- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > 粉瘤・嚢胞・いぼ・こぶなど >
- 下肢
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 粉瘤・嚢胞・いぼ・こぶなど
- 下肢
- Q1 相談者:tanuki 年齢:60代前半 性別:女性
-
足の裏に魚の目ができ痛くなると皮膚科で削ってもらっていますが毎回激痛です。魚の目を削るのは痛くないはずでは。激痛に耐えれば痛みは減るので我慢しておりましたが今回は激痛に耐え削り終わったら何と液体窒素で今まで以上の激痛で歩く事が困難に。この処置は大丈夫でしょうか?
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「魚の目」(鶏眼)は角質の肥厚なので、鶏眼の浅く広い部分を削る際の痛みはありませんが、最深部の芯をくり抜く際に多少の痛みはあります。
「液体窒素」を使った凍結療法は、通常、比較的浅い鶏眼の治療には有効ですが、深部の芯には届きません。
また、鶏眼を芯まで切除すれば、通常は「液体窒素」の処置は必要ありません。
鶏眼は芯まで除去しても、骨の飛び出しがあったり歩き方の癖や足にフィットしない靴を履いていたりするなど原因があるので、根本的な原因に対する指導とスポンジやインソールを使って局所の荷重を避けなければ、比較的短い期間で再発します。
一度、他の皮膚科や形成外科、足外科に詳しい整形外科で診察を受けてアドバイスをもらってもよいかもしれません。
- Q2 相談者:ピアノ 年齢:50代前半 性別:女性
-
13年前、左足裏代2と3の間中足骨骨頭部にできた魚の目をレーザー治療してもらった所がずっと 小さい痛みが残ってて今まで硬くなった表面の角層を自分で爪切りで切って過ごしてきたのですが、 今年になってその痛みが酷くなってきたので、 家の近くの皮膚科、形成外科へ行きましたが、表面を削るとかレーザー治療跡が硬く瘢痕になってしまってどうしようも出来ない、諦めるしかないと、インソールを作るなどしてくださいと言われて、整形外科に行ってオーダーメイドでインソールを作ってもらいましたが、痛みは変わらず立ってると刃物に刺されたような痛みもありますし、座っていても横になってもジンジンしています。長年パートで働いてた立ち仕事も出来なくなりましたし、家の台所にも椅子を購入しましたし長時間歩く事もできないです。
硬くなった瘢痕を柔らかくするとか小さくするとか 少しでも痛みが緩和出来るような治療法はもうないのでしょうか…もしあれば教えていただきたく よろしくお願いいたします。
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「魚の目」(鶏眼)の再発です。
「インソールを作ってもらいましたが、痛みは変わらず立ってると刃物に刺されたような痛みもありますし、座っていても横になってもジンジンして」いるのは、鶏眼の奥に滑液包炎(皮下膿瘍)が発生しているのではないでしょうか。
また、鶏眼が生じる部位は骨の突起などがあるので、「レーザー治療」をすると、ほとんどの例で「瘢痕」が生じてしまいますし、鶏眼の再発も少なくありません。
「レーザー治療跡が硬く瘢痕になって」いる部分を含めて剪刃や尖刃を使って用手的に鶏眼を除去するか、サリチル酸や尿素などの角質溶解剤を使用して治療をしてはどうでしょう。
鶏眼は芯まで除去しても歩き方の癖や普段履く靴の形などの影響で再発しやすいので、施術後ももちろんパッドやリングクッションや「インソール」などで荷重を分散させることは大切です。
他の皮膚科や形成外科でご相談いただくか、足外科を標榜する病院におかかりになるか、厚生労働省の通達により通常範囲内の角質削りケア・爪切りは医療行為に該当しないケア行為とされているので評判の良いフットケアサロンを探してみてください。
- Q3 相談者:ひなちゃん 年齢:40代後半 性別:女性
-
先日Vラインにある粉瘤手術をし、6cm程縫ったのですが、術後すぐ、大量出血をし、再度病院に行き止血(厚めにガーゼを貼る)をしてもらったのですが、翌日太ももからお尻までの内出血になり、心配になったため病院に行ったのですが、内出血は1週間もあれば治まるので大丈夫ですよと言われたのですが、1週間後、抜糸をしたのですが、まだ痛みがあると告げると、深かったため、中を縫って外側も縫ってるから、中側の糸は半年ぐらいで溶けるので、それまで違和感が残るかもと言われました。
その後傷口が3ミリ程度開いてきて病院に行くと、閉じてる方がいいけど、鮮血ではなく、膿も出てるので、悪い物が溜まるより出た方がいいと言われました。
場所が場所のため皮膚も薄く、良く動かす所もあり、1cm程開いてしまい、痛みも手術をしてから2週間経ちますが、毎日痛くて、足を引きずらないと歩けない状況で、痛み止めを毎日飲まないといけない程でした。
すぐ病院に行くと、まだ痛みがあるので、縫合は出来ないと言われました。するとしても、違う部位から少し取って縫い合わせる?そうです。
このままガーゼを張り続けて、皮膚が出来るのを待つという手段もあるけどと言われました。
傷口に生食水をかけて、メスみたいなもので、サーッと切ったのか分かりませんが(見えなかったため)その後はウソのように痛みがなくなりました。この処置で大丈夫なのか不安で相談しました。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「毎日痛くて、足を引きずらないと歩けない状況で、痛み止めを毎日飲まないといけない程」だったのが、何らかの処置をして「その後はウソのように痛みがなく」なったなら、切開したか縫合糸を抜くなどして排膿したものと考えられます。
おかかりになっている病院の言う通り、炎症が治まるのを待って「縫い合わせる」か「ガーゼを張り続けて、皮膚が出来るのを待つ」方法があります。
いずれにしろ、このままではかなり時間がかかりそうですし、おかかりになっている病院の治療方針はともかく、一度形成外科の診察を受けてみてはいかがでしょう。
- Q4 相談者:モーパッサン 年齢:40代後半 性別:男性
-
3/13に形成外科にて膝のシコリを粉瘤との診察を受け除去手術を行い(手術途中からガングリオンと医師に言われる) 。3/22に抜糸した際には医師より滑液包炎と説明、創は下から盛り上がってくるから悲観するなと言われる。
4/2現在は2cm程の創部の端の方に段差があり薄ら赤みがあり開いている感じ。安静にしていれば痛みは無いが、歩行時に膝を曲げると膝に引っ張られるような違和感あり、左脚が重く感じます。滑液包を除去されてしまったのか怖く、安易に手術に踏み切った事を反省しています。
創部には処方されたゲンタシンを塗りデルマエイドを茶色いテープで貼ってますが、続けるべきかどうか。もうそのクリニックには行きたくないです。この状況はどれぐらい続くのか教えていただきたいです。
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「粉瘤」は皮膚腫瘍で「ガングリオン」は関節包発の皮下腫瘤なので、慎重に診断すれば判別が出来た可能性は高いでしょう。
「ガングリオン」と「滑膜包炎」は術中の所見で判断できますが、見誤ることもあるかと思います。
「抜糸した際に」「創は下から盛り上がってくるから悲観するなと言われ」ており、「創部の端の方に段差があり薄ら赤みがあり開いている感じ」というのは、術後3週経過して縫合創は閉鎖も上皮化もしていないということでしょうか。
上皮化が完了しているなら「ゲンタシンを塗りデルマエイドを茶色いテープで貼」る処置は必要ありませんし、上皮化がまだなら湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付していただくとよいでしょう。
ただし、滲出液が多過ぎると創周辺皮膚がかぶれることがあるので、その場合、湿潤療法専用の創傷被覆材を使った閉鎖療法はお勧めしません。
「歩行時に膝を曲げると膝に引っ張られるような違和感」は、「滑液包を除去されてしまった」からではなく、瘢痕および瘢痕拘縮が原因でしょう。
歩行や日常生活の動作がリハビリになるので、「歩行時に膝を曲げると膝に引っ張られるような違和感」も「左脚が重く感じ」る症状も自然に消失すると考えます。
転院をお考えなら、他の形成外科を受診して経緯を説明して診てもらってください。
- Q5 相談者:みよし 年齢:70代前半 性別:女性
-
40年前に出産時に、子供が大きく難産になり深く切開しました。
傷跡が痛み、治るのに長いことかかりました。
その時に指摘されたのが、内部を縫う溶ける糸が身体に合わないからと説明がありました。
その後は手術することもなく過ごして来ましたが、今回鼠径部に粉瘤ができ、手術することになったのですが、先生にこの事をお話すると粉瘤は命に関わる出来物ではないので、体質で糸が合わないのであれば、手術はやめた方が良いように説明がありました。
40年もたった今でも、同じ状況になりますか? 粉瘤は大きくなることもありますよね。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「40年前」に産科主治医から説明があったとしても、おそらく、「内部を縫う溶ける糸が身体に合わないから」「傷跡が痛み、治るのに長いことかか」ったのではありません。
今後何らかの手術をすることがあれば、皮下縫合・表皮縫合とも縫合糸は多種あるので、その中から手術担当医が選択してくれます。
また、今回ご相談いただいた「鼠径部」の「粉瘤」の切除術に関して、そもそも皮下縫合は必要ないかもしれませんし、ご心配なら皮下縫合をしないでも手術は可能です。
形成外科を受診していただければ、手術、術後経過とも順調に終了できるでしょう。
粉瘤が大きくなって化膿する前に切除することをお勧めします。
- Q6 相談者:みちょ 年齢:40代前半 性別:女性
-
2021年の2月に右足太もも裏にできていた5ミリほどのイボみたいなものを切除しました。病理診断の結果ボーエン病だとわかり、3月2日に広めに再手術をし、16日に抜糸しました。傷は2.5センチほどで抜糸後は「塗り薬もテープも無しで」と言われたのでそのように過ごしていますが、縫合した場所の両端がぷくっと丸く盛り上がっています。これは傷の高さにまで自然と下がって平坦になってくるのでしょうか?それとも何か処置をしないといけないのでしょうか?
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
腫瘍を紡錘状に切除し縫合した際の歪みが、ドッグイヤーとして「縫合した場所の両端」に残っているのでしょうから、通常ならば「傷の高さにまで自然と下がって平坦になってくる」ことはありません。
形成外科でご相談なさってください。
- Q7 相談者:Mayu 年齢:10代後半 性別:女性
-
2、3ヶ月ほど前から右手の人差し指の先の方に固くひび割れていて色は肌の色と変わらないものが出来ていました。放っておけば治ると思い病院には行きませんでした。しかし、暫く放っておいたのですが治らず、気になってしまい剥がしてしまいました。剥がしたあとは赤くサラサラとした血が一日程度で止まり治ったと思ったのですが、2、3日したらまた固くなりひび割れたようなものができていました。
一昨日もそれを剥がしてしまい、血が出て絆創膏をして止血したところ黒くなってしまいました。
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
いわゆるタコ(胼胝)かイボ(疣贅)でしょう。
自己治療で感染を起こしトラブルになることもあるので、皮膚科を受診してください。
- Q8 相談者:ちゃんぺー 年齢:20代前半 性別:男性
-
高校2年の時に足の裏(つま先のど真ん中)にウイルス性イボができました(かなり大きい)。
多分、プールで移ったものだと考えられます。現在大学2年となり、ウイルス性イボとは4年間闘ってきました。
今までにレーザー治療や手術等3回行ってきましたが治らず、今はブレオマイシンの注射を打って経過観察しているところです。
1回目と2回目のレーザーでは全く治っておらず、2016年9月上旬に行った3回目の手術に関しては半分治ったという感じでした。
今、経過観察しているのはその半分となります。
痛みは軽くなって歩けるようにはなりましたが、手術で縫ったからか分かりません
が、かなり突っ張った感があり、普通に歩けない状態です。
傷口も塞がれましたが角質が硬くなった皮膚でたまに周りのささくれのような小さな皮膚が引っかかるため剥がしたりしてしまいます。
この硬くなった皮膚はこのままでも治りますか?
あと、突っ張った感じはなくなりますか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
疣贅によって表皮の新陳代謝サイクルが乱れて角質の肥厚が起きているのか、手術によって角質の肥厚があるのか、メールから読み取ることが出来ません。
手術によるものならば、「硬くなった皮膚」も「突っ張った感じ」も、術後6カ月以降に徐々に改善されるでしょう。
- Q9 相談者:おこ 年齢:30代後半 性別:女性
-
右足底皮下腫瘍摘出術をしました。3cm位切開し、中身を繰り出しました。病理は外毛根嚢腫でした。
縫合した皮膚はしっかりとくっついているのですが最近、以前よりも痛みを感じます。足底なので歩くのも痛いので2日前に病院を受診しましたが、中の傷がまだ治りきってないし、表面の皮膚が硬くなってるからかもしれないと言う事で保湿剤が処方され経過観察する事になりました。
しかし、自分的には術後よりも痛みを感じるので再発したのでは?と不安です。
このような事は術後よくある事なのでしょうか?
このまま保湿剤を塗りながら経過観察をしていた方がいいのでしょうか?
歩くのにも支障があるので早く解決したいです。
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
超音波検査あるいはMRIで「再発した」か診断が可能ですが、普通そこまでの検査はしません。
「外毛根鞘性嚢腫」は通常、頭部の有毛部に出来るので、足底ならばよく似たものとして表皮嚢腫か類皮嚢腫が考えられます。
表皮の肥厚が「痛み」の原因と考えるのが通常でしょう。
手術創を中心に鶏眼のように肥厚部分が食い込んでいる可能性もあります。
表皮の肥厚は「保湿剤」よりも、物理的に削った方が早く改善しますし、ドーナツ状の魚の目保護パッドの様なもので縫合部に圧力がかからないようにしていただくと、痛みは徐々になくなっていきます。
- Q10 相談者:むーみん 年齢:10代前半 性別:女性
-
昨年末、子供が足裏の皮膚嚢腫摘出手術をうけましたが、約一年後の現在、再発が疑われ、おなじ場所を再度切り、手術をしてもらいました。
昨年と同じ流れで10日後に抜糸しましたが、昨年は抜糸後、全く問題なく歩いたり走ったりできたのですが、今回は抜糸したら、ついてないところがあり、お医者さんから、2日後消毒に、と言われ通院。
自分達で見るところ、いかにもまだくっついてなさそうでしたが、お医者さんは、あ!大丈夫だね!もう足ついてもいいよ!というので歩いてみたら、すぐ出血。
昨年は3週間後には部活も全開でできたのに、今回はまだ歩くこともできません。
2回同じ場所を切るというのがいけなかったのでしょうか?
または、抜糸ミスでしょうか?そして、ちゃんとなおるのでしょうか?
本人は、3週間後に楽しみにしている合宿があり、それまでになんとか早く部活に復帰したいのですが、早く確実に治す方法はないで
しょうか?
またたとえば、まだ痛みがあっても、テーピングなどで固定して部活をやってもいいでしょうか?
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
結論から言えば、「楽しみにしている合宿」などの特別な理由があるなら「まだ痛みがあっても、テーピングなどで固定して部活をやってもいい」でしょう。
診察をしなければ具体的に症状の把握は出来ませんし、詳細なアドバイスも出来ません。
「お医者さん」が「あ!大丈夫だね!もう足ついてもいいよ!」とおっしゃったのは完全に創治癒しているということではなくあくまでも「足」を「ついてもいい」ということだったのかもしれません。
そうであれば「すぐ出血」したことは大きな問題ではない可能性もあるので、主治医に現在の状態がどういう状態なのか、今後の治療方針や経過予想はどうか、「歩いて」よいか「部活に復帰」してよいかを確認してください。
主治医の説明を聴いたうえでまだ不安ならば、他の医療機関を受診してセカンドオピニオンを求めてもよいでしょう。
一般的に、手術創も術後瘢痕も下肢・足底の場合は比較的治癒に時間がかかるうえ、ちょっとしたしこりでも運動の際に気になることが多いものです。
「昨年末」の「足裏の皮膚嚢腫摘出手術」の際に「10日後」に「抜糸」して、「3週間後には部活も全開でできた」のは極めて理想的な経過だったとも言えます。
「早く確実に治」すために、もう一度受診して「早く部活に復帰」するための治療と自己ケアを指導してもらって下さい。
side