傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 自傷・リストカットの跡
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:シロ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

現在中3になる娘のことです。
暑くなってきたのに長袖でいることを不審に思い問いただしてみると、両上腕に引っかき傷がありました。詳しく聞くと、ストレスからハサミで自身で切りつけたとのこと。
10センチほどの傷がそれぞれ5か所くらい残っています。(本人曰く、白くなったが出血はなかったとのことです。)
既に数か月経過しているのですが、今後傷は目立たなくなっていくのでしょうか。
また少しでも傷跡を消すために今から行える治療はありますか。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤く盛り上がった肥厚性瘢痕なら、時間の経過とともに、白く平らな成熟瘢痕になります。
既に白く平らな成熟瘢痕になっているなら、瘢痕の幅は狭くなりませんし、長さが短くなることもないので、長期間を経ても、大きな変化は期待できません。
自己判断ではなく、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q2 相談者 ニックネーム:しろの 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

1日前にリスカをしました。左手の人差し指です。切ったときは血も出ていなく、皮だけを切った感じです。だけど、一箇所だけ赤い部分が見えるところがあります。これはまずいところを切ってしまったのでしょうか?
それと皮だけを切った場合はリスカの跡は残りますか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮の損傷だけかあるいは一部のみ真皮浅層まで到達した切創だったのでしょう。
神経や腱に到達していないので、後遺症が残ることは無いでしょう。
一般的に、表皮層までの留まる切創ならば瘢痕は残りませんが、真皮層に到達した切創は瘢痕が残ります。
リストカットは必ず瘢痕が残るので、いずれ瘢痕を目立たなくしたいと望んだ時に、全員が必ず後悔します。
多くのヒトが通る、心に葛藤を抱える時期、年齢です。
悩みがあるのは、あなただけではありません。
今のことではなく、将来のために、あなた自身が損をしないために、リストカットは絶対におやめください。
Q3 相談者 ニックネーム:み 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

2ヶ月ほど前にパックリ切ったリスカ痕、痛みなどはもうないのですが時々痺れるような感覚があります。また、傷をなぞるように触るとピリピリと痺れる感覚があります。
どのような症状?なのでしょうか、名前などあれば教えて欲しいです。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
末梢知覚神経の再生に伴う神経終末の痛み、瘢痕の痛みが考えられます。
また、切断された神経の末梢に発生した断端神経腫も完全には否定できません。
一般的ではありませんが、瘢痕性疼痛症候群と呼ばれることもあるようです。
Q4 相談者 ニックネーム:Paul 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

2ヶ月ほど前から気分が下がった時や悲しくてどうしようもない時に手首と肩の辺りに少し浅めのリスカを数十本しました。(左腕) 今はしないようにしているので茶色っぽい線みたいな痕が残っているだけになっています。ヘパリン類似物質という薬を塗ったり日焼け止めを塗ったりしていますがなかなか薄くならなくて古いやつも消えてくれないです。どうすれば消えますか?また、夏になった時にどう誤魔化せばいいですか?暑がりなのですがやはり上着や長袖の服を着るしかないのでしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「茶色っぽい線みたいな痕」は、炎症後色素沈着でしょう。
炎症後色素沈着は、受傷から3か月程度までは濃くなる可能性があるので、「日焼け止め」の紫外線対策は必要ですし、「ヘパリン類似物質」で保湿も瘢痕対策もしておくとよいでしょう。
受傷から6か月程度経過するまでに、炎症後色素沈着は薄くなることが多いのですが、瘢痕が全く無くなることはありません。
早く色素沈着を招待させるため、美白のためのビタミンC摂取やハイドロキノンなどの美白剤の塗布が有効です。
美容皮膚科や形成外科、あるいは皮膚科を受診してご相談なさってください。
「誤魔化」しと紫外線対策のため「上着や長袖の服を着る」ことをお勧めしますが、半袖にならなければいけないときには、入れ墨を隠すための肌の色や透明に近いテープやファンデーションテープを貼ったり、アートメイクで瘢痕を隠したりすることが出来ます。
Q5 相談者 ニックネーム:777 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

適当に腕に4箇所くらい切りました。外側なので血は出ていないのですが、ぷっくりしたような後が残ってしまいました。この後は消せるんですかね?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
ステロイドテープやトラニラスト内服が有効です。
瘢痕の幅を狭くするためには、瘢痕形成術が必要です。
症状に応じて他の治療も提案できるので、どうぞ形成外科を受診してご相談なさってください。
Q6 相談者 ニックネーム:ももてぃ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

ストレスでアムカ・リスカをしてしまうものの、なるべく綺麗に治したいためハイドロコロイド素材の絆創膏で手当てをしています。
時々ケロイドになることもありますが、基本的に浅めの傷なのでその日中~数日で血も滲まなくなりますし、傷の手当として病院に通うほどではない状態です。
ただ、治癒の初期段階で傷の痒みや絆創膏で肌が荒れて痒みが出てしまいます。
傷があるので市販の単なる痒み止め塗り薬を買うのではよくないと思うのですが、傷が塞がっているがまだ赤い初期段階の場合は皮膚科の受診で良いのでしょうか。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「傷がある」(まだ切創が治癒していない)時期でも、「傷が塞がっているがまだ赤い初期段階」(創閉鎖後に瘢痕が赤い)時期でも、「皮膚科」あるいいは形成外科を受診していただければ、適切な「痒み止め」を処方してもらえます。
Q7 相談者 ニックネーム:もも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

私はもうこのようなことはしないと決めて今はしていないのですが半年ほど前に深く二の腕にアームカットをしてしまいその傷跡がまだ赤いまま腫れるように残っています。変わる様子もありませんずっとこのままなのでしょうか?なおしたいです

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の詳細はメールからは読み取れませんが、肥厚性瘢痕でしょう。
数年~数十年の期間を経て、白く平らな成熟瘢痕になる可能性はあります。
早期の改善をお望みでしょうから、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q8 相談者 ニックネーム:ゆん 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

私は昨日、腕に猫にやられた引っ掛け傷みたいなリスカをしてしまいました。(めちゃくちゃ浅い)
私は運動系の部活に入っており、傷を早く治したいかつ、なるべく綺麗に治したいです。
保湿をすると良いと聞いたのでワセリンで保湿をしております。
ワセリンを塗って本当に意味があるのでしょうか。
また、治すために必要な方法を他にも具体的に教えてもらえますでしょうか。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ワセリンは、創の湿潤環境を保つ目的として有用ですが、可能ならば、上皮化までの期間は、ワセリンでの処置から、湿潤療法専用の創傷被覆材に変更することをお勧めします。
創をシャワーなどの流水で洗って、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ってください。
上皮化し創が閉鎖した後は、紫外線対策をしておくことをお勧めします。
Q9 相談者 ニックネーム:AZ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

10代の頃、リストカットが癖になっていました。
現在はその癖もなく、傷は全て完治し、白くなっているのですが体調が悪くなったり、少し疲れたときにリストカットした部分に蕁麻疹がおきます。(手首)
そこにだけ蕁麻疹が起こるのはなぜでしょうか‥
なかなか人に相談することもできず、悩んでいます。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮膚の血管周囲に存在するマスト細胞がヒスタミンを放出して、その結果、毛細血管が拡張し、血液の血漿成分が血管外に漏出した状態が蕁麻疹です。
ヒスタミンは末梢神経を刺激するため、蕁麻疹は痒みが生じます。
心や身体にかかるストレスがヒスタミン放出の誘因になります。
リストカットの瘢痕は線維芽細胞の割合が多く、瘢痕のない皮膚とは構造が異なります。
リストカットの瘢痕により真皮の血管網の連続が断たれていて、真皮浅層に放出されたヒスタミンが速やかに血管内に吸収されないため、リストカットした部分にだけ蕁麻疹が生じるのでしょう。
ご相談の蕁麻疹は、抗ヒスタミン剤の服用で速やかに消失するのが通常です。
Q10 相談者 ニックネーム:うる 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

二の腕の上の部分をカッターで切ってしまいました。
すごく深く切ったわけではないです。少し肉?が見えて血が出る程度でした。
切ったあとに傷は塞がったのですが傷が赤く盛り上がってしまいました。一部は触るとまだ痛いです。
一番最近切ったのは2週間前なのですがこの傷は自然に赤みが引くものなのでしょうか。
半年ほど前に切った部分はまだ赤みが引いていません。
もし自分でできる対処方法がありましたら一緒に教えていただきたいです。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
形成外科を受診してください。
赤みは消褪には、通常、6か月から数年の経過が必要です。
シリコンジェルシートを貼っておくとよいでしょう。
また、ヘパリン類似物質外用薬も有効です。

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