてるような感じです。このまま様子見で良いのでしょうか?それとも検査が必要なのでしょうか?

A3
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
甲状腺手術で、首のツッパリ感・違和感・圧迫感や肩コリなどの症状が多くみられます。
術後のリハビリや時間の経過で症状が軽減し気にならなくなることが多いのですが、個人差があります。
検査をしても具体的な異常が確認できない場合もありますが、反回神経や上咽頭神経の症状の可能性を完全に否定するため手術を受けた病院で相談してください。
Q4
相談者:ター 年齢:30代後半 性別:男性

4/26に甲状腺全摘をしました。4/29にドレンが取れ30日に退院しました。
5/2の朝起床時、右の頬が腫れていました(右を下に寝てた為)
普通に生活しているとお昼前には頬の腫れはなくなり、首の方が腫れていました。
5/3も同じような感じで頬が腫れていて、昼前には首に移動している感じでした。
また、傷口から血では無い体液のような物がちょっとだけ出たりするのですが、問題ないのでしょうか?
次の受診が月末なので治り途中の過程なのか、そうで無いのかが分からず少し不安です。

A4
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「頬の腫れ」は、甲状腺全摘による浮腫や粘液水腫の可能性を否定できません。
また、創が完全に閉鎖せず「傷口から血では無い体液のような物がちょっとだけ出たりする」ことは緊急を要する状態ではありませんが、放っておく症状でもないでしょう。
手術をしてくださった専門病院の指導・指示に従うのが通常でしょうし、診察をせずに具体的なアドバイスはできないことは十分に承知していますが、術後に説明されていない症状が出現して「不安」な場合は、「次の受診が月末」であっても躊躇することなく、直ちに再診なさるべきと考えます。
Q5
相談者:ちゅらこ 年齢:50代前半 性別:女性

甲状腺右葉の摘出手術後4日目で退院しました。(現在5日目です。)入院中傷口のチェックを何度もして頂いた時には問題ありません。と言われていますが退院しシャワーの際にテープを剥がしたら傷口が縦2.5センチ幅、高さ1センチ弱に膨らんだままかなり腫れています。
テープを張り替えの際に皮膚が引っ張られるせいなのか家族が「傷口の端が少し開いてるように見える」と言うのです。出血や膿はでていなくとにかく腫れています。2週間後に術後初の外来診察ですが傷跡がどの状態になったら予約診察を待たずに受診した方が良いのでしょうか?自分では判断がつかず困っています。※傷口の周辺に内出血の兆候はありません

A5
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「退院」時に平らだったのが退院翌日に「かなり腫れて」きたのならば皮下膿瘍などの可能性もありますが、「入院中傷口のチェックを何度もして頂いた時に」「膨らんだまま」の状態で「問題ありません。と言われて」いたのならば気にする必要はないということになります。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは判断が出来ませんし、診察をせずに具体的なアドバイスはできません。
「2週間後に術後初の外来診察」ということですが、不安があるならば直ちに手術をなさった病院にお問い合わせになることをお勧めします。
厳しい言葉になりますが、患者さんにとって想定外の出来事があった時に、おかかりになっている病院に問い合わせたり予約外でも受診したりするのは、患者さんの体を守るための患者さんの権利であると同時に、順調に治療を終えるための患者さんの義務であることを再認識してください。

縫合線全体が「膨らんだ」状態に見えるだけで、赤み、腫れ、痛みといった感染の兆候が無いならば、皮下を寄せて盛り上げて縫合してあるだけのことかもしれません。
頸を伸ばしたときに瘢痕に縦方向(垂直方向)の緊張がかかると瘢痕が幅広くなってしまうので、盛り上げて縫合しておき、日常生活で数か月間のうちに盛り上がりを平らにする方向に引っ張られ徐々に平らになって幅の狭い一本の瘢痕になることを想定し縫合してあるのかもしれないのです。
Q6
相談者:Kei 年齢:40代後半 性別:女性

先週、甲状腺摘出手術をしました。
甲状腺がおおきかったので傷は左右耳の下まで首を半周する大きさです。
手術自体は大きかった割りに他に影響なくやってもらえたので外科の先生にはとても感謝しています。
退院後、生活には支障ないですが、切除した首回りの痺れと痛み、傷口の突っ張り、顎から下の腫れたるみ、喉仏~傷口までの皮膚の固さ、喉の違和感、などがあります。
傷痕はさることながら違和感がこんなに残るのは想像していなくてやったことに後悔するほどです。
同じ手術経験ある知り合いもまだ数日だからしたかないとか、時間薬ゆっくり治っていくよと言われますが、傷の大きさが全く違うのでそういうことは無かったと言っていて不安ばかりつのります。
日々じっとしていると固まってくるのが分かって色々調べて、病院では教えてもらわなかった術後直後からのストレッチや、痺れがあるところは自分なりにマッサージして、すこしずつ改善されつつありますが完全には良くならないと思われます。

一年ほどで傷はほぼ線だけになるようで、それだけなら何も問題ないですが皮膚の固さ、それによる喉の異物感、動きづらさ、首の痺れが残るようなら形成外科に相談しようかと考えていますが、それは今行って相談するのはまだ早いですか?
どれくらいまで様子を見たらいいだろう?
形成外科に行かずともマッサージなどで改善されるものなのかも相談したいのですが、それはリハビリですか?
何科に行くのがよいですか?

A6
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
手術が終わった時点から手術創と術後瘢痕の治療が始まっています。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。
甲状腺の主治医にお願いして、直ちに形成外科を紹介していただくことをお勧めします。
Q7
相談者:無記入 年齢:無記入 性別:無記入

昨年、12月12日に甲状腺癌の手術をしました。(左葉切除)
退院後に傷を見ると手術で切った後が(6~7cm)赤く盛り上がりミミズが張り付いているようでした。
今は、赤みが取れて、少し盛り上がった上に傷があります。
気になるのは、傷の周りの皮膚の下から盛り上がって皮膚が上がってきていることです。
(結構盛り上がっています。)
術後の検診で、主治医に聞いたところ軽くマッサージをしてください。と言われました。
マッサージした時は柔らかくなりますが、すぐに固くなってしまいます。
先日、当フォームで肥厚性瘢痕の事を書いた内容を少し見ました。私の場合も肥厚性瘢痕でしょうか?
時間の経過とともに傷も、盛り上がりも、軽快してゆくものですか?

A7
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
診察をしていないので、詳細が判らないのですが、肥厚性瘢痕ではないでしょう。

肌が伸びて瘢痕に緊張がかかると瘢痕は幅広いものになるので、
手術手技に優れた医師の多くは、引っ張られていずれ平らになることを見越して、皮下組織を寄せて「皮膚の下から盛り上」げて縫合します。

まだ術後1か月半ならば、盛り上がりは残っていてもおかしくはないので、「軽くマッサージをして」「時間の経過」を待っていただくのがよいでしょう。
形成外科を受診して、状態を確認してもらうとよいでしょう。
また、主治医から指示を受けるだけでなく、状況の説明と経過予測もお尋ねになってください。
Q8
相談者:Mほうじ茶ラテ  年齢:30代後半 性別:女性

9月末に甲状腺の摘出手術をしました。
予後は良く、体調もとくに問題はありません。
ただ、傷口の回復が他の方より遅く、3か月近くたっても赤みがあります。
検診で訴えても「体質だから…」のみ。皮膚科にもかかりましたが、回答は変わらなかったので、半ば諦めています。
体質だから治らないのか…と思っていた矢先、赤みがあっても痒みは無かったのですが、急に痒みが出始め、赤みが酷くなってきました。
これはケロイドになる兆候でしょうか?
病院にかかっても体質だから…と言われるならお金の無駄ですし、一度ご相談をと思ってメールしました。
やはり、傷跡は体質で諦めるしかないですか?
今は処方されたリドメックスを塗ってますが、あまり変わりません。
傷跡のことで悩むなら手術しなきゃ良かったと後悔する日々です…

A8
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
ケロイドか肥厚性瘢痕かメールでは判断できませんが、「体質」であったとしても治療は出来るので「諦める」必要はありません。
ただし、「3か月近くたっても赤みが」あるのは特別異常な状況では無いので、もし貴方が「何故こうなったんでしょうか」と質問をなさったなら、「体質だから」と回答されたのも頷けます。
「甲状腺の摘出手術」をしてくだった先生も「皮膚科」の先生も瘢痕の専門ではないのでしょうから、レーザーや瘢痕形成術の適応を検討するため形成外科を受診して相談してください。
Q9
相談者:さむ 年齢:30代前半 性別:女性

妻が、昨年の7月に甲状腺摘出手術を受けました。
その際首に横幅10センチ程度のメスが入り、今まで自然治癒力を期待して様子を見守ってきました。
しかし、もう間もなく1年が経過しようとしているにも関わらず、傷の赤身はひかず、傷口がもりあがったような状態になってしまっています。
もともと、ピアス跡が盛り上がっていたことから、担当医にはケロイドになる可能性は秘めていると言われていたものの、まだ33歳という年齢を考えると何とか治療できないか、という思いでいっぱいです。
現在は、コンシーラー(ファンデーションのようなもの)を塗り、できる限り肌色に近い状態にしてはいますが、皮膚の盛り上がりもあるため隠しきることはできず、本
人は相当なストレスを抱えています。
少しでも効果がありそうなことであれば、チャレンジしてみたいとかんがえていますが何かいい治療法はないでしょうか。

A9
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「ケロイド」なのか肥厚性瘢痕なのかメール内容だけでは判断できませんが、形成外科を受診していただければ治療可能です。

瘢痕の状況によってさまざまな治療法があるので、治療するかどうかは治療内容を理解したうえでゆっくりと検討することにして、まずは複数の形成外科でどんな治療法があるかをお聴きになってみてはいかがでしょう。

瘢痕あるいはケロイドの治療は、形成外科領域においては最も基本的であり、一方で最も究極的な治療なので、形成外科専門医ならばあらゆる治療法に精通しているがそれぞれの形成外科医で勧める治療方針は異なるかもしれません。
焦ることなく、最も信頼できるとお感じになった形成外科医を主治医として、一緒に考えて治療方針を決定してください。
Q10
相談者:あっくん 年齢:40代前半 性別:女性

昨年1月中旬に甲状腺全摘手術を受け、その際、声帯麻痺を起こしカニューレを使用しておりました。
その後、カニューレを外すことができたのですがその傷痕がひきつれがひどく、飲み込む時などに傷痕が上部に3~4cmほど動きます。
手術を受けた病院の形成外科を受診しましたが、MRI検査の結果、気管とくっついてるので手術はすすめませんが、どうしてもと言われるのであれば行いますと担当医から言われました。
このような場合、どうすればよろしいですか?

A10
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
診察をしていないので、言い切ることはできませんが、手術可能と考えます。
気管壁に欠損が無いならば、癒着を剥がすだけか瘢痕切除で、「傷痕」の「ひきつれ」が解消されます。
気管壁の欠損があるなら、気管と癒着した瘢痕を残したままでその上を脂肪弁で覆う方法や、気管の穴を塞ぐ瘢痕を外した後に耳介軟骨などを使って穴を塞ぎその上を脂肪弁で覆えばよいのではないでしょうか。

手術法は一つではありません。
どんな手術法が良いか、「手術を受けた病院の形成外科」の「担当医」と話し合うか、他の形成外科でセカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
Q11
相談者:BRF 年齢:50代前半 性別:男性

今月2日に甲状腺切除術を受け、6日に退院しました。現在術後14日目です。
退院の翌日から創部の内部が全体的に瘤のようにだんだん盛り上がってきて、わずかに下がったり上がったりをくり返しながら、現在でも平常時の平らな状態から高さで言うと1cmくらい高い状態になっています。
ドレンからの出血も止まったので退院したわけですが、この盛り上がりは内部で残りの出血があったのか、それとも傷回復の一過程としての皮膚の反応なのか、どちらが考えられるでしょうか?
もし、前者の場合、内部の血腫が固まって回復不能になることはありえるのでしょうか? 
手術後の1回目の診察までまだ2週間あるのですが、主治医に電話して早く診てもらった方がいいのか迷っています。

A11
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
術後5日目から「瘤のようにだんだん盛り上がってきて」いるのは、「傷回復の一過程としての皮膚の反応」とは考えられません。
血腫は一度固まった場合でも再度吸引可能なほどに軟らかくなるのが一般的なので、「回復不能」ということはありません。

感染を起こして膿瘍が出来ているなら熱発があるでしょうが、膿瘍が小さく限局しているので自覚症状が無いとも考えられます。

万一のことを考えて、予定の診察日を待たず受診した方がよいでしょう。
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