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創傷治癒よくある質問

  1. 帝王切開・出産時の手術
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q21 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

16年前に帝王切開で出産しました。お腹は横に切っています。
その傷は今はだいぶ目立たなくなっているのですが、数年前(おそらくここ5年以内)からこの傷痕の左端が年に数回痛くなります。奥の方ではなく皮膚表面か皮膚から極浅い部分がヒリヒリする感じです。そっと皮膚を撫でると更にヒリヒリして痛いです。一度なると長くて一週間ほど痛み、その後スッと痛みは消えます。そしてまた数ヶ月後に同じ事が起こります。年に3〜4回でしょうか。見た目には赤くもないし腫れてもいないと思いますが、なんとなく痛む部分の傷の下にしこりがあるようなないような…。何が原因でしょうか?診察を受けた方がよいですか?

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
帯状疱疹あるいは腹壁瘢痕ヘルニアかもしれません。
また、異所性子宮内膜症も否定できません。
婦人科あるいは消化器内科・消化器外科などを受診していただくとよいでしょう。
異常が見つからなければ、下着で擦れるとか縫合糸膿瘍や漿液腫など瘢痕に関係した症状かもしれないので、形成外科を受診して相談してみてください。
Q22 相談者 ニックネーム:つーくんまま 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

12/26に帝王切開をしました。第二子です。前回も帝王切開でした。
術後の経過はよく、痛み止め(ロキソプロフェン、トアラセット)を積極的に使用し痛み数字1ぐらいで過ごしていました。
12/31に傷口が盛り上がってないかみるために左半分をつーと指でなぞったところ瞬間発火したような熱い激痛に襲われました。いままで助産師さんに傷をみてもらい軽く触られたので大丈夫だと思っていました。本当に後悔しています。
そこから傷の左半分が燃えるようにヒリヒリとした痛みがあります。
直後退院診察で見てもらいましたが傷はきれいで異常なしと言われました。
しかし自宅に帰ってから痛みがどんどん増し歩くのも横になるのも起き上がるのも旦那に任せないとできません。汗やシャワーのお湯も染みて激痛です。
前回の帝王切開ではこんなことなかったので不安でしかたありません。
ちなみに前回は肥厚性瘢痕になりました。持病で糖尿病をもっています。

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷」の抜糸や抜釘はなされているのでしょうか。
縫合創あるいは抜糸後の「傷」の保護は何かでなさっているのでしょうか。
何もしなくても「激痛」があるのでしょうか。
縫合創の周囲の皮膚に、角質が薄くなった部位や表皮剥離創はありませんか。
「汗やシャワーのお湯」が「染みて激痛」ということなら、表皮隔離創が疑われます。
膨らみや熱感あるいは発赤のいずれかの症状があれば、縫合糸膿瘍や脂肪融解による膿瘍の可能性もあります。
縫合創を含めた広い範囲に湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っても、「痛み」は軽減しませんか。
申し訳ありませんが、いただいた情報から「激痛」があること、「痛みがどんどん増し」ていること、「歩く」「横になる」「起き上がる」という動作で痛みがあることは理解できても、「退院」時に「傷はきれいで異常なしと言われ」たということ以外に創状態が把握できないため、診断や具体的なアドバイスは出来ません。
日常生活に支障があるのですから、直ちに産科を受診してください。
Q23 相談者 ニックネーム:たっきー 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

10月末に3回目の帝王切開をしました。
退院の検診でも一ヶ月検診でも特に問題はなかったのでレディケアを創部に貼ってました。
一ヶ月半ぐらいから痛みがでてきて先日あまりに痛みがあるのでレディケアを剥がしたところ出血と膿のようなものが剥がしたものについており傷口を確認したところ5ミリほどの穴が空いてました。
産院に行き見てもらったところゲンタシンと抗生物質をだされて様子見になりました。
なぜ穴が空いたのかなど聞きましたがあまり的を得てなくなんとなく流された感じの対応で今後の生活も通常通りで良いとのことでしたが穴が広がりそうで怖いです。
こういったケースはよくあることですか??
また穴はどれぐらいで塞がってくるのでしょうか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による膿瘍あるいは縫合糸膿瘍でしょう。
「帝王切開」後には時々見られる症状です。
「ゲンタシンと抗生物質」で「様子見」すれば数日で軽快することもありますが、膿瘍掻爬や膿瘍切除あるいは縫合糸の除去が必要なこともあります。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、おかかりになっている「産院」の指示に従って経過を見て再診していただくか、ご不安なら形成外科や皮膚科などを受診してください。
Q24 相談者 ニックネーム:momo 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

23年前、16年前、15年前と帝王切開で3回下腹部を横に手術しました。
数週間前に下着の傷跡(右側の一部分)の当たる部分に血痕がついていました。その時はそんなに気にも留めていなかったのですがその後も微量ながら出血が続いています。触ると少しヒリヒリするのですが受診した方がいいのでしょうか?
傷跡は稀にピリピリ感があったりひきつった感じがする事は以前からありましたが3回同じ所を切っているので仕方無いと思っていましたが出血は今まで無かったので心配になっています。
受診するなら帝王切開をした(3回共同じ)県立病院の産婦人科なのかそれ以外の科(もしくは違う病院)に行った方がいいのでしょうか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕部の毛嚢炎、縫合糸膿瘍、類表皮嚢腫(粉瘤)などが考えられます。
悪性のものではないので急ぐ必要はりませんが、診断の確定や治療および自宅での処置法を指導して貰うため「帝王切開をした(3回共同じ)県立病院の産婦人科」あるいは形成外科を受診してください。
Q25 相談者 ニックネーム:リナ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3ヶ月前に出産をした者です。
出産をした際に、会陰切開と産道?が傷ついたのか右側の膣内を縫合してもらっています。産後2週間くらい経ち、その右側の縫合部が激痛で、排便も思うように出来ないが、常に排便感覚があるという状態になり産婦人科を受診したところ、右側内部の傷は治ってきているが1ヶ月くらいは痛いだろうとの事で、ロキソニンを処方されました。その後その激痛と排便感覚の異常はすぐに治まったのですが、少しして、臀部(坐骨より内側)から右側の縫合部あたりまでの痛みに変わりました。整形外科でMRIなども撮ってもらったものの、異常はありませんでした。産婦人科でも診てもらったものの、異常はないと言われています。しかし、3ヶ月経った今も、痛みが取れず、長時間立ったり座ったりすることが出来ません。右側の縫合部付近を触ってみると、臀部にまで広がる痛みがあります。日常に支障をきたしてるので、どうにかしたいのですが、どうすればよいでしょうか。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
陰部神経損傷の可能性があります。
また、「立ったり座ったりする」と「痛み」が強くなり、横になって休むと「痛み」が軽減するとすれば、陰部神経が「縫合」後の瘢痕と癒着して牽引されているのかもしれません。
会陰部痛は不安が誘因となって悪化することも少なくないようですが、癒着牽引が原因なら圧痛のある部位の神経をハイドロリリースすると症状が消失することがあります。
産科主治医に相談して陰部神経の症状かどうかを確認してもらい、必要ならばペインクリニック(麻酔科)を紹介して貰うとよいでしょう。
Q26 相談者 ニックネーム:にわちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

12年前に帝王切開で出産しました。縦切りで出産し、傷口も綺麗になっています。
ただ、術後からズット傷口の一番上部分が黒く、何かな?と思って触るも何も取れないので数年放っていたのですが、今日たまたま引っ掛かりに気づき引っ張ってみると手術の糸が出てきました。
10センチほど出てきた後、怖かったので残りは引っ張らずに切りました。
見える部分は抜糸も終わり、糸は見えていなかったので、内部からだと思います。
このまま放っていても大丈夫なのか心配しています。

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下腹壁の縫合糸を核に軽度の炎症が続いていたため「黒く」なっていたので しょう。
腹腔内の縫合糸ではありません。
「10センチほど」抵抗なく「出てきた」なら、残りはわずかでしょうし、どこに も縫合されずに残存しただけの糸なのかもしれません。
炎症が起こらなければ、「このまま放っていても大丈夫」です。
赤み、腫れ、熱感、排膿のいずれかがあったら形成外科を受診してください。
Q27 相談者 ニックネーム:m 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

5月に帝王切開(横切り)で出産しました。
傷自体に痛みは無いのですが、おへその辺りや骨盤付近の神経?皮膚が痛みます。
1ヶ月検診で相談したところ、え?という顔をされたので、あまり聞かない症状なのかなと不安です…
健診時よりも痛みの範囲が広がっていて、触らなくてもヒリヒリした痛みを感じるようにもなりました。
術後こういった症状が出ることはあるのでしょう?

関係あるか分からないですが、入院中日に日に痛みが強くなって、歩くのも辛かったのですが結局傷口ではなくテープでかぶれていた所の痛みでした。
気がつくまでに2.3日かかり赤くミミズ腫れになり退院後、3週間ほど痛みがありました。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「おへその辺り」と「骨盤付近」では全く異なった部位なので、いただいた情報だけでは症状と原因が同じかどうか判断出来ません。
「健診時よりも痛みの範囲が広がって」いるので「帝王切開(横切り)で出産」したときの神経損傷ではありません。
「触らなくてもヒリヒリした痛みを感じるようにも」なったなら、皮膚症状のように考えます。
帯状疱疹などの神経痛の可能性があるのかもしれません。
「帝王切開」「術後」の通常の経過で「こういった症状が出ることは」ありません。
出産なさった病院で再度診察を受けてください。
皮膚の症状をしっかり見てもらう必要があります。
Q28 相談者 ニックネーム:りあ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3度目の帝王切開をしました。傷口は縦15センチほどで下の方に膿が溜まってるような感じで傷口も黄色っぽくなってます。
痛みなどはなく、少し液みたいなものが出て匂いがあります。
それとは別に傷口の一部にトゲみたいな硬いものが突き出ています。
ほんの数ミリ程度ですが痛みなどはありません。
ほっといていいものなんでしょうか?

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下縫合糸が、「傷口の一部にトゲみたいな硬いものが突き出て」触れているのでしょう。
また、皮下縫合糸膿瘍あるいは脂肪融解のため「少し液みたいなものが出て」いると考えられます。
「帝王切開」をなさった産科、あるいは形成外科を受診してください。
Q29 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

4月に出産をして会陰切開をし、溶ける糸で縫合しました。会陰切開後は激痛でしたが、血腫はできてないとのことで、痛み止めを飲んでいました。出産5日目の診察でも、傷のところは問題ないと言われ退院しました。しかし、出産後11日目に自分で会陰切開部分が離解しているのに気付き、13日目に産院受診し、再縫合しました。その際、一部分だけがくっついていたが、縫合しにくいため、その部分は切開して、一つの大きな傷にして再縫合したと言われました。また、皮膚を削って縫合するのは大変であるため、削らずにそのまま縫合したと説明されました。その後、離解はしませんでしたが、会陰に表皮剥離のような傷ができ、ゲンタシン軟膏を処方されました。一ヶ月健診では縫合部分は問題ないと言われました。表皮剥離していた部分は一ヶ月経っても治らず、県病院の産婦人科を紹介され、盛り上がった肉芽を切除し、縫合し良くなりました。ですが、会陰の痛みがずっと続いており、二ヶ月経った今も円座であれば少しは座れますが、普通には座れない状況です。また、座った時にお尻がゴムになっているような圧迫されている感じの違和感が強くあります。会陰切開したところに少し、膣の肉の組織が出ていると言われましたが、それが痛みの原因かも分からず、今は経過観察となっています。会陰切開部分の痛みや違和感は、時間が経てば良くなるのでしょうか。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が出来ているため、座ったときや擦れた時に痛むのかもしれません。
また、会陰切開とは関係なく、肛門括約筋の一部損傷により継続した痛みがあるのかもしれません。
「座った時にお尻がゴムになっているような圧迫されている感じや違和感が強く」あるなら、陰部神経損傷の可能性も否定することは出来ません。
「経過観察」で少しずつでも症状が軽減しているならそのままお待ちになってよいでしょうが、痛みの症状が固定しているなら形成外科やペインクリニックを受診してご相談なさってください。
Q30 相談者 ニックネーム:まい 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

6年前と5年前に2度帝王切開をしています。緊急だったので縦切りです。
その後特に気になることは無かったのですが
ここ数ヶ月生理中に右下腹部一部が痛く、生理痛の腰が重たい感じとは違いお腹に力を入れる動作(くしゃみ、咳、起き上がる動作など)
婦人科を受診、超音波で子宮も卵巣もキレイだと診断されましたが、ふと下腹部を触ってみると生理中痛みを感じるあたりにしこりのようなものを見つけました。
普段は小さいのですが生理中に大きくなり痛みを持っているようです。
しこりにびっくりして消化器内科でCTを取ってもらったのですがしこりのある部分に特に何もつうらず、筋肉?が少し大きいかな?と言われたのですが見る限り正常組織だと、ただし生理中に痛むのはなぜかわからない、とのことでした。
ネットで調べるとデスモイド腫瘍?など出てきてこわいです。普段は痛くなく生理中に痛みます。
このまま様子を見てもいいのでしょうか。

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「普段は小さいのですが生理中に大きくなり痛みを持っているよう」なら、異所性子宮内膜症が疑われます。
腹壁に発生した子宮内膜症は、CTや超音波で存在は確認できるが異所性子宮内膜症と特定できる所見はないが、MRIが内部の出血を確認できるため有用とされています。
「しこり」が大きくなっている時期にMRIで確認するのがよいでしょう。
婦人科あるいは形成外科で、症状をしっかり伝えて検査をしてもらってください。

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