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創傷治癒よくある質問

  1. ニキビ
Q21 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

ニキビ跡についてです。中学の頃からニキビがとても増え始め、同じ所に何度も繰り返しできては酷く膿んだりしていて、高校生の頃には顎のライン左右全体に、ボコボコとはっきり盛り上がった痕がたくさん残ったままになってしまいました。

近所の皮膚科に相談に行った所、まだ新しいニキビもできてきている為それを無くす所からということで、塗り薬や飲み薬処方してもらっていました。
しかし、やはりニキビはでき続けるし、とにかく既にできている痕を早く治したかったので、並行して今度は美容皮膚科と皮膚科が一緒にある病院にも通い始め、フラクショナルレーザーというのを進められ3回くらい試みましたが、無数にできた小さな黒い点がただ薄くなって終わるだけで、説明で聞いたようにポロポロと剥がれ落ちる事はありませんでした。
先生も費用がかかる割りに効果がないと思われたのか治療を変更され、今は月に1度、盛り上がっている所1つ1つに膨らみを小さくする注射を打ってもらっていますが、8回くらい受けて、一部小さくなったと思う箇所もありますが、大きめの所はあまり変わらないままな気もしていて、このまま今の処置を続ける方がいいのか迷い始めています。
他にも効果が期待できそう薬や方法がありますでしょうか。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご相談の様な内容は、最も治療に難渋する症例の一つなので、診察をせずに具体的なアドバイスが出来ません。

つまり、明確に決まった治療があるわけではないので、症例毎に担当医毎に治療方針も治療法の組み合わせも異なるのです。

例えば、私なら「フラクショナルレーザー」は使用しませんし、「盛り上がっている所1つ1つに膨らみを小さくする注射」は2ヵ月に1度しか注射しません。
(私は実際に診察をしていないのですから、今の治療が間違っているということではなく、症例・医師によって考え方は大きく異なるということを知っておく必要があるのです)

今お掛かりになっている「美容皮膚科と皮膚科が一緒にある病院」のほかの皮膚科、形成外科でもセカンドオピニオンを貰ってください。

治療法を提案してもらうだけでなく、その治療が有効な理由、その治療のメリット・デメリット、他の治療との比較などを、ご自身でも理解してじっくりと期間をかけて治療に取り組んでください。

何もせずに放置した場合でも、「ニキビ」が出来なくなれば、数年の経過を経て瘢痕は徐々に目立たなくなります。
Q22 相談者 ニックネーム:たかし 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

小学校高学年の頃からニキビができ始め二十三歳くらいまで出来続けてきました。
ある程度のニキビ跡はもう仕方がないと割り切ってはいるのですが、鼻の肥厚性瘢痕があまりにも酷いので相談させてほしいのです。
自分はニキビなどが原因で引きこもっていた事もあり、病院に行く事が億劫だったので治療らしい治療も特にはしてきませんでした。
そのうちなんとか人と関われるようになり社会に出ることもできましたが、思春期時代に作ってしまった鼻の肥厚性瘢痕が遠目から見てもわかるレベルで近づくと本当にボコボコしていて恥ずかしいのです。
自分より酷い鼻の人とはまだ会ったことがありません。
10年ほど前に出来たものでも目立たなくすることは可能なのでしょうか?

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ボコボコ」が全く無くなることはなくとも、ピーリング、レーザー治療などの適応はあるでしょう。
時間をかけて、根気よく治療を継続することが必要です。
先ずは、形成外科あるいは美容皮膚科で相談なさってください。
Q23 相談者 ニックネーム:ゆうゆう 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

鼻の真ん中に赤ニキビができたのを潰してしまい、1箇所ポツンとクレーター跡として残ってしまったため、去年の秋頃に形成外科で2回フラクショナルレーザーをうけました。
その後処方されたハイドロキノンを3ヶ月ほど塗り、自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていたので、
色素沈着はかなり薄くはなりましたが、斑な感じで残っていて完全には消えません。
レーザーをあてた所の皮膚もかなりデコボコしていて傷跡のように残り、化粧もうまくできません。
化粧をすると逆に、レーザーをあてた所の形がはっきり目立ちます。
よく見ると一部は周りの皮膚よりも若干白く盛り上がり、皮膚がテカテカしています。おかげで化粧もすぐにとれます。
レーザーをうける前より明らかに、関係のないところの皮膚までデコボコになり、毛穴もブツブツでかなり汚い鼻になりました。
鼻は一番目立つ所だけに、毎日鏡を見るのが本当に辛いです。
近所の皮膚科に相談に行きましたが、気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ、とてもショックを受けました。
この斑な色素沈着や、テカリ、肌のデコボコした傷跡みたいなのは、このままほかっておいてもいいのでしょうか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
フラクショナルレーザーの種類、照射設定によっては、「肌のデコボコした傷跡」のようになることもあり得ます。

「自宅でピーリングや、トラネキサム酸の美容液をイオン導入させたりしていた」というのが、ご自身の判断で行っているのなら、「ピーリング」が多少なりとも影響を与えたことも否定できません。
一般的に「斑」な状態の「色素沈着」の治療は、単調なシミの治療より難しい判断が求められます。
診察をしなければ詳細はわかりませんが、「近所の皮膚科」で「気にしすぎ。だとか、何にもおかしい所はないから治療の方法がない。などと言われ」たならば、周囲の人にはご本人が感じるほどには違和感はないのかもしれません。
そうであれば、特に治療をせずに時間の経過を待てば、徐々に目立たなくなるものですし、化粧することを前提に、色素脱失に近い形にレーザー照射した方が、かえって目立たないということも考えられます。
ひとつの治療だけですべての悩みが解決できるわけではなさそうですから、複数の美容皮膚科、形成外科を受診して治療方針を提案してもらい、医師任せにするのではなく、ご自身で全ての治療法を理解し、納得して治療を受けてください。
Q24 相談者 ニックネーム:panera 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

10年くらい前、ニキビ治療のため、皮膚科でレーザーを当てました。
しかしその部分がなかなか治らず、結局うっすら赤くあとが残ってしまいました。大きさは大豆くらいの大きさです。
赤みを抑えるレーザーを繰り返し当てましたが、効果は見られませんでした。
お化粧で隠せますが、可能ならば手術等で治せればと考えています。恐らく、表面の皮膚が欠損しているように見えます。専門家ではないのでよく分かりませんが。
その部分を切開して、縫い合わせる等の処置は出来ないものでしょうか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
凹みの瘢痕でしょうか、盛り上がった肥厚性瘢痕でしょうか、平らでやや透明感のある赤みを持った瘢痕でしょうか。
「大豆くらいの大きさ」なら、いずれの状況でも、部位によっては「その部分を切開して、縫い合わせる」処置も可能ですが、頬などは術後の瘢痕が目立つのでお勧めできる処置ではありません。
また、「赤みを抑えるレーザー」が血管に反応するレーザーならば、その赤みが血管拡張や新生血管によるものでなければほとんど効果はありません。

診察をしないで判断は難しいのですが、肥厚性瘢痕や平坦な赤みなら、フラクショナルレーザーで治療が可能かもしれません。
治療計画を立てるためには、また、治療方針の決定のためには、様々な治療法、様々な治療機器について精通している必要があります。
後から後悔しないためにも、複数の形成外科、美容皮膚科、美容外科を受診して、まずはご自身の状態をしっかりと了解し、更に、どんな治療法があるのか、どれくらいの期間がかかるのか、どんな効果があるのかをすべて理解して、主治医を選び、納得して治療してください。
Q25 相談者 ニックネーム:ゆり 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

元々ニキビができると腫れやすい体質で、今回も顎の部分にニキビができてしまい、少し腫れた状態が2日くらい続いたので、かなり腫れる前にと皮膚科に行ってニキビ注射をしてもらいました。
その結果、ニキビ注射した部分がボコんと凹んでしまった状態なってしまい目立ちます。
何日かしたら治るかと思い、ほっておいたのですがまだ治りません。
手で触ると、注射をした部分だけ肌がもっこり無くなってしまっているような感じです。
これは元に戻るのでしょうか?
また注射の量を間違ってしまった為、このような事になってしまったのでしょうか?

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
いわゆる「ニキビ注射」は、今のところ必ずしも一般的なニキビ治療とは言えません。
したがって「ニキビ注射」と言っても決まった内容があるわけではなく、それぞれの病院がオリジナルの薬剤をカクテルにして注射しているのが現状です。
注射される薬剤は、副腎皮質ホルモン、プラセンタ、ヒアルロン酸のいずれかが主になっているのですが、「ニキビ注射した部分がボコんと凹んでしまった状態」になっているとしたら、おそらく注射した薬剤は副腎皮質ホルモンだと考えられます。
副腎皮質ホルモンの注射のあとが「手で触ると、注射をした部分だけ肌がもっこり無くなってしまっているような感じ」になってのですから、脂肪が萎縮してしまったのではないでしょうか。
萎縮した脂肪が自然に「元に戻る」ことはないので、治療をした「皮膚科」で相談をするか、他の皮膚科あるいは形成外科を受診して治療計画を検討してください。
Q26 相談者 ニックネーム:りっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

私は2年前におでこにニキビが出来てそれを潰して正確に言うとむしって、治ってまた赤みが気になってむしっての繰り返しで、この2年それをずっと繰り返しています。
何十回むしった皮膚って治りますか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
真皮層までダメージを受けていると瘢痕が残る可能性がありますが、
通常の「ニキビ」が発症して、「むしって」、「治って」を「繰り返して」いるだけならば、ひどい瘢痕になる可能性は大きくありません。
一時的に色素沈着が残ったなら、美白剤などを使った方が良いかもしれません。
皮膚科で相談してください。
Q27 相談者 ニックネーム:こと 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

ニキビ跡の凹みにアブレージョンをしました。
一面を削る施術ですが、クレーター周囲部分は深めに削られており2か月経過した今でもまだ窪んでます。
このアブレージョンの傷跡はどの位で平らにもどりますか?
アブレージョンの深さは医師に聞いたところ真皮の浅層までで間違いないようですが2ヶ月たってもまだ深いとこと浅い所での段差があり とても不安です。
現状では削りあとの方が元のニキビ跡より目立っており毎日心配してます。
削られた皮膚が元の高さにもどるには、客観的にどの位の期間が必要でしょうか?

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
どのような機器を用いて「アブレージョン」をしたかによって、治療経過は異なります。
一般的に、術後少なくとも半年を経過するまでは、術後創の状態は変化します。
真皮もある程度の深さまで削ると、多少は「深いとこと浅い所での段差」が残ります。
治癒を促すのにレーザー治療が有効なこともありますので、手術をなさった病院で現在の状態の説明と今後予測される経過をお尋ねになるか、ほかの形成外科でセカンドオピニオンをお求めになってください。
Q28 相談者 ニックネーム:kako 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

現在生後3か月の孫のことで相談をお願いいたします。
生後2週間頃から、乳児湿疹(赤ちゃんニキビ)ができ、せっけんでそっと洗っておりましたら、1か月半ぐらいで治りました。が、今になって、顔のほほに、大人のニキビ跡のように、クレーター状のように残ってしまいました。一生残る跡と、皮膚科で診断されました。膿んではれたニキビがありましたので、その部分がすべて跡となりました。今後、成長とともに、傷跡は大きくなりますか?2倍3倍ぐらいになりますか?また、少し目立たなくなる可能性などありますか?(現在、傷跡の大きさは1~2ミリ、深さも同じぐらいです。)

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「皮膚科」が「一生残る」と「診断」したのは、瘢痕も全くない肌になることは無いという意味で、「クレーター状」のまま残るということではないでしょう。

まだ「生後3か月」のお子さんなら、成長に伴って徐々に瘢痕は目立たなくなると考えられます。
「せっけんでそっと洗って」いた処置は、正しいものです。
乳幼児用の紫外線防止剤を使うか、遮光用テープを貼って、紫外線予防に努めて、定期的に形成外科か皮膚科で診てもらうとよいでしょう。
Q29 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

ニキビ跡の凹凸に悩んでいます。色々と調べたところ、アブレージョンが最も効果のある方法だということでした。グラインダーという機械を用いて行うメカニカルピーリングをされている形成外科を探しているのですが、なかなか見つかりません。今ではあまり行わなくなっているのでしょうか?

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
アブレージョンには、炭酸ガスレーザーを使ったレーザーアブレージョンと電動やすりを使ったグラインダーアブレージョンがあります。

ニキビ後の皮膚の凹凸は、皮膚の表面(表皮)だけのダメージではなく、コラーゲン層(真皮)の凹凸のため、比較的深くまで皮膚を削ることになります。

もちろん、注射の局所麻酔や全身麻酔が必要です。

術後は、深い擦り傷か火傷をしたような状態になるため、2週間程度、腫れて、カサブタがついたままで新しく皮膚が再生されるのを待ちます。

上皮化(皮膚が再生されること)が完了しても、しみになりやすいため、充分な紫外線予防と保湿が必要です(長期の休暇が必要になることもあります)。

形成外科、美容外科の広報には必ず紹介されている治療法のひとつですが、比較的慣れと熟練を要する手術ですから、術前に担当の先生とよく検討してください。

また、レーザーピーリングやケミカルピーリング、マイクロダームアブレージョン(表皮だけを削る方法)などの治療を繰り返すことで、ある程度凹凸は目立たなくなります。その他にも、ヒアルロン酸注入、光治療、高周波電気、血小板注入などによる膠原線維増生なども有用です。
Q30 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代 性別:女性

小学校からニキビが顔中にでき始め、さわりすぎてしまい、現在ではにきびはあご以外は治まったものの、両頬が大きなクレーターと深く開ききった毛穴だらけの状態になってしまいました。アブレージョン手術を受けクレーターを削ってもらったのですが、毛穴に関しては以前よりも広く深く広範囲に及ぶようになってしまいました。人の目が気になって外にでれません。皮膚移植を受けたいのですが、可能でしょうか?

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ニキビ跡に皮膚移植しても、かえってもっと目立つ跡が残ってしまいますので、お勧めできません。一度専門医にご相談されたほうがよいでしょう。(相談者にはカウンセリングを行っているクリニックをご紹介しています。)

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