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創傷治癒よくある質問

  1. ほくろ
Q21 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1ヶ月前にco2炭酸ガスレーザーで何箇所かほくろ除去しました。
①唇のすぐ近く
現在、水膨れのような感じで若干白く盛り上がり、周りには赤みがあります。
よく歯で唇を掻いてしまう癖があり、何回か除去後の患部も歯が当たってしまったことがあります。
②鼻の横2箇所
現在2つとも若干凹んでいるのか、色がまだ残っているのか、元あったホクロが薄くなっただけのような感じです。まだ色が残る場合は再度施術していただけるのですが
凹みだった場合は治せないでしょうか?

施術後2週間は病院から出されたクリームを塗り、テープを貼っていました。
その後1週間は何も貼らずに過ごしていましたが、別のクリニックで鼻の横のホクロが凹んでるようなので傷テープ貼っておいた方がいいと言われて、キズパワーパッドのようなテープをずっと貼っています。

他にも除去した箇所は、盛り上がりや凹みなどなく赤いだけなので時間が経てば薄れていくと思ってますがこの2箇所が気になります。
唇の横の水膨れのようになっている状態にも、鼻の横と同様のテープは貼っておいた方がいいでしょうか。
まだ施術から日が浅いですがこの2箇所について教えて頂きたいです。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
母斑細胞は真皮層の深さまで存在することが多く、CO2レーザーで母斑を完全に蒸散したならば線維組織の豊富な瘢痕で修復されます。
真皮は完全に再生することがないため、深く蒸散すれば凹みのままの瘢痕が形成されます。
引っ張るような緊張がかかる部位は、線維組織が過剰に産生され肥厚性瘢痕になります。
「唇のすぐ近く」は「白く盛り上が」った肥厚性瘢痕ではないでしょうか。
「鼻の横2箇所」が「凹んでいる」ならそのまま変わらない可能性があります。
既に完成された瘢痕に「キズパワーパッドのようなテープをずっと貼って」も、瘢痕を改善する効果は期待できません。
「まだ色が残る場合は再度施術して」もらえるならば施術後の経過に責任をもって対処してくれる病院なのでしょうから、再診して、瘢痕を目立たなくするための今後の方針をご相談になればよいでしょう。
Q22 相談者 ニックネーム:サイトウ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

4月中旬に口元付近(鼻と唇の間)の盛り上がったほくろをレーザー除去しました。5ヶ月が経過し、凹みは無くなったものの、赤く盛り上がっている状態です(大きさは元々あった黒子より少し大きめに感じる)。ほくろがあった時よりかは気にならなくなったのですが、化粧をしても盛り上がっているため目立ってしまいます。もう一度、施術を受けた病院を受診した方がよろしいのでしょうか。

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕です。
数か月から数年の経過を待てば赤みも盛り上がりも軽減する可能性はありますが、なるべく早く目立たなくするために「施術を受けた病院を受診」することをお勧めします。
特に治療をせず経過を見るだけかもしれませんし、ロングパルスYAGレーザーやフラクショナルレーザー、ステロイド局所注射の適応を検討して貰えるかもしれません。
Q23 相談者 ニックネーム:にっしー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

美容外科クリニックでほくろ除去のため、レーザー治療を行いました。その後3ヶ月たった今、施術した患部の部分が赤くなり、少し膨れ上がり、顔に目立つ跡になってしまいました。これは脂厚性瘢痕なのでしょうか?また治療により、ある程度目立たなくなるのでしょうか?治療する場合は、、美容外科や皮膚科などさまざまなところがありますが、どの類のところに行けばいいでしょうか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕でしょう。
術後3か月以降、赤みも盛り上がりも徐々に軽減する可能性があります。
施術をした美容外科クリニックか形成外科を受診していただくとよいでしょう。
Q24 相談者 ニックネーム:ウーロン 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

●手術前
一年前に鼻尖の膨らんだ4ミリ幅のほくろを、切開縫合で除去する手術をうけました。
炭酸ガスレーザーで除去するつもりでしたが、白色の瘢痕になる可能性があり、場所が場所なので目立つから自分の場合は一本の線になる切開縫合の方がいいとの事で選びました。
●手術後〜現状
ほくろ自体は取れたのですが、1週間後の抜糸の際に傷が開いてしまったようだと言われ次来てくださいとも言われなかったので行っていません。
一年経った現状として、ほくろのあった鼻尖の部分が元々のほくろの大きさ位で縦長に傷が開いたように凹んでいます。
色は赤黒く、ヘモグロビンの色素沈着かと思ってたのですが別のクリニックのカウンセリングでは血管の新生が起きてるから赤黒く見えると言われました。
●その後
何個か形成外科クリニックのカウンセリングを受け、下記の手術が候補としてあるのですが、傷の治癒に関してそれぞれ疑問があるので教えていただきたいです。
①切開縫合で再縫合
溶ける糸で縫ったせいで開いただろうから、もう一度傷を切除して今度は溶けない糸で真皮縫合をし、鼻尖という場所も凹みやすく丸みが歪みやすいので皮膚を剥がしてできる限り丸みを損なわないように縫うみたいな事でした。(少しうろ覚えです)ドッグイヤーなど起きるデメリットはあると言われました。
ただ次の②のクリニックの先生の話では鼻尖は皮脂が多いから湿潤環境にはなるが、逆にそれが傷が開く要因にもなり(皮膚を剥がして縫うというのは言い忘れたのですが)鼻尖の形状から溶けない糸で塗っても傷の可塑性でまた凹むだろうからオススメしないと言われました。
②耳介軟骨移植で膨らます
 鼻尖はパッチワークみたいになる可能性があるので、クローズ法というので鼻の中から軟骨を移植して盛り上げて凹みをカバーする方法があるというのですが、その先生もその開いた傷の凹みだけうまい具合に盛り上がるかは断言できないらしく、また赤黒くなってるのもどうなるかは分からない。だからやるとしたらこの方法だけど、オススメはしないとの事でした。
③幹細胞治療
マイクロcrfと培養した幹細胞治療はどういう風に違うのか分かりませんが、組織が無い凹んだ傷には有効なのでしょうか?一番安全なのでしょうが高価そうなので正直手を出しづらいです。
●質問
1、皮膚を剥がして縫うとはどういう事でしょうか?皮膚と肉は綺麗に剥がれるものなのですか?剥がした箇所は跡が残らないものなのでしょうか?
2、溶けない糸で縫っても、傷は開いてしまうものなのでしょうか?
3、鼻先への耳介軟骨移植は剥がした皮膚と肉の間に移植するものなのでしょうか?皮膚を剥がすと言うのが想像できないのです。(鼻穴からクローズ法で剥がした皮膚と肉のに軟骨が移植されるのなら赤黒さも消えるのではないかと思うのですが、そうでなく鼻の中に埋め込むなら開いた傷の赤黒いのは耳介軟骨移植では改善は難しいのかなと考えています)
4、自分としては開いて治ったえぐれた傷の皮膚が盛り上がっても傷跡が目立つだろうから、凹むの承知で傷を再度綺麗に縫合し直して、もし凹んだら耳介軟骨する2ステップしか無いのかなという結論に至ってるのですが、しょせん素人なので傷のプロの意見教えてもらえませんか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしていないので、一般論としてご質問に簡潔に答えたうえで、私見を述べます。
1.真皮中層に表皮と平行に切開を入れ、縫合線を持ち上げるように真皮をきつく寄せて縫合するということでしょう。
表皮を剥がすわけではありません。
2.縫合線に横方向の緊張が加われば、時間をかけて幅広い瘢痕が形成されます。
傷が開くとは、瘢痕が幅広くなるという意味です。
3.鼻尖部の軟骨の直上に隙間を作って移植軟骨を載せて凹みを治すということでしょう。
4.もっとも単純に考えれば瘢痕を切除して縫合し直すだけでよいはずですが、組織量が足りなくて幅広い瘢痕になることが予想されるなら、皮弁形成などを検討すべきかもしれません。
瘢痕が正常な肌組織に変わることはないので、瘢痕切除が基本です。
組織量が足りないため幅広い瘢痕になっているのですから、鼻尖軟骨の上に軟骨を移植してしまえばそこを覆うことはより困難になるかもしれません。
切除縫縮で満足できる結果を得ることが出来るではないかと考えますが、表皮縫合創の緊張が強くなり過ぎるなら皮弁形成が有効でしょう。
Q25 相談者 ニックネーム:山田 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

1年前ほどに電気蒸散法で、下顎周辺の3mm程度のほくろを除去しました。
普段傷跡は、少しの凹みと白く目立たない状態なのですが、ご飯を食べた後やお酒を飲んだ後に決まってその傷跡が赤く膨れ上がり痒くなります。
これらの現象はどうして起こるのでしょうか?
ケロイド状の傷になるのが心配です。また対処法はありますでしょうか?

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の新生血管への血流がよくなって「傷跡が赤く膨れ上がり痒くなります」。
時間の経過とともに症状は出なくなります。
また、ロングパルスYAGレーザーなど血管に反応するレーザー治療が有効です。
Q26 相談者 ニックネーム:な 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

ほくろ除去についての相談失礼します。
顔のほくろ除去をしてから1年半程経つですが、除去後の赤みが一向に消えません。ほくろの状態は膨らみが少しあります。
もう何度も形成外科でレーザー治療を月一でしていただいてます。どの様なレーザーかは分からないのですが、医師曰く赤みを消すレーザーだそうです。いつもレーザーを打って火傷のような跡になり、数日経つと普通の赤みになります。前に一度赤みが中々ひかないことを伝えたのですが、ちゃんとした返事が返ってこず…嫌ならやめますか?みたいなことも言われました。別にその形成外科は悪いということはないのですし、私も他に行くところがないので通ってしまってます。
お家でもシカクリームを塗ったり日焼け止めも欠かさず塗ってるつもりです。ハイドロキノンというお薬を使ってみるべきなのでしょうか。
このままこの赤みが一生消えなかったらどうしようという不安でいっぱいです。綺麗になるために除去したのにこれでは意味が無いです。2.3年もう少し気長に付き合っていくしかないのでしょうか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ほくろ除去」の際の施術はくり抜きや切除縫縮だったのでしょうか、電気メス焼灼やCO2レーザー蒸散だったのでしょうか。
「ほくろ除去をしてから1年半程経つ」のに「膨らみが少し」あって「赤みが一向に消え」ないというのは、ホクロの取り残しか再生、あるいは肥厚性瘢痕なのでしょうか。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは、現症の把握も、「除去後の赤み」の原因の特定も困難です。
レーザー治療器は種類によって使用するレーザー光の波長が異なるうえ、担当医師が設定する出力によって、照射後の効果・効能が全く異なります。
ホクロの処置の内容、その後に使用したレーザー機器と、今後の経過予測などを担当医に確認してください。
治療内容などについて明確な説明がない医療施設は、お選びになるべきでないかもしれません。
また、「何度も形成外科でレーザー治療を月一でして」も有効でないとすれば、残念ながら診断もしくは治療法の選択が正しく無いのかもしれません。
他の形成外科や美容皮膚科でセカンドオピニオンを求めてみることをお勧めします。
Q27 相談者 ニックネーム:り 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

3週間ほど前に口の人中の盛り上がり付近にあるほくろを美容形成外科で切除しました。過去に2回ほどレーザーをしたのですが再発してしまい大きくなっていたため、切除に踏み切りました。傷跡は、ほくろを丸く切り抜いて直線で縫われており、比較的目立たないのですが、問題なのは、笑うと傷口が引っ張られて痛むことです。テープで固定をしていて、真顔の時などは痛みませんが、愛想笑いを何度かしているとピリッとするように痛むため、大きく笑うのが怖くてできません。そのため術後2週間目に施術してもらった病院へ行ったのですが、今は施術したばかりだからと看護師に言われ、また執刀医にも、あまり笑わないようにしているといったところ、そんなに気にしないでいいといわれました。しかし、ネットで傷が引っ張られるとケロイドになると見たので、いまは笑わないように意識して生活しているのですが、笑わないということに大変ストレスを感じています。ケロイドになってしまうとこの先ずっと痛くて笑えないのかと不安でたまりません。傷が落ち着くまで半年から1年とされていますが、その間笑わないほうが良いのでしょうか。動きやすい口元や鼻下のほくろ切除でこのように痛みを感じ続ける場合はあるのでしょうか。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「笑う」と「痛む」のは「傷口が引っ張られて」いるのでしょうが、表皮縫合線ではなく皮下を寄せた埋没縫合糸の層に緊張がかかっているのではないでしょうか。
縫合創全体に緊張がかからないように「テープ固定」するには瘢痕を寄せるようにガッチリと長めのテープで皮膚を固定する必要がありますが、ご相談の上口唇の母斑のくり抜き・線状縫合なら保湿と紫外線対策だけで十分で、しっかりとテープ固定をしてもしなくても特に違いはないでしょう。
整容に関する手術をする医師は、数か月から数年後に瘢痕が目立たなくなることを想定して治療法を決定しています。
もちろん、あなたの母斑も手術をして治療が終了したのでなく、担当医は瘢痕が目立たなくなるまでの治療計画を立てて治療が継続されているはずです。
施術をしてもらった「美容形成外科」で、瘢痕が目立たなくなるまで定期的に経過を診ていただいてください。
Q28 相談者 ニックネーム:なな 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

近所の皮膚科で3mmほどのホクロをくり抜き法で手術しました。その際血が止まりにくいとのことで1針縫いました。その日はガーゼで圧迫止血のような状態で軟膏処方のみで終わりました。自宅に帰り夜傷口を見てみると傷の中心に1針縫ってあるためか上下は少し盛り上がっていました。特に生活に制限はないと言われたのですが、ホクロ除去をした方のものをみているとキズパワーパットのようなものやテープを貼っている方が多いのですが不要な場合もあるのでしょうか。また傷口の盛り上がりは今後の皮膚形成に支障があるのではないかと不安があります。自宅で軟膏を塗布する以外にできることはありますか?

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
抜糸する予定の表皮縫合なら1週間以内に再診するよう指示が出ているはずで、抜糸すれば「上下」の「少し盛り上がって」いる状態は解消されるでしょう。
抜糸しない皮下縫合ならば、上皮化後も「上下」の「少し盛り上がって」いる状態は残ってしまうかもしれません。
いずれにしろ、「自宅で軟膏を塗布」して創面を乾燥させなければ創面を湿潤環境においておけます(湿潤療法)。
縫合をする・しない、軟膏を塗る・塗らないにかかわらず、乾燥したり擦れたりすることを防ぐため、「キズパワーパットのようなものやテープを貼って」おくように指示される場合もあります。
「ホクロ」の除去と一口に言っても、大きさ・部位・周囲の皮膚の緊張などの条件や、施術を担当する医師の判断で、選択する治療法も施術後のケア法も異なります。
また、「ホクロ」の除去は、取り残し・再発・色素沈着・凹み・盛りあがり。引き攣れなどあらゆることを想定してすべき治療で、簡単に一度の施術だけで終わらないことも少なくありません。
目立たない瘢痕になるまでに少なくとも6か月以上必要なのですから、疑問点や不安な点は施術をした医師にお尋ねになり、瘢痕が気にならなくなるまで定期的に経過を診て貰ってください。
Q29 相談者 ニックネーム:みみこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

去年の9月12月と同じ美容外科にてほくろを4ヶ所電気メスでとりました。
鼻の下の盛り上がったほくろ→白いほくろ
鼻の下の平なほくろ→色素沈着
目の下の平なほくろ→凹んで今は平になってきた
鼻の上の平なほくろ→完治
鼻の下の2ヶ所を同じ美容外科にカウンセリングをしてもらったら、白いほくろは皮膚が盛り上がったのを覚えてて盛り上がるからもぅ1度手術をした方がいいとのことでした。
しかし1回目は色素は残っていたもの、皮膚の盛り上がりはそこまでありませんでした。
色素沈着の方も最初の頃に比べるとうすくなってきてます。
そこで電気メスで同じ箇所を3回もしても大丈夫なのか、皮膚の盛り上がりは本当に皮膚が覚えてるから。なんてことはあるのか…

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、熟練した技術があれば「電気メスで同じ箇所を3回もしても大丈夫」です。
また「皮膚の盛り上がり」は、「ほくろ」の再発か肥厚性瘢痕かいずれかでしょう。
美容外科は整容に関する治療をしているのですから、納得できる結果になるまで治療を継続していただくとよいでしょう。
母斑は稀に悪性腫瘍のこともあるので、除去施術前に慎重な診察・診断が必要ですし、母斑の除去施術は、施術法や施術者の経験に関わらず、取り残し、凹み、赤み、色素沈着、色素脱失、肥厚性瘢痕、再発などが起きることが少なくありません。
したがって、一度の施術で完全に母斑を除去できればよいのですが、施術中に適当な判断をしたり無理をしたりすることは厳に避けなくてはいけません。
整容に関する施術をお受けになる際は、いかなる目的であっても、治療法を決定する前に可能な限り複数の医師の意見を訊き、提案される治療法のメリット・デメリットを充分に理解して、最も信頼できると考える医師を主治医と決めて、主治医とともに慎重に治療方針を再検討するくらいの姿勢が必要とお考え下さい。
Q30 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

昨日、娘が、鼻の頭にある、平で3ミリほどのホクロをくりぬき方で手術しました。
今日、消毒に行くと、担当医の先生は6日までお休みとのことで、違う先生に見ていただいたのですが、とても大きく陥没していてとても不安になつています。今日見ていただいた先生は、担当ではないのでなんとも言えないようでした。
傷口が開いてしまっているのでしょうか?
ゴールデンウィークが終わり次第、違う病院へ行くべきでしょうか?

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮層まで存在する母斑を完全にくり抜き処置した場合、比較的大きい陥没した創と感じることが少なくありません。
くり抜き法による母斑の切除は、速やかに肉芽形成および上皮化させることで瘢痕が目立たなくなります。
手術をしてくださった病院の指示を守って、湿潤環境で上皮化を待ってください。
赤みが無くなり瘢痕が目立たなくなるまで少なくとも3か月~6か月以上必要なので、上皮化後も、定期的に経過を見て貰うとよいでしょう。
くり抜き法に限らず、どんな手術でも瘢痕が全く無くなることはありませんが、瘢痕は収縮する傾向があるので現在の陥没より小さくなるのが通常です。
もし多少なりとも陥没した瘢痕が残ったなら、マイクロニードル、フラクショナルレーザー、サブシジョン、GF注射、フィラー注入、脂肪移植、瘢痕形成術(瘢痕切除、皮弁形成)などの治療を検討することになるので、その時点で、治療方針とどこで治療をするかをじっくりと考え決定すればよいと考えます。
整容に関する治療は、手術をして終了ではなく、手術をした時点から瘢痕が目立たなくなるまでの治療が始まるのですから、信頼できると感じる医師を探し、焦ることなく納得のいく治療を受けてください。

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