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創傷治癒よくある質問

  1. ニキビ
Q11 相談者 ニックネーム:パイナップル3 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

傷が出来たのは16歳なので結構前になります。(現在22歳)
高校生になってからニキビができ始め、本当は良くないんですが、気になって潰していました。
ある日、鼻の真ん中に大きいニキビが出来て、同じように潰した時に、結構深くにあったニキビの芯を無理やり出そうとして爪でえぐってしまいました。少し治るまでゲンタシンを塗り絆創膏を貼っていましたが、少し皮膚が凹んでしまいえぐれた部分だけ赤っぽいような茶色っぽく変色してしまいました。その内治るだろうと思って皮膚科にも行かず放っておいて6,7年経ってしまったんですが、赤みは半減したものの皮膚の凹みは治りません。また、一度えぐれた部分が1週間に1,2回程皮がベロンと剥けたりします。
出来れば皮膚の凹みを戻して、変色して皮が剥けてしまう部分も綺麗に治せたら理想ですが、どこに診て貰うべきか、治療法がありましたら教えていただけると幸いです。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
形成外科あるいは美容皮膚科・美容外科におかかりになってください。
ただし、ただ1回の治療あるいはただ一つの治療法だけで元の状態に戻ることは無いと先ず承知しておくことが必要です。
ご相談の「凹み」の深さ、形状によって勧められる治療法は異なるでしょうし、おかかりになる医療機関、担当する医師によっても提案する治療方針は異なります。
具体的な治療法として、ケミカルピーリング、メカニカルピーリング、マイクロニードル、フラクショナルレーザー、炭酸ガスレーザー、サブシジョン、単純縫縮術、皮弁術、フィラー注入、GF注射、脂肪移植、線維芽細胞移植、幹細胞移植などが考えられます。
治療法・治療方針の決定は、医師に任せるのではなく、また自身の思い込みだけで決めるのでもなく、すべての治療法のメリット・デメリットを充分に理解して、自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医としてよくご相談なさってください。
瘢痕を目立たなくするには時間と根気が必要なので、複数の医師の意見を聴き、じっくりと時間をかけてご検討なさるべきです。
Q12 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

ニキビ跡がどんどん増えていきますが、どうしてですか?
全然平らだったところが急にボコっとなったりアイスピック型になったりします。

2018年末に乾燥と間違えたクレンジング洗顔のせいでニキビが悪化し、どうしようもなくなって”ニキビの根本治療”に騙されてpdt治療をしました。合間に漢方をもらいに皮膚科に行くと、ニキビは潰さないと跡が残ると乱暴に潰されました。結果アイスピック型含め、全てのニキビ跡が残りました。
ニキビ自体はpdtを10回やっても治らないのでピルと抵男性ホルモン剤を飲み始め、そこでようやく一旦ニキビは収まっています。洗顔なども変えたら落ち着いたので、pdtは肌を汚くしただけだったと感じました。
現在はニキビ跡を治そうと思っており、ピーリングやレーザーなどしたくないのでビタミンC誘導体を使ったりとホームケアをしてます。
しかし、大丈夫だったところが後から凹んできてニキビ跡が治るどころか増えているのが残念です。
もともと毛細血管拡張症がコンプレックスで、血流が悪いところがボコボコしてます。整骨院などで血流を改善するべきか悩んでおります。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
PDTは、多発する皮脂の多いニキビに有効な治療法ですが、皮脂腺の多い部位で炎症反応が強く出やすいうえ、皮脂量や病変の状態や治療段階に応じて照射時間や光源からの照射距離を調整する必要があるので、十分な効果を得るためには経験数の多い病院でお受けになったほうがよい治療のひとつです。
炎症性のニキビがあったわけでもないのに「全然平らだったところが急にボコっとなったりアイスピック型になったり」「ニキビ跡がどんどん増えて」いるようならば、ホルモン剤による浮腫みの軽減とともに「大丈夫だったところが後から凹んできてニキビ跡が治るどころか増えている」ように見えていると考えられます。
健康な肌のために「血流を改善する」ことも大切ですが、「ボコボコして」いるのが気になるなら、美容皮膚科あるいは形成外科でご相談なさることをお勧めします。
Q13 相談者 ニックネーム:せつな 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

2週間程前に眼の付近にニキビができ、その跡が白く盛り上がっています。以前も同様のことがあったのですが3日ほどで消えたので、心配です。病院で診て貰おうと思っているのですが、皮膚科と形成外科のどちらが良いのでしょうか。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
稗粒腫あるいは粟粒腫でしょうか。
おかかりになるのは皮膚科でも形成外科でも構いません。
Q14 相談者 ニックネーム:タンヌ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

頬中央部の3ミリほどの大きさの赤みを帯びた傷痕に関してのご相談です。
今年の2月に盛り上がっていたニキビ痕を炭酸ガスCO2レーザーで削って半年が経過しました。
赤みが引かず、皮膚科で診てもらったところ毛細血管の拡張も色素沈着も診られない焼いた痕だから、放置しなさいと言われました。凹んでいる状態は仕方ないにしろ、赤みに対してとても悩んでいます。周囲の色に馴染むことはないのでしょうか。
また、血行が良いお風呂上がりなど、とても赤くなるのですが、この症状も一生続くのでしょうか。周囲の皮膚を押すと少し赤みは軽減します。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肉芽による創閉鎖のため「赤みを帯び」ているのでしょう。
数年の経過で「赤み」は軽減します。
瘢痕形成手術をする、レーザーで肉芽を蒸散してフィラー注入や成長因子注射をするなどの治療ができるかどうか、形成外科を受診して相談なさってください。
Q15 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

10代の頃から重度のニキビに悩まされ、今はロアキュティンといつビタミンA誘導体で抑える生活が続いております。
新しいニキビは抑えられているのですが、できたニキビが全てと言って良いほど肌の深くにでき、ニキビ完治後もシコリとして残ってしまいます。瘢痕になっているものと思われますが、瘢痕を作らないで治癒させる方法はあるのでしょうか。
また、そういったシコリの治療は可能なのでしょうか。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
難治性の尋常性挫瘡にイソトレチノインの処方がなされることがありますが、イソトレチノインは日本では未承認の医薬品なので、副作用等を避けて上手に使用するために専門の医療機関におかかりになることをお勧めします。
尋常性挫瘡の治療にイソトレチノインの処方をしている病院であれば、挫創後瘢痕の治療も可能なはずです。
保湿のほかに内服薬やレーザー治療が有効な場合もあるので、おかかりになっている病院でご相談なさってください。
Q16 相談者 ニックネーム:コバナ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

小鼻ニキビのようは物ができました。だんだんと赤く盛りあがり、大きなシコリのようになりました。癖で触ってたら無臭の膿みたいな物が少しだけ出て、そのあと痛みが少し。数日たっても変わらず、次に痒みが少し。抗生物質入りの軟膏を塗って、触らないようにケアリーブを貼りを繰り返し。しかしなかなか引かないので、潰せないものかとピンセットで触ったら、軟膏の膜?みたいな物がペロリと剥がれ陥没しました。その後、陥没したまま、かさぶたなのか赤黒く固まってしまい、目立って嫌だったので、かさぶたなら取れないかとまたいじってしまいました。
再度剥がれ完全に陥没して肉がえぐれたような傷になってしまいました。軟膏を塗って軽くケアリーブ当ててます。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
いわゆる面疔あるいは癤(せつ)でしょう。
通常のニキビに比べると、感染が毛根の深い部位まで達するので、「陥没」した 瘢痕が残りやすいのです。
上皮化しているなら、「軟膏を塗って軽くケアリーブ当てて」も効果はありません。
直ちに形成外科を受診して、現状の説明と今後の経過予想、治療計画を立ててい ただくことをお勧めします。
Q17 相談者 ニックネーム:m 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

ニキビ跡のクレーターに対してエコツーレーザーを行なっています。ほとんどのクリニックでは当日洗顔禁止となっていますが、数少ないクリニックでは湿潤療法を目的にハイドロコロイドを貼っているようです。
現在傷には湿潤療法が主流となっていますが、クレーター改善にはどちらが効果的なのでしょうか。また、当日洗顔禁止の理由を知りたいです。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
湿潤療法で上皮化を待つことをお勧めします。
施術直後にハイドロコロイドなどの創傷被覆材を使用しない施設が多いのは、出血、感染、異物の存在は創治癒および上皮化を遅らせるので、施術翌日に血餅などがついていた際にご自身で洗顔時に創を洗浄してもらうためです。
また万一、感染を併発すれば創周辺の赤みや痛みがあるはずなので、それが無いことを確認してもらう意味もあるでしょう。
湿潤療法専用の創傷被覆材を使用しない場合は、通常、洗顔後に軟膏を塗布して創の「湿潤環境」を保ちます。
施術当日の洗顔禁止は、レーザー照射創を擦って出血させることを避けるためです。

レーザー照射にしろ、ほかの治療にしろ、施術機器の選択や施術自体も大切ですが、施術後の治療方針が重要です。
治療を担当する専門医は、創から異物を除去し、感染を防ぎ、浸出液の量をコントロールし、浸出液に含まれる成長因子などを創面に留めて、真皮および表皮の再生を促すために湿潤療法を選択するのであって、そのための具体的な指示内容は医師によっても違いますし、創状態によっても異なった指導がなされます。
一般論として「エコツーレーザー」照射後の創治療は「どちらが効果的」かお考えになるより、御自身の創状態にとって最適な処置を担当医に具体的に指示してもらってください。
Q18 相談者 ニックネーム:ブラック 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

中学生の頃から顔がニキビだらけでよく潰してしまった思い出があります。
普通のニキビなら自分はあんまり気にしなかったのですが顔のニキビが年をとるにつれて治っていく中、
左右の耳の下から顎にかけて?にケロイドが出来てしまいました。
(左右両方に出来てしまい形は違いますが範囲が広く、横はもちろん正面から顔を見ても絶対わかってしまいます。)
人は皆私を見るとき必ずケロイドを見ます。 もう目線でわかってしまうようになりました。
なのでなるべく隠したいと思い、口が隠れるまでチャックを上げたりポロシャツの襟も立てたりして隠すとちょっと安心してしまう自分になってしまいました。
治したいとももちろん思い地元の皮膚科、大学が東京だった為、大学病院にも行き、皮膚科、整形外科を受診しましたが、完璧には治らないと言われたのを今でも忘れません。
注射、放射線、手術、正直いくらかかってもいいから綺麗に治したいと思ってます。
ですが出来はじめてもう9年も経ってしまいました。
やっぱり完璧には治らないのですか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
どんな治療でも、ケロイドが全く無い元の肌に戻ることはありません。
トラニラスト内服、ステロイド注射などのほか、ケロイドを切除し縫縮あるいは植皮後に中性子線照射をすると縫合線からのケロイド再発を予防することが出来ます。
実際に治療をするか、するとしてもいつから開始するかは、後ほど検討することにして、先ずは形成外科を受診して、治療方針を検討して貰ってはいかがでしょう。
Q19 相談者 ニックネーム:megumi 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

10年以上前に眉間の所のニキビをつぶしてしまい、それが化膿して現在は白く丸い盛り上がった傷跡になっています。
サイズは5ミリ以下くらいです。
平らにして目立たないようにしたいのですが、大手の美容外科2社に相談メールを送ったところどちらからも取り扱っていないとお断りされてしまいました。
盛り上がりを無くすことは不可能なのでしょうか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ、詳細が把握できません。
肥厚性瘢痕ならばレーザー治療やステロイド注射が有効な可能性があります。
瘢痕形成術の適応かもしれません。
形成外科を受診して、具体的な治療法を提案して貰ってください。
Q20 相談者 ニックネーム:いち 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

アメリカに5年前から留学生として来て、生活様式の違いなどでニキビに悩まされました。
今は、ケロイドがフェイスラインに残っていて、痒かったり、見た目が気になります。
仕事上、髪をまとめるので、フェイスラインを髪で隠すことができず、困っています。
日本に帰ることはあるのですが、薬やシートなどでなく、手術で治す方法など、何かアドバイスをいただければ幸いです。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ケロイド」ではなく肥厚性瘢痕でしょうが、「痒かったり」するならば、多少赤みがある筈です。
レーザー治療の適応があるでしょう。
形成外科や美容皮膚科を受診してください。

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