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創傷治癒よくある質問

  1. 自傷・リストカットの跡
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:ユエル 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

3週間前ほどに、右の手の甲に爪で傷をつけました。(2本あり、一本は浅く短く、もう一本は傷をつけたときはぱっくりなっていました)無意識に爪でギコギコ横に動かし続けた感じです。(かさぶたができても自分で引っ掻いて取ってしまっていました)今でも跡は残っていてぱっくり割れてしまっていた方は、引っ掻いた周りの一部に、青紫色?(少しピンクっぽくもある)のようなものがその跡の周りにあって、少しぷくっとしている感じです。これって傷は治らないんでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下出血後のヘモジデリン沈着かもしれませんし、肥厚性瘢痕かもしれません。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないため診断が出来ず、経過の予測は困難です。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q2 相談者 ニックネーム:かなこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

1週間前に突発的にリストカットをしてしまいました。3本切って、全てかなり深い傷です。19日に抜糸の予約を入れています。
切ってすぐから手のひらが開きにくく、動かし方によって腕が吊るような感覚や、神経痛のような痛みがひどくあります。
整形外科へ行っても腕には大した損傷に至る神経は無いと言われ、痛くても手を開く練習をしなさいと言われ帰らされました…
本当に大したことの無い治る痛みなのでしょうか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
通常、手掌側の「リストカット」で手指を伸ばす伸筋腱の損傷が起きることはありません。
「切ってすぐから手のひらが開き」にくいなら橈骨神経の損傷を疑いますが、橈骨神経は拇指の手背側を走行するので、手掌側の「リストカット」で傷つくことは稀です。
したがって、「手のひらが開きにくく、動かし方によって腕が吊るような感覚や、神経痛のような痛みがひどく」ある原因は、並行する「3本」の「リストカット」を縫合したため「手を開く」際に手首部分で皮膚が引き攣れているためでしょうし、「リストカット」部位の末梢知覚神経の損傷による「痛み」と推測されます。
また失礼ながら、「動かし方によって腕が吊るような感覚や、神経痛のような痛みがひどく」あるという記載は、まだ受傷から「1週間」にもかかわらず、「神経痛のような痛み」を感じる動きを無理に探しているようにも見受けられます。
手掌の知覚鈍麻は無いようですから正中神経の損傷もありませんし、手首を内側に曲げ(掌屈)たままなら「手のひらが開きにくく」はないでしょう。
頂いた情報から判断する限り、受診なさった「整形外科」の言う通り、重要な「神経」の損傷は無さそうなので、「手を開く練習」をしても差し支えない様に考えます。
申し訳ありませんが、頂いたメールだけでは詳細まで把握できないため、正確な診断は困難です。
おかかりになった病院が手外科を標榜していないようなら、念のため、手外科を標榜する整形外科や形成外科でご相談なさってください。
Q3 相談者 ニックネーム:あい 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

つい前初めてリスカをしました、全ての傷口から血が出ている状態で放置していたのですが感染のリスクも考えてちゃんとした処置をしたほうがいいのでしょうか

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
シャワーなどの流水で切創部分を洗ってください。
カサブタが出来ているなら、ぬるま湯で優しく洗ってカサブタを除去してください。
洗い立てのタオルやペーパタオル、ガーゼなどで水分を取った後、創縁をピタリと合わせて湿潤療法専用の創傷被覆材を貼ります。
疼痛の増強、発赤、熱感、腫脹のいずれかの症状があれば、感染の合併を疑って、直ちに形成外科など外科系の病院を受診する必要があります。
リストカットなどの自傷創は必ず瘢痕が残り、元の肌に戻ることはありません。
いずれ後悔することになるので、将来の自身の損になる行為はおやめになってください。
Q4 相談者 ニックネーム:ちー 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

リスカしたところの傷1日過ぎても血が止まらないです、11/5日リスカしてしまって11/6日血止まらないです。
精神科では、躁鬱と診断されてて、最近メンタル崩壊してました。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
創の圧迫で必ず止血できます。
切開創をシャワーなどの流水で洗い、創縁をピタリと合わせて、ガーゼやタオルなどを当てて圧迫止血してください。
血液サラサラなどの抗凝固剤を服用していなければ、5~10分で止血できるはずです。
それでも鮮やかな明るい赤色の出血が拍動性に続くなら、ご自身でケアすることは困難なので、形成外科など外科系の病院におかかりになってください。
Q5 相談者 ニックネーム:るあ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

リスカして傷口がひらいているのですが、病院に行ったほうがいいですか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷直後に「傷口がひらいている」なら、そのままにしておけば、感染を起こさずに治癒したとしても上皮化に日数がかかるうえ、幅広の瘢痕が残ります。
創閉鎖・治癒までの経過中に感染を併発する可能性も小さくありません。
流水で創を洗浄して、湿潤療法専用の創傷被覆材や医療用テープを使って創縁をピタリと合わせるように寄せて固定し、出来るだけ早急に「病院」を受診してください。
鋭利な刃物によるリストカットの瘢痕は、長期間を経過しても、殆どの場合、第三者が見てリストカットの傷跡と判る状態で残ります。
自傷行為の瘢痕は、様々な治療を組み合わせることで目立たなくすることは出来ても、全く無くすことは出来ません。
どんな理由があろうと、瘢痕があることにより将来損をして後悔することになる自傷行為はやめてください。
Q6 相談者 ニックネーム:かとう 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

鬱病で診療内科へ受診中です。
気分が落ち込んだ時にリストカットをしてしまいます。フルーツナイフで1〜3センチ程刺し、その度に外科にて縫合してもらっています。
縫合跡は赤黒く変色し、触ると痛みは無いものの膨れ上がっています。この状態から一般的な肌の状態になるにはどの程度の年数がかかりますか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「リストカット」の「縫合跡」が「赤黒く」「膨れ上がって」いるのは、肥厚性瘢痕でしょう。
肥厚性瘢痕は、時間の経過とともに赤い色調が落ち着き盛り上がりもなくなって、白く平坦な成熟瘢痕になる可能性はあります。
言い換えれば、成熟瘢痕になっても瘢痕の幅は残るので、目立たない瘢痕になることはあっても「一般的な肌の状態になる」ことは無いということです。
形成外科や美容皮膚科でご相談なさってください。
Q7 相談者 ニックネーム:玲兎 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

「真皮層までは届いていない」としても、「赤くなって」いるなら感染の可能性を否定できません。
水道の水で構わないのでしっかりと洗って、創縁をしっかりと合わせて、「湿潤療法っぽいパッド」ではなく湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付してください。
赤みが強くなったり腫れや熱感が生じたりするなら、必ず形成外科や皮膚科などを受診してください。
また、これまでの回答も再読いただき、参考になさってください。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
9月10日にハサミで腕に傷をつけました。(2cmくらいで太い血管は避けました)100均のハサミと500円くらいの安いハサミだったからなのか、あまり深い傷にはなりませんでした。(血は出ていない)
傷のところがとても赤くなっていて、爪でなぞると痛いです。多分真皮層までは届いていないと思うのですが、跡は残るでしょうか。それと、病院に行かずに自宅でできる傷の治りを早くできることを教えていただきたいです。(一応湿潤療法っぽいパッドは買っています)
Q8 相談者 ニックネーム:あゆん 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

現在リスカをまだやめれません学校や家で傷を見られたくないです。傷の隠し方や、傷を見られたときの誤魔化し方はありますか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一時的に傷あとやタトゥーを隠すためのテープやシールがあります。
リストカットの瘢痕は必ず残ります。
将来のあなたにとって損になるので、直ちにリストカットはおやめください。
Q9 相談者 ニックネーム:こころ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

昨日、久しぶりに二の腕の内側を切りました。
むしゃくしゃしてたのと久しぶりなのとで思っていたより深く切ってしまい、肉?の隙間から黄色っぽいオレンジ色のようなものが見えてしまいました。
かなりぱっくり開いてしまっています。切ってから約19時間経っていますが血が少量まだ出ています。(多分血しょうも出ているので止まってからまた傷が空いてしまっているのだと思います)
切った直後に洗っていま絆創膏をしているのですが自宅でできる対処法などありますか?
また、どういう状況になったら病院にかかるべきでしょうか?

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下脂肪が、「肉?の隙間から黄色っぽいオレンジ色のようなもの」として見えています。
創縁が開いたままなら、肉芽増殖や上皮化に日数がかかるうえ、幅のある瘢痕が残ります。
濡れタオルや湿潤療法専用の創傷被覆材などを使って創が乾燥しない様に保ったまま、直ちに形成外科を受診してください。
Q10 相談者 ニックネーム:melon 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

1週間ほど前にストレスからリスカをしました。左手の人差し指です。リスカをして2日ほど経った頃に見てみるとキズが白っぽくなっていて薄い跡が残ってしまいました。この跡は残ってしまいますか?

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
線状瘢痕です。
受傷時に出血があったでしょうから真皮まで到達した切創と推測され、真皮層の欠損部分に瘢痕が形成されています。
一般的に、目立たなくなるまでに数か月~数年という長い時間がかかりますし、全く瘢痕が無くなることはありません。
リストカットは、瘢痕が完全に無くなることは無いうえ、第3者が見てもリストカットの痕と判る場合が多いため、リストカットをなさった方は数年後あるいは数十年後に必ず後悔なさっています。
逃げ場のない気持ちを整理することは必要ですが、どんな理由があっても将来の自身にとって損になるので、自傷行為はおやめになってください。
周囲に合わせるのではなく自身が打ち込める趣味を見つけるとか、自治体の匿名の悩み相談システムやスクールカウンセラーなどをご利用なさるのも、自傷行為を避けるためのひとつの方法でしょう。

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